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「手井駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 09:52時点における版

ホルムスク=ソルチローヴォチヌイ駅
手井駅
ホルムスク=ソルチローヴォチヌイ駅構内(2012年
右手奥で操車場に分岐する
ст. Холмск-Сортировочный
地図
所在地 ロシアの旗ロシア連邦
極東連邦管区サハリン州
ホルムスク市
北緯47度1分29秒 東経142度1分48秒 / 北緯47.02472度 東経142.03000度 / 47.02472; 142.03000 (ホルムスク=ソルチローヴォチヌイ駅
手井駅
)
駅番号 99322
所属事業者 ロシア鉄道
極東鉄道支社サハリン地域部
駅種類 操車場駅 сортировочная
駅名変遷 1920年-1946年 : 手井(てい)
1946年-1991年 : ポリャーコヴォ(Поляково)
構内側線 8~16線
ホーム 1面
開業年月日 1920年10月11日
乗入路線 2 路線
所属路線 シャフタ=サハリンスカヤ─アルセンチェフカ線
キロ程 268 km(ユジノサハリンスク起点)
所属路線 ホルムスク=ソルチローヴォチヌイ - ノヴォアレクサンドロフカ線
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手井駅(ていえき)は、かつて樺太真岡郡真岡町に存在した鉄道省樺太西線である。現在はロシア鉄道極東鉄道支社サハリン地域部のホルムスク=ソルチローヴォチヌイ駅ст. Холмск-Сортировочный, ホルムスク操車場駅)で、サハリン島と本土を結ぶ貨物輸送の拠点駅である。

現状に関しては、サハリン州およびサハリンの鉄道真岡駅 (樺太)の項目も参照のこと。

概要

ホルムスク海洋貿易港埠頭(2012年)。埠頭内も操車場駅の構内扱いで、手前に接岸中のワニノ─ホルムスク鉄道連絡船と鉄道桟橋が見える
ホルムスク周辺の鉄道線
CONTg
( チェーホフ=サハリンスキー方面 )
WASSERq
hKRZWae WASSERq
ホルムスク川
ENDEa RP2 STR
STR RP2 STR KDSTa
ホルムスク機関区
STR RP2 ABZg+l STRr
ABZgl
ABZg+r
レドサヴォルスカヤ通り
STR RP2 STR
STR RP2 BHF LDER
67 ホルムスク=セヴェルヌイ駅
STR RP2eRP2
RP2q
連邦道Р495号線・ジェレズノダロージュナヤ通り
WBRÜCKE2
WBRÜCKE2 WASSERq
ヤージュチニツァ川
KDSTe RP2 STR
サハリン西海洋港埠頭
RP2 STR
RP2 STR
BOOT KDSTa RP2 STR
ワニノ・ホルムスク鉄道連絡船桟橋
KDSTa STR RP2 STR
ホルムスク海洋貿易港埠頭
STR STR RP2eRP2
RP2wRP2
モルスカヤ通り
STR BUE RP2 STR RP2
WBRÜCKE2 WBRÜCKE2
WBRÜCKE2
セチュカ川
STR STR RP2 BHF RP2
64 ホルムスク=ユージヌイ駅
STR STR RP2l SKRZ-G2u RP2wRP2
ソヴィエツカヤ通り・プリゴロドナヤ通り
STRl ABZql STR+r STR RP2
ABZgl ABZg+r RP2
STR BUE RP2
STR STR RP2
RP2
61 ホルムスク=ソルチローヴォチヌイ駅
STRl ABZg+r RP2
STR RP2
ABZgl
CONTfq
( ニコライチュク方面=旅客列車のみ )
WASSERq WASSERq hKRZWae
テイ川
RP2+l
RP2rf
CONTf
( ネヴェリスク方面=貨物列車のみ )

1920年樺太庁鉄道西海岸線本斗 - 真岡間開通にともない真岡町手井市街地に設置された。豊真線豊原方面への分岐駅で、日本時代末期の旅客列車は樺太西線上り(本斗行き)5本、下り(野田および久春内行き各2本、北真岡行き1本)5本が、豊真線は豊原 - 北真岡間上下3本が運行されていた。

1946年のソ連国鉄編入にともない、駅名も手井市街地が再編されたポリャーコヴォ村にあわせてポリャーコヴォ(Поляково)に改称した。ホルムスク海洋貿易港では1969年、鉄道連絡船桟橋の建設が開始され、ポリャーコヴォ駅には桟橋にかけて操車場(ホルムスク操車場)が新設された。ポリャーコヴォ村は1970年にホルムスク市域に編入。1973年の鉄道連絡船桟橋完成で、ワニノ・ホルムスク鉄道連絡船が就航し、車両航走を介したバイカル・アムール鉄道(バム鉄道)との連絡駅となった。

1991年、駅名を操車場に合わせて正式にホルムスク=ソルチローヴォチヌイに改称した。1994年のユジノサハリンスク─ホルムスク線ノヴォデレヴェンスカヤ─ニコライチュク間廃止および1997年のネヴェリスク方面への旅客列車運行休止により、現在客扱いは行っていない。

駅構内は海洋貿易港埠頭および連絡船桟橋にかけて延長4キロの操車場が設けられてサハリン島内発着の貨物列車の組成を行っており、ワニノ─ホルムスク鉄道連絡船と直接連絡している。主な貨物は石油、石炭、建築資材、レールおよび鉄管などの金属製品のほか、海上輸送用コンテナ、石油精製用タンクなどで、埠頭の南北に各8か所の船舶積み込み用の引き込み線と1520mm─1067mmの台車軌間変更設備が設けられているが、北側については現在は使用していない。

歴史

  • 1920年(大正9年)10月11日樺太庁鉄道西海岸線本斗駅 - 真岡駅間開通により開業[1]
  • 1926年(大正15年)11月15日豊真線逢坂駅 - 当駅間開通により連絡駅となる。
  • 1943年(昭和18年)4月1日:南樺太の内地化により、鉄道省に移管。
  • 1945年(昭和20年)8月:ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
  • 1946年(昭和21年)
    • 2月1日:「国有鉄道線路名称」の「樺太線の部」削除により書類上廃止。
    • 4月1日:ソ連運輸通信省南サハリン鉄道局発足にともないソ連国鉄に編入されポリャーコヴォ駅に改称。
  • 1969年:ホルムスク操車場(ホルムスク・ソルチローヴォチヌイ)着工。
  • 1970年:ポリャーコヴォ村のホルムスク市域編入によりホルムスク市内の駅に。
  • 1973年ワニノ・ホルムスク鉄道連絡船就航によりホルムスク操車場の供用開始。
  • 1991年:駅名を操車場と同じホルムスク=ソルチローヴォチヌイ駅に正式に改称。
  • 1994年:ユジノサハリンスク─ホルムスク線ノヴォデレヴェンスカヤ─ニコライチュク間廃止にともないユジノサハリンスク方面行き列車休止。
  • 1997年:シャフタ=サハリンスカヤ─ホルムスク=ソルチローヴォチヌイ間旅客列車休止にともないネヴェリスク方面への定期旅客列車消滅。

駅周辺

現在

  • ホルムスク海洋貿易港(Холмский морской торговый порт

隣の駅

日本時代

鉄道省樺太鉄道局
樺太西線
明牛駅 - (湯ノ沢駅) - 手井駅 - 真岡駅
豊真線
池ノ端駅 - 手井駅( - 真岡駅)

脚注