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旅石駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
旅石駅
たびいし
Tabiishi
志免 (1.5 km)
所在地 福岡県糟屋郡須恵町旅石
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 香椎線(〔貨物〕旅石支線)
キロ程 3.1 km(酒殿起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1915年大正4年)3月11日
廃止年月日 1960年昭和35年)12月15日
備考 廃駅
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旅石駅(たびいしえき)は、かつて福岡県糟屋郡須恵町旅石にあった日本国有鉄道(国鉄)香椎線(貨物)旅石支線貨物駅廃駅)である。路線の廃線に伴い、1960年(昭和35年)12月15日廃駅となった[1]。部内資料等には旅石(貨)駅と記され、貨物専用駅と判る様にされていた。

歴史

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海軍炭鉱の旅石第六坑の開坑に伴い、石炭を輸送するために博多湾鉄道が旅石支線の延長を出願して設置された。[2]

年表

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跡地

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線路跡を含めて主に町道へ転用された[5]一部の敷地は、海軍炭鉱硬山の敷地と共に県立須恵高校の敷地に転用されて居る。付近には国鉄~JRの寝台列車リネンを扱って居た「九州鉄道リネンサービス㈱」等の国鉄JR関連会社が所在する等、曾て国鉄の駅が所在して居た証拠が、2004年現在存在して居る。

隣の駅

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日本国有鉄道
香椎線(貨物)旅石支線
志免駅 - 旅石(貨)駅

脚注

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  1. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、697頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 『海軍炭鉱五十年誌』・『須恵町誌』
  3. ^ 『産業考古学92』「志免炭鉱が遺した物」斎藤和美,平島勇夫,大石道義,徳永博文,長渡隆一.
  4. ^ 『日本の産業遺産Ⅱ』「志免炭鉱の技術と歴史」山田大隆,池森寛,大石道義,長渡隆一.産業考古学会.
  5. ^ 『須恵町誌』須恵町・田原喜代太著『随筆我が故郷』。

参考文献

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  • 『日本国有鉄道停車場一覧』日本国有鉄道、1985年、506、532頁。
  • 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』(分冊II)JTB、1998年、697頁
  • 『日本の産業遺産Ⅱ』「志免炭鉱の技術と歴史」山田大隆・大石道義・池森寛・長渡隆一玉川大学出版部、2000年
  • 『産業考古学92』「志免炭鉱が遺した物」斎藤和美,平島勇夫,大石道義,徳永博文,長渡隆一.産業考古学会[要文献特定詳細情報]
  • 『海軍炭鉱五十年史』海軍燃料廠採炭部海軍炭鉱五十年史編集委員会.第四海軍炭鉱廠発行,1946年
  • 『須恵町誌』須恵町
  • 『日本国有鉄道志免鉱業所十年史』日本国有鉄道志免鉱業所十年史編集委員会.日本国有鉄道志免鉱業所発行,1956年
  • 『随筆・我が故郷』田原喜代太.

関連項目

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