コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「ビッグボーイ (レストラン)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
45行目: 45行目:
|主要株主 = [[ゼンショー|ゼンショーホールディングス]] 100%
|主要株主 = [[ゼンショー|ゼンショーホールディングス]] 100%
|主要子会社 =
|主要子会社 =
|関係する人物 = [[中内]]
|関係する人物 = [[中内]]
|外部リンク = http://www.bigboyjapan.co.jp/
|外部リンク = http://www.bigboyjapan.co.jp/
|特記事項 =
|特記事項 =

2020年7月11日 (土) 10:13時点における版

ビッグボーイ・調布店 ロードサイド型
東京都調布市富士見町

ビッグボーイ(Big Boy)は、アメリカ合衆国で発祥したファミリーレストランメニューは、ハンバーグステーキなどが中心である。

日本における運営法人である株式会社ビッグボーイジャパンは、「ビッグボーイ」「ヴィクトリアステーション」「ミルキーウェイ」の3業態を運営し、2019年1月現在は計311店を展開している。

アメリカのビッグボーイ

バーバンク店(カリフォルニア州
看板の下に「ボビー」が見える。
「ボビー」

1936年にボブ・ワイアンがカリフォルニア州グレンデールで創業した。初期の主力商品はハンバーガーであった。

本社は1987年ミシガン州ウォーレンに移転した。ハンバーガー、ベルギーワッフル、ロールサンドイッチシナモン風味パンにイチゴパイなど多彩なラインアップのメニューを有するレストランチェーンである。アメリカ、カナダ日本などでチェーン展開(フランチャイズ)されているが、過去のフランチャイジー(フランチャイズ加盟者)の中にはビッグボーイの名称やマスコットの使用を中止して完全に独立した会社もあり、現代のフランチャイズの事業形態からすると特異な現象である。

マスコットキャラクター

ビッグボーイを象徴する赤と白のチェック柄のズボン姿とサスペンダーを着用し、ハンバーガーを持つ仕草で愛されているマスコットキャラクターの名称は「ボビー」であり、ボビーの家族のキャラクターも存在する。

なお、家族の名前は以下の通りである。

  • 父 - チャールズ
  • 母 - ルーシー
  • 長男 - ボビー
  • 長女 - ヴィクトリア
  • 次女 - ミルキー
  • ペットの犬 - バーグ

日本のビッグボーイ

株式会社ビッグボーイジャパン
Big Boy Japan Inc.
種類 株式会社
略称 BBJ
本社所在地 日本の旗 日本
108-0075
東京都港区港南2丁目18番1号
JR品川イーストビル6F-8F
設立 1977年(昭和52年)11月10日
(セントラル・レストラン・システムズ)
業種 小売業
代表者 代表取締役社長 南 哲史
資本金 1000万円
従業員数 7,340人(正社員281名、パートアルバイト7,059名)
平成26年(2014年)9月末現在
主要株主 ゼンショーホールディングス 100%
関係する人物 中内㓛
外部リンク http://www.bigboyjapan.co.jp/
テンプレートを表示
ビッグボーイ・南浦和店 ロードサイド型
埼玉県蕨市北町

ダイエー系列のレストランとして、1977年(株)セントラル・レストラン・システムズを設立、翌年株式会社ビッグボーイジャパンに商号変更し、国内第1号店を大阪府箕面市に開店[1]

開放的な1フロアーのアメリカ風の店舗に、調理場が客席から見えるオープンキッチンで作る手こねハンバーグステーキ類をチャーブロイラー(焼き目を付けるグリドル)で焼き上げる工程が見られるなどの特徴がある。比較的質の高いハンバーグを提供し、ハンバーグ系に強いレストランとして郊外型のロードサイド店舗を中心に出店が続けられた。フォルクスと同様に、スープバー・サラダバーなども導入している。

2000年に「ミルキーウェイ」を展開する株式会社ミルキーウェイ(宮城県仙台市)、「ヴィクトリアステーション」を展開する株式会社ヴィクトリアステーション(北海道札幌市)と合併し、両ブランドを継承。後に「グリル暖」が誕生して4ブランドとなったが、2010年6月にミルキーウェイ全店舗をビッグボーイに転換して消滅させた後にグリル暖を全店舗閉店したため、ビッグボーイとヴィクトリアステーションのみとなっていたが、2019年時点ではミルキーウェイ店舗が一部で復活したため3ブランド体制となっている。

2002年筆頭株主ダイエーの経営悪化により、株式会社ウェンコ・ジャパンとともにゼンショーに全株を売却され、ダイエーグループを離脱。それまで、クレジットカードはダイエー系列のOMCカードでの支払いのみであったが、ゼンショーグループになってから他社のクレジットカードも使えるようになった。また、ランチメニューは17時までになっている。

2012年4月、ライス及びカレーバーが加わる。また、スープバーは3種類から2種類に減った。

キッズクラブ

今は廃止されている。

  • ドリンクバーはキッズメニューに含まれたため、他メニューにつける場合は原則100円(税抜)かかる。
  • 入会した子どもの誕生日月から翌月末まで、誕生日デザートを来店ごとに何回でも食べられる。

BBJ倶楽部

中学生以上が入会できる会員制度で、下記の特典がある。

  • 以前は、入会時に50ポイントが進呈される(初回のみカード発行手数料100円)であったが、2011年11月1日からはカード発行手数料は無料となり、それに伴い入会時のポイントは無くなった。
  • 全国のビッグボーイで100円食べるごとに1ポイントが加算され、100ポイントが貯まると10%の割り引き券をもらえる。  

運営店舗

ヴィクトリアステーション・月寒店
北海道札幌市豊平区月寒中央通

2019年1月現在。

  • ビッグボーイ - 267店舗
  • ヴィクトリアステーション(北海道) - 41店舗
  • ミルキーウェイ - 3店舗

店舗未進出の県

徳島県福岡県鹿児島県以外の九州全県、沖縄県(2014年4月28日現在)。

不祥事

2013年8月23日、ビッグボーイ八幡店(京都府八幡市)にて「店内のサラダバーの下の冷蔵庫に入り、サラダ用の容器を置く場所から顔を出した」男性アルバイト店員の画像が、Twitterに投稿されていたことが判明した[2]。同8日、外部からの問い合わせで発覚したものであり、運営会社側で事実を確認して同12日付で当該店員を解雇し、同22日に同社のホームページに「おわび」を掲載した[3]。問題の画像の撮影は同年4月17日未明(営業終了後)に、当該店員の友人が行ったという[4]

関連項目

  • THE3名様 - ドラマ版の舞台となっている。

脚注

  1. ^ 2007年に閉店。その後、店舗は他社による居抜き出店もされないまま取り壊されたため、現存していない。
  2. ^ 今度はビッグボーイ サラダバーの冷蔵庫に入った写真投稿 モラルないのか(2013年8月23日 MSN産経ニュースwest 同8月24日閲覧)
  3. ^ 当社従業員による店舗撮影画像の公開についてのお詫び(2013年8月22日 ビッグボーイジャパン公式サイト内『お知らせ』 同8月24日閲覧)
  4. ^ サラダバー置く場所に下から顔出した画像投稿(2013年8月23日 YOMIURI ONLINE 同8月25日閲覧)

外部リンク