コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「糸魚沢駅」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m H26-30の乗降人員を追記
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: Template:駅情報への地図引数挿入 - log
6行目: 6行目:
|pxl= 300px
|pxl= 300px
|画像説明= 新駅舎(2018年9月)
|画像説明= 新駅舎(2018年9月)
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}}
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}}
|よみがな= いといざわ
|よみがな= いといざわ
|ローマ字= Itoizawa
|ローマ字= Itoizawa

2020年2月15日 (土) 08:12時点における版

糸魚沢駅
新駅舎(2018年9月)
いといざわ
Itoizawa
厚岸 (10.6 km)
(9.6 km) 茶内
地図
所在地 北海道厚岸郡厚岸町糸魚沢
北緯43度6分12.63秒 東経144度55分31.9秒 / 北緯43.1035083度 東経144.925528度 / 43.1035083; 144.925528
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 根室本線(花咲線)
キロ程 365.6 km(滝川起点)
電報略号 イト
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1919年大正8年)11月25日
備考 無人駅
テンプレートを表示

糸魚沢駅(いといざわえき)は、北海道厚岸郡厚岸町糸魚沢にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線(花咲線)のである。電報略号イト

歴史

1978年の糸魚沢駅と周囲約500m範囲。右が根室方面。駅裏は厚岸湖へ注ぐチライカリベツ川流域の広い湿地帯。単式ホーム1面1線と駅裏側に副本線、駅舎横の根室側に貨物ホームと引込み線を有する。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

年表

駅名の由来

所在地名より。アイヌ語の「チライカリペッ(ciray-kari-pet)」(イトウ・通う・川)、あるいは「チライカペッ(ciray-kar-pet)」(イトウ・捕る・川)の意訳に由来する[3]

駅構造

単式1面1線ホーム地上駅厚岸駅管理の無人駅である。かつては相対式2面2線の交換可能駅であったが撤去された。

1950年(昭和25年)に建てられた駅舎は木造平屋建てで、切り妻の屋根に段差を付けた構造になっており、段差の部分に2か所の採光窓が設けられていた。ホーム側の屋根はそのままホームに伸びるひさしとなる構造であった。糸魚沢駅はこの構造で残る最後の駅舎であった[4]

この駅舎の隣に新駅舎の建設工事が行われ、2015年(平成27年)1月29日から供用開始されることになった。建設工事は、新駅舎に抵触する旧駅舎の一部を取り壊して行われ、同年2月2日から旧駅舎は取り壊された[2]

利用状況

  • 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「10名以下」[5]
  • 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は1.2人[6]
  • 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は1.2人[7]
  • 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は1.6人[8]、乗降人員調査(11月の調査日)平均は「3名以下」[9]
    • この値は2019年(平成31年)に廃止された初田牛駅を除くと、花咲線では最低値である。

駅周辺

駅前・奥が国道44号線(2012年7月)

駅周辺は湿原地帯が広がる。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線(花咲線)
快速「はなさき」・快速「ノサップ」
通過
普通
厚岸駅 - 糸魚沢駅 - 茶内駅

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b c d e f g JR釧路支社「鉄道百年の歩み」北海道旅客鉄道株式会社釧路支社 平成13年12月発行。
  2. ^ a b 根室本線糸魚沢駅が新駅舎に”. railf.jp (2015年1月27日). 2015年1月27日閲覧。
  3. ^ アイヌ語地名リスト イチャ~エリ P11-20”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月20日閲覧。
  4. ^ 糸魚沢駅|NHK映像マップみちしる~新日本風土記アーカイブス~”. 日本放送協会. 2015年1月27日閲覧。
  5. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
  6. ^ "根室線(釧路・根室間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明); 不明な引数|deadlinkdate=が空白で指定されています。 (説明)
  7. ^ "根室線(釧路・根室間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. p. 3. 2018年8月19日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月19日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  8. ^ 根室線(釧路・根室間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  9. ^ 駅別乗車人員” (PDF). 全線区のご利用状況(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。

関連項目

外部リンク