「糸魚沢駅」の版間の差分
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|画像説明= 新駅舎(2018年9月) |
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|よみがな= いといざわ |
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|ローマ字= Itoizawa |
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2020年2月15日 (土) 08:12時点における版
糸魚沢駅 | |
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新駅舎(2018年9月) | |
いといざわ Itoizawa | |
◄厚岸 (10.6 km) (9.6 km) 茶内► | |
所在地 | 北海道厚岸郡厚岸町糸魚沢 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 根室本線(花咲線) |
キロ程 | 365.6 km(滝川起点) |
電報略号 | イト |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1919年(大正8年)11月25日 |
備考 | 無人駅 |
糸魚沢駅(いといざわえき)は、北海道厚岸郡厚岸町糸魚沢にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線(花咲線)の駅である。電報略号はイト。
歴史
年表
- 1919年(大正8年)11月25日:国有鉄道厚岸 - 厚床間開業にともない一般駅として設置[1]。
- 1934年(昭和9年)5月14日:簡易駅(旅客駅)となる[1]。
- 1936年(昭和11年)9月?日:一般駅に戻る[1]。
- 1950年(昭和25年)11月29日:駅舎改築[1]。
- 1971年(昭和46年)10月2日:貨物扱い廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR北海道に継承。
- 2015年(平成27年)1月29日:新駅舎使用開始[2]。
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看板架け替え前の旧駅舎(2005年6月)
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旧駅舎内待合室(2012年7月)
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旧駅舎(2012年7月)
駅名の由来
所在地名より。アイヌ語の「チライカリペッ(ciray-kari-pet)」(イトウ・通う・川)、あるいは「チライカラペッ(ciray-kar-pet)」(イトウ・捕る・川)の意訳に由来する[3]。
駅構造
単式1面1線ホームの地上駅。厚岸駅管理の無人駅である。かつては相対式2面2線の交換可能駅であったが撤去された。
1950年(昭和25年)に建てられた駅舎は木造平屋建てで、切り妻の屋根に段差を付けた構造になっており、段差の部分に2か所の採光窓が設けられていた。ホーム側の屋根はそのままホームに伸びるひさしとなる構造であった。糸魚沢駅はこの構造で残る最後の駅舎であった[4]。
この駅舎の隣に新駅舎の建設工事が行われ、2015年(平成27年)1月29日から供用開始されることになった。建設工事は、新駅舎に抵触する旧駅舎の一部を取り壊して行われ、同年2月2日から旧駅舎は取り壊された[2]。
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ホーム(2018年9月)
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駅名標(2018年9月)
利用状況
- 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「10名以下」[5]。
- 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は1.2人[6]。
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は1.2人[7]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は1.6人[8]、乗降人員調査(11月の調査日)平均は「3名以下」[9]。
- この値は2019年(平成31年)に廃止された初田牛駅を除くと、花咲線では最低値である。
駅周辺
駅周辺は湿原地帯が広がる。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g JR釧路支社「鉄道百年の歩み」北海道旅客鉄道株式会社釧路支社 平成13年12月発行。
- ^ a b “根室本線糸魚沢駅が新駅舎に”. railf.jp (2015年1月27日). 2015年1月27日閲覧。
- ^ “アイヌ語地名リスト イチャ~エリ P11-20”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月20日閲覧。
- ^ “糸魚沢駅|NHK映像マップみちしる~新日本風土記アーカイブス~”. 日本放送協会. 2015年1月27日閲覧。
- ^ “極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
- ^ "根室線(釧路・根室間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
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- ^ “根室線(釧路・根室間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員” (PDF). 全線区のご利用状況(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。