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'''アルバート・ウォール'''('''Albert "Rocky" Wall'''、[[1932年]] - )<ref name="best 100"/>は、[[イギリス]]の元[[プロレスラー]]。[[サウス・ヨークシャー州]][[ドンカスター]]出身。
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[[キャッチ・アズ・キャッチ・キャン|ランカシャー・レスリング]]の継承者として<ref name="best 100"/>、[[1950年代]]から[[1970年代]]にかけて英国マット界で活躍した
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== 来歴 ==
== 来歴 ==

2020年6月20日 (土) 12:26時点における版

アルバート・ウォール
プロフィール
リングネーム アルバート・ウォール
アルバート "ロッキー" ウォール
ニックネーム ドンカスターの岩男[1]
ザ・ドンカスター・パンサー
(The Doncaster Panther)[2]
身長 185cm[1]
体重 110kg(全盛時)[1]
誕生日 1932年????[1]
出身地 イギリスの旗 イギリス
イングランドの旗 イングランド
サウス・ヨークシャー州
ドンカスター
デビュー 1954年[1]
引退 1978年[1]
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アルバート・ウォールAlbert "Rocky" Wall1932年 - )[1]は、イギリスの元プロレスラーサウス・ヨークシャー州ドンカスター出身。

ランカシャー・レスリングの継承者とされた[1]

来歴

1954年にデビューし、英国マット界の統括組織ジョイント・プロモーションズで活動。1966年2月20日にはノッティンガムにて、ビリー・ライレー・ジム師範代でもあったビリー・ジョイスからブリティッシュ・ヘビー級王座を奪取した[3]

1968年5月、当時ヨーロッパを外国人招聘ルートとしていた国際プロレスに初来日[4]。得意技の「人間ミサイル」ことフライング・ヘッドバットで若手時代のラッシャー木村を吹っ飛ばしたシーンは語り草となった[1][5]1969年春の再来日では、4月23日に板橋にてビル・ロビンソンが保持していたヨーロピアン・ヘビー級王座に挑戦したが[6]、この試合で肩を負傷し途中帰国を余儀なくされている[1]

英国ではケンドー・ナガサキアル・ヘイズハロルド坂田シーン・リーガン、そして当時ジャン・フェレと名乗っていた駆け出し時代のアンドレ・ザ・ジャイアントとも対戦[2]1970年4月13日には王座決定戦でスティーブ・ベイダーを下し、ビル・ロビンソンのアメリカ進出で空位となっていたブリティッシュ・ヘビー級王座を再び獲得した[3]。以降、ロビンソン渡米後の英国マット界をヘビー級のトップとして支え、1972年1月8日にはジョージ・ゴーディエンコから英連邦ヘビー級王座を奪取[7]1974年2月4日にはホースト・ホフマンを破ってヨーロピアン・ヘビー級王座も獲得している[8]

1975年からは独立団体のリングに単発的に出場し[2]1978年に引退したとされる[1]。国際プロレスへの来日時はスタン・スタージャックドリー・ディクソンなど北米の選手ともタッグを組んだが、ロビンソンらのようにアメリカ本土に遠征することはなかった[5]

得意技

獲得タイトル

  • ブリティッシュ・ヘビー級王座:3回[3]
  • 英連邦ヘビー級王座:1回[7]
  • ヨーロピアン・ヘビー級王座:1回[8]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 『THE WRESTLER BEST 100』P176-177(1981年、日本スポーツ出版社
  2. ^ a b c d Albert “Rocky” Wall”. Wrestling Heritage. 2013年6月3日閲覧。
  3. ^ a b c British Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2013年6月3日閲覧。
  4. ^ IWE 1968 World Selection Series”. Puroresu.com. 2015年4月28日閲覧。
  5. ^ a b 『世界名レスラー100人伝説!!』P146-147(2003年、日本スポーツ出版社、監修:竹内宏介
  6. ^ IWE 1969 World Selection Series”. Puroresu.com. 2015年4月28日閲覧。
  7. ^ a b British Empire/Commonwealth Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2013年6月25日閲覧。
  8. ^ a b European Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2013年6月3日閲覧。
  9. ^ アルバート・ウォールのフライング・ヘッドバット”. ミック博士の昭和プロレス研究室. 2013年10月22日閲覧。

外部リンク