「富岡駅」の版間の差分
Tokyo-Good (会話 | 投稿記録) m →歴史: アーカイブを追加。 |
|||
7行目: | 7行目: | ||
|pxl = 300px |
|pxl = 300px |
||
|画像説明 = 新駅舎(2017年10月22日撮影) |
|画像説明 = 新駅舎(2017年10月22日撮影) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point|marker=rail}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point|marker=rail}} |
||
{{Location map | Japan Fukushima |
{{Location map | Japan Fukushima |
||
| lat_deg = 37 | lat_min = 20 | lat_sec = 03.51 | lat_dir = N |
| lat_deg = 37 | lat_min = 20 | lat_sec = 03.51 | lat_dir = N |
2020年2月15日 (土) 03:08時点における版
富岡駅 | |
---|---|
新駅舎(2017年10月22日撮影) | |
とみおか Tomioka | |
◄竜田 (6.9 km) (5.2 km) 夜ノ森► | |
福島県双葉郡富岡町大字仏浜字釜田[1] | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■常磐線 |
キロ程 | 247.8 km(日暮里起点) |
電報略号 | トオ←トヲ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
225人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)8月23日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
富岡駅(とみおかえき)は、福島県双葉郡富岡町大字仏浜(ほとけはま)字釜田(かまでん)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である[1]。
概要
当駅は富岡町の中心駅であり、中心市街地の東側に位置する。
当駅における運行形態
- 上り(広野・いわき・高萩・日立・水戸方面)
- 日中は概ね2 - 3時間に1本の普通列車(いわき行)が当駅始発で運行されている。一部列車はいわき以南の水戸にも乗り入れる[2]。
- 下り(浪江・原ノ町方面)
- 東日本大震災発生前は、当駅を通る特急「スーパーひたち」は全列車停車していた。
歴史
- 1898年(明治31年)8月23日:日本鉄道の駅として開業[1]。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の所属となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により常磐線の所属となる。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2011年(平成23年)3月11日:東日本大震災による津波で駅舎が流失[3]。福島第一原子力発電所事故で警戒区域となり、立ち入り禁止区域に設定された。
- 2015年(平成27年)1月:ホーム上屋及び跨線橋を解体[4]。
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)2月1日:駅業務をJR東日本ステーションサービスに業務委託。
- 2019年(令和元年)12月18日:当駅 - 浪江駅間の運転再開に向けて、設備確認等を行うための試運転列車の運行を開始[9]。
- 2020年(令和2年)3月14日:当駅 - 浪江駅間の運転再開に伴い営業再開〈予定〉[10]。東京近郊区間に編入される〈予定〉[11]。ICカード「Suica」の利用が可能となる〈予定〉[11]。「Smart Station for EXPRESS」を導入に伴い無人化〈予定〉[12][13]。
駅構造
現駅舎
当駅は東北地方太平洋沖地震とその津波で全壊した。そのため、JR東日本は津波対策などを施した上で駅を震災前の位置より北に100mほど移設し、交通広場とともに整備して復旧させている。[14]。
JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託するいわき駅管理の業務委託駅である。みどりの窓口は設置されず、指定席券売機が設置されている[15]。
また、JR東日本系列の日本レストランエンタプライズの運営で、駅に物販・飲食店併設店舗の「さくらステーションKINONE(きのね)」がオープンした[16]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■常磐線 | 下り | 未使用 | |
2 | 上り | |||
3 | ■常磐線 | 上り | いわき・水戸方面[17] | |
駅前 広場 |
■常磐線 (代行バス) |
下り | 浪江・ 原ノ町方面 | 途中、浪江と小高に停車。 |
震災前の旧駅舎
旧駅舎は2面3線のホームを持つ地上駅になっていた。ホームと駅舎の間は跨線橋で連絡していた。夜22時過ぎにいわき発当駅止まりの普通列車が1本あり、翌5時台の当駅始発いわき行きの運用となっていた(当駅にて滞泊)。
社員配置駅(駅長・助役配置)で、みどりの窓口(営業時間 5時50分 - 20時)・自動券売機1台・KIOSKが設置されていた。
震災の津波によって駅舎は崩壊・流失した。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■常磐線 | 下り | 原ノ町・仙台方面 |
2・3 | 上り | いわき・水戸方面 |
- ギャラリー
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は225人である[利用客数 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | |||
