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個人チームがシャシとエンジンを購入するクラスである。シャシまたはエンジンの製造者は競技運用に一切関われない。<ref name="LMP2技術規定19>FIA Sport / Département Technique, ''Règlement Technique 2019 pour Prototype LMP2 Homologué en 2017'', Paris: Fédération Internationale de l'Automobile, 2019, p. 1.</ref> |
個人チームがシャシとエンジンを購入するクラスである。シャシまたはエンジンの製造者は競技運用に一切関われない。<ref name="LMP2技術規定19">FIA Sport / Département Technique, ''Règlement Technique 2019 pour Prototype LMP2 Homologué en 2017'', Paris: Fédération Internationale de l'Automobile, 2019, p. 1.</ref> |
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シャシはFIA/ACOの承認を受けた複数の製造者から供給される。製造者は年間10台以上の発注を受けることで承認され、エンジンなし完成車を基本価格483,000ユーロ以下 (2018年) で販売できなければならない<ref name="LMP2技術規定19/>。 |
シャシはFIA/ACOの承認を受けた複数の製造者から供給される。製造者は年間10台以上の発注を受けることで承認され、エンジンなし完成車を基本価格483,000ユーロ以下 (2018年) で販売できなければならない<ref name="LMP2技術規定19" />。 |
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エンジンはFIA/ACOの指定機種のみが使用できる<ref>FIA Sport / Département Technique, ''Règlement Technique 2019 pour Prototype LMP2 Homologué en 2017'', Paris: Fédération Internationale de l'Automobile, 2019, p. 20.</ref>。2016年までは複数機種が指定されていたが、2017年からは[[ギブソン・GK428]]のみ指定されている<ref>{{Cite web |date=2016-8-17 |url=https://www.lemans.org/en/news/the-first-gibson-engines-delivered-to-the-four-lm-p2-constructors/42771 |title=The first Gibson engines delivered to the four LM P2 constructors |publisher=Automobile Club de l'Ouest |accessdate=2019-10-19}}</ref>。 |
エンジンはFIA/ACOの指定機種のみが使用できる<ref>FIA Sport / Département Technique, ''Règlement Technique 2019 pour Prototype LMP2 Homologué en 2017'', Paris: Fédération Internationale de l'Automobile, 2019, p. 20.</ref>。2016年までは複数機種が指定されていたが、2017年からは[[ギブソン・GK428]]のみ指定されている<ref>{{Cite web |date=2016-8-17 |url=https://www.lemans.org/en/news/the-first-gibson-engines-delivered-to-the-four-lm-p2-constructors/42771 |title=The first Gibson engines delivered to the four LM P2 constructors |publisher=Automobile Club de l'Ouest |accessdate=2019-10-19}}</ref>。 |
2019年10月29日 (火) 00:03時点における版
「ル・マン」プロトタイプ[1] (フランス語: « Le Mans » Prototypes 英語: "Le Mans" Prototype[2]) は、フランス西部自動車クラブがル・マン24時間の参加車両として独自に規定していた競技専用のスポーツカー類型である。国際自動車連盟との共同規定となった後は、FIA世界耐久選手権とそれに準ずる地域シリーズ戦で運用されている。
当記事では主にハードウェアを解説するにとどめており、特別規定や性能調整など主催者側の運用に係る事項はシリーズの該当記事を参照のこと。
