コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「日比谷映画」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
176行目: 176行目:
| [[1988年の日本公開映画|1988年]] || 『[[マルサの女2]]』、『[[月の輝く夜に]]』、『[[バイブス秘宝の謎]]』、『[[ポリス・ストーリー2/九龍の眼|九龍の眼]]』、『[[星の王子 ニューヨークへ行く]]』
| [[1988年の日本公開映画|1988年]] || 『[[マルサの女2]]』、『[[月の輝く夜に]]』、『[[バイブス秘宝の謎]]』、『[[ポリス・ストーリー2/九龍の眼|九龍の眼]]』、『[[星の王子 ニューヨークへ行く]]』
|-
|-
| [[1989年の日本公開映画|1989年]] || 『[[:en:Iron Eagle II<!-- [[:ja:メタル・ブルー]] とリンク -->|メタル・ブルー アイアン・イーグル2]]』、『[[舞姫 (森の小説)|舞姫]]』、『[[シー・オブ・ラブ (映画)|シー・オブ・ラブ]]』、『[[K-9/友情に輝く星]]』
| [[1989年の日本公開映画|1989年]] || 『[[:en:Iron Eagle II<!-- [[:ja:メタル・ブルー]] とリンク -->|メタル・ブルー アイアン・イーグル2]]』、『[[舞姫 (森外)|舞姫]]』、『[[シー・オブ・ラブ (映画)|シー・オブ・ラブ]]』、『[[K-9/友情に輝く星]]』
|-
|-
| [[1990年の日本公開映画|1990年]] || 『[[遥かなる甲子園]]』、『[[バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3]]』<ref group="注釈">[[日本劇場 (有楽町マリオン)|日本劇場]]と同時上映</ref>
| [[1990年の日本公開映画|1990年]] || 『[[遥かなる甲子園]]』、『[[バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3]]』<ref group="注釈">[[日本劇場 (有楽町マリオン)|日本劇場]]と同時上映</ref>

2020年6月18日 (木) 12:22時点における版

日比谷映画
Hibiyaeiga
日比谷映画があった東宝本社ビル
(2005年3月撮影)
情報
正式名称 日比谷映画
旧名称 千代田劇場
完成 1957年
開館 1957年4月14日
開館公演続・サザエさん』(青柳信雄監督)
『「動物園物語」より 象』(山本嘉次郎監督)
閉館 2005年4月8日
最終公演オペラ座の怪人
ジョエル・シュマッカー監督)
収容人員 648人
設備 ドルビーデジタルサラウンドEX、DTS
用途 映画上映
運営 東宝株式会社
所在地 100-8415
東京都千代田区有楽町1-2-1
東宝会館(東宝本社ビル)内
最寄駅 東京メトロ日比谷駅(A5出口)から徒歩約4分
JR有楽町駅(日比谷口)から徒歩約5分
テンプレートを表示
日比谷映画劇場
Hibiya Theater
戦前の日比谷映画劇場
情報
通称 日比谷映画、日比谷映劇
正式名称 日比谷映画劇場
完成 1934年
開館 1934年2月1日
開館公演 南の哀愁/ウィンナ・ワルツ
閉館 1984年11月11日
最終公演 風林火山
客席数 1,375
設備 ドルビーステレオ
用途 映画上映
運営 東宝株式会社
所在地 100
東京都千代田区有楽町1-2-2
最寄駅 営団地下鉄日比谷駅(A5出口)から徒歩約3分
国鉄有楽町駅(日比谷口)から徒歩約4分
テンプレートを表示

日比谷映画(ひびやえいが)は、東京都千代田区東宝会館内で東宝が所有していた映画館

1934年昭和9年)2月1日に「日比谷映画劇場」として開館、場所は現在のTOHOシネマズシャンテ、合歓の広場、そして東宝日比谷ビル(通称 日比谷シャンテ、写真左奥に写っている建物)の一部敷地内。1957年(昭和32年)4月に開館された東宝会館内の邦画専門館「千代田劇場」を改称し1984年(昭和59年)10月に開館。2005年平成17年)4月8日に閉館し、現在は建て替えを行いシアタークリエとして営業。

