「センター・オブ・ジ・アース (アトラクション)」の版間の差分
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ゲストは地底走行車とよばれる乗り物に乗り込み、神秘に満ちた地底の世界を探検する。地底走行車はゆっくりとしたスピードで進むが、ライド終盤にはスピードをつけ急上昇、急降下をする。その最高速度は時速75キロメートルに達し、[[東京ディズニーリゾート]]のアトラクションの中では最速である。 |
ゲストは地底走行車とよばれる乗り物に乗り込み、神秘に満ちた地底の世界を探検する。地底走行車はゆっくりとしたスピードで進むが、ライド終盤にはスピードをつけ急上昇、急降下をする。その最高速度は時速75キロメートルに達し、[[東京ディズニーリゾート]]のアトラクションの中では最速である。 |
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ライドの原動力は従来のコースターライドのようにチェーンで引っ張られ、その後重力に従い旋回や落下を繰り返すというものではなく、ライドとコースに[[コンピュータ]]が備え付けられており、そのコンピュータでライドのスピードやライド同士の間隔などを調整している。そのため、トラブル時は速やかに全ライドを停止および発進させることができる。また、そのライドには[[フォーミュラ1]]のレースカー並の動力をもつといわれる[[モーター]]がつけられている。急降下前に急発進できるのはこのモーターのおかげである<ref>これは[[ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート]]の[[エプコット]]内の人気アトラクション「テスト・トラック」のライドシステムを発展させたライドシステムである。</ref>。 |
ライドの原動力は従来のコースターライドのようにチェーンで引っ張られ、その後重力に従い旋回や落下を繰り返すというものではなく、ライドとコースに[[コンピュータ]]が備え付けられており、そのコンピュータでライドのスピードやライド同士の間隔などを調整している。そのため、トラブル時は速やかに全ライドを停止および発進させることができる。また、そのライドには[[フォーミュラ1]]のレースカー並の動力をもつといわれる[[モーター]]がつけられているとの説があるが、急停止時の安全性を考えると疑問が残る。よって「急降下前に急発進できるのはこのモーターのおかげである。」という説は噂である。<ref>そして「これは[[ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート]]の[[エプコット]]内の人気アトラクション「テスト・トラック」のライドシステムを発展させたライドシステムである。」という説はリンク先の原典がないので詳細は不明である。なお原典はないが、駆動方法にリニアモーターという説も存在する。</ref>。 |
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また2010年の定期点検にて、乗り場へ[[ホームドア]]が設置された。 |
また2010年の定期点検にて、乗り場へ[[ホームドア]]が設置された。 |
2020年5月21日 (木) 12:00時点における版
センター・オブ・ジ・アース(Journey to the Center of the Earth)は、東京ディズニーシーにあるアトラクションの一つ。
概要
センター・オブ・ジ・アース (アトラクション) | |||
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オープン日 | 2001年9月4日 (東京ディズニーシーと同時にオープン) | ||
スポンサー | 第一生命保険株式会社 | ||
所要時間 | 約3分 | ||
定員 | 6名 | ||
利用制限 | 身長117cm以上 | ||
ファストパス | ○ | ||
シングルライダー | 対象外 |
このアトラクションはミステリアスアイランドにあり、フランスの小説家ジュール・ベルヌの代表作『地底旅行』(仏:Voyage au centre de la Terre)を原作とし、1959年にヘンリー・レヴィンによって製作された映画をモチーフにしている。