概要
第二次世界大戦後のル・マン24時間において、主催者であるフランス西部自動車クラブ (Automobile Club de l'Ouest, 以下、ACO) が特例で定めた参加車両の類型である。以後、同大会が製造者の国際選手権から外れたり、選手権自体が廃止された時などに度々採用されてきた。 2012年以降では、国際自動車連盟 (Fédération Internationale de l'Automobile, 以下、FIA) 主管によるFIA世界耐久選手権と、それに準ずる様式でACOが主導する地域ルマン・シリーズ戦において競技運用する専用のスポーツカー類型であり、FIA/ACOまたはACOの型式承認を受けたものを指す。国際モータースポーツ競技規則 (国際スポーツ法典) 付則J項ではグループE (フリーフォーミュラレーシングカー群) 部門II (競技車) 内のSC (スポーツカー) に類別される[3]。呼称および表記には"LM" P (以下、LMP)の略称も公式に用いられる。
製造者が競技運用に関与する程度や承認要件などによりLMP1、LMP2、LMP3の3クラスに分けられ、さらにLMP1はハイブリッド動力のLMP1-Hと、通常動力のLMP1の2形態となっている。
最高出力は通常動力のLMP1が500から600キロワット (680から815メトリック馬力) 程度[4][5]、ハイブリッド動力のLMP1-Hが総出力735キロワット (1000メトリック馬力) 程度[6]である。LMP1-Hはフォーミュラワンカーに対し、同じサーキットコース[脚注 1]を112~114パーセント程度の周回時間で走破する能力がある。最高速度は概ね340キロメートル毎時弱に達する[脚注 2]。
沿革
1949年 - 1952年
フランス西部自動車クラブ (Automobile Club de l'Ouest, 以下、ACO) は、第二次世界大戦の影響で開催が途絶えていたル・マン24時間を1949年から再び開催するにあたり、戦争で疲弊した欧州自動車製造者の現状を考慮し、戦前まではスポーツカーであっても販売されていることとしていた参加条件を緩和し、販売前のプロトティプ (prototypes) =試作車であることを製造国の自動車スポーツ所管団体が承認していれば参加を認めた。これがル・マン24時間におけるプロトタイプの始まりである[7]。ただし戦前からの国際認定自動車クラブ協会とその後継組織である国際自動車連盟 (Fédération Internationale de l'Automobile, 以下、FIA) の分類によるスポーツカーには元来販売要件がない[8][9][脚注 3]ため、この時は本来のあり方のスポーツカーをACOがプロトタイプと言い換えたに過ぎない。そして1953年から始まったスポーツカーによるスポーツカー世界選手権 (製造者の国際選手権) に同大会も加わり、プロトタイプという語も使われなくなった。
1962年 - 1965年
スポーツカーにより実施されてきたスポーツカー世界選手権 (製造者の国際選手権、以下、選手権) であるが、これを主催する国際自動車連盟 (Fédération Internationale de l'Automobile, 以下、FIA) は本来の製造者選手権にふさわしい形にすべく1962年からはグランドツーリングカーで実施することとした。しかし選手権に組み込まれているル・マン24時間の主催者であるフランス西部自動車クラブ (Automobile Club de l'Ouest, 以下、ACO) はこれに反対し、スポーツカーをグランツーリズム・プロトティプ (Grand Tourisme Prototypes, 以下、GTP) と称してエクスペリメンタル部門で出走させた。他のクラシックレース主催者もこれに同調したため、FIAは1963年から選手権の副賞典としてスポーツカーによるプロトタイプ国際トロフィーを設けることで折り合いをつけた[10][11]。そして1966年から選手権は再びスポーツカーによる実施となる。
1976年 - 1981年
1975年からル・マン24時間がメイクス世界選手権 (製造者の国際選手権、以下、選手権) から外れたのを機に、翌1976年からフランス西部自動車クラブ (Automobile Club de l'Ouest, 以下、ACO) はふたたびグランツーリズム・プロトティプ (Grand Tourisme Prototypes, 以下、GTP) を導入するが、この時は1975年以前のスポーツカー[脚注 4]規格でクローズドカー (クーペ、ベルリネッタ) に限定した車両であり、エンジン排気量は3リットル超を許容していた[12][脚注 5]。1981年に米国の国際モータースポーツ協会 (International Motor Sports Association, 以下、IMSA) が独自のGTPを規定し、ACOもこれをル・マン24時間に導入したため、これ以降大会内ではACOとIMSAそれぞれのGTPはGTPル・マン (GTP Le Mans)、イムサGTP (IMSA GTP) と呼び分けられた[13]。GTPル・マンは1981年まで参加資格を有していた。
1993年 - 2011年
