「河合塾」の版間の差分
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集 |
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集 |
||
352行目: | 352行目: | ||
===マスコット=== |
===マスコット=== |
||
傘下の組織である『河合塾マナビス』には、可愛らしいマスコットキャラクター『'''''マナベアー'''''』というクマのキャラクターが存在する。肩にはヘッドホン、右手にはノートを持って佇んでいるポーズが特徴。しかしヘッドホンをどのように耳につけるのかは不明。 |
傘下の組織である『河合塾マナビス』には、可愛らしいマスコットキャラクター『'''''マナベアー'''''』というクマのキャラクターが存在する。肩にはヘッドホン、右手にはノートを持って佇んでいるポーズが特徴。しかしヘッドホンをどのように耳につけるのかは不明。 |
||
[[File:河合塾マナビスのマスコットキャラクター マナベアー.jpg|thumb|河合塾マナビスのマスコットキャラクター マナベアー]] |
|||
== 不祥事 == |
== 不祥事 == |
2020年6月7日 (日) 04:12時点における版
河合塾(西館)(名古屋市 千種区) | |
創立者 | 河合逸治 |
---|---|
団体種類 | 学校法人 |
設立 | 1955年3月14日 |
所在地 | 愛知県名古屋市千種区今池2-1-10 |
法人番号 | 8180005002165 |
主要人物 | 河合弘登(理事長) |
活動内容 | 高卒生・高校生・中学生・小学生教育事業、高校・大学向け教育活動支援事業、教育の研究・開発 |
活動手段 | 教育事業 |
収入 |
508億円 (消費収入、2016年3月期) |
基本財産 |
670億円 (基本金、2017年3月31日時点) |
従業員数 |
1,988人(教員) 2,185人(職員) (2016年4月30日時点) |
ウェブサイト | http://www.kawai-juku.ac.jp/ |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
170-0013 東京都豊島区東池袋四丁目21-6 第3キンズメンビル4階 |
設立 | 2010年2月1日 |
法人番号 | 8180005002165 |
代表者 | 代表取締役社長:佐藤 佳志 |
資本金 | 8000万円 |
純利益 | 8351万8000円(2019年03月31日時点)[1] |
総資産 | 73億5210万9000円(2019年03月31日時点)[1] |
河合塾(かわいじゅく)は、愛知県名古屋市を本拠とする日本の大手予備校、および同予備校(専修学校・各種学校)を運営する学校法人(東北地区のみ準学校法人文理学院)。
代々木ゼミナール、駿台予備学校と並ぶ三大予備校の一つである。キャッチコピーは、「すべては一人ひとりの生徒のために」。塾訓は、「汝自らを求めよ」。
沿革
- 1933年 - 教育理念「すべては、一人ひとりの生徒のために」を掲げ、英文学者の河合逸治によって「河合英学塾」として開校。
- 1937年 - 「河合塾」と改称。桜山校(名古屋市)開校。
- 1955年 - 学校法人河合塾として改組。名駅校[注釈 1]開校以後、名古屋市内に校舎を展開。
- 1964年 - 逸治の二男河合邦人が理事長に就任。「株式会社学協」設立。
- 1968年 - チュートリアルシステム誕生。
- 1970年 - 「英才教育研究所河合塾教室」(現「ドルトンスクール」)開校、「名古屋英会話センター」(現「トライデント外国語・ホテル・ブライダル専門学校」)設立。「真貴幼稚園」開園。「美術系大学進学コース」(現「河合塾美術研究所」)新設。
- 1971年 - 夜間部補習科を「グリーンコース」と改称。
- 1972年 - 「全国進学情報センター」設立。全国統一模試(全統模試)開始。
- 1973年 - 英才教育研究所河合塾教室を独立させ「河合塾英才教育研究所」(現「ドルトンスクール名古屋」「ドルトンスクール東京」)設立。
