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'''木須デソウザ フェリペ'''(きすデソウザ フェリペ、[[1999年]][[9月4日]] - )は、[[オリックス・バファローズ]]に所属する[[静岡県]][[富士市]]出身<ref name="報知180111">{{Cite web|url=https://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20180110-OHT1T50215.html|title=【オリックス】育成4位フェリペ、強肩武器に支配下そしてゴールデングラブ賞目指す|publisher=スポーツ報知|date=2018-01-11|accessdate=2018-10-7}}</ref>の[[プロ野球選手]]([[捕手]]・[[育成選手制度 (日本プロ野球)|育成選手]])。右投右打で、[[NPB]]での[[登録名]]は'''フェリペ'''<ref>{{Cite web|url=https://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20171120-OHT1T50290.html|title=【オリックス】育成4位・フェリペ仮契約、背番号はチーム最大「130」|publisher=スポーツ報知|date=2017-11-21|accessdate=2018-10-7}}</ref> (FELIPE)。


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出生以来[[ブラジル]]の国籍を有していたが、静岡県内の中学校・高校に通算6年間在学していたため、[[外国人枠 (日本プロ野球)#外国人枠を外れる外国人選手|NPBの規定]]に沿って日本人扱いでオリックスへ入団。入団2年目の[[2018年]][[8月]]に[[日本]]の国籍を取得した<ref name="double">{{Cite web|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/11/15/kiji/20191115s00001173225000c.html|title=フェリペ、捕手&遊撃手の前例ない“二刀流”挑戦も 育成からはい上がる|publisher=スポーツニッポン|date=2019-11-15|accessdate=2019-11-15}}</ref> 。


== 経歴 ==
== 経歴 ==
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== 選手としての特徴・人物 ==
== 選手としての特徴・人物 ==
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高校時代に[[遊撃手]]として公式戦へ出場した経験がないにもかかわらず、2017年のドラフト会議でオリックス以外の球団が遊撃手としての指名を検討した<ref name="double" />ほど高い俊敏性や、打撃でのフルスイングも評価されている<ref name="Bs171026"/><ref name="報知171107">{{Cite web|url=https://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20171106-OHT1T50174.html|title=【オリックス】育成4位・木須、ソフトバンク日本一捕手“甲斐2世”だ|publisher=スポーツ報知|date=2017-11-07|accessdate=2018-10-7}}</ref>。オリックス3年目の[[2020年]]シーズンからは、捕手としての起用を基本線に、「捕手と遊撃手の[[二刀流]]」というNPBでは異例の試みに取り組む<ref name="double" />。


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母方の祖父が日本人。家族はフェリペと共にブラジルの国籍を有していたが、2019年8月に家族ぐるみで日本の国籍を取得した<ref name="double" />。フェリペ自身は、オリックス入団の時点で、ブラジルへ一度も行ったことがないという。実家では家族の会話に[[日本語]]を常用しているが、ブラジルの公用語である[[ポルトガル語]]での日常会話も可能である<ref name="報知180111"/>。

2019年11月15日 (金) 07:20時点における版

フェリペ(木須デソウザ フェリペ)
Felipe Kisu de Souza
オリックス・バファローズ #130
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 静岡県富士市
生年月日 (1999-09-04) 1999年9月4日(25歳)
身長
体重
176 cm
73 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2017年 育成選手ドラフト4位
年俸 250万円(2019年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

木須デソウザ フェリペ(きすデソウザ フェリペ、1999年9月4日 - )は、オリックス・バファローズに所属する静岡県富士市出身[2]プロ野球選手捕手育成選手)。右投右打で、NPBでの登録名フェリペ[3] (FELIPE)。

出生以来ブラジルの国籍を有していたが、静岡県内の中学校・高校に通算6年間在学していたため、NPBの規定に沿って日本人扱いでオリックスへ入団。入団2年目の2018年8月に、日本の国籍を取得した[4]

経歴

プロ入り前

富士市立丘小学校3年時まで水泳を習った後に、4年生時から野球を始める。富士市立岳陽中学校時代には、「1番・捕手」として対外試合に出場していた[2]

御殿場西高等学校への進学後は、1年時の秋から正捕手へ定着。2年時の秋から主将に就任した[5]が、在学中は甲子園球場の全国大会と縁がなかった。

2017年のNPBドラフト会議で、オリックス・バファローズから4巡目で指名[6]。支度金300万円、年俸250万円(金額は推定)という条件[7]で、育成選手として入団した。御殿場西高校の出身者としては小野晋吾以来のプロ野球選手[2]で、背番号は130

プロ入り後

2018年には、ウエスタン・リーグ公式戦7試合に出場したが、初安打を放つまでには至らなかった。

2019年には、ウエスタン・リーグ公式戦41試合の出場で、打率.200をマーク。捕手として23試合でマスクをかぶる一方で、9試合で外野を守ったほか、練習試合扱いの三軍戦では三塁の守備を経験した。秋季キャンプからは、捕手との併用を視野に、二遊間の守備練習にも取り組んでいる[4]

選手としての特徴・人物

手動計測ながら、本塁から二塁への送球タイムで1秒8台、遠投で100m[2][8]を記録。御殿場西高校2年時(2016年)の9月から硬式野球部の監督に着任した森下知幸から、リードや打撃の面で大きな影響を受けたという[2]

高校時代に遊撃手として公式戦へ出場した経験がないにもかかわらず、2017年のドラフト会議でオリックス以外の球団が遊撃手としての指名を検討した[4]ほど高い俊敏性や、打撃でのフルスイングも評価されている[6][9]。オリックス3年目の2020年シーズンからは、捕手としての起用を基本線に、「捕手と遊撃手の二刀流」というNPBでは異例の試みに取り組む[4]

母方の祖父が日本人。家族はフェリペと共にブラジルの国籍を有していたが、2019年8月に家族ぐるみで日本の国籍を取得した[4]。フェリペ自身は、オリックス入団の時点で、ブラジルへ一度も行ったことがないという。実家では家族の会話に日本語を常用しているが、ブラジルの公用語であるポルトガル語での日常会話も可能である[2]

詳細情報

背番号

  • 130 (2018年 - )

脚注

  1. ^ オリックス - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2018年12月4日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 【オリックス】育成4位フェリペ、強肩武器に支配下そしてゴールデングラブ賞目指す”. スポーツ報知 (2018年1月11日). 2018年10月7日閲覧。
  3. ^ 【オリックス】育成4位・フェリペ仮契約、背番号はチーム最大「130」”. スポーツ報知 (2017年11月21日). 2018年10月7日閲覧。
  4. ^ a b c d e フェリペ、捕手&遊撃手の前例ない“二刀流”挑戦も 育成からはい上がる”. スポーツニッポン (2019年11月15日). 2019年11月15日閲覧。
  5. ^ 御殿場西のチーム紹介”. 中日新聞プラス. 2018年10月7日閲覧。
  6. ^ a b 2017年度ドラフト会議 契約交渉権獲得選手”. オリックス・バファローズ (2017年10月26日). 2018年10月7日閲覧。
  7. ^ 木須(御殿場西高)が仮契約 オリックス育成4位 プロ野球”. 静岡新聞 (2017年11月21日). 2018年10月7日閲覧。
  8. ^ 【オリックス】育成4位、御殿場西の木須デソウザ・フェリペ「打てる捕手になる」”. スポーツ報知 (2017年10月27日). 2018年10月7日閲覧。
  9. ^ 【オリックス】育成4位・木須、ソフトバンク日本一捕手“甲斐2世”だ”. スポーツ報知 (2017年11月7日). 2018年10月7日閲覧。

関連項目

外部リンク