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2020年7月11日 (土) 12:10時点における版
『東京流れ者』(とうきょうながれもの)は、日本の歌謡曲及びそれをモチーフとした映画作品。
歌謡曲
原曲は、作曲者不詳の伝承歌である。
1965年に渡哲也と竹越ひろ子の競作でレコード発売された。また松方弘樹がほぼ同年代に『関東流れ者』というシングルを発売しているが、これも歌詞が異なる部分はあるものの同じ歌である。
シングルは発売されなかったが、小林旭など数名がアルバムの一曲として歌っていた。
- 渡哲也盤(テイチク)
- 渡哲也盤(クラウンレコード)
- 竹越ひろ子盤
- 藤圭子盤(RCA/日本ビクター)
1970年、『圭子の夢は夜ひらく』B面 表記は「東京流れもの」
なお、同様に伝承歌を元にした、本曲とほぼ同じメロディの歌謡曲に「悲しきわがこころ」がある。
映画
東京流れ者 | |
---|---|
監督 | 鈴木清順 |
脚本 | 川内康範 |
原作 | 川内康範 |
出演者 |
渡哲也 松原智恵子 川地民夫 |
音楽 | 鏑木創 |
主題歌 | 渡哲也「東京流れ者」 |
撮影 | 峰重義 |
編集 | 井上親弥 |
製作会社 | 日活 |
配給 | 日活 |
公開 | 1966年4月10日 |
上映時間 | 83分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
次作 | 続東京流れ者 海は真っ赤な恋の色 |
1966年(昭和41年)4月10日公開。上映時間83分。8巻2,258m。カラー。シネマスコープ。製作・日活。続編に『続東京流れ者 海は真っ赤な恋の色』がある。
内容
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キャスト
- 本堂哲也(不死鳥の哲):渡哲也
- 辰造(蝮の辰):川地民夫
- 相沢健次(流れ星の健):二谷英明
- 千春:松原智恵子
- 田中:郷鍈治
- 睦子:浜川智子
- 敬一:吉田毅
- 梅谷:玉川伊佐男
- 大塚:江角英明
- 倉田:北竜二
- 吉井:日野道夫
- 小柳:玉村駿太郎
- 庄内の南組組員:緑川宏
- 熊本:長弘
- 柴田組組長:久松洪介
- 音吉:柴田新三
- 藤村:木浦佑三
- 酒井刑事:伊豆見雄
- 大塚の子分:二階堂郁夫
- 佐世保湊組子分:本目雅昭
- 庄内北組組員:戸波志朗
- :小林亘
- 大場の子分:沢美鶴
- 庄内北組組員:荒井岩衛
- 倉田家女中:横田楊子
- 高緒弘志
- 庄内南組組員:大庭喜儀
- 庄内北組組員:中平哲仟
- 大塚の子分:溝口拳
- 佐世保湊組組員:北上忠行
- 技斗:高瀬将敏
- 以下ノンクレジット
- 庄内北組組員:久遠利三
- ホステス:緒方葉子、渡辺節子
- 佐世保湊組組員:糸賀晴雄、晴海勇三、水川国也
- 佐世保の雀荘の客:黒田剛、白井鋭
ストーリー
組が解散してヤクザ稼業から足を洗いカタギ となった倉田組でその名を知られた不死鳥の哲こと本堂哲也が対抗組織 の大塚組との抗争を避けるために自ら東京を去るが大塚組に追 われて雪国へ逃げる。 そこでも地元の組どう しの争いに巻きこまれるが兄貴分の相沢健次 に助けられて、倉田の舎弟で相沢の兄貴分の梅谷が いる佐世保へ向かう。 佐世保で哲は、再会した相沢から倉田が大塚組に寝返り、梅谷に哲の殺害を命じた事を聞かされて、単身で 真実を確か めに東京へ帰る。 東京へ帰った哲 は倉田の裏切りを確かめ、大塚組へ殴りこみ大塚とその子分を殺し倉田に盃を返す。 倉田は自殺して哲は恋人の千春に別れを告げて夜の闇に向かって去って行く 。
スタッフ
- 企画:仲川哲朗
- 監督:鈴木清順
- 原作、脚本(脚色):川内康範
- 撮影:峰重義
- 音楽:鏑木創
- 美術:木村威夫
- 録音:秋野能伸
- 効果:東洋音響
- 照明:熊谷秀夫
- 編集:井上親弥
- 記録:萩野昇
- 主題歌;
- 「東京流れ者」
- 挿入歌;
- 「ブルーナイトイン・アカサカ」
- 「男のエレジー」
- 歌:二谷英明
- 作詞:川内康範
- 作曲:鏑木創
- 編曲:鏑木創
関連項目
- 西田佐知子歌謡大全集 - 本楽曲のカヴァーが収録された西田佐知子のCD-BOX
- 藤圭子 伝説の名曲 - 本楽曲のカヴァーが収録された藤圭子のベスト・アルバム
- スクール☆ウォーズ - 1984年にTBSで放送されたテレビドラマ。その中の登場人物、大木大助(演:松村雄基)がよく口ずさんでいる。
- ラ・ラ・ランド - 2016年に公開されたアメリカ合衆国映画。当作監督のデミアン・チャゼルが日活映画版『東京流れ者』をオマージュにした作品と語った[1]。
脚注
- ^ “「ラ・ラ・ランド」監督、渡哲也主演映画オマージュ”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2017年1月27日) 2019年10月22日閲覧。