- 1974年 - 出版事業開始。日本初の特定大学模試「東大入試オープン」(「東大即応オープン」)実施。
- 1977年 - 東京進出(駒場校開校)以後全国各地に校舎展開[注釈 2]。
- 1978年 - 学校法人河合塾学園を学校法人河合塾と分離設立し、トライデント外国語専門学校が愛知県下で初めての専門学校となる。
- 1979年 - 大学共通第1次学力試験(現大学入試センター試験)がスタートし、自己採点集計(現「センター・リサーチ」)を開始。
- 1982年 - 「財団法人河合記念奨学財団」(現「公益財団法人河合記念奨学財団」)設立。逸治の長男河合斌人が理事長に就任。
- 1983年 - 地域密着型教室展開を開始。「株式会社河合塾進学研究社」「株式会社河合塾グリーンアカデミー」設立。
- 1984年 - 「河合文化教育研究所」設立。「名古屋情報処理専門学校」(現「トライデントコンピュータ専門学校」)開校。
- 1987年 - 社会人・大学生教育事業に本格参入、帰国生への教育事業・留学生事業(現「海外帰国生コース」)開始。
- 1988年 - 河合サテライト講座開講(日本初のサテライト講座)。大検(現高卒認定試験)・通信制高校生支援コース「COSMO」新設。
- 1989年 - 「専門学校トライデントスクールオブデザイン」(現「トライデントデザイン専門学校」)開校。「株式会社河合出版」設立。
- 1996年 - 「K会」新設。
- 1997年 - トップレベル中高一貫校生対象「MEPLO」新設。大学入試情報の提供サイト「Kei-Net」開始。「河合塾KALS」新設。
- 1998年 - 「現役生教室」新設。
- 1999年 - 「現役館」新設。
- 2000年 - 「ゴートゥースクール・ドット・コム株式会社」(現「株式会社KEIアドバンス」)、「株式会社テスト研究センター」設立。
- 2001年 - リトルサイエンティスト独占使用権取得。
- 2002年 - 「ドルトンスクール名古屋」が各種学校認可。
- 2003年 - 「株式会社全国試験運営センター」設立。
- 2004年 - 学校法人札幌予備学院への経営参画。
- 2006年 - 「学校法人札幌予備学院」を吸収合併。学校法人文理学院との提携強化、「株式会社文理ラーニング」、「株式会社河合塾マナビス」設立。「河合塾Wings」新設。
- 2008年 - 「株式会社日能研東海」設立。
- 2009年 - 「株式会社ハピラル・テストソリューションズ」設立。
- 2010年 - 「株式会社KJホールディングス」設立。
- 2011年 - 「ドルトンスクール東京」が各種学校認可。株式会社毎日コムネットと資本業務提携。「UCLAエクステンション東京センター」開設。
- 2012年 - 「学伸館」新設。河合塾浜松が移転、浜松校として専修学校認可。
- 2013年 - 株式会社イー・コミュニケーションズと資本業務提携。河合塾名古屋校が移転。
- 2014年 - 「一般財団法人日本教育研究イノベーションセンター」(JCERI)設立。株式会社リアセックと資本業務提携。株式会社ウィル・シードをグループ化。
- 2015年 - 「K-pro」、「KAWAIJUKU English School」新設。株式会社日米英語学院をグループ化。株式会社イオレと資本業務提携。シンガポールに「WS PARTNERS PTE LTD」設立。
- 2016年 - 新しい学力測定・統合アセスメント「学びみらいPASS」提供開始。
- 2017年 - 「河合塾Wings高等部」新設。IBCパブリッシング株式会社と資本業務提携。株式会社セブンシーズをグループ化。
- 2018年 - 「ドルトン東京学園中等部・高等部」東京都より設置認可。「株式会社レペリオ」設立。
- 2019年 - 「ドルトン東京学園中等部・高等部」開校。
事業
大学受験予備校
代々木ゼミナール、駿台予備学校と並ぶ「三大予備校」のひとつに数えられる。学校施設の向上やテキストおよび模試の編集、文系の指導などに力を入れていたこともあり、「机の河合」、「テキストの河合」、「模試の河合」、「文系の河合」という異名を持つ。
