「西戸崎駅」の版間の差分
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|ローマ字 = Saitozaki |
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2020年2月15日 (土) 05:34時点における版
西戸崎駅 | |
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駅舎 | |
さいとざき Saitozaki | |
(2.1km) 海ノ中道 JD02► | |
所在地 | 福岡市東区西戸崎一丁目2-36 |
駅番号 | JD 01 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | 香椎線 |
キロ程 | 0.0 km(西戸崎起点) |
電報略号 | サイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[要出典] |
乗車人員 -統計年度- |
917人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1904年(明治37年)1月1日[1] |
備考 |
無人駅[2] 駅集中管理システム(Smart Support Station)採用 福岡市内駅 |
西戸崎駅(さいとざきえき)は、福岡県福岡市東区西戸崎一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)香椎線の駅である。駅番号はJD01。同線の起点駅。
歴史
- 1904年(明治37年)1月1日 - 博多湾鉄道(1920年、博多湾鉄道汽船に改称)が開設[1]。
- 1942年(昭和17年)9月22日 - 博多湾鉄道汽船が5社合併して西日本鉄道を設立し[3][4]、同社糟屋線となる。
- 1944年(昭和19年)5月1日 - 西日本鉄道の西戸崎駅 - 宇美駅間が戦時買収により国有化され運輸通信省が継承[5]。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 貨物取扱廃止[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる[7][8]。
- 2009年(平成21年)3月1日 - ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる[9]。
- 2015年(平成27年)3月14日 - 駅遠隔案内システム(Smart Support Station)「ANSWER」の導入に伴い無人化[10]。
駅構造
駅舎側に沿って単式ホーム2面2線を有する無人駅。ほとんどの列車は1番ホームに入線するが一部の列車は2番ホームが使用される。
1998年に水戸岡鋭治のデザインでヨットをモチーフにした新駅舎に改築された[11]。
SUGOCAの利用が可能であり、チャージや無記名SUGOCAの購入も可能である[12]。
異常時に対応するため、香椎線で無人化される駅にはインターホンなどが設置されることになった[13]。
のりば
のりば | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | 香椎線 | 香椎・長者原・宇美方面 |
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は917人であり、JR九州の駅としては第176位である[14]。
近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2016年(平成28年) | 838 |
2017年(平成29年) | 891 |
2018年(平成30年) | 917 |
駅周辺
駅前は小規模な店等があり、近年はリゾート分譲マンションも幾つか供給されている。
- 福岡市営渡船・西戸崎旅客待合所
- 海の中道海浜公園 - 1936年(昭和11年)6月1日に開設された福岡第一飛行場は東アジアの航空路の拠点となっていた[15][16]。しかし、日中戦争の悪化を受けて1940年(昭和15年)頃には陸海軍の軍用機の発着が増加し[16]、第2次世界大戦中は海軍基地となった[17]。戦後は米軍に接収され、空軍の輸送基地となった[17]。1972年(昭和47年)末に全面返還された跡地を公園として整備し[17]、1981年(昭和56年)10月に一部開園した[18]。
- 志賀島 - 当駅よりバスに乗り換え[19]。
- 西戸崎シーサイドカントリークラブ
- 福岡ソフトバンクホークス旧合宿所・旧室内練習場 - 2016年に筑後市に移転し閉鎖。建物などは現在も残っている。
- ジャパンオイルネットワーク福岡油槽所 - ロイヤル・ダッチ・シェルの日本法人「ライジングサン石油」[注釈 1]が南洋産原油を輸入して精製する西戸崎製油所を1909年(明治42年)9月に開設したが、1915年(大正4年)に操業休止した[21]。1922年(大正11年)5月に旭石油が借り受けて石油精製を開始した[22]。
- 乗馬クラブ・クレイン福岡
- 福岡マリーナ
- 西戸崎創生園
- 西戸崎神社
バス
西鉄バスの「西戸崎駅前(構内)」バス停や駅前の道路上に「西戸崎駅前」バス停がある。当駅と志賀島島内を結ぶ系統や、香椎線に並行して海の中道を通る系統が発着する。
- 西戸崎駅前(構内)
- 1:大岳・志賀島小学校前・勝馬方面
- 西戸崎駅前バス停
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- 香椎線
- 西戸崎駅(JD01) - 海ノ中道駅(JD02)
脚注
注釈
出典
- ^ a b 『糟屋郡志』 名著出版、1972年5月。
- ^ “ JR九州の駅半数無人化、新たに8路線20駅”. 読売新聞(読売新聞社). (2015年3月7日)
- ^ 宗像市史編纂委員会 『宗像市史 通史編 第三巻 近現代』 宗像市、1999年3月1日。
- ^ 古賀町誌編さん委員会 『古賀町誌』 古賀町、1985年11月1日。
- ^ 財団法人運輸調査局編 『日本国有鉄道版 日本陸運史料 第3巻 日本陸運十年史 戦時交通編』 クレス出版、1990年11月。
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』1998年 JTB
- ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ 今村都南雄 『民営化の效果と現実NTTとJR』 中央法規出版、1997年8月。ISBN 978-4805840863
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日)
- ^ "香椎線の各駅が「Smart Support Station」に変わります" (PDF) (Press release). 九州旅客鉄道. 22 December 2014. 2019年1月20日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月7日閲覧。
- ^ “JR九州のユニークな駅 レトロな駅vs水戸岡デザイン駅 水戸岡氏がデザインした駅(2)”. オールアバウト. 2015年8月23日閲覧。
- ^ SUGOCA 利用可能エリア 九州旅客鉄道、平成28年3月26日時点(2016年10月5日閲覧)。
- ^ “無人化、新たに20駅 ダイヤ改定、14日から計32駅 JR九州”. 朝日新聞(朝日新聞社). (2015年3月7日)
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月24日閲覧。
- ^ 『日本航空史年表 証言と写真で綴る70年』 日本航空協会、1981年4月1日。ISBN 978-4889121865
- ^ a b 『福岡商工会議所百年史』 福岡商工会議所、1982年。
- ^ a b c 山口恵一郎 『日本図誌大系 九州 1』 朝倉書店、1976年12月20日。ISBN 978-4254165616
- ^ 『読売年鑑 1982年版』 読売新聞社、1982年3月1日。
- ^ “志賀島に専用バス 西戸崎駅乗り入れ、観光振興に期待も”. 西日本新聞(西日本新聞社). (2015年4月2日)
- ^ a b 『日本工業年鑑 87年版』 日本工業新聞社、1987年4月10日。ISBN 978-4819104876
- ^ 井口東輔編著 『現代日本産業発達史 Ⅱ 石油』 交詢社出版局、1963年6月。
- ^ 『対日賠償政策の推移・燃料局石油行政前史』 産業政策史研究所、1979年8月。
関連項目
外部リンク
- 西戸崎駅(駅情報) - 九州旅客鉄道