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* 『[[ファイナルファンタジーII]]』([[1988年]])の主人公の名前を引用した「フリオニールの墓」が登場する。これは『[[リンクの冒険]]』([[1987年]])に登場した『[[ドラゴンクエストシリーズ]]』のキャラクターから引用した「ロトの墓」、さらにそれを元にした『[[ファイナルファンタジー]]』(1987年)内に登場した「リンクの墓」を受けて作られたパロディのパロディである。
* 『[[ファイナルファンタジーII]]』([[1988年]])の主人公の名前を引用した「フリオニールの墓」が登場する。これは『[[リンクの冒険]]』([[1987年]])に登場した『[[ドラゴンクエストシリーズ]]』のキャラクターから引用した「ロトの墓」、さらにそれを元にした『[[ファイナルファンタジー]]』(1987年)内に登場した「リンクの墓」を受けて作られたパロディのパロディである。
* 『[[ドラゴンクエストII 悪霊の神々]]』(1987年)に登場するアイテムの「邪神の像」、『[[ドラゴンクエストIII そして伝説へ…]]』(1988年)に登場するアイテムの「変化の杖」「船乗りの骨」「ガイアの剣」、『[[ドラゴンクエストIV 導かれし者たち]]』([[1990年]])に登場するアイテムの「ちいさなメダル」、『[[桃太郎伝説]]』(1987年)に登場するアイテム「ユキのおにぎり」が作品内に登場する。
* 『[[ドラゴンクエストII 悪霊の神々]]』(1987年)に登場するアイテムの「邪神の像」、『[[ドラゴンクエストIII そして伝説へ…]]』(1988年)に登場するアイテムの「変化の杖」「船乗りの骨」「ガイアの剣」、『[[ドラゴンクエストIV 導かれし者たち]]』([[1990年]])に登場するアイテムの「ちいさなメダル」、『[[桃太郎伝説]]』(1987年)に登場するアイテム「ユキのおにぎり」が作品内に登場する。
* 小説『[[西遊記]]』に登場する「きんとうん([[キン斗雲]])」が登場する。最強の敵「タオタイラー」と戦うには、これを入手しなければならない。
* 小説『[[西遊記]]』に登場する「きんとうん([[斗雲]])」が登場する。最強の敵「タオタイラー」と戦うには、これを入手しなければならない。


== 音楽 ==
== 音楽 ==

2020年7月6日 (月) 21:27時点における版

ケルナグール
ジャンル 対戦型格闘ゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ
開発元 ゲームスタジオ
発売元 ナムコ
デザイナー 遠藤雅伸
プログラマー 内藤智
音楽 大野木宣幸
美術 遠藤雅伸
人数 1 - 2人
メディア 1.5メガビットロムカセット[1]
発売日 日本 198907211989年7月21日
その他 型式:NAM-FKN-4900
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ケルナグール』(ケルナグール)は、1989年7月21日ナムコより発売されたファミリーコンピュータ用ゲーム。中国拳法をテーマにしている。ゲームスタジオ遠藤雅伸の作品。プログラマーは内藤智。「ナムコット ファミリーコンピュータゲームシリーズ」第62弾。

ケルナグールという名前は『Beep』に掲載された遠藤の言葉によれば、テレビアニメ『戦国魔神ゴーショーグン』(1981年)の登場人物、ヤッター・ラ・ケルナグールに由来する。

また『天下一武士 ケルナグール』と表記や呼称される場合もあるが、ゲームのタイトル画面にそのように表示されているだけで正式名称ではなく誤りである。

概要

あらかじめ用意されたキャラクターを用いる対戦モードと、広大なマップ画面を移動する修行モードがある。後者では町や道場・寺院を訪れて修行や試合(対戦モードと同じシステム)、はたまた拳法と関係ない、仙人などから依頼されるお使いを積み重ねることで技が増えてゆくRPG風味の対戦格闘アクションゲーム。

各城にいる敵を倒すことで「拳士」の称号を得、同時に取得できる言葉をつなげ合わせてパスワード画面に入力することでエンディングとなるが、これとは別に「タオタイラー」という名の伝説の拳士がおり彼を倒すこともプレイヤーにとっての目標となる。主人公のステータスとゲームの進行状態はパスワードで保存され、これを用いれば修行モードで育てたキャラクターを対戦モードで使うことが可能である。

メインとなる戦闘シーンは、キャラクターの大きなサイドビューの画面に切り替わる。相当な人数の登場人物がいるにもかかわらず、戦闘画面でのキャラクターのグラフィックは一種類。全キャラクター同じ顔かつ同じ体で服の色のみが異なるという、簡略化された仕様であるが、その分技の種類の多さと動きのモーションの滑らかさは当時としては高いものであった。

ゲーム内容

パロディ

本作には他社のゲームなどを元ネタにしたパロディがいくつか盛り込まれている。

音楽

大野木宣幸による作曲。タイトル画面のBGMには1985年に発売されたレコードTHE RETURN OF VIDEO GAME MUSIC』のB面に入っていた「META MAGIC GAME」(作曲:大野木宜幸、編曲:飯尾芳史)が使われている。これはレコード発売時にはゲーム音楽ではないオリジナル曲という位置付けだった。なお、このアルバムは2001年にCDで復刻されている。

音盤への収録

スタッフ

評価

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通27/40点[2]
ファミリーコンピュータMagazine20.60/30点[1]
  • ゲーム誌『ファミコン通信」の「クロスレビュー」では、6・7・8・6の合計27点(満40点)となっており[3][2]、レビュアーの意見としては、「技の種類はとんでもなく多いし、アニメーションもなかなか凝っている」、「細かいところに気が配られていて、完成度は高い」などと評されている[3]
  • ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.60点(満30点)となっている[1]。同誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「なんといってもこのゲームの面白さは、華麗なアクションシーンにあるといえる」と紹介されている[1]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.51 3.10 3.50 3.53 3.45 3.51 20.60

脚注

  1. ^ a b c d 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、28頁。 
  2. ^ a b ケルナグール まとめ [ファミコン] / ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2017年6月11日閲覧。
  3. ^ a b ファミコン通信』第16・17合併号、アスキー、1989年8月4日。 

外部リンク