河合サテライト講座という名称で、大手予備校の中でいち早く衛星放送事業を開始した[注釈 3]。講義はスタジオで収録し、その長所を生かしてCGや実験映像などをふんだんに用いて、視覚的に解説することを可能にした点が特徴。全国の河合塾校舎のみならず提携塾や個人塾、高等学校に配信されている。
大手3予備校の中では他校に先駆けて1980年代から現役生重視路線が見られ、現役小学生・中学生・高校生向けの「グリーンコース」、中高一貫校生向けの「東大現役進学塾-MEPLO-」、トップレベルの高校生向けの「K会」にも力を入れている。
愛知県の私立中学受験に関しては経営分離し、日能研との合弁会社「日能研東海」(2008年1月設立)が担っていくこととなった。
全般的な受験事業
模擬試験(全統模試)
センター試験合否判定システム
センター試験の自己採点結果を収集・分析し、合格可能性を判定するサービス「センター・リサーチ」を行っている(センター・リサーチの項を参照)。
出版事業
受験関連書籍を出版・販売することを目的とし、河合出版株式会社を設立した。種々の参考書及び問題集、入試過去問題などを扱う。
試験業務の受託
大学入試センター試験や大学入試問題の問題点を経営陣が指摘し、2003年、各種試験問題の作成及び試験業務全般を受託する株式会社「全国試験運営センター」(NEXA)を設立した。当初は河合塾と人材派遣業のパソナの出資で設立し、その後日本電子計算株式会社が出資した。河合塾の全統模試も全国試験運営センターやグループ会社の「ハピラル・テストソリューションズ」が問題作成・試験会場運営・採点業務まで行っている。[注釈 4][3]。
英語検定試験実施運営への参入
ケンブリッジ大学英語検定機構と学校法人河合塾は2018年7月13日、一般財団法人 日本ケンブリッジ英語検定機構(Cambridge Assessment Japan Foundation)を共同で設立した。2021年度入試から始まる大学入学共通テストの大学入試英語成績提供システムで活用される「ケンブリッジ英語検定」の日本国内における主催、ケンブリッジ英語検定を日本国内で普及させるための広報・営業活動を担っている。
他予備校との連携・吸収合併
傘下に全国進学情報センターを持ち、模擬試験などで各地の予備校とネットワークを結んでいる。河合塾グループである河合塾文理(旧・文理予備校、準学校法人文理学院が運営)は2006年度から河合塾仙台校と名称を改めたが、法人の独立性は保たれており、基本的にはこれまでの河合塾文理とほとんど変わりない。
2005年度から学校法人札幌予備学院の経営に参画し、同学院は河合塾札幌校と改称された。さらに2006年度には札幌予備学院を吸収合併し、札幌校は完全に河合塾直営の地方校舎となった。
2008年度から、株式会社エスイージーと提携し、本郷校・麹町校にあらたに設置された浪人生用の「東大プレミアムコース」、「医進プレミアムコース」の数学は、SEGの数学講師が、テキスト・授業ともに担当している。
受験予備校以外の学校法人事業
河合塾本体を運営する学校法人河合塾以外に、専門学校トライデントなどの専門学校経営を担う学校法人河合塾学園がある。この他にも河合塾現役館を運営する株式会社河合塾進学研究社などの関連会社も多数存在する。専門学校や社会人向けの資格講座(河合塾ライセンススクール)、文化研究など予備校以外の教育・文化事業(河合文化教育研究所)に早くから進出した。
専門学校事業においては、1976年に名古屋外国語専門学校(現・トライデント外国語専門学校)を開設したのを皮切りに、本部のある名古屋地区で積極的な展開を行ってきたが、2003年には主に関西で派手な宣伝を繰り広げ知名度の高かったコンピュータ日本学院専門学校(現・トライデントコンピュータ専門学校大阪)の経営を学校法人日本情報学園より承継し、関西地区にも展開を図っている[注釈 5]。
その他
河合塾ALUMNI