---|---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
備考 | 出典 |
2000年(平成12年) | 649 | [利用客数 2] | |
2001年(平成13年) | 649 | [利用客数 3] | |
2002年(平成14年) | 629 | [利用客数 4] | |
2003年(平成15年) | 603 | [利用客数 5] | |
2004年(平成16年) | 589 | [利用客数 6] | |
2005年(平成17年) | 564 | [利用客数 7] | |
2006年(平成18年) | 543 | [利用客数 8] | |
2007年(平成19年) | 525 | [利用客数 9] | |
2008年(平成20年) | 497 | [利用客数 10] | |
2009年(平成21年) | 484 | [利用客数 11] | |
2010年(平成22年) | 474 | [利用客数 12] | |
2011年(平成23年) | 営業休止 | 2011年3月11日以降、営業休止のため | |
2012年(平成24年) | |||
2013年(平成25年) | |||
2014年(平成26年) | |||
2015年(平成27年) | |||
2016年(平成28年) | |||
2017年(平成29年) | 86 | [利用客数 13] | |
2018年(平成30年) | 225 | [利用客数 1] |
駅周辺
富岡町は双葉郡の中心をなす大きな町である。町の中心部からは国道を挟んで離れており、海が近い。当駅周辺は福島第一原子力発電所事故以降、2013年3月25日に警戒区域から避難指示解除準備区域に移行し自由に立ち入り可能(宿泊禁止)となったのち、2017年4月1日に避難指示を解除された。
- 富岡漁港
- 富岡川
- 小浜代遺跡
- 富岡町立富岡第一中学校
- 富岡町立富岡第一小学校
- 国道6号(陸前浜街道)
- 福島県道163号富岡停車場線
- 福島県道243号小浜上郡山線
- 福島県道391号広野小高線
- 富岡町役場
- 富岡町文化交流センター学びの森
- 富岡郵便局
- 双葉警察署
- 双葉地方広域市町村圏組合消防本部
- 富岡消防署
- 福島富岡簡易裁判所
- 新常磐交通富岡車庫
- 東京電力福島第二原子力発電所
- 東京電力廃炉資料館
- さくらモールとみおか
- 富岡ホテル
路線バス
- 駅前「富岡駅前」バス停から新常磐交通が発着。
隣の駅
脚注
記事本文
注釈
出典
- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、21頁。
- ^ a b 富岡駅時刻表.駅探
- ^ 水戸支社管内の被害状況について (PDF) - JR東日本水戸支社3月17日プレスリリース
- ^ 津波と原発災害の象徴、富岡駅を解体 JR常磐線 朝日新聞 2015年1月27日
- ^ “列車代行バス富岡駅停車について”. 東日本旅客鉄道水戸支社 (2017年2月14日). 2017年2月14日閲覧。
- ^ “富岡町、浪江町の避難指示解除に伴う常磐線の運行について”. 東日本旅客鉄道水戸支社 (2017年3月10日). 2017年3月10日閲覧。
- ^ “常磐線(竜田駅~富岡駅間)運転再開時期の前倒しについて”. 東日本旅客鉄道水戸支社 (2017年3月10日). 2017年3月10日閲覧。
- ^ “常磐線竜田駅~富岡駅間の運転再開日決定について”. 東日本旅客鉄道水戸支社 (2017年7月19日). 2017年7月19日閲覧。
- ^ "常磐線(富岡駅〜浪江駅間)の試運転の実施について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道水戸支社. 4 December 2019. 2019年12月6日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年1月22日閲覧。
- ^ “JR常磐線が3月14日全線復旧 震災で不通、最後の区間再開”. 共同通信. (2019年12月14日). オリジナルの2019年12月14日時点におけるアーカイブ。 2019年12月14日閲覧。
- ^ a b "常磐線(富岡駅~浪江駅間)の運転再開について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 17 January 2020. 2020年1月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年1月17日閲覧。
- ^ "常磐線(富岡駅〜浪江駅間)の運転再開及びおトクなきっぷの発売等について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道水戸支社. 17 January 2020. 2020年1月20日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。
- ^ “常磐線・3月14日全線復旧 特急ひたち3往復、普通列車11往復”. 福島民友新聞. (2020年1月18日). オリジナルの2020年1月18日時点におけるアーカイブ。 2020年1月21日閲覧。
- ^ 広報とみおか(2017年3月 No.653) (PDF) - 富岡町(2017年3月)
- ^ “JR東日本 富岡駅”. 東日本旅客鉄道 (2017年10月20日). 2017年10月20日閲覧。
- ^ “富岡駅に物販・飲食店開店へ 常磐線来月運転再開で”. 福島民報 (福島民報社). (2017年9月16日) 2017年9月16日閲覧。
- ^ “時刻表 富岡駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月8日閲覧。
- ^ "平成30年4月1日(日)バスダイヤ改正のお知らせ" (PDF) (Press release). 新常磐交通. 14 March 2018. 2018年4月1日閲覧。
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(富岡駅):JR東日本