「越後赤塚駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2018年08月) |
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|よみがな = えちごあかつか |
|よみがな = えちごあかつか |
2020年2月15日 (土) 03:55時点における版
越後赤塚駅 | |
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駅舎(2018年08月) | |
えちごあかつか Echigo-Akatsuka | |
◄越後曽根 (2.5 km) (3.8 km) 内野西が丘► | |
所在地 | 新潟市西区赤塚[1]886 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■越後線 |
キロ程 | 64.9 km(柏崎起点) |
電報略号 | アツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
開業年月日 | 1914年(大正3年)12月25日[1] |
備考 | 無人駅[1](自動券売機 有) |
越後赤塚駅(えちごあかつかえき)は、新潟県新潟市西区赤塚にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)越後線の駅[1]。
歴史
- 1914年(大正3年)12月25日:越後鉄道の駅として開業[2]。
- 1927年(昭和2年)10月1日:越後鉄道が国有化。国鉄越後線所属となる。
- 1962年(昭和37年)2月1日:貨物扱い廃止。
- 1982年(昭和57年)11月24日:現在の駅舎が竣工。
- 1985年(昭和60年):現在の跨線橋が竣工し供用を開始。構内踏切を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東日本に移管。
- 1997年(平成9年)10月1日:新潟 - 当駅間1往復(6時台)を運行開始(2010年12月から越後曽根駅まで延長運転)。
- 2006年(平成18年)1月21日:新潟都市圏でICカード「Suica」のサービスを開始。
- 2017年(平成29年):駅構内のトイレ改修工事完了。男性用トイレ、女性用トイレが別々になった。
- 2018年(平成30年):跨線橋の外装改修工事完了。運行情報・時刻表のデジタルサイネージが設置された。
- 2019年(令和元年):駅舎と跨線橋との通路シェルター(上屋)の増築工事完了。
駅構造
- 島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。駅舎とホームは跨線橋で連絡している(かつて駅舎とホームの間に道路があった[3])。
- 新潟駅が管理する無人駅だが、一部時間帯において社員が派遣され、集札業務を実施する場合がある。駅舎は待合室の機能のみ。簡易Suica改札機(入場用・出場用各1台)、自動券売機(簡易型1台。Suica、オレンジカード等は使用不可)、トイレなどがある。
- 駅舎の前に、自動販売機、郵便ポスト、公衆電話がある。
- 当駅周辺は冬季間の荒天時には地吹雪が発生するなど厳しい立地条件にある。ホームには待合室が設置されているが、ホーム上屋については吉田 - 新潟間全駅を通じて唯一設置されていない。
- 運行情報と時刻表を兼ねたデジタルサイネージがある。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■越後線 | 下り | 新潟方面[4] | |
2 | 一部列車 | |||
上り | 吉田・柏崎方面[4] |
2番線を上下主本線とした一線スルーとなっているが、一部の列車を除いて方向別にホームを使い分ける。なお、1番線は設備上では下り列車のみ対応している。
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1981年(昭和56年) | 362 |
1991年(平成 | 3年)?497(乗降客) |
現在 | 非公表 |
かつて新潟鉄道管理局(現在のJR東日本新潟支社の前身)が公表した1981年度(昭和56年度)の1日平均乗車人員は362人で、利用者数は吉田 - 新潟間各駅で最も少なかった。
「新潟市統計書」によると、2010年度(平成22年度)までの年間乗車人員の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 年間乗車人員 (単位:千人) |
出典 |
2002年(平成14年) | 244 | [5] |
2003年(平成15年) | 262 | |
2004年(平成16年) | 277 | |
2005年(平成17年) | 243 | |
2006年(平成18年) | 298 | |
2007年(平成19年) | 341 | |
2008年(平成20年) | 358 | [6] |
2009年(平成21年) | 366 | |
2010年(平成22年) | 394 |
無人駅については、発券データが正確に計上されないとして、2011年度(平成23年度)以降の乗車人員データが非公表となった。
駅周辺
→「赤塚 (新潟市)」も参照
- 以前は周囲を水田に囲まれ、民家数軒と共に立っていた駅だが、1990年代から「みずき野ニュータウン」の名称で宅地開発がはじまり、1994年には、新潟国際情報大学が開学するなど周辺地区の開発が進む[1]。現在、駅周辺の地名も住居表示の実施により「みずき野」となっている。
- 新潟市西区の赤塚地区と中野小屋地区のほぼ中間点に位置しているが、双方の中心地へは車で約5分、徒歩30分弱かかる。
- 2018年12月、周辺住民や新潟国際情報大学、新潟看護医療専門学校の学生らが協力して地域活性化を目指そうと、駅前の街頭にクリスマスに向けたイルミネーションを設置した。
- 新潟県道168号越後赤塚停車場四ッ郷屋線
- 新潟県道46号新潟中央環状線
- 新潟国際情報大学(みずき野キャンパス)
- 新潟看護専門学校
- 佐潟(赤塚地区)
- 新潟市立赤塚小学校(赤塚地区)
- 新潟市立小瀬小学校(中野小屋地区)
バス路線
2019年6月現在、駅前のロータリーから区バス・住民バスが2路線発着している。運行に関する詳細は西区#コミュニティバスの項、並びに下記外部リンクを参照。
コミュニティ佐潟バス
2005年4月から赤塚地区の住民組織が運営主体となって[7]、当駅と新潟交通内野営業所の間を、赤塚・四ツ郷屋の集落間を経由して運行している。運賃は大人・小人を問わず1乗車100円。「りゅーと」等のICカードも利用可。
- 赤塚駅前バス停
- 赤塚・四ッ郷屋経由 内野営業所 行
- 平日のみ運行。当駅発着は4往復(土曜・休日は全便運休。冬季は一部増便)。
- 赤塚・四ッ郷屋経由 内野営業所 行
西区バス・中野小屋ルート
新潟駅発着の路線バス「W4 大堀線」のうち信楽園病院発着便の一部を、中野小屋地区を経由して当駅まで延伸したものである。区バス区間は槇尾 - 当駅間だが、運賃は新潟交通の体系に則ったものを採用しており、同社の一般路線バス(近郊線など)と同様の距離制運賃となっている。
- 赤塚駅前バス停
- W43 明田・中野小屋・信楽園病院・大堀経由 青山 行
- 平日のみ運行。5往復(土曜・休日は全便運休)。
- W43 明田・中野小屋・信楽園病院・大堀経由 青山 行
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 21号 新潟駅・弥彦駅・津南駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年12月30日、22頁。
- ^ 「軽便鉄道停車場設置」『官報』1915年1月13日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ 宮脇俊三、原田勝正編著『国鉄全線各駅停車⑥』中央・上信越440駅、小学館、1983年。ISBN 4-09-395106-3。
- ^ a b “駅構内図(越後赤塚駅)”. 東日本旅客鉄道. 2020年2月2日閲覧。
- ^ “13 運輸・通信” (PDF). 平成20年度統計書. 新潟市 (2009年3月). 2019年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月8日閲覧。
- ^ “13 運輸・通信” (PDF). 平成23年度統計書. 新潟市 (2012年3月). 2019年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月25日閲覧。
- ^ 市報にいがた 第1990号 2005年4月17日 p.1 赤塚地区の“住民バス”運行開始 地元の子ら乗せ 発車 オーライ - 新潟市