河合塾はOB・OGのために、河合塾ALUMNIといった同窓会組織が設けられている。なお、かつては河合塾OB・OGしか入会できなかったが、近年では非OB・OGでも入会できるようになっている。ALUMNIはSNSサイトとなっており、SNSを通じてOB・OG同士の交流が行われたり、模試監督など河合塾グループのアルバイトや、大学生会員のための就職活動イベントなどが募集されている。また、会員にはアンケートが配信され、アンケートに回答するとポイントが付与され、1ポイント1円単位で換金できる。近年では、ALUMNIの活性化のために、学生会員からアルバイトを募り、学生運営部署Alumni Youth Committee(AYC)が設立され、関東・東海・関西三地区に分かれて、学生目線での就活イベントや製品開発企画、自己啓発イベントなどが行われている。
テレビ放送による資料提供
「全国速報!大学入試センター試験ボーダー得点」
開始時期不明〜2004年まで大学センター試験終了直後の木曜日深夜(後に水曜日)深夜に東海テレビを制作局として、河合塾の講師らが各科目の配当採点と各大学の合格点を引き出すボーダーラインを紹介する2時間近くのワイド番組。関東のフジテレビや関西テレビなどでは編成の都合上時差送出で放送されていた。フジテレビ系列局のない地域では、系列外の局で時差ネットしていた。2005年以降番組は放送されていない。
愛知県公立高校入試解答速報
本拠のある愛知県で3月に実施される公立高校一般入試の当日夕方に名古屋テレビ放送で生放送される解答速報番組に2004年度放送分まで解答等の資料提供を行っていた。2012年現在同番組は同局では放映されていない。
校舎
当予備校では高卒生コースを「大学受験科」、現役生コースを「高校グリーンコース」と呼んでいる。
大学受験科設置校
専修学校および各種学校は「学校法人 河合塾」が運営[注釈 6]。
専修学校(一般課程)
専修学校認可を受けている校舎については「専修学校河合塾○○校」が正式名となる[注釈 7]。
- 北海道地区
- 札幌校(2008年3月本館・大通館を統合し札幌駅北口に移転)
- 東日本地区
- 池袋校(本館, 西館, 南館。2020年2月27日(本館), 同年3月(西館)開校。)
- 麹町校(医進専門校。2005年開校)
- 新宿校(2005年開校。主にCOSMOコースの別館あり。)
- 美術研究所新宿校
- 横浜校(2018年に移転開校)
- 立川校(本館、グリーンアカデミー立川教室)
- 町田校
- 大宮校
- 津田沼校
- 柏校(2016年開校)
- 水戸校
- 中部地区
- 浜松校
- 九州地区
- 福岡校
- 北九州校[注釈 8]
各種学校
本拠地となる愛知県の校舎などは各種学校となっている。
- 東日本地区
- 本郷校(2008年開校、東京大学専門校舎)
- 中部地区
- 千種キャンパス (千種校)
- 名駅キャンパス (名古屋校、名駅校<医進館/東大・京大館>)
- 美術研究所名古屋校
- 豊橋校
- 岐阜校
- 近畿地区
- 大阪校 (大阪校, 大阪医進館)
- 上本町校
- 京都校
- 天王寺校
- 神戸三宮校
- 中国地区
- 広島校
- 福山校
河合塾進学研究社運営校
下記3校は「株式会社 河合塾進学研究社」が運営。なお専修・各種学校とは異なり、「○○校」ではなく「○○館」となっている。また秋葉原館を除き、現役館(次項参照)からの改名となっている。
- 新規開館
- 秋葉原館(2011年3月開館)
- 現役館からの改名
- あざみ野館
- 藤沢館(2016年3月開館)
現役生専門校
「株式会社 河合塾進学研究社」が運営。校舎により「○○現役館」「現役生教室 ○○」と名称が異なる(以下、「現役生教室」については○○のみ表記)。
現役館
- 首都圏
- 自由が丘現役館、吉祥寺現役館、調布現役館、金沢文庫現役館、南浦和現役館、川越現役館、厚木現役館、千葉現役館、松戸現役館
- 中部地区
- 四日市現役館、津現役館、刈谷現役館、岡崎現役館、豊田現役館、星ヶ丘現役館
現役生教室
- 近畿地区
- 豊中、堺東、岸和田、甲子園、三田、西大寺、八木
- 九州地区
- 久留米、折尾、熊本
閉鎖した校舎・館・教室
- 東日本地区
