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「本吉駅」の版間の差分

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|画像説明 = 本吉駅の駅舎(左)と専用道上のホーム(2019年12月29日)
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2020年2月15日 (土) 03:05時点における版

本吉駅
本吉駅の駅舎(左)と専用道上のホーム(2019年12月29日)
もとよし
Motoyoshi
陸前小泉 (2.8 km)
(3.1 km) 小金沢

地図

本吉駅の位置(宮城県内)
本吉駅
本吉駅
本吉駅(BRT)位置図(宮城県)
宮城県気仙沼市本吉町津谷松尾79-1
北緯38度47分11.40秒 東経141度30分9.07秒 / 北緯38.7865000度 東経141.5025194度 / 38.7865000; 141.5025194座標: 北緯38度47分11.40秒 東経141度30分9.07秒 / 北緯38.7865000度 東経141.5025194度 / 38.7865000; 141.5025194
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 気仙沼線
キロ程 51.5 km(前谷地起点)
電報略号 モト
駅構造 地上駅
乗車人員
-統計年度-
199人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1957年昭和32年)2月11日
備考 簡易委託駅
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本吉駅(もとよしえき)は、宮城県気仙沼市本吉町津谷松尾(つやまつお)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)気仙沼線である。

当駅を境に管轄が仙台支社盛岡支社に分かれる。当駅は盛岡支社の管轄である。また、盛岡支社管内の駅では最南端にあたる。

歴史

  • 1957年昭和32年)2月11日日本国有鉄道(国鉄)気仙沼線の終着駅として開業。
  • 1972年(昭和47年)2月1日:当駅発の小口扱いを除き貨物取扱を廃止。駅業務を日本交通観光社に委託(のち直営化)。
  • 1977年(昭和52年)12月11日:柳津駅 - 当駅間の開業に伴い気仙沼線(前谷地駅 - 気仙沼駅間)全通。途中駅となる。
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
  • 1992年平成4年)12月1日:簡易委託化。本吉駅長が廃止され、気仙沼駅長管理となる。
  • 2011年(平成23年)3月11日東日本大震災発生。当駅は高台にあるため津波は来ず大きな被害はなかったが、前後の区間は甚大な被害を受けて運休のため営業休止。
  • 2012年(平成24年)8月20日BRTで仮復旧。駅舎を改修し[1]、BRTは駅前に発着[2]
  • 2013年(平成25年)4月25日:当駅 - 小金沢駅間の専用道 (2.0km) とBRT専用ホームの供用を開始[3]
  • 2019年令和元年)11月1日:陸前小泉駅方面への専用道を整備・供用開始[4]
  • 2020年(令和2年)4月1日:柳津駅 - 気仙沼駅間の鉄道事業廃止により、鉄道駅ではなくなる予定[5][6]

駅構造

BRTの運行開始後も鉄道駅の駅舎を改装して利用し、線路跡に整備された専用道上に上下のバスが交換可能なホームが設けられている。また、ホームの西側(陸前小泉側)に駅前広場との出入口が設けられている。

陸前小泉方面から当駅への専用道が2019年11月に供用開始されるまでは、駅舎の気仙沼側に隣接して、専用道と駅前広場の境にBRTのホームが設けられていた。このホームはすでに撤去されている。

当駅から小金沢方面の専用道が完成した際、駅南側からの通路が設置され、駅の南北を通り抜けできるようになった。

定期的に管理駅である気仙沼駅から駅員が派遣され、窓口業務を行っている。2018年11月以降は月2回(第2・第4日曜日)が営業日となっている。

気仙沼線BRTのうち、一部便では当駅で乗務員交代を行う。

東日本大震災発生前

島式ホーム1面2線を有する列車交換が可能な地上駅で、駅舎とホームは跨線橋で連絡していた。

駅舎には出札窓口(POS端末設置、指定券取扱)、待合室があるほか、構内に保線休憩所があった。気仙沼駅管理の簡易委託駅で、本吉町商工会が受託していた(現在は委託は中止)。

のりば

※震災前の鉄道運用時

番線 路線 方向 行先 備考
1 気仙沼線 下り 南気仙沼気仙沼方面 当駅始発は2番線
2 上り 前谷地小牛田方面

利用状況

  • 鉄道 - 2010年度(平成22年度)の1日平均乗車人員は329人である[鉄道 1]
  • BRT - 2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は199人である[BRT 1]。管理駅である気仙沼駅より多く、線内では最大の利用客数である。

近年の推移は以下のとおりである。なお、気仙沼線は東日本大震災後にBRTによる復旧をしたため、2011年(平成23年)以前の統計は鉄道運行時のものとなる。

1日平均乗車人員推移
年度 鉄道 BRT 出典
2000年(平成12年) 478   [鉄道 2]
2001年(平成13年) 456 [鉄道 3]
2002年(平成14年) 429 [鉄道 4]
2003年(平成15年) 397 [鉄道 5]
2004年(平成16年) 397 [鉄道 6]
2005年(平成17年) 409 [鉄道 7]
2006年(平成18年) 411 [鉄道 8]
2007年(平成19年) 404 [鉄道 9]
2008年(平成20年) 380 [鉄道 10]
2009年(平成21年) 360 [鉄道 11]
2010年(平成22年) 329 [鉄道 1]
2011年(平成23年) 営業休止  
2012年(平成24年) 営業休止  
2013年(平成25年)   203 [BRT 2]
2014年(平成26年) 217 [BRT 3]
2015年(平成27年) 208 [BRT 4]
2016年(平成28年) 193 [BRT 5]
2017年(平成29年) 193 [BRT 6]
2018年(平成30年) 199 [BRT 1]

駅周辺

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
気仙沼線
陸前小泉駅 - 本吉駅 - 小金沢駅

脚注

記事本文

  1. ^ 気仙沼線における暫定的なサービス提供開始について (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース(2012年7月18日)
  2. ^ JR 気仙沼線暫定運行(代行バス)・駅(停留所)ご案内 (PDF)
  3. ^ 気仙沼線BRTの専用道延伸及びダイヤ改正について (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース(2013年3月25日)
  4. ^ 気仙沼線BRTダイヤ改正について (PDF) - 東日本旅客鉄道仙台支社プレスリリース(2019年9月26日)
  5. ^ "気仙沼線(柳津〜気仙沼間)及び大船渡線(気仙沼〜盛間)における鉄道事業の廃止の日の繰上げの届出について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 31 January 2020. 2020年2月4日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月6日閲覧
  6. ^ "鉄道事業の廃止の届出に係る廃止の日の繰上げについて" (PDF) (Press release). 国土交通省東北運輸局. 29 January 2020. 2020年1月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月6日閲覧

利用状況

鉄道

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。

BRT

  1. ^ a b BRT駅別乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月24日閲覧。
  2. ^ BRT駅別乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  3. ^ BRT駅別乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  4. ^ BRT駅別乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  5. ^ BRT駅別乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  6. ^ BRT駅別乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月10日閲覧。

関連項目

外部リンク