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*『現代歌人250人 現代短歌のすべて』[[岩田正]]、[[大滝貞一]]、[[大西民子]]共編集 牧羊社 1983
*『現代歌人250人 現代短歌のすべて』[[岩田正]]、[[大滝貞一]]、[[大西民子]]共編集 牧羊社 1983
*『日本文芸鑑賞事典 近代名作1017選への招待』全20巻 [[谷大四]]、[[大久保典夫]]、[[岡保生]]、[[小川和佑]]、[[尾崎秀樹]]、[[河竹登志夫]]、[[北小路健]]、[[紀田順一郎]]、[[中村明]]、[[松尾靖秋]]、[[村松定孝]]、吉田豊共編纂 [[ぎょうせい]] 1987-88
*『日本文芸鑑賞事典 近代名作1017選への招待』全20巻 [[谷大四]]、[[大久保典夫]]、[[岡保生]]、[[小川和佑]]、[[尾崎秀樹]]、[[河竹登志夫]]、[[北小路健]]、[[紀田順一郎]]、[[中村明]]、[[松尾靖秋]]、[[村松定孝]]、吉田豊共編纂 [[ぎょうせい]] 1987-88


==脚注==
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2020年7月8日 (水) 05:19時点における版

石本 隆一(いしもと りゅういち、1930年12月10日 - 2010年3月31日)は、歌人

経歴

東京市芝区白金志田町の鉄工場の家に生まれる。戦時中は茨城県樺穂村に疎開した。茨城県立真壁高等学校を卒業後、中学校助教諭を経て早稲田大学第一文学部英文科卒。専攻はイギリス演劇。在学中に香川進主宰の歌誌『地中海』に参加する。大学院進学後、早稲田大学短歌会に入会。同じく会員であった小野茂樹を『地中海』に導いた。

大学院を中退後、東京商業高等学校教諭を経て1964年角川書店に入社。「短歌」編集部に勤務する。同年、第一歌集『木馬騎士』を刊行し、第9回現代歌人協会賞候補となる。1971年、第二歌集『星気流』で第18回日本歌人クラブ推薦歌集(後の日本歌人クラブ賞)に選ばれる。1972年、歌誌『氷原』を創刊、主宰となる。1976年に『蓖麻(ひま)の記憶』で第12回短歌研究賞受賞[1]1984年に角川書店を退職し、文筆専業となる。

週刊サンケイ』・『高三コース』・『学文ライフ』・『月刊自由民主』・『自由新報』・『公明新聞日曜版』・『禅の友』などの短歌欄選者を担当した[2]

著書

  • 『木馬騎士』地中海叢書 1964
  • 『星気流』新星書房 地中海叢書 1970
  • 『石本隆一評論集 2 (白日の軌跡)』短歌新聞社 氷原叢書 1983
  • 『鼓笛 石本隆一歌集』短歌新聞社 昭和歌人集成 1985
  • 『短歌実作セミナー』牧羊社 1986
  • 『石本隆一評論集・1/前田夕暮・香川進』短歌新聞社、1988
  • 『石本隆一評論集 3 (律の流域)』短歌新聞社 氷原叢書 1990
  • 『水馬 歌集』短歌研究社 氷原叢書 1991
  • 『つばさの香水瓶 歌集』短歌研究社 氷原叢書 1993
  • 『石本隆一評論集 8 (碑文谷雑記)』短歌新聞社 氷原叢書 1994
  • 『現代短歌集成 石本隆一』沖積舎 1996
  • 『流灯 石本隆一歌集』短歌新聞社 氷原叢書 1997
  • 『石本隆一評論集 7 (歌の山河・歌の隣邦)』短歌新聞社 氷原叢書 1999
  • 『やじろべえ 歌集』角川書店 氷原叢書 2002
  • 『石本隆一評論集 9 短歌随感』短歌新聞社 氷原叢書 2003
  • 『石本隆一評論集 6 (近現代歌人偶景 続)』短歌新聞社 2004
  • 『木馬情景集 石本隆一歌集』短歌新聞社 新現代歌人叢書 2005
  • 『いのち宥めて 石本隆一歌集』角川書店 2006
  • 『赦免の渚 歌集』短歌研究社 2007
  • 『石本隆一評論集 10 (短歌随感 続)』短歌新聞社 氷原叢書 2010
  • 『花ひらきゆく季(とき) 石本隆一歌集』短歌研究社 2010
  • 『わが命ちさく限りて 歌集』文芸社 2012
  • 『石本隆一全歌集』短歌研究社 2016
  • 『石本隆一評論集成』現代短歌社 2017

共編

脚注

  1. ^ 日本人名大事典
  2. ^ 『石本隆一全歌集』年譜。