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2020年3月29日 (日) 06:30時点における版
推しが武道館いってくれたら死ぬ | |
---|---|
ジャンル | 百合、アイドル |
漫画 | |
作者 | 平尾アウリ |
出版社 | 徳間書店 |
掲載誌 | 月刊COMICリュウ |
レーベル | RYU COMICS |
発表号 | 2015年8月号 - |
巻数 | 既刊6巻(2019年10月12日現在) |
アニメ | |
原作 | 平尾アウリ |
監督 | 山本裕介 |
シリーズ構成 | 赤尾でこ |
キャラクターデザイン | 下谷智之、米澤優 |
音楽 | 日向萌 |
アニメーション制作 | エイトビット |
製作 | 推し武道製作委員会 TBSテレビ |
放送局 | TBSテレビほか |
放送期間 | 2020年1月 - 3月 |
話数 | 全12話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(おしがぶどうかんいってくれたらしぬ)は、平尾アウリによる日本の漫画作品。『月刊COMICリュウ』(徳間書店)にて、2015年8月号より連載中。岡山県を舞台にし、とある女性地下アイドルグループの活躍と、彼女らを応援するファン(アイドルオタク)たちの様子を描いたコメディ作品。2017年には「このマンガがすごい!2017」オトコ編第12位[1]、第3回「次にくるマンガ大賞」コミックス部門第11位にランクインした[2]。略称は「推し武道」。
あらすじ
フリーターのえりは、岡山県で活動している7人組の地下アイドルグループ「ChamJam」の人気最下位メンバー・舞菜の熱狂的ファンで、自他ともに認める舞菜トップオタ。そんなえりに対して舞菜も好意を抱いているのだが、押しが強すぎるえりと不器用な舞菜の間では上手く会話が成立せず、結果として塩対応だと勘違いされている状態が続いていた。お互いに想い合っているのにすれ違い続けるえりと舞菜の様子を軸に、ChamJamに加入する前かられおを応援していたくまさ、ファンになったのは最近ではあるものの空音に対して本気で恋をしている基など、様々なアイドルとファンの様子が描かれる。
登場人物
声は特記ない限りテレビアニメの声優。
主人公
- えり / えりぴよ
- 声 - ファイルーズあい[3] / 早見沙織(月刊COMICリュウCM)[4]
- 20歳 / 身長 - 162センチメートル / 出身地 - 岡山県岡山市 / 誕生日 - 5月1日 / 血液型 - A型
- 本作の主人公。パン工場でアルバイトをしているフリーターの女性。ある日偶然、ChamJamの野外ライブを観たことがきっかけで熱狂的な市井舞菜オタとなり、収入のほぼ全てを舞菜のファン活動に充てるようになる。
- 「自分の人生には舞菜の1分1秒が必要」「舞菜にはもっとファンが増えるべき」「舞菜が武道館いってくれたら死んでもいい」と豪語し、実質1人で推し支えている舞菜トップオタだが、その熱狂的すぎるファン活動が逆に周囲の人間を引かせてしまい、舞菜にファンが定着しないという本末転倒な事態を招いている。
- 一方で、基の妹・玲奈が舞菜のファンであること(「玲奈」の項参照)が判明したときには、やっと舞菜のよさを分かってくれる人物が現れたとたいそう喜んだが、握手会で玲奈には自分からにこやかに話しかける舞菜を見て「私以外に笑いかける舞菜を見るの いやだ」と複雑な心境を独白する。
- TPOを問わず、常に高校時代の赤い指定ジャージ姿で活動しているが、これはファン活動費を工面するために私服を全て売り払ったため。
- 手先は不器用で、メッセージカードなどを可愛くデコレーションするセンスは壊滅的に無い。また料理もできない。
- ステージ上の舞菜に興奮して鼻血を噴出させて倒れたり、人気投票に向けて舞菜に“積みたい”がためにバイトを掛け持ちし、その疲れからフラフラになり川に落ちることもしばしばである。なぜかイノシシに跳ね飛ばされて足を骨折するという不運に見舞われることもあった。
ChamJam
- 市井 舞菜(いちい まいな)
- 声 - 立花日菜[5]
- 17歳 / 身長 - 152センチメートル / 出身地 - 岡山県倉敷市 / 誕生日 - 1月18日 / 血液型 - A型 / メンバーカラー - サーモンピンク
- えりが熱狂的なまでに応援しているいわゆる「推し」。ファンはグループ内で最も少ないが、原因の一端はえりの精力的すぎるファン活動にある。高校生。内気で人見知りな性格。趣味は散歩。好きな食べ物はパンで、メンバーカラーとしてあてがわれているサーモン=鮭は好きでも嫌いでもない。
- えりに対しては塩対応になっていることが多いが、実際にはえりのことを嫌っているということは全くなく、むしろ好意を抱いており、親しくなりたいと思っている。と同時にアイドルであるために自分の気持ちは抑制しなければならないと考えているため、えりとの接し方にしばしば悩んでいる。
- 五十嵐 れお(いがらし れお)
- 声 - 本渡楓[6]
- 22歳 / 身長 - 156センチメートル / 出身地 - 岡山県勝田郡 / 誕生日 - 10月25日 / 血液型 - AB型 / メンバーカラー - ピンク
- ChamJamの最年長でリーダー。ツインテールがトレードマーク。アイドル衣装に吊りスカートを穿いている。以前は別のアイドルグループで活動していたが、突然の解散により行方知れずとなり、現在の事務所に所属してChamJam結成の際の主柱となる。キャリアが長いこともあり、アイドルとしての実力・人気ともに高いにもかかわらず、いたって謙虚な性格で大変な努力家でもある。また、自分では自分の容姿をあまり良くないと思っている(空音いわく「無自覚美少女」)。
- ChamJamのメンバーを大切に想っており、彼女らを精神的に支えて導く存在でもある。
- 趣味はくまグッズ集め。
- 松山 空音(まつやま そらね)
- 声 - 長谷川育美[6]
- 18歳 / 身長 - 157センチメートル / 出身地 - 岡山県岡山市 / 誕生日 - 2月13日 / 血液型 - A型 / メンバーカラー - ブルー
- 高校生。趣味はテニスで部活にも所属している。ファンを大切にしており、ファンレターをくれた基には一目で気づいた。そのため人気も高く、1巻時点でいわゆる前列組で、れお・眞妃と共にトップ3に入っていた。アイドルになったのは、野外ライブ中のれおを見て興味を抱き、叔母(声 - 仲村かおり)が応募したのがきっかけ。そのため、れおに対し「理想のアイドル」として尊敬の念を抱いている。テニス部のチャラいというイメージなどもあり、一時は彼氏がいるのではないかと噂になり人気が落ちたが、これは人違いによるデマであった。よくエゴサーチをするが何かと誤魔化している。
- 伯方 眞妃(はかた まき)
- 声 - 榎吉麻弥[6]
- 19歳 / 身長 - 160センチメートル / 出身地 - 香川県高松市 / 誕生日 - 6月2日 / 血液型 - O型 / メンバーカラー - イエロー
- セクシー担当でEカップ。メンバーで最も仲が良いのはゆめ莉というのは周知だが、それ以上に非常に親密な関係であることが窺える。曰く「ゆめがどこにいたってわかる」。従姉妹に香川でアイドルをしている夏未がいる。
- 水守 ゆめ莉(みずもり ゆめり)
- 声 - 石原夏織[6]
- 18歳 / 身長 - 155センチメートル / 出身地 - 神奈川県 / 誕生日 - 12月30日 / 血液型 - A型 / メンバーカラー - パープル
- おっとりした性格だが、歌やダンスの実力は高い。眞妃と非常に親密である。人気投票の際には積極的に前列や人気上位になりたいとは考えず、むしろ眞妃の順位を気にしていたが、彼女の取り組みや計らいにより、ファンのために努力することを決意する。
- 寺本 優佳(てらもと ゆうか)
- 声 - 和多田美咲[6]
- 16歳 / 身長 - 156センチメートル / 出身地 - 岡山県玉野市 / 誕生日 - 8月5日 / 血液型 - AB型 / メンバーカラー - ホワイト
- 底抜けに明るい性格で、底抜けに記憶力が悪い。しかしダンスなどは得意。メンバーでは最年少。空気が読めないタイプだが、その裏表のなさから一定の人気を持ち、人気投票では3位になった。趣味はソーシャルゲーム。
- 横田 文(よこた あや)
- 声 - 伊藤麻菜美[6]
- 18歳 / 身長 - 147センチメートル / 出身地 - 岡山県新見市 / 誕生日 - 7月21日 / 血液型 - B型 / メンバーカラー - グリーン
- 愛称は「あーや」。妹キャラでロリ枠と言われるように、年齢の割に小さくて幼い雰囲気を持つ。趣味はアニメ鑑賞。好きな食べ物は大葉。メンバー内では優佳と仲が良い。
- 自ら応募してアイドルになっただけあり、上昇志向が強く、常にセンターを目指して努力してる。それだけに自身の人気順位の低さが悩みであり、前列組であった空音に対しては一時期、冷淡な態度を取っていた。また同じく前列組であるれおのことはライバル視していると同時に尊敬の念も抱いており、内心では叶わないと感じている。そのため元々はれおと同じだった髪型(ツインテール)を、れおと被らないように位置を低く変えている。
- 努力家だけありダンスの技量は高い。オフはメイド喫茶でアルバイトをしており、そこにはしばしばえりとくまさが訪れている。
アイドルファン
- くまさ
- 声 - 前野智昭[7]
- 30代半ばの太り気味で眼鏡を着用した男性。元は会社員だったが、ファン活動に時間を割くために現在はフリーターをしている。
- ChamJamの野外ライブを見ていたえりに声をかけ、アイドルファンになるきっかけを作った人物。れおのことをChamJam結成前から応援しているれおトップオタで、れおの生誕祭の委員なども務める。
- かつて推し(れお)が所属していたグループが突如解散してしまったという経験をもつことから、「いつが最後の生誕になるかわからない」等の考えを持ち、常に全力でれおを応援している。その人柄、れおオタとしての在り方ゆえ、えりぴよを始めとするChamJamオタたちから一目置かれる存在である。
- なお、作者はインタビューでくまさのことを「アイドルオタクの考える最高の良オタ」として描いている旨を語っている[1]。
- 基(もとい)
- 声 - 山谷祥生[7]
- 20代前半の男性。塾でアルバイトをしている。空音推しの新参に分類されるファンだが、トップオタのえりやくまさと交友を持つ。推しとの交際や結婚を真剣に夢見ている「リア恋勢」と呼ばれるタイプのファン。体が弱いらしく、初詣では自分の健康祈願していた。
- 玲奈(れな)
- 声 - 市ノ瀬加那[6]
- 基の妹。原作第6話から登場。高校3年生→大学生。空音に顔立ちが似ている美少女。基と一緒に行った岡山ガールズフェスタで舞菜を観てファンになった。初登場時からしばらくは受験生であったため、ChamJamのライブなどにはあまり足を運べなかったが、えりぴよ以外のファンとして、舞菜にとても喜ばれている。
その他
- 村井 夏未(むらい なつみ)
- 香川のアイドル「ステライツ」のメンバー。眞妃の従姉妹であり、彼女に執着している。
- メイ
- 声 - 久保ユリカ
- 広島の地下アイドル「めいぷる♡どーる」のセンター。れおが以前所属していたアイドルグループの元メンバーでもある。
- 美結(みゆう)
- 声 - 藤原夏海
- えりが働いているパン工場の同僚。当初はオタク活動について否定的であったが、ふとしたことからアニメのキャラクター・冬太郎(声 - 斉藤壮馬)にハマり、オタクとなる。
- 吉川、三崎、室田
- 声 - 中村悠一(吉川)、佐藤聡美(三崎)、伊藤静(室田)
- ChamJam運営事務所のスタッフ。
書誌情報
- 平尾アウリ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』 徳間書店(発行)、〈リュウコミック〉、既刊6巻(2019年10月12日現在)
- 2016年2月13日発売 ISBN 978-4-19-950491-4
- 2016年9月16日発売 ISBN 978-4-19-950527-0
- 2017年6月13日発売 ISBN 978-4-19-950570-6
- 2018年5月11日発売 ISBN 978-4-19-950622-2
- 2018年12月13日発売 ISBN 978-4-19-950658-1
- 2019年10月12日発売 ISBN 978-4-19-950689-5
テレビアニメ
『月刊COMICリュウ』2018年7月号にてアニメ化することが発表された[8]。2020年1月より3月までTBSテレビ『アニメリコ』枠ほかにて放送された[7]。ナレーションは柳田淳一。
制作
- スタッフィング
- 監督には山本裕介、アニメーション制作にはエイトビットが起用されるなど、TVアニメ「ヤマノススメ」シリーズのスタッフが多数起用されている。山本にはエイトビットの葛西励社長から監督へのオファーが来ている。山本は以前にも別の原作でアイドルを取り扱う作品のオファーが来たが、その時には自身にアイドル作品への適性がないと考えていたため断っていた。しかし、本作はアイドルだけではなくオタクもメインにしており、地下アイドルを扱う点やコメディ要素があるなどアイドル作品の中でも異色の内容であったため依頼を引き受けた[9]。
- キャラクターデザインに下谷智之が起用されたのは端正な絵が描け、絶対に下品にならない絵を描けるため。本作の内容でデザインを下品な方向にしたら目指すべき作品から大きく脱線する可能性があったため、端正なデザインが描ける下谷が起用された[9]。
- シナリオ・演出
- 原作者の平尾アウリは初期段階の打ち合わせから参加しており、担当編集を通してのシナリオ監修や、アフレコにもほぼ毎回参加している。また、アイドルのコスチュームデザインやキャラクターの私服などは平尾のイメージを最優先にしており、第1話冒頭のえりぴよの私服は当初、原作に忠実な色設定をしていたが、平尾の方から「この頃のえりぴよはもっと派手でパンクな感じ」と別の色を提案され、採用されている[9]。
- 山本は演出面で、えりぴよのギャグに見えつつも推しに対する真剣な思いを強調するようにしており、ギャグではあるけれどエモーショナルな方向にもドラマが振れる原作の魅力を表現できるように心がけている。また、えりぴよの過激な言動や行動が視聴者に嫌われないように気を付けている。原作の雰囲気をアニメーションでも守るため、山本を中心に映像演出からアフレコ、編集に至るまで丁寧な制作が心掛けられた[9][10]。
- 山本は本作の制作にあたり実際の劇場(ライブハウス)や地下アイドル、周辺のオタクについて取材をしている。だが、あまりにも深いところまで描いて生々しいドラマにしてしまわないように、リアルな見せ方を目指しつつオタクと地下アイドルの理想的な関係性をある種のファンタジーとして描き、双方のバランスを大事にして描いている。また、取材の際に自身の素性はなるべく明かさずにライブや握手会などのイベントに参加し、それで得た雰囲気を作品に取り入れている[9]。
- ライブシーン
- 作中のアイドル「ChamJam」のライブシーンに関しては近年のアイドル作品で主流となりつつある3DCGでは描かずに、手描きの作画で表現している。その際の参考映像として、実際のステージでChamJamに見立てた7人のアイドルやダンサーによる踊りを収録し、その映像を参考に作画する手法を取り入れている。集められた7人はChamJamメンバーの実際の身長比に近いアイドルやダンサーが集められ、髪型やルックス、ダンスの技量も含めてキャスティングされている。例としてダンスが上手い設定である水守ゆめ莉のダンス担当は実際にダンスの技量が高いダンサーが起用された。ダンスシーン以外の様子も含め、この収録で得た参考資料や雰囲気はライブシーン以外でも生かされている[9]。
- 音楽・楽曲
- 作中の音楽・楽曲関連はポニーキャニオンが担当しており、本作のプロデューサー兼音楽プロデューサーの寺田悠輔が劇伴をメインに担当し、ポニーキャニオンキャラクターソングプロデューサーの横尾勇亮が劇中歌を担当している[11]。
- 劇伴では通常の楽曲制作の方法とは別に第3話など一部のシーンにて映像に合わせて音楽を制作するフィルムスコアリングという手法が採用されている[11]。
- 作中アイドル『ChamJam』が歌う挿入歌に関しては原作者の平尾から「ローカル感を大切に」という希望が出されたため、アニメらしさとローカルアイドルらしさのバランスを探りながらの楽曲制作となった。ChamJamの曲は劇中歌「ずっと ChamJam」から制作が開始された。平尾から曲のイメージと参考曲が提供され、それをベースに寺田と横尾が第1話劇中歌の楽曲コンペを実施。複数の楽曲の中から作詞協力も務めた平尾やアニメスタッフの確認も得たうえで、原作漫画の歌詞やコールが再現されたヒザシ作詞・作曲の「ずっと ChamJam」が採用された。本楽曲をベースに雰囲気の違う曲が2曲制作され、劇中歌3曲を制作した後にオープニング制作が始まった[11]。
- オープニングテーマの「Clover wish」は劇中歌と異なり、今より力をつけていて、もしかしたら武道館にいけるぐらいになっているかもしれない「未来のChamJam」をイメージして制作[10]。曲調として「ChamJamらしい可愛らしさを残しつつも洗練された感じ」というイメージを表現するため作詞・作曲に渡辺翔が起用された[11]。
- エンディングテーマは松浦亜弥の「桃色片想い」をえりぴよ役のファイルーズあいがキャラクター名義でカバーしている。本作はオタクを主人公とした物語であるため、えりぴよが歌唱を担当することは早期の段階から決められていた。当初はオタクの心の叫びを表現するロックな曲になる予定であったが、脚本制作が進むにつれて本編に直結する主題歌として、しっとりとした曲調が物語に合うという判断になった。また、本作を「人を応援するドラマ」としてみせるために『既存の恋愛ソングをカバーして、そこに推しを想うオタクの感情を重ねる』というコンセプトが決まった。また、カバー曲を起用することで、オタク以外の人にも「推しを想う」感情を伝えるという狙いもあった[10]。これらのコンセプトに当てはまる楽曲として「桃色片想い」が選ばれた。また、舞菜のメンカラーがサーモンピンクであることから「鮭桃色片想い」として解釈できる点、作中の舞台が岡山であり桃とも重なりそうな点など、作品要素と重なりそうなところが多かった点も起用の理由となっている。歌詞もえりぴよが舞菜を想う気持ちと舞菜がえりぴよを想う気持ちに、双方から解釈できる。この曲のCDジャケットに描かれたえりぴよは、舞菜に出会って片想いに落ちた瞬間のえりぴよが描かれており、曲自体もこのときの心情で歌われている[11]。
スタッフ
- 原作 - 平尾アウリ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(COMICリュウ / 徳間書店)[3]
- 監督 - 山本裕介[3]
- シリーズ構成 - 赤尾でこ[3]
- キャラクターデザイン - 下谷智之[3]、米澤優[3]
- サブキャラクターデザイン - 西畑あゆみ[3]
- CGディレクター - 生原雄次[3]
- 色彩設計 - 藤木由香里[3]
- 美術監督 - 益田健太[3]
- 美術設定 - 藤瀬智康[3]
- 撮影監督 - 浅村徹[3]
- CGディレクター - 生原雄次
- 編集 - 内田恵[3]
- 音響監督 - 明田川仁[3]
- 音響効果 - 上野励[3]
- 音楽 - 日向萌[3]
- 音楽プロデューサー - 寺田悠輔
- プロデューサー - 京谷知美、寺田悠輔、岩中亜梨沙、長谷川嘉範
- アニメーションプロデューサー - 松尾陽子、大友寿也
- アニメーション制作 - エイトビット[3]
- 製作協力 - ポニーキャニオン、徳間書店、ムービック
- 製作 - 推し武道製作委員会、TBS
主題歌
- 「Clover wish」[12]
- 劇中アイドルグループ「ChamJam」が歌うオープニングテーマ。作詞・作曲は渡辺翔、編曲は倉内達矢。
- 「♡桃色片想い♡」[6][12]
- 主人公のえりぴよ(ファイルーズあい)が歌うエンディングテーマ。2002年の松浦亜弥のシングルのカバーであり、作詞・作曲はつんく、編曲は佐高陵平。
- 最終回はえりぴよと舞菜(立花日菜)のデュエットとなった。
- 「ずっと ChamJam」[13]
- ChamJamが歌う劇中歌。作詞・作曲はヒザシ、作詞協力は平尾アウリ、編曲はFunta7。
- 「ほっと♡サマーホリデー」[13]
- ChamJamが歌う劇中歌。作詞はMIZUE、作曲はすみだしんや、編曲はFunta7。
- 「Fall in Love」[13]
- ChamJamが歌う劇中歌。作詞はFunta3、作曲・編曲はFunta7。
- 「ぎゅっとHUGみ~」
- ☆MELTY☆が歌う劇中歌。作詞・作曲・編曲は篠原花奈。
- 「私たちが武道館にいったら」
- ChamJamが歌う劇中歌。作詞は新田目翔、作曲・編曲は日向萌。
- 「wonder☆motion」
- めいぷる♡どーる[メンバー 1]が歌う劇中歌。作詞はyuiko、作曲・編曲は石倉誉之。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Episode1 | そんな舞菜を愛してる | 赤尾でこ | 山本裕介 |
| 西畑あゆみ | 2020年 1月10日 |
|
Episode2 | いちばん好きでいたい | 大脊戸聡 |
| 中野圭哉 | 1月17日 | ||
Episode3 | わたしのこと好きですか? | 望月智充 | 北村将 | みやち | 福永智子 | 1月24日 | |
Episode4 | 絶対、1位にするから | あおしまたかし | 誌村宏明 | 登坂晋 |
| 西畑あゆみ | 1月31日 |
Episode5 | わたしは待つことしかできない | 藤尾いなほ | 長井春樹 | 中山敦史 |
| 高田晃 | 2月7日 |
Episode6 | 僕の全てが君だった | 赤尾でこ | 望月智充 | 加藤峻一 |
| 森本由布希 | 2月14日 |
Episode7 | 舞菜のために走るんだ | 藤尾いなほ | 山本裕介 | 北村将 |
| 高田晃 | 2月21日 |
Episode8 | わたしの未来にいてほしい | 赤尾でこ | 望月智充 | 深瀬重 |
| 中野圭哉 | 2月28日 |
Episode9 | オタクじゃなく一人の人間として | あおしまたかし |
| 宮澤良太 |
|
| 3月6日 |
Episode10 | 推しは友達じゃないから | 誌村宏明 | 北村将 |
|
| 3月13日 | |
Episode11 | いちばん、身近にある奇跡 | 赤尾でこ | 山本裕介 | 加藤顕 |
|
| 3月20日 |
Episode12 | 推しが武道館いってくれたら | 大脊戸聡 |
|
| 3月27日 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [15] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2020年1月10日 - 3月27日 | 金曜 1:28 - 1:58(木曜深夜) | TBSテレビ | 関東広域圏 | 製作局 |
2020年1月12日 - 3月29日 | 日曜 2:00 - 2:30(土曜深夜) | BS-TBS | 日本全域 | BS/BS4K放送 |
2020年1月20日 - 4月6日 | 月曜 1:00 - 1:30(日曜深夜) | TBSチャンネル1 | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり[16] |
TBSテレビ アニメリコ 第1部 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
ノー・ガンズ・ライフ(第1期)
|
推しが武道館いってくれたら死ぬ
|
ノー・ガンズ・ライフ(第2期)
|
BD / DVD
巻 | 発売日[17] | 収録話 | 規格品番 |
---|---|---|---|
BD | |||
1 | 2020年3月18日 | 第1話 - 第6話 | PCXP-50741 |
2 | 2020年4月15日予定 | 第7話 - 第12話 | PCXP-50742 |
DVD | |||
1 | 2020年3月18日 | 第1話 - 第2話 | PCBP-54241 |
2 | 第3話 - 第4話 | PCBP-54242 | |
3 | 2020年4月15日予定 | 第5話 - 第6話 | PCBP-54243 |
4 | 第7話 - 第8話 | PCBP-54244 | |
5 | 2020年5月20日予定 | 第9話 - 第10話 | PCBP-54245 |
6 | 第11話 - 第12話 | PCBP-54246 |
その他
- ChamJamのメンバーに具体的なモデルはいないが、顔に関してはれおは前田憂佳(元スマイレージ)、眞妃はモデルの池田美優、優佳は飯窪春菜(元モーニング娘。)、ゆめ莉は長谷川愛里(元乙女新党)、舞菜は女優の伊藤沙莉を意識して描いていると作者の平尾がインタビューで公言している[18]。
脚注
ユニットメンバー
出典
- ^ a b “【インタビュー】平尾アウリ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』「Cham Jam」のメンバーにはイメージモデルがいる!? 先生のアイドル愛がさく裂!”. このマンガがすごい!WEB (2017年2月20日). 2019年1月15日閲覧。
- ^ “「次にくるマンガ大賞」発表会、上位入賞者による記念イラストも公開”. コミックナタリー (2017年8月23日). 2019年1月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q “アニメ「推し武道」は2020年放送!えりぴよ役にファイルーズあい、制作はエイトビット”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年7月12日) 2019年7月12日閲覧。
- ^ “「推し武道」「成り上がり飯」CMで早見沙織がえりぴよ、柿原徹也がケニーに”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年4月3日) 2018年2月10日閲覧。
- ^ “「推しが武道館いってくれたら死ぬ」新PV&ビジュアル公開! 主人公が“人生捧げるアイドル”役のキャストも決定”. アニメ!アニメ! (イード). (2019年10月11日) 2019年10月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “推しが武道館いってくれたら死ぬ:テレビアニメの地下アイドルの声優に本渡楓、石原夏織ら OP、EDも決定”. まんたんウェブ (MANTAN). (2019年7月12日) 2019年11月28日閲覧。
- ^ a b c “アニメ「推し武道」新PV解禁!くまさ役に前野智昭、基役に山谷祥生が決定”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年9月2日) 2019年9月2日閲覧。
- ^ “「推しが武道館いってくれたら死ぬ」アニメ化、アイドルとオタクの関係描く物語” (2018年5月19日). 2018年5月19日閲覧。
- ^ a b c d e f “アニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」山本監督に聞く「アイドルを推す人たちが主役」今夜スタート” (202001-09). 2020年2月16日閲覧。
- ^ a b c “アニメ質問状:「推しが武道館いってくれたら死ぬ」 EDで「桃色片想い」をカバーした理由” (2020年2月2日). 2020年2月16日閲覧。
- ^ a b c d e “ED『桃色片想い』カバー秘話! 寺田悠輔&ファイルーズあい対談” (2020年1月22日). 2020年2月16日閲覧。
- ^ a b “『推し武道』本渡楓・長谷川育美ら追加声優7名解禁!”. アニメイトタイムズ (2019年11月28日). 2019年11月28日閲覧。
- ^ a b c “キャラクターソングミニアルバム「ずっと ChamJam」情報公開!”. TVアニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」. 2019年12月15日閲覧。
- ^ “ON AIR”. TVアニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」. 2019年10月12日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “推しが武道館いってくれたら死ぬ”. TBS CS[TBSチャンネル]. 2019年12月2日閲覧。
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- ^ “【インタビュー】平尾アウリ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』「Cham Jam」のメンバーにはイメージモデルがいる!? 先生のアイドル愛がさく裂!”. このマンガがすごい!WEB (2017年2月20日). 2020年1月25日閲覧。