- 駒場校 (1977年~2008年, 難関大学専門校であり、東日本地区初の校舎であった。大学受験科、高校グリーンコースを有していて、この校舎にあった東京大学専門のコース(大学受験科, MEPLO)は全て本郷校に移転した。)
- 池袋校(西校舎, 南校舎) (~2020年2月26日, 西校舎は老朽化により閉鎖, 南校舎は「南館」に改称した上で現在に至る。)
- 千駄ヶ谷校 (~2005年, 現在の新宿校, 麹町校。河合塾COSMOを併設していたとされる。)
- 横浜校(本館・グリーンアカデミー館) (~2018年3月, 専修学校, 横浜校の移転統合に伴い閉鎖)
- 千葉校 (現在の千葉現役館。大学受験科の機能は津田沼校に移転された。)
- 松戸校 (~2016年3月, 2016年4月以降は現在の松戸現役館となる。大学受験科の機能は柏校に移転された。)
- あざみ野現役館 (現在のあざみ野館)
- 藤沢現役館 (~2016年3月。現在の藤沢館)
- 中部地区
- 桜山校
- 近畿地区
- 寝屋川現役生教室(2019年3月閉鎖)[4]
河合塾グループ校舎
- 東北地区
- 近畿地区
- 河合塾サポート学院(大阪市)
著名講師
現役講師
- 瓜生豊 (英語)
- 墺タカアキ (英語)
- 里中哲彦 (英語)
- 松原好之 (英語)
- 玉置全人 (英語)
- 中尾悟 (英語)
- 成川博康 (英語)
- 松延正一 (英語)
- 室田芳丘 (英語)
- 森田鉄也(英語)
- 米山達郎 (英語)
- 麻生雅久 (数学)
- 野竿陽司 (数学)
- 広瀬和之 (数学)
- 木村哲也 (現代文)
- 村山孝志(古文)
- 石川晶康 (日本史)
- 富増章成 (日本史)
- 青木裕司 (世界史)
- 瀬川聡 (地理)
- 昼神洋史 (公民)
- 苑田尚之 (物理)
- 浜島清利 (物理)
- 大西正浩 (化学)
- 照井俊 (化学)
- 野村聡 (化学)
元講師
- 今井宏 (英語)
- 古藤晃 (英語)
- 篠田重晃 (英語)
- 森川展男(英語)
- 牧野剛 (現代文)
- 鈴木邦男(現代文)
- 林修 (現代文)
- 小田原紀雄(古文)
- 雲孝夫 (数学)
- 土師政雄 (数学)
- 志田晶 (数学)
- やまぐち健一 (物理)
- 小松美彦 (小論文)
- 菅孝行 (小論文)
- 奈良美智(美術研究所)
河合塾グループ
- 学校法人 河合塾
- 学校法人 河合塾学園
- 学校法人 文理学院(河合塾文理→河合塾仙台校)
- 学校法人 東京学園高等学校
- 株式会社 KJホールディングス
- 株式会社 学協
- 株式会社 河合出版
- 株式会社 河合塾進学研究社
- 株式会社 河合塾グリーンアカデミー
- 株式会社 河合塾マナビス
- 株式会社 KEIアドバンス(伊藤忠商事との共同出資)
- 株式会社 全国試験運営センター (NEXA)
- 株式会社 文理ラーニング
- 株式会社 日能研東海(日能研との合弁会社)
- 株式会社 ハピラル・テストソリューションズ (大日本印刷グループ教育出版と株式会社Z会との共同出資)
- 株式会社 ウィル・シード
- 株式会社 日米英語学院
- WS PARTNERS PTE LTD
- IBCパブリッシング株式会社
- 株式会社 セブンシーズ
- 株式会社 レペリオ
- 一般財団法人 日本教育研究イノベーションセンター
- 公益財団法人 河合記念奨学財団
その他
お笑いコンビ・チュートリアルの芸名の由来
お笑いコンビチュートリアルの2人は高校・浪人時代に河合塾に通っており、コンビ名も河合塾のチュートリアルシステムから命名している。
ネーミングライツ
名古屋市が2011年に募集した歩道橋のネーミングライツに応募。本部につながる歩道橋の名前を「河合塾 千種ビクトリーブリッジ」とした[5]。歩道橋自体はネーミングライツ設定以前の1987年に竣工し[6]、当時から河合塾ビクトリーブリッジと呼ばれ、建築費用も河合塾が負担し市に寄付した形になっている。
マスコット
傘下の組織である『河合塾マナビス』には、可愛らしいマスコットキャラクター『マナベアー』というクマのキャラクターが存在する。肩にはヘッドホン、右手にはノートを持って佇んでいるポーズが特徴。しかしヘッドホンをどのように耳につけるのかは不明。
