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2020年7月8日 (水) 21:29時点における版

この世の花』(このよのはな)は、雑誌「明星」に連載された北条誠の小説、また、1955年(昭和30年)公開の映画および島倉千代子が歌った同映画の主題歌のタイトル。

概要

原作は北条誠による、雑誌「明星」連載の小説である。これが大変な人気を博し、松竹大船で映画化され、1955年から1956年にかけて多くの続編が製作された。

また、この映画の主題歌でもある、同名の曲で、島倉千代子が歌手デビューを果たした。

タイトル・封切り日

  1. この世の花 第一部「慕情」(1955年3月1日)
  2. この世の花 第二部「悲恋」/第三部「開花」(1955年3月8日)
  3. 續 この世の花 第四部「おもいでの花」/第五部「浪花の雨」(1955年11月6日)
  4. 續 この世の花 第六部「月の白樺」/第七部「別れの夜道」(1956年2月19日)
  5. 續 この世の花 第八部「さすらいの濱邊」(1956年6月22日)
  6. 續 この世の花 完結篇 第九部「愛の裁き」/第十部「熱砂の抱擁」(1956年10月14日)

キャスト

スタッフ

主題歌

「この世の花」
島倉千代子シングル
A面 この世の花
B面 おもいで花
リリース
規格 シングル
ジャンル 歌謡曲
レーベル 日本コロムビア
作詞・作曲 西條八十(作詞)
万城目正(作曲)
島倉千代子 シングル 年表
この世の花
1955年
りんどう峠
(1955年)
テンプレートを表示

この世の花」(このよのはな)は、1955年昭和30年)に発売された島倉千代子のデビューシングルである。

概要

前年に「第5回コロムビア全国歌謡コンクール」で優勝し、同社と専属契約していた島倉のデビュー曲となった。

発売から半年で200万枚を売り上げ、デビュー曲にして自身最大の大ヒットとなった[1]

NHK紅白歌合戦』では、「名曲紅白」として開催された1982年の「第33回NHK紅白歌合戦」で初めて歌唱された。

なお、2013年12月18日に発売された島倉の生涯最後となったシングル『からたちの小径』にはカップリング曲としてほぼ当時の音源のままこの曲が収録された。

収録曲

  1. この世の花
    作詞:西條八十、作曲:万城目正、編曲:松尾健司
  2. おもいで花
    作詞:西條八十、作曲:万城目正、編曲:松尾健司

テレビドラマ

1965年版

1977年版

脚注

  1. ^ サンケイスポーツ』2013年11月9日付、大阪本社版12版、26面。
TBS系列 テレビ劇場
前番組 番組名 次番組
この世の花
(TBS版)
(廃枠)
TBS系列 火曜22時台前半枠
連舞
この世の花
(TBS版)
読売テレビ制作・日本テレビ系列 木曜21時枠
この世の花
(読売テレビ版)