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2020年7月17日 (金) 05:50時点における版

高建
고건
生年月日 (1938-01-02) 1938年1月2日(86歳)
出生地 大日本帝国の旗 日本統治下朝鮮京城府清進町(現・ソウル特別市鍾路区清進洞)
出身校 ソウル大学校文理大学政治学科
ソウル大学校環境大学院都市計画学碩士
前職 全羅南道知事
国会議員
ソウル特別市長
国務総理
所属政党 民主正義党民主自由党新千年民主党 
サイン

内閣 第2次高建内閣
在任期間 2004年3月12日 - 2004年5月14日
大統領 盧武鉉(職務停止)

内閣 第1次高建内閣
在任期間 1997年3月5日 - 1998年3月3日
大統領 金泳三

内閣 第2次高建内閣
在任期間 2003年2月27日 - 2004年5月24日
大統領 盧武鉉
高建(大統領代行)
テンプレートを表示
高建
各種表記
ハングル 고건
漢字 高建
発音: コ・ゴン
日本語読み: こう けん
ローマ字 Go Geon(2000年式
Ko Kŏn(MR式
英語表記: Goh Kun
テンプレートを表示

高 建(コ・ゴン、고건1938年1月2日 - )は韓国政治家ソウル出身。同国首相(第30・35代)。

人物

1961年の高等考試行政課に合格後、官僚として数々の役職を歴任し、1988年ソウルオリンピック時のソウル特別市の市長(官選)、金泳三政権で首相に就任。在任中はアジア経済危機に対し迅速に対処するなどした。また経験豊富で行政の達人と呼ばれた[1]

退任後の1998年、公選により再びソウル特別市長に就任し、任期満了後の2003年に発足した盧武鉉政権で再び首相の座に就いた。議会の信任も厚く、リーダーシップをとるタイプではないが堅実な実務家で、経験の少ない国務委員(閣僚)が多い盧武鉉政権を陰で支えていた。

心労の為か2004年4月15日に行われる第17代総選挙の後、その結果にかかわらず辞任する意向を表明していたが、3月12日国会盧武鉉に対する大統領弾劾訴追案が可決されたため、大統領代行を務めることになった。大統領弾劾訴追案可決を無効とする憲法裁判所の裁定に伴い盧武鉉が大統領に復権した後の2004年5月24日に国務総理の辞表を提出し、翌日受理された。

辞任後は盧武鉉政権の政策を批判するなど盧武鉉政権とは一定の距離を置いた。2006年8月28日 に与野党の議員を取り込む市民団体「希望韓国・国民連帯」(略称・希望連帯)を創立した。政界再編や2007年の韓国次期大統領選挙などの情勢も絡んでその動向が注目されていたが、2007年1月16日大統領選不出馬を表明し、政界引退の声明を発表した。政界引退後の2009年12月、大統領直属の委員会として設置された社会統合委員会の初代委員長に就任、2010年12月に退任した[2][3]漢字復活派としても有名。

略歴

学歴

職歴

  • 高等考試行政課合格(1961年)
  • 内務部地域開発担当官、セマウル運動担当官
  • 江原道副知事(1974年)
  • 全羅南道知事(1975年 - 1979年
  • 青瓦台政務首席秘書官(1979年 - 1980年
  • 交通部長官(1980年 - 1981年
  • 農水産部長官(1981年 - 1982年
  • 第12代国会議員(1985年 - 1988年
  • 内務部長官(1987年
  • 第22代ソウル市長(官選、1988年 - 1990年
  • 第30代国務総理(1997年 - 1998年、金泳三政権)
  • 第31代ソウル市長(民選、1998年 - 2002年
  • 第35代国務総理(2003年 - 2004年、盧武鉉政権)
  • シラキュース大学理事(2004年11月 - 現在)
  • 気候変化センター理事長(2008年2月 - 2010年2月)
  • 社会統合委員会初代委員長(2009年12月 - 2010年12月)
出典:사회통합위원회 역대 위원장(社会統合委員会歴代委員長).社会統合委員会ホームページ

脚注

公職
先代
盧武鉉
(弾劾訴追)
大韓民国の旗 大韓民国大統領
(大統領代行)2004
次代
盧武鉉
(職務復帰)
先代
李寿成
金碩洙
大韓民国の旗 大韓民国国務総理
第30代:1997 - 1998
第35代:2003 - 2004
次代
金鍾泌
李海瓚
先代
姜德基
(職務代理)
ソウル特別市長
第31代:1998 - 2002
次代
李明博
先代
金庸來
ソウル特別市長
第22代:1988 - 1990
次代
朴世直
先代
チョン・チョンテク
大韓民国の旗 農水産部長官
第35代:1981 - 1982
次代
朴鍾汶 (ko)