不祥事
職員による個人情報の不正流出
2003年2月12日、河合塾は同塾元部長が同塾主催の模擬試験を受けた受験生の個人データを、群馬県内の他の予備校2校に不正に提供していたことを発表した。元部長は2001年及び2002年に実施された「全統センター試験プレテスト」の受験生の個人データ(氏名、成績、高校名)を不正に提供していた。2001年には3002名分を県内の他予備校へ、2002年には4379名分を別の予備校へそれぞれ提供していたとされる[7]。
河合塾福岡校における大麻売買事件
2007年12月7日、河合塾福岡校校内で大麻を売買していたとして福岡県警西警察署は同塾に通っていた当時18歳の塾生や他の専門学校生ら計5人を逮捕、同塾に通っていた当時18歳の塾生と九州大学1年生の計2人を書類送検した[8]。
この事件に関し、河合塾福岡校は「まったくの初耳で驚いている。校舎内で大麻が売買されていたとすれば、あってはならないことで、事実確認を急ぎたい。」とコメントした。その後、河合塾は「報道内容が事実であれば、教育機関としてはあってはならないことと認識し、改めて塾生の『安全と安心』について最優先課題ととらえ、校舎の巡回、受験生のストレスに対するカウンセリングの導入、薬物使用が立派な犯罪であることの啓蒙活動など、対策を講ずる」とのコメントを発表した[9]。
不当な「雇い止め」を理由とした労働争議
2013年8月、東京・町田校と神奈川・横浜校で勤務していた講師が、「労働契約法改正のポイント」というリーフレットを職員に配布したことにより、不当に「雇い止め」されたとして、愛知県労働委員会に労働争議を申し立てている。この講師は、配布行為の2週間後に「無許可で不特定多数にビラを配布した」として書面で厳重注意を受けた。さらに、同年11月22日付で、翌年度の業務委託契約を締結しない旨が、書面通知された[10]。
脚注
注釈
- ^ のちに16号館名古屋校と改称する。現在の名駅キャンパス名古屋校から、新幹線沿いの北方400mほどの場所にあった。
- ^ 逸治の長男河合斌人、二男河合邦人が全国展開を開始した(邦人は1983年、斌人は2005年死去)。
- ^ この事業は代々木ゼミナールよりも先行しており、既に「サテライト」の商標を得ていた
- ^ 尚、現在は大学試験や河合塾の全統模試の全てだけでなく国家試験や検定、入社試験の問題作成・試験の実施の運営・試験実施採点のアウトソーシング等も行っている
- ^ また、かつては「トライデントカレッジ」の名称で広島地区でも専門学校事業を展開していた。
- ^ なお、かつて仙台市、金沢市、静岡市、岡山市に置かれていた事務所は移転統合などで廃止された。
- ^ ただし、横浜校は「専修学校」を冠さない「河合塾横浜校」が正式名である
- ^ 1990年に開校したが、前年の1989年に発生した代々木ゼミナール小倉校(2015年閉鎖)を巡る騒動(当初福岡県当局の認可が下りず、無認可校として強行開校した。この年の12月に認可が下りた)のあおりで、認可は開校直前まで下りなかった。
出典
- ^ a b 株式会社KJホールディングス 第10期決算公告
- ^ “河合塾の新名古屋校が完成、16号館から完全移転”. 中部経済新聞. (2012年10月19日) 2015年12月17日閲覧。
- ^ 同社公式ホームページ
- ^ “寝屋川市駅東口の河合塾が3月で閉校。大手予備校の現役生教室”. マチコロ寝屋川. 2019年12月27日閲覧。
- ^ 名古屋市:歩道橋ネーミングライツパートナーについて(市政情報)
- ^ 河合塾ビクトリーブリッジ
- ^ 「模試受験生のデータ流出、別業者へ提供 河合塾」(『朝日新聞』、2003年2月13日付朝刊名古屋版、24面)
- ^ 予備校で大麻売買…九大生も“客”(スポニチ 2007年12月8日付) - 2008年1月25日閲覧
- ^ 福岡校での大麻売買・逮捕報道について(河合塾ニュースリリース 2007年12月12日) - 2008年1月25日閲覧
- ^ 河合塾、講師不当雇い止めで労働争議 法人側の曖昧な回答に傍聴席から失笑、livedoorニュース、2015年3月2日。