ゲストは地底走行車とよばれる乗り物に乗り込み、神秘に満ちた地底の世界を探検する。地底走行車はゆっくりとしたスピードで進むが、ライド終盤にはスピードをつけ急上昇、急降下をする。その最高速度は時速75キロメートルに達し、東京ディズニーリゾートのアトラクションの中では最速である。
ライドの原動力は従来のコースターライドのようにチェーンで引っ張られ、その後重力に従い旋回や落下を繰り返すというものではなく、ライドとコースにコンピュータが備え付けられており、そのコンピュータでライドのスピードやライド同士の間隔などを調整している。そのため、トラブル時は速やかに全ライドを停止および発進させることができる。また、そのライドにはフォーミュラ1のレースカー並の動力をもつといわれるモーターがつけられているとの説があるが、急停止時の安全性を考えると疑問が残る。よって「急降下前に急発進できるのはこのモーターのおかげである。」という説は噂である。[1]。
また2010年の定期点検にて、乗り場へホームドアが設置された。
ストーリー
ゲストは、ネモ船長の研究室のある「マグマ・サンクタム」から、「テラヴェーター」で地中深く800mにある「ベース・ステーション」へ向かう。
ベース・ステーションからは地底走行車に乗り込み、「水晶の洞窟」や「発光生物のトンネル」、様々な生き物が棲息する「巨大キノコの森」などの地底世界を進んでいく。
ところが突然、火山性地震がゲストを襲い、地底走行車はコースを大きく外れ、まだ誰も到達したことのない地底奥深くへと迷い込んでしまう。嵐で荒れる「地底の海」に迷い込み落雷を受け、地底走行車は制御が効かなくなってしまう。 すると突如、巨大な雄叫びとともに溶岩から上半身を現した巨大な怪物「ラーヴァモンスター」(声 - フランク・ウェルカー)が出現。[2] ゲストの地底走行車も襲われそうになった直後、大規模噴火が発生し、地底走行車は溶岩の圧力に押し上げられて火道[3]内を急上昇、噴火口から吐き出され落下してプロメテウス火山のカルデラを走り抜け、「地熱貯蔵庫」に無事到着する。
マグマ・サンクタムツアー
アトラクションが定期メンテナンスなどの事情で終日休止している時には、テラヴェーター直前までのQライン(待ち列)を見学する「マグマ・サンクタムツアー」(火山の洞窟ツアー)が開かれることがある。これは、テラヴェーターまでのQラインには通常並んでいるだけでは見ることができないほどの、ネモ船長の研究室を演出するための沢山の小道具を、アトラクションが休止中にじっくり見て回るというもの。公表されているサービスではないため、東京ディズニーリゾート公式サイトや東京ディズニーシー・トゥデイに記載されていない。そのため、実施されているかどうかはアトラクション入り口まで行ってキャストに確認する必要があり、アトラクションが長期に渡り休止していても実施されないこともある。
補足事項
- Qラインで見ることのできる「水晶の洞窟」の絵には1870年5月12日と「巨大キノコの森」の絵には1872年4月7日と書かれており、これらはそれぞれが発見された日付である。
- 水晶の洞窟で鳴る綺麗な音色は天井から落ちてくる水が水晶に当たっているからであり、水晶の種類によって鳴る音色が異なる。この事はキューラインから見ることのできる研究室に置いてあるネモ船長のレポートに記されている。
- ネモ船長はラーヴァモンスターの卵の欠片を見て、これは怪物のような生物で進化の途中なのではないかと考えていたが、このような生物がいるのは考えられないとレポートに記している。
- ラーヴァモンスターが見える所に差し掛かる直前、左側の岩壁にラーヴァモンスターが1台前の地底探検車を襲う影がある。その証拠に、ラーヴァモンスターの左下には、地底探検車がある。
脚注
- ^ そして「これはウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのエプコット内の人気アトラクション「テスト・トラック」のライドシステムを発展させたライドシステムである。」という説はリンク先の原典がないので詳細は不明である。なお原典はないが、駆動方法にリニアモーターという説も存在する。
- ^ 溶岩から突き出ている部分だけでも3m弱あると思われる。また、ラーヴァモンスターに襲われた他の地底走行車が溶岩に沈みかけているのも見られる。
- ^ ヴォルカニック・シャフト(マグマの通り道の意)。