「電気火災」の版間の差分
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[[エアコン]]を介して感電すると、室内ユニットから発生した火花が原因となって火災となる「家具火災」に至ることがある。 |
[[エアコン]]を介して感電すると、室内ユニットから発生した火花が原因となって火災となる「家具火災」に至ることがある。 |
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[[地震]]などで建築物が倒壊した場合、[[停電]]が復旧した際に、破損した状態の家電品に通電して漏電・ショートが発生したり、熱電器具(電気ストーブ、観賞魚用ヒーターなど)の上や周辺に可燃物が倒れたり散乱したりしている状態でその熱電器具が作動し発熱したりすることで<ref> |
[[地震]]などで建築物が倒壊した場合、[[停電]]が復旧した際に、破損した状態の家電品に通電して漏電・ショートが発生したり、熱電器具(電気ストーブ、観賞魚用ヒーターなど)の上や周辺に可燃物が倒れたり散乱したりしている状態でその熱電器具が作動し発熱したりすることで<ref>[https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejseee/70/4/70_I_1107/_article/-char/ja/ 秦康範、原田悠平、2011年東北地方太平洋沖地震における地震型火災の特徴] 土木学会論文集A1(構造・地震工学) Vol.70 (2014) No.4 p.I_1107-I_1117, {{DOI|10.2208/jscejseee.70.I_1107}}</ref>、火災が発生することがある。これを'''通電火災'''といい、[[阪神・淡路大震災]]や[[東日本大震災]]で発生例がある<ref>[http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110315_37.htm 電気の復旧進む仙台市内 「通電火災」が多発] - 河北新報、2011年3月15日</ref>。 |
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東京消防庁ではリチウムイオン電池などを使ったモバイルバッテリーからの出火も電気火災として扱っている<ref name="tfd"/>。 |
東京消防庁ではリチウムイオン電池などを使ったモバイルバッテリーからの出火も電気火災として扱っている<ref name="tfd"/>。 |
2020年3月30日 (月) 14:44時点における版
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電気火災(でんきかさい)とは、火災のうち電気設備機器など電気製品に起因するものを指す[1]。
原因・発生例
電気のショートにより発生するほか、トラッキング現象でも発生する。漏電により火災に至る場合もある。
たこ足配線により配線同士が絡み合って発熱し発火に至る場合もある。このほか、こたつの配線が劣化(断線など)し、その箇所から火花が出て燃え広がる事例もあるほか、古い家電品では内部の配線などが劣化している場合があることから、これらが漏電やショートの原因となって火災に至ることもある。
エアコンを介して感電すると、室内ユニットから発生した火花が原因となって火災となる「家具火災」に至ることがある。
地震などで建築物が倒壊した場合、停電が復旧した際に、破損した状態の家電品に通電して漏電・ショートが発生したり、熱電器具(電気ストーブ、観賞魚用ヒーターなど)の上や周辺に可燃物が倒れたり散乱したりしている状態でその熱電器具が作動し発熱したりすることで[2]、火災が発生することがある。これを通電火災といい、阪神・淡路大震災や東日本大震災で発生例がある[3]。
東京消防庁ではリチウムイオン電池などを使ったモバイルバッテリーからの出火も電気火災として扱っている[1]。
注・出典
- ^ a b 電気火災を防ごう - 東京消防庁広報テーマ 2018年8月
- ^ 秦康範、原田悠平、2011年東北地方太平洋沖地震における地震型火災の特徴 土木学会論文集A1(構造・地震工学) Vol.70 (2014) No.4 p.I_1107-I_1117, doi:10.2208/jscejseee.70.I_1107
- ^ 電気の復旧進む仙台市内 「通電火災」が多発 - 河北新報、2011年3月15日