コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「集英社文庫」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
Cewbot (会話 | 投稿記録)
33行目: 33行目:
;2011年
;2011年
*[[天野明]] - [[モーリス・ルブラン]]『[[奇巌城|怪盗ルパン 奇巌城]]』
*[[天野明]] - [[モーリス・ルブラン]]『[[奇巌城|怪盗ルパン 奇巌城]]』
*河下水希 - [[森鷗外]]『[[舞姫 (森の小説)|舞姫]]』
*河下水希 - [[森鷗外]]『[[舞姫 (森外)|舞姫]]』
*[[椎橋寛]] - [[柳田国男]]『[[遠野物語]]』
*[[椎橋寛]] - [[柳田国男]]『[[遠野物語]]』
*[[藤崎竜]] - 夏目漱石『[[夢十夜]]・[[草枕]]』
*[[藤崎竜]] - 夏目漱石『[[夢十夜]]・[[草枕]]』

2020年6月18日 (木) 12:23時点における版

集英社文庫(しゅうえいしゃぶんこ)は、株式会社集英社が発行している文庫レーベル。

沿革と概要

もともとは、当時集英社が出していた『小説ジュニア』に掲載されていた赤松光夫吉田としなどの青春小説の文庫化からはじまった(今のコバルト文庫である)。また、1976年からは集英社漫画文庫として、池田理代子ベルサイユのばら』や本宮ひろ志男一匹ガキ大将』などを皮切りに、漫画の文庫化(ただし、1980年代中盤にいったん消滅した)にも早くから取り組んでいた。それを基盤にして、1977年5月20日に大人向けの文庫シリーズとして創刊された。当初は価格を抑えており、他の文庫ではとうに姿を消していた200円未満の書目も散見された。

創刊当初より主に集英社が権利をもつ大衆文学を主力としたが、純文学のフィールドでも、当時『すばる』の看板作家だった石川淳や、小島信夫の作品を積極的に文庫化し、広い読者層を掘り起こそうともしていた。また、アラン・シリトーギュンター・グラスなどの、海外の当時の新鋭作家の作品も開拓した。

1994年より、「ナツイチ・キャンペーン」を毎年夏に実施し、人気作品を集めた大規模なフェアを展開する。

翌1995年からはコミック版を復活。また、2007年6月に太宰治人間失格』の表紙画を小畑健にしたところ、異例の売り上げとなったため、翌年のナツイチからは人気漫画家が期間限定で古典作品の表紙画を描いている。

2003年からは古典作品を紹介する文庫内レーベルとして集英社文庫ヘリテージを刊行している。

漫画家による表紙画の作品

2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年

CM出演者

夏の一冊(ナツイチ)編

関連項目

脚注

  1. ^ 人間失格ローソンHMV公式サイト

外部リンク