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「都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会」の版間の差分

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2020年6月29日 (月) 13:53時点における版

都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会(とどうふけんたいこうジュニアバスケットボールたいかい)は、日本バスケットボール協会が主催していた中学生のバスケットボール大会である(別名「ジュニアオールスター」)。2019年の第32回を最後に大会終了、翌2020年より「全国U15バスケットボール選手権大会」に改編される[1]

概略

東京体育館

1988年に関東地区の男女各8チームにより第1回が開催され、翌年の第2回より12チーム、第4回からは16チーム輪番制を経て、1997年の第10回記念大会より48チームとなる。

カップタイトルは第20回(2007年)まで富士ゼロックス特別協賛により「FUJI XEROX CUP」として行われていた。第29回(2016年)は9年ぶりとなる特別協賛社としてJXホールディングスJXエネルギーが就き「JX-ENEOS 都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会」として開催される[2]JOCジュニアオリンピックカップに位置付けられている。しかし日本協会が日本オリンピック委員会(JOC)より資格停止処分を受けたため、2008年はジュニアオリンピックカップを授かる事ができない。

開催日程は毎年3月下旬、関東で3日間に渡る。出場チームは各都道府県毎に選抜1チーム(東京都のみ2チーム)を結成。初日は予選リーグ、2日目と3日目は東京体育館で決勝トーナメントを行った。

大会要項

第29回大会[3]

大会方式

48チームを3チームずつの16グループに分けて予選リーグを行い、各組1位が決勝トーナメントに進む。

歴代優勝チーム

年度 男子 女子
優勝 決勝 準優勝 第3位
1 1988 埼玉県 50 - 47 東京都 神奈川県 茨城県 (交流戦)[4]
年度 優勝 決勝 準優勝 第3位 第4位 優勝 決勝 準優勝 第3位 第4位
2 1989 茨城県 58 - 44 東京都 新潟県 秋田県 東京都 42 - 36 千葉県 茨城県 埼玉県
年度 優勝 決勝 準優勝 第3位 優勝 決勝 準優勝 第3位
3 1990 神奈川県 61 - 43 東京都 新潟県 秋田県 秋田県 60 - 40 茨城県 東京都 千葉県
4 1991 沖縄県 61 - 44 東京都 神奈川県 千葉県 茨城県 36 - 33 千葉県 三重県 栃木県
5 1992 神奈川県 58 - 44 広島県 沖縄県 栃木県 愛知県 58 - 55 栃木県 神奈川県 熊本県
6 1993 北海道 51 - 48 茨城県 千葉県 栃木県 福岡県 61 - 46 埼玉県 長崎県 千葉県
7 1994 奈良県 72 - 29 北海道 神奈川県 茨城県 沖縄県 45 - 44 東京都 栃木県 神奈川県
8 1995 東京都 90 - 38 茨城県 埼玉県 秋田県 北海道 57 - 37 千葉県 広島県 神奈川県
9 1996 神奈川県 58 - 55 南北海道 沖縄県 栃木県 神奈川県 59 - 49 愛知県 大阪府 秋田県
10 1997 沖縄県 48 - 47 宮城県 神奈川県 山形県 愛知県 51 - 44 東京都A 熊本県 神奈川県
11 1998 福岡県 69 - 44 福島県 埼玉県 山口県 福岡県 38 - 36 愛知県 栃木県 秋田県
12 1999 長崎県 66 - 45 福岡県 東京都B 熊本県 福岡県 70 - 60 大阪府 東京都A 大分県
13 2000 福岡県 50 - 28 富山県 栃木県 長野県 静岡県 46 - 42 千葉県 山口県 長崎県
14 2001 福岡県 77 - 46 石川県 埼玉県 宮城県 東京都A 58 - 46 茨城県 熊本県 新潟県
15 2002 長野県 46 - 44 東京都A 石川県 新潟県 熊本県 53 - 52 埼玉県 沖縄県 福岡県
16 2003 大阪府 63 - 57 青森県 東京都A 広島県 長崎県 51 - 48 愛知県 東京都A 埼玉県
17 2004 青森県 44 - 42 新潟県 岡山県 広島県 東京都A 74 - 54 大阪府 沖縄県 埼玉県
18 2005 福岡県 63 - 45 千葉県 島根県 埼玉県 東京都A 66 - 41 大阪府 愛知県 静岡県
19 2006 福岡県 63 - 56 鹿児島県 埼玉県 青森県 埼玉県 65 - 57 福岡県 沖縄県 東京都A
20 2007 北海道 82 - 80 東京都A 埼玉県 大阪府 福岡県 59 - 48 静岡県 東京都A 福島県
21 2008 北海道 69 - 59 千葉県 東京都B 沖縄県 千葉県 71 - 44 東京都B 山形県 茨城県
22 2009 東京都B 74 - 69 福岡県 北海道 静岡県 福岡県 75 - 38 東京都A 埼玉県 千葉県
23 2010 福岡県 84 - 82 東京都A 埼玉県 北海道 福岡県 70 - 49 愛知県 東京都A 静岡県
24 2011 (東日本大震災のため中止)
25 2012 福岡県 86 - 69 東京都A 茨城県 愛媛県 茨城県 68 - 64 千葉県 静岡県 愛知県
26 2013 神奈川県 72 - 50 沖縄県 静岡県 福岡県 愛知県 57 - 40 千葉県 北海道 東京都A
27 2014 大阪府 54 - 49 石川県 福岡県 山口県 福岡県 65 - 48 北海道 兵庫県 広島県
28 2015 岡山県 64 - 39 埼玉県 愛知県 大阪府 神奈川県 69 - 43 埼玉県 東京都A 宮城県
29 2016 新潟県 64 - 44 福岡県 愛知県 東京都B 埼玉県 63 - 57 長崎県 東京都A 大阪府
30 2017 神奈川県 59 - 57 長崎県 東京都A 新潟県 大阪府 63 - 52 長崎県 栃木県 愛知県
31 2018 岡山県 71 - 69 東京都A 徳島県 山形県 千葉県 67 - 64 大阪府 愛知県 秋田県
32 2019 京都府 65 - 55 東京都A 岡山県 愛媛県 大阪府 53 - 44 東京都A 京都府 愛知県

主な出場選手

男子

女子

脚注

  1. ^ ““最後のジュニアオールスター”男子は京都、女子は大阪がV 32年続いた大会は改編へ”. THE ANSWER. (2019年3月30日) 
  2. ^ "東日本大震災復興支援 第47回全国ミニバスケットボール大会および第29回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2016 特別協賛決定のお知らせ" (Press release). 公益財団法人日本バスケットボール協会. 21 January 2016.
  3. ^ 大会概要”. 2016年3月5日閲覧。
  4. ^ 東京都、山梨県、神奈川県、埼玉県の4チームが山梨県山中湖で実施。千葉県、群馬県、茨城県、栃木県の4チームが栃木県宇都宮市で実施。

関連項目

外部リンク