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「摩耶山」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
山頂周辺には[[掬星台]]展望台、[[摩耶ロープウェー]][[星駅|星の駅]]、[[とう利天上寺|忉利天上寺]]、[[摩耶自然観察園]]、[[穂高湖]]等が点在する。摩耶山の名は[[空海]]が天上寺に[[釈迦]]の生母・[[摩耶夫人]](まやぶにん)像を安置したことに由来する。古くは八つの国が見渡せるため八州嶺とも呼ばれていた。[[兵庫50山]]の一つ。
山頂周辺には[[掬星台]]展望台、[[摩耶ロープウェー]][[星駅|星の駅]]、[[忉利天上寺]]、[[摩耶自然観察園]]、[[穂高湖]]等が点在する。摩耶山の名は[[空海]]が天上寺に[[釈迦]]の生母・[[摩耶夫人]](まやぶにん)像を安置したことに由来する。古くは八つの国が見渡せるため八州嶺とも呼ばれていた。[[兵庫50山]]の一つ。


山頂近くの掬星台展望台(標高690m)よりの[[阪神]]間の夜景が美しい。[[日本三大夜景]]のひとつとされる。掬星台には蛍光材で舗装された「摩耶★きらきら小径」が整備されており、夜間は[[ブラックライト]]により歩道全体が青色の光で浮かび上がる。
山頂近くの掬星台展望台(標高690m)よりの[[阪神]]間の夜景が美しい。[[日本三大夜景]]のひとつとされる。掬星台には蛍光材で舗装された「摩耶★きらきら小径」が整備されており、夜間は[[ブラックライト]]により歩道全体が青色の光で浮かび上がる。
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* [[摩耶自然観察園]]
* [[摩耶自然観察園]]
* [[オテル・ド・摩耶]] - [[1957年]]に開設された神戸市交通局の保養所が起源。現在は[[PFI]]方式による民間経営<ref name="神戸市役所 灘区の観光" />
* [[オテル・ド・摩耶]] - [[1957年]]に開設された神戸市交通局の保養所が起源。現在は[[PFI]]方式による民間経営<ref name="神戸市役所 灘区の観光" />
* [[とう利天上寺|忉利天上寺]]
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* 摩耶史跡公園 - [[1976年]]に全焼した旧天上寺跡<ref>神戸市役所 灘区の史跡・遺構 http://www.city.kobe.lg.jp/ward/kuyakusho/nada/miryoku/hyakusen/contents/frame_10.html</ref>。登山道の青谷道・上野道の途中にある
* 摩耶史跡公園 - [[1976年]]に全焼した旧天上寺跡<ref>神戸市役所 灘区の史跡・遺構 http://www.city.kobe.lg.jp/ward/kuyakusho/nada/miryoku/hyakusen/contents/frame_10.html</ref>。登山道の青谷道・上野道の途中にある
* [[神戸市立自然の家]]
* [[神戸市立自然の家]]

2020年7月5日 (日) 05:16時点における版

摩耶山
神戸港から望む摩耶山
神戸港から望む摩耶山
標高 702 m
所在地 日本の旗 日本
神戸市灘区摩耶山町
位置 北緯34度43分58秒 東経135度12分15秒 / 北緯34.73278度 東経135.20417度 / 34.73278; 135.20417座標: 北緯34度43分58秒 東経135度12分15秒 / 北緯34.73278度 東経135.20417度 / 34.73278; 135.20417
山系 六甲山系
摩耶山の位置(日本内)
摩耶山
摩耶山の位置
プロジェクト 山
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摩耶山(まやさん)は、兵庫県神戸市灘区六甲山地の中央に位置する標高702m[1]

概要

山頂周辺には掬星台展望台、摩耶ロープウェー星の駅忉利天上寺摩耶自然観察園穂高湖等が点在する。摩耶山の名は空海が天上寺に釈迦の生母・摩耶夫人(まやぶにん)像を安置したことに由来する。古くは八つの国が見渡せるため八州嶺とも呼ばれていた。兵庫50山の一つ。

山頂近くの掬星台展望台(標高690m)よりの阪神間の夜景が美しい。日本三大夜景のひとつとされる。掬星台には蛍光材で舗装された「摩耶★きらきら小径」が整備されており、夜間はブラックライトにより歩道全体が青色の光で浮かび上がる。 六甲全山縦走では最もきつい標高差450mの登りとなる。 以前は摩耶学生センター(旧摩耶観光ホテル)があったが、1994年に営業を完全に取りやめている。

山頂部には摩耶山送信所がある。摩耶山送信所付近から、摩耶史跡公園(旧天上寺跡)方向に向かう途中の天狗岩付近に山頂(標高702m)と三等三角点(標高698.60m)[2]がある。

当山に因んで命名された艦艇・船舶として、旧日本海軍重巡洋艦摩耶」、旧日本陸軍ドック型揚陸艦特種船)「摩耶山丸」、海上自衛隊護衛艦まや」がある。

見どころ

  • 掬星台 - 摩耶山の山頂近くにある展望広場
  • 摩耶自然観察園
  • オテル・ド・摩耶 - 1957年に開設された神戸市交通局の保養所が起源。現在はPFI方式による民間経営[3]
  • 忉利天上寺
  • 摩耶史跡公園 - 1976年に全焼した旧天上寺跡[4]。登山道の青谷道・上野道の途中にある
  • 神戸市立自然の家
  • 穂高湖 - 上高地から仰ぐ穂高連峰をイメージさせるところからこの名が付いた人工湖[5]
  • 五鬼城展望公園 - 登山道の上野道が通過する広さ約6.3haの風致公園。展望台3箇所あり[6]
  • 神戸観光茶園[3]、岩屋滝・不動滝(滝行の場) - 登山道の青谷道沿い

登山道

主な登山道は次の通り

  • 新神戸駅より旧摩耶道と天狗道(六甲全山縦走路の一部)を経由。または生田川沿いのトゥエンティクロスを通りシェール道、徳川道、桜谷道などを経て穂高湖・杣谷峠経由
  • 阪急神戸線王子公園駅より青谷道または五鬼城展望公園・上野道から、摩耶史跡公園(旧天上寺跡)を経由[7]
  • 阪急神戸線六甲駅より柿谷入口、山寺尾根を経由
  • 谷上駅から炭ヶ谷、桜谷道を経由

摩耶山は、須磨浦公園から宝塚に至る六甲全山縦走路の途中に位置している。

交通

市街地からは、摩耶ケーブル及び摩耶ロープウェー(まやビューライン夢散歩)を使って山頂に行くことができる。六甲山及び六甲山牧場方面からも、バスで山頂に行くことができる。

最寄駅は新神戸駅である。

ギャラリー

脚注

関連項目

外部リンク