FIAスポーツカー世界選手権 (製造者の国際選手権) が廃止された1993年のル・マン24時間からフランス西部自動車クラブ (Automobile Club de l'Ouest,) は、1966年以来のオープンカー (ロードスター、バルケッタ、スパイダー) プロトタイプを「ル・マン」プロトティプ ("Le Mans" Prototypes, "LM" P, 以下、LMP) と称して導入し (カテゴリーIII)、翌年からはLMP1とLMP2の2クラスとなる[14]。1999年からはクローズドカーの「ル・マン」GTP ("Le Mans" GTP, "LM" GTP, 以下、LMGTP) が復活し[15]、2000年からLMPのクラスはLMP900とLMP675に変更された[16]。2004年にはLMGTPとLMPを統合した新LMP規定が発効した。クラス分類は1と2で、それまでの技術規定差異のみによったものを公認規定も絡めたものとなった[17]。
2012年 -
2012年からフランス西部自動車クラブ (Automobile Club de l'Ouest) 主導で国際自動車連盟 (Fédération Internationale de l'Automobile) 主管によるFIA世界耐久選手権 (製造者の国際選手権) が再開し、参加車両のスポーツカーには「ル・マン」プロトタイプ ("Le Mans" Prototype, "LM" P, 以下、LMP) の規定がそのまま採用された[18]。最低重量やエンジン排気量などの技術規定は2004年以来変遷を繰り返しているが、2014年からLMP1がH (ハイブリッド) とL (ライト) に分割[脚注 6]されるとともにオープンカー (ロードスター、バルケッタ、スパイダー) が廃止され[19]、2017年にはLMP2もオープンカーが廃止され、35年ぶりに「ル・マン」プロトタイプはクローズドカー (クーペ、ベルリネッタ) のみとなった[20]。2015年には地域シリーズのみ摘要される下位クラスとしてLMP3が追加された[21]。
車両
製造者は毎年、国際自動車連盟 (Fédération Internationale de l'Automobile, 以下、FIA) とフランス西部自動車クラブ (Automobile Club de l'Ouest, 以下、ACO) 共同の型式承認、またはACOの型式承認を取得しなければならない。また、改良などにより承認内容が変わる場合も都度承認が必要である[22][23][24][25]。走行性能の高さと開発製造に費用がかかる順にLMP1、LMP2、LMP3の3クラスに分けられる。LMP1はエネルギー回生装置を備えたハイブリッド動力のLMP1-Hと通常動力のLMP1の2形態に分けられる[26]。
クローズドカー (クーペ、ベルリネッタ) に限定されたスポーツカーであるため、灯火類[脚注 7]やウィンドシールドワイパーの装備に加えウィンドシールド寸度やドア装備が規定されているのはスポーツカー黎明期から変わりない[27]。車体の大きさは既存のグループCN (プロダクションスポーツカー) よりも規定上わずかに小さい。設計上の乗車定員は2名であるが、1982年以降の国際モータースポーツ競技規則に則り運転席以外の座席は取り付けられておらず、[脚注 8]代わりに国際自動車連盟が求める必須装備品が取り付けられている。リアウィンドウは規定がなく、これまで設計に盛り込んだ車両はない。
エンジンはガソリンもしくは軽油を燃料とする4ストロークの内燃レシプロである[28]。排気量と気筒数に制限はないが、LMP2はFIA/ACO、LMP3はACOの指定品に限られる。エンジンによる駆動は前後いずれかの車軸に限られる二輪駆動である[29]が、電動発電機はその限りではないため、唯一これを装備するLMP1-Hのみ四輪駆動が認められている。
エンジン制御を除き、車両各部位のアクティブ制御は一切認められていない[30]。またドライバーが運転中にサスペンションのダンパー、スプリング、アンチロールバーをマニュアル制御することも禁止されている[31]。
燃料はレース主催者が用意するが、基本的にバイオ燃料を混合した市販品である[32]。
車両各箇所のセンサーと接続されるFIAのデータロガーが組み込まれており、レース後にFIAが機能の運用規定違反の有無を検証したり、性能調整の基礎データを収集できる[33]。
※以上、全クラスに共通する出典事項はLMP1-HまたはLMP1で代表した。
「ル・マン」プロトタイプ1
("Le Mans" Prototype 1, "LM" P1)
1台だけの特別製造車でも公認取得できる。通常動力のLMP1とハイブリッド動力のLMP1-Hに分かれており、競技運用にあたりLMP1はシャシとエンジンのいずれの製造者とも無関係のチームに限られ、LMP1-Hは製造者自身がチーム編成して競技運用できる[26]。
エンジンの排気量と気筒数に制限はなく、ターボなどによる過給も自由である。吸排気バルブがポペット式に限られ、それぞれ2本以下、開閉制御は機械式と定められている。LMP1-Hはエネルギー回生装置を備えており、エンジンに加え2機までの電動発電機を備えている[34]。
トランスミッションはシーケンシャル (パドルシフト可) ないしHパターンのみが認められ、7速までに限られる[35]。
エンジンの駆動は前後いずれかの車軸に限定されるが、LMP1-Hの電動発電機は駆動車軸に制限がないため、四輪駆動も可能であり実際に存在する[36]。
主要規格[37]
- 全長4650ミリメートル以下
- 前オーバーハング1000ミリメートル以下
- 後オーバーハング750ミリメートル以下
- 全幅1800ミリメートル以上1900ミリメートル以下
- 全高1050ミリメートル以下
- 重量 (燃料含まず) 830キログラム以上 (LMP1)、875キログラム以上 (LMP1-H)、どちらにもカメラまたは代用バラスト3キログラムが加わる[38][28]
- ロードホイール、リム幅13.0インチ (33.0センチメートル) 以下、リム径18インチ (45.7センチメートル) 以下、重量7.5キログラム以上
- リムにはめたタイヤ、幅14インチ (35.5センチメートル) 以下、直径28インチ (71.1センチメートル) 以下[39]
- 燃料タンク容量75リットル以上 (LMP1)[40]、規定なし (LMP1-H)[41]
-
レべリオン・R13
-
ジネッタ・G60LTP1
-
トヨタ・TS050ハイブリッド
「ル・マン」プロトタイプ2
("Le Mans" Prototype 2, "LM" P2)
個人チームがシャシとエンジンを購入するクラスである。シャシまたはエンジンの製造者は競技運用に一切関われない。[42]
シャシはFIA/ACOの承認を受けた複数の製造者から供給される。製造者は年間10台以上の発注を受けることで承認され、エンジンなし完成車を基本価格483,000ユーロ以下 (2018年) で販売できなければならない[42]。
エンジンはFIA/ACOの指定機種のみが使用できる[43]。2016年までは複数機種が指定されていたが、2017年からはギブソン・GK428のみ指定されている[44]。
トランスミッションはシーケンシャル (パドルシフト可) ないしHパターンのみであり、6速まで認められる変速ギア比の組み合わせは3組まで、最終減速比は1組のみである[45]。
主要規格[46]
- 全長4750ミリメートル以下 ※他クラスよりも100ミリメートル長い
- 前オーバーハング1000ミリメートル以下
- 後オーバーハング750ミリメートル以下
- 全幅1800ミリメートル以上1900ミリメートル以下
- 全高1050ミリメートル以下
- 重量 (燃料含まず) 930キログラム以上[47]
- ロードホイール、前輪リム幅12.5インチ (31.7センチメートル) 以下、後輪リム幅13.0インチ (33.0センチメートル) 以下、リム径18インチ (45.7センチメートル) 以下、前輪重量10.5キログラム以上、後輪重量11.0キログラム以上
- リムにはめたタイヤ、前輪幅34.2センチメートル以下、後輪幅36.2センチメートル以下、前輪直径69.0センチメートル以下、後輪直径71.5センチメートル以下[48]
- 燃料タンク容量:75リットル以下[49]
ギブソン・GK428[50]
- 90度V型8気筒
- 排気量4.2リットル
- 重量135キログラム
- 公称最高出力600英馬力、450キロワット (610メトリック馬力前後)
-
オレカ・07
-
アルピーヌ・A470
-
ダラーラ・P217
-
リジェ・JSP217
「ル・マン」プロトタイプ3
("Le Mans" Prototype 3, "LM" P3)
個人チームが完成車を購入するクラスである。製造者は競技運用に一切関われない。
ACOの承認を受けた複数の製造者から供給される。製造者は年間5台以上の発注を受けることで承認され、完成車を基本価格206,000ユーロ以下 (2018年) で販売できなければならない[51]。
エンジンはACOにより量産機のニッサン・VK50のみ指定されている[52]。
トランスミッションはACOによりエクストラックの1機種のみが指定されている[52]。
主要規格[53]
- 全長4650ミリメートル以下
- 前オーバーハング1000ミリメートル以下
- 後オーバーハング750ミリメートル以下
- 全幅1800ミリメートル以上1900ミリメートル以下
- 全高 (空気摂取口を除く) 985ミリメートル以下、(空気摂取口上端) 1050ミリメートル以下
- 重量 (燃料含まず) 900キログラム以上[54]
- ロードホイール、前輪リム幅12.5インチ (31.7センチメートル) 以下、後輪リム幅13.0インチ (33.0センチメートル) 以下、リム径18インチ (45.7センチメートル) 以下、前輪重量10.5キログラム以上、後輪重量11.0キログラム以上
- リムにはめたタイヤ、幅13インチ (33センチメートル) 以下、直径28インチ (71センチメートル) 以下[55]
- 燃料タンク容量100リットル以下[56]
ニッサン・VK50[57]
- 90度V型8気筒
- 排気量5.0リットル
以上、量産状態と同じ。以下、補器類を除き量産状態と異なる主な点のみ記載。
-
リジェ・JSP3
-
ノルマ・M30
脚注
- ^ スパフランコルシャン、シルバーストーン、上海国際、各サーキット
- ^ シケインが設けられた以降のル・マン24時間サーキットを含め、ほとんどの競技用サーキットