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「たびら平戸口駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 08:27時点における版

たびら平戸口駅
駅舎(2009年9月)
たびらひらどぐち
Tabira-Hiradoguchi
中田平 (3.1 km)
(2.6 km) 西田平
地図
所在地 長崎県平戸市田平町山内免
北緯33度21分45.78秒 東経129度34分57.84秒 / 北緯33.3627167度 東経129.5827333度 / 33.3627167; 129.5827333
所属事業者 松浦鉄道
所属路線 西九州線
キロ程 51.2 km(有田起点)
電報略号 ヒラ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
116人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1935年(昭和10年)8月6日
1988年(昭和63年)4月1日(転換)
備考 窓口・自動券売機は日中のみの営業
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たびら平戸口駅(たびらひらどぐちえき)は、長崎県平戸市田平町山内免にある松浦鉄道西九州線である。

概要

九州最西端および、鉄道事業法に基づく普通鉄道における日本最西端の駅であり、「本土」を北海道本州四国・九州の四島とした場合には本土最西端の駅である。

2003年沖縄県那覇市沖縄都市モノレール線軌道法準拠路線)が開業したことで、同線の那覇空港駅が「日本最西端の駅」を名乗ることとなった。ただし、松浦鉄道及び地元の平戸市では、現在でもたびら平戸口駅を「(普通鉄軌道方式で、全国の各駅とレールでつながっているものでは)日本最西端の駅」であるとしており、当駅到着前の車内放送でもそのように案内されている[1]。駅前には地元平戸市出身の作曲家藤浦洸の揮毫による「日本最西端の駅」の碑がそのまま存置されているほか、2015年(平成27年)には松浦鉄道が当駅の愛称として「日本最西端の駅」を公式に採用するなど、「最西端」の称号は現在も沿線地域の活性化のために積極的に活用されている。

鉄道の通じていない平戸島の最寄駅であるため、(旧)平戸市ではなく北松浦郡田平町(開業当時は南田平村)にありながら「平戸口駅」として開業した。1988年に松浦鉄道が発足すると、田平町の中心部にあることから翌1989年に「たびら平戸口駅」に改称された。その後、2005年10月1日に田平町が平戸市ほか2町村と対等合併して(新)平戸市となったため、この駅も平戸市内に含まれることになった。[2]

駅構造

ホーム
  • 単式1面1線と島式1面2線の複式3線ホームを持つ地上駅である。構内踏切で連絡している。
  • 営業時間内(9:00 - 18:00)は観光客の案内とカーブ上に位置している構内の安全確保のため、駅員が列車発着時にホーム上で放送案内を行う。
  • 日中営業の売店がある。不定休。
  • トイレは駅舎の外にある。
  • 旧最西端としての駅は当駅であるが、線路上の最西端地点は当駅からやや佐世保寄りのカーブの所にある。
  • 夜間停泊は1番・3番ホームにて行う。

のりば

ホーム 路線 方向 行先
1 西九州線 上り 松浦伊万里伊万里乗換 有田方面
2 (双方向の一部列車が使用)
3 下り 佐々佐世保方面

鉄道資料館

セラ2206号

駅舎の一部が鉄道資料館となっており、営業時間内は無料で見学できる。

主な展示物
  • 鉄道模型レイアウト
  • 国鉄松浦線・松浦鉄道の列車や駅等の写真
  • 旧国鉄松浦線の時刻表、サボ等
  • 腕木式信号機 - 屋外保存
  • 国鉄セラ1形貨車(石炭車、セラ2206号) - 屋外保存だが状態はかなり悪い。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1998 181
1999 202
2000 208
2001 202
2002 171
2003 147
2004 138
2005 158
2006 124
2007 142
2008 112
2009 130
2010 116

駅周辺

駅周辺は平戸市田平町の中心地である。平戸島へは、駅から約500m先に田平港があるが現在は平戸への定期航路はなく、平戸大橋国道383号)を経由してのアクセスとなる。

バス路線

平戸口駅前バス停(平戸島・佐世保方面)。なお、松浦方面のバス停はたびら平戸口駅へのアプローチ道路の真前にある。
平戸口桟橋バス停

平戸市中心部へは西肥自動車(西肥バス)の「平戸桟橋」行きのバスがある。駅すぐ前の「平戸口駅」バス停か国道204号に下りた「平戸口駅前」バス停が近いがどちらも本数は少なく、田平港そばの「平戸口桟橋」の方が利便性が高い。

平戸口駅バス停 - 駅すぐ前

<平戸島方面>

  • 平戸口駅 - 平戸口駅前 - 平戸口桟橋 - 平戸桟橋 (1日1往復のみ)


平戸口駅前バス停 - 駅から徒歩約2分、国道204号上

松浦方面>

<平戸島方面>

  • 平戸口駅前 - 平戸口桟橋 - 平戸桟橋


平戸口桟橋ターミナル - 駅から徒歩約7分、田平港そば
田平港#バス路線 の項を参照

歴史

隣の駅

松浦鉄道
西九州線
中田平駅 - たびら平戸口駅 - 西田平駅

位置情報

ギャラリー

脚注

  1. ^ なお、鉄道事業法に基づく索道路線を含めた場合、沖縄県宮古島市の観光用チェアリフト「ザ シギラリフト オーシャンスカイ」(2015年営業開始)が最も西に位置する。沖縄県の鉄道も参照。
  2. ^ 類似例としては、兵庫県篠山(旧篠山町)への最寄駅である篠山口駅(旧丹南町)が旧多紀郡4町の合併により丹波篠山市内の駅となっている。
  3. ^ "サブ駅名決定" (pdf) (Press release). 松浦鉄道. 11 May 2015. 2015年5月30日閲覧

関連項目

外部リンク