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*『文豪ナンセンス小説選』([[河出文庫]]、1987年7月) |
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**収録作品:[[泉鏡花]]「雨ばけ」、[[夏目漱石]]「[[夢十夜]]:第二夜」、[[内田百閒]]「北溟・虎」、[[芥川龍之介]]「[[煙草と悪魔]]」、[[稲垣足穂]]「星を売る店」、[[森鷗外]]「[[寒山拾得 (森 |
**収録作品:[[泉鏡花]]「雨ばけ」、[[夏目漱石]]「[[夢十夜]]:第二夜」、[[内田百閒]]「北溟・虎」、[[芥川龍之介]]「[[煙草と悪魔]]」、[[稲垣足穂]]「星を売る店」、[[森鷗外]]「[[寒山拾得 (森鷗外)|寒山拾得]]」、[[横光利一]]「[[頭ならびに腹]]」、[[夢野久作]]「霊感」、[[萩原朔太郎]]「死なない蛸」、[[宇野浩二]]「化物」、[[梶井基次郎]]「[[愛撫 (小説)|愛撫]]」、[[久生十蘭]]「謝肉祭の支那服:地中海避寒地の巻」、[[坂口安吾]]「[[風博士]]」、[[牧野信一]]「[[ゼーロン]]」、[[石川淳]]「知られざる季節」、中島敦「文字禍」 |
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== 脚注 == |
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2020年6月18日 (木) 12:15時点における版
文字禍 | |
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作者 | 中島敦 |
国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
ジャンル | 短編小説、掌編小説 |
初出情報 | |
初出 | 『文學界』1942年2月号 |
刊本情報 | |
収録 | 第一創作集『光と風と夢』 筑摩書房 1942年7月 |
ウィキポータル 文学 ポータル 書物 |
『文字禍』(もじか)は、中島敦の短編小説(掌編小説)。1942年(昭和17年)に発表された中島のデビュー作の一つである。アッシリアの碩学ナブ・アヘ・エリバ博士が、文字の霊が人間に及ぼす災いについて研究し、アッシュールバニパル王に進言するものの認められず、最後には文字の霊の呪いによって書物(粘土板)の下敷きとなり圧死してしまうという物語である。
初出時は、他1篇「山月記」と共に「古譚」の題名で総括され、深田久弥の推薦により『文學界』1942年2月号に掲載された[1]。同年7月に筑摩書房から刊行された単行本『光と風と夢』に収録された際には、「山月記」「狐憑」「木乃伊」と合わせた連作「古譚」として収録された[2]。
おもな収録書籍
中島敦の作品集
アンソロジー収録
- 『文豪ナンセンス小説選』(河出文庫、1987年7月)
脚注
参考文献
- 中島敦『山月記・李陵 他九篇』岩波文庫、1994年7月。ISBN 978-4003114513。
- 中島敦『斗南先生・南島譚』講談社文芸文庫、1997年3月。ISBN 978-4061975606。