「極楽駅」の版間の差分
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[[仏教]]において[[浄土]]を意味する[[縁起]]が良い駅名であることから、駅自体を目的に訪れたり、[[硬券]]の[[切符]]を買い求めたりする旅行者も多い。極楽行き切符購入者は年4千～5千人、盛時は1万9千人にも達した<reF name="朝日20191224">[https://www.asahi.com/articles/ASMDR45K5MDROHGB006.html 金色輝く觔斗雲 より「極楽駅」感 明知鉄道、改修完成式]『[[朝日新聞]]』朝刊2019年12月24日（岐阜面）2020年1月5日閲覧</ref>。[[プラットホーム]]には[[地蔵菩薩像]]や、地元[[岩村藩]]出身の[[儒者]]・[[佐藤一斎]]の『[[言志四録]]』の一文を刻んだ碑文などが置かれている<ref name="朝日20131213">[http://www.asahi.com/special/kotoba/archive2015/moji/2013120500001.html 【観字紀行】極楽へ行ってきます(2)][[朝日新聞デジタル]]・ことばマガジン（2013年12月13日）2020年1月5日閲覧</ref>。 |
[[仏教]]において[[浄土]]を意味する[[縁起]]が良い駅名であることから、駅自体を目的に訪れたり、[[硬券]]の[[切符]]を買い求めたりする旅行者も多い。極楽行き切符購入者は年4千～5千人、盛時は1万9千人にも達した<reF name="朝日20191224">[https://www.asahi.com/articles/ASMDR45K5MDROHGB006.html 金色輝く觔斗雲 より「極楽駅」感 明知鉄道、改修完成式]『[[朝日新聞]]』朝刊2019年12月24日（岐阜面）2020年1月5日閲覧</ref>。[[プラットホーム]]には[[地蔵菩薩像]]や、地元[[岩村藩]]出身の[[儒者]]・[[佐藤一斎]]の『[[言志四録]]』の一文を刻んだ碑文などが置かれている<ref name="朝日20131213">[http://www.asahi.com/special/kotoba/archive2015/moji/2013120500001.html 【観字紀行】極楽へ行ってきます(2)][[朝日新聞デジタル]]・ことばマガジン（2013年12月13日）2020年1月5日閲覧</ref>。 |
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駅舎に極楽駅らしさが足りないという声を受けて改修され、2019年12月23日に完成式が開かれた。[[ |
駅舎に極楽駅らしさが足りないという声を受けて改修され、2019年12月23日に完成式が開かれた。[[觔斗雲]]をいただいた[[ベンチ]]付き待合所、[[後光]]が差すように写真撮影できるスポットが置かれた。費用には岐阜県地方鉄道利用促進事業による補助（約350万円）のほか、[[クラウドファンディング]]による寄付金（12月23日時点で約325万円）が充てられた<reF name="朝日20191224"/>。 |
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建設費は約2160万円<ref name="chunichi-np-2008-12-26" />。地元岐阜県に本社がある[[スーパーマーケット]]の[[バロー (チェーンストア)|バロー]]から1,080万円（費用の半額に相当する）の寄付金が寄せられた<ref>[http://www.city.ena.lg.jp/news/2008/200810/200810162/ 明知鉄道の新駅名は「極楽駅」]恵那市ウェブサイト（2008年10月16日）2018年5月6日閲覧。</ref>。バローは新駅設置に前後して、駅前に[[ショッピングセンター]]を開業している（「[[#駅周辺|駅周辺]]」参照）。 |
建設費は約2160万円<ref name="chunichi-np-2008-12-26" />。地元岐阜県に本社がある[[スーパーマーケット]]の[[バロー (チェーンストア)|バロー]]から1,080万円（費用の半額に相当する）の寄付金が寄せられた<ref>[http://www.city.ena.lg.jp/news/2008/200810/200810162/ 明知鉄道の新駅名は「極楽駅」]恵那市ウェブサイト（2008年10月16日）2018年5月6日閲覧。</ref>。バローは新駅設置に前後して、駅前に[[ショッピングセンター]]を開業している（「[[#駅周辺|駅周辺]]」参照）。 |
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2020年7月6日 (月) 21:28時点における版
| 極楽駅 | |
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ごくらく Gokuraku | |
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◄7 飯羽間 (1.0 km) (1.3 km) 岩村 5► | |
| 所在地 | 岐阜県恵那市岩村町 |
| 駅番号 | 6 |
| 所属事業者 | 明知鉄道 |
| 所属路線 | 明知線 |
| キロ程 | 13.7 km（恵那起点） |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 単式 1面1線 |
| 乗車人員 -統計年度- |
55人/日（降車客含まず） -2016年- |
| 開業年月日 | 2008年（平成20年）12月25日 |
極楽駅（ごくらくえき）は、岐阜県恵那市岩村町飯羽間にある明知鉄道明知線の駅である[1]。駅番号は6。
概要・駅名
2008年に開業した、明知線で最も新しい駅で、無人駅」[2]。駅名は公募に寄せられた案のうち、駅所在地付近の字名と、駅近くに鎌倉時代から南北朝時代にかけて存在した寺院「極楽寺」[2]に由来して決められた。極楽寺駅や極楽橋駅は他の鉄道で先例があったが、極楽駅は日本初であることも理由であった[2]。
仏教において浄土を意味する縁起が良い駅名であることから、駅自体を目的に訪れたり、硬券の切符を買い求めたりする旅行者も多い。極楽行き切符購入者は年4千～5千人、盛時は1万9千人にも達した[3]。プラットホームには地蔵菩薩像や、地元岩村藩出身の儒者・佐藤一斎の『言志四録』の一文を刻んだ碑文などが置かれている[2]。
駅舎に極楽駅らしさが足りないという声を受けて改修され、2019年12月23日に完成式が開かれた。觔斗雲をいただいたベンチ付き待合所、後光が差すように写真撮影できるスポットが置かれた。費用には岐阜県地方鉄道利用促進事業による補助（約350万円）のほか、クラウドファンディングによる寄付金（12月23日時点で約325万円）が充てられた[3]。
建設費は約2160万円[1]。地元岐阜県に本社があるスーパーマーケットのバローから1,080万円（費用の半額に相当する）の寄付金が寄せられた[4]。バローは新駅設置に前後して、駅前にショッピングセンターを開業している（「駅周辺」参照）。
駅構造
単式1面1線の無人駅。ホームは愛知万博開催時に愛知環状鉄道 万博八草駅（現・八草駅）のホーム拡張に使われたものを再利用している。
歴史
- 2008年（平成20年）12月25日 : 開業[1]。
- 2012年（平成24年）3月17日 - ダイヤ改正により急行「大正ロマン号」の停車駅（下り列車のみ）となる、。
- 2017年（平成29年）3月4日 - ダイヤ改正により上り列車も急行「大正ロマン号」の停車駅に。これにより上下列車とも停車。
- 2018年（平成30年）3月17日 - ダイヤ改正により平日上り最終快速列車が通過となる。
- 2019年（令和元年）12月23日 - 駅舎の改修完成式が行われた[5]。
駅構造
利用状況
| 年度 | 1日平均乗車人員 | |
|---|---|---|
| 2011年（平成23年） | 34 | |
| 2012年（平成24年） | 60 | |
| 2013年（平成25年） | 48 | |
| 2014年（平成26年） | 32 | |
| 2015年（平成27年） | 30 | |
| 2016年（平成28年） | 55 | |
駅周辺
- バロー岩村店
- V・drug
- 暮しの衣料マツオカ岩村店
- ホームセンターバロー岩村店
- ゲンキー岩村店
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e “「極楽駅」開業で乗客増に期待 明知鉄道に新駅”『中日新聞』2008年12月26日（中日新聞社）
- ^ a b c d 【観字紀行】極楽へ行ってきます(2)朝日新聞デジタル・ことばマガジン（2013年12月13日）2020年1月5日閲覧
- ^ a b 金色輝く觔斗雲 より「極楽駅」感 明知鉄道、改修完成式『朝日新聞』朝刊2019年12月24日（岐阜面）2020年1月5日閲覧
- ^ 明知鉄道の新駅名は「極楽駅」恵那市ウェブサイト（2008年10月16日）2018年5月6日閲覧。
- ^ 見た目に「極楽」感 極楽駅がリニューアル 岐阜・明知鉄道 - YouTube（朝日新聞社提供、2019年12月24日公開）
関連項目
 | この項目は、鉄道駅に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:鉄道/PJ鉄道）。 |
 | この項目は、岐阜県に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（Portal:日本の都道府県/岐阜県）。 |