歴史

  • 1933年7月5日 - 地鎮祭
  • 1934年1月24日 - 東京宝塚劇場本社が入居。
  • 1934年2月1日 - 現在の東宝日比谷ビル敷地内に「日比谷映画劇場」開館[1][2]
  • 1934年2月1日 - 東宝ニュースを朝日新聞社と提携して製作、定期的上映、日本のニュース映画の定期上映は最初の試みとして注目をあびる
  • 1935年3月14日 - 東京宝塚劇場本社を日本劇場4階に移転。
  • 1936年3月4日 - ワーナー「真夏の夜の夢」特別公開、日本最初のロードショー。
  • 1957年4月14日 - 東宝会館(東宝本社ビル)が完成し「千代田劇場」「みゆき座」開館[1]
  • 1962年11月26日 - 日比谷映画劇場で“草加次郎事件”発生
  • 1977年7月 - 日比谷映画劇場をメインに上映予定だった『ブラック・サンデー』が上映中止となる
  • 1984年11月11日 - 「日比谷映画劇場」が閉館。この日に合わせ『生まれて半世紀! さよならフェスティバル』が行われ『風林火山』が最終上映作となった。これにともない同年10月27日より「千代田劇場」が「日比谷映画」に改称[1]
  • 2005年3月31日 - 東宝会館の老朽化による建て替えのため「みゆき座」閉館[1]
  • 2005年4月1日 - 東京宝塚ビル地下2階の「日比谷スカラ座2」が「みゆき座(後のTOHOシネマズみゆき座→TOHOシネマズ日比谷スクリーン13)」へ改称[1][3]
  • 2005年4月8日 - 東宝会館の老朽化による建て替えのため「日比谷映画」閉館[1]。71年間続いた日比谷映画の名称が消滅する。
  • 2007年10月 - 東宝会館跡地に東宝シアタークリエビル完成、同ビル内に映画館はない。

データ

施設名 所在地 現況 観客定員数
日比谷映画劇場 東京都千代田区有楽町1丁目2-2 東宝日比谷ビル
(日比谷シャンテ)
1,740席(1934年[1]

1,375席(1984年)
千代田劇場

日比谷映画
東京都千代田区有楽町1丁目2-1 シアタークリエ
レム日比谷
720席(1957年[1]

648席(2005年)

特徴

  • アクション、サスペンスの洋画を中心に上映、70mmシネラマの映写設備が存在した時期もあった。東宝洋画系公開のチェーンのチェーンマスター。チェーンマスターの機能は「TOHOシネマズ有楽座」(2005年4月9日 - 2015年2月27日)を経て、「TOHOシネマズ日本橋」(室町古河三井ビルディング内)及び「TOHOシネマズ日比谷」(東京ミッドタウン日比谷内)へと集約されている。定員648人。
  • 1998年(平成10年)1月18日、老朽化による建て替えのため東京宝塚ビル閉鎖後は同ビル内にある映画館「日比谷スカラ座(後のTOHOシネマズスカラ座→TOHOシネマズ日比谷スクリーン12)」のチェーンマスターの代替機能を請け負っていた。
  • 旧「日比谷映画劇場」のチェーンマスターの機能は「日本劇場(2代目)」・「日劇プラザ」、「日劇1・3」から「TOHOシネマズ日劇スクリーン1・3」を経てTOHOシネマズ日比谷へ、邦画専門館「千代田劇場」のチェーンマスターの機能は「日劇東宝」、「日劇2」から「TOHOシネマズ日劇スクリーン2」を経てTOHOシネマズ日比谷へと引き継がれている。

主な上映作品

千代田劇場時代(1957年4月 - 1984年10月)

日比谷映画に改称後(1984年10月 - 2005年4月)

旧「日比谷映画劇場」時代(1934年2月 - 1984年10月)の主な上映作品

日比谷映画劇場時代の1954年4月27日に封切られた『ローマの休日』(監督ウィリアム・ワイラー、1953年)。主演のオードリー・ヘプバーン(写真左)とグレゴリー・ペック
1958年公開のアルフレッド・ヒッチコック監督作『めまい』のキム・ノヴァク(写真左)とジェームズ・ステュアート
ヒッチコック作品『北北西に進路を取れ』(1959年)のケーリー・グラント(写真左)とエヴァ・マリー・セイント

脚注

注釈

  1. ^ ニュー東宝シネマと同時上映
  2. ^ 日劇東宝上映後の続映
  3. ^ 日本劇場と同時上映
  4. ^ ニュー東宝シネマと同時上映
  5. ^ 日本劇場と同時上映
  6. ^ 日比谷スカラ座と閉鎖後の続映
  7. ^ 日本劇場上映後の続映
  8. ^ 日本劇場と同時上映
  9. ^ 日比谷スカラ座1上映後の続映
  10. ^ 日劇東宝の改装による休館中の代理上映
  11. ^ 第52回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞記念の凱旋上映
  12. ^ 日劇1と同時上映
  13. ^ 日比谷スカラ座1と同時上映
  14. ^ 日比谷スカラ座1と同時上映
  15. ^ 日本劇場と同時上映

出典

  1. ^ a b c d e f g h 前野裕一「有楽町・日比谷映画街の映画館たち「㉔日比谷映画劇場」「㉗千代田劇場・日比谷映画」」『キネマ旬報』第1771号、キネマ旬報社、2018年2月15日、240-241頁、2019年2月15日閲覧 
  2. ^ 直営洋画劇場上映作品 1934-1954 (PDF) (東宝株式会社)
  3. ^ “有楽町・日比谷地区の劇場が一部名称変更”. 映画.com. (2005年1月25日). https://eiga.com/news/20050125/20/ 2019年2月15日閲覧。 

外部リンク