「諸葛尚」の版間の差分
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2020年7月12日 (日) 08:48時点における版
諸葛尚 | |
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清代の書物に描かれた諸葛尚の挿絵 | |
蜀漢 | |
死去 |
景耀6年(263年) 益州綿竹県 |
拼音 | Zhūgě Shàng |
主君 | 劉禅 |
諸葛 尚(しょかつ しょう、?-263年)は、中国の三国時代末期の軍人。蜀(蜀漢)に仕えた。蜀の丞相諸葛亮の孫で諸葛瞻の長男。母は諸葛瞻が17歳のときに娶ったという記録がある主君劉禅の娘か。
生涯
263年、魏の鄧艾が間道を通って蜀の防衛網をかいくぐることに成功し、成都をめざして侵攻してきたとき、父と共に迎撃にあたった。しかし先鋒隊が涪で敗れたため後退し、綿竹に立て籠もって抗戦し、一時的に敵を撃退するが、鄧艾の前に遂に追いつめられた。
このとき、諸葛尚は「さっさと黄皓を斬らなかった為に敗北を招いてしまった。生きていて何になろう」と嘆いて魏軍に突撃。父とともに戦死した。
鄧艾は2人を葬りそのまま成都に進撃し、蜀は滅んだ。
弟諸葛京は後に晋王朝に仕えている。現在も蜀の諸葛氏の子孫を自称する家は存在する。
小説『三国志演義』でも、ほぼ同様の結末である。墓所は父と同じ綿竹に存在し、武侯祠には諸葛尚の像も建てられている。
家系図
● ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 諸葛珪 諸葛玄 ┣━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━┓ 諸葛瑾 諸葛亮 諸葛均 諸葛誕 ┣━━━┳━━━┓ ┣━━━━━━━━━━┓ ┃ 諸葛恪 諸葛喬 諸葛融 諸葛瞻 諸葛懐 諸葛靚 ┃ ┣━━━┳━━━┓ ┃ 諸葛攀 諸葛尚 諸葛京 諸葛質 諸葛恢 ┃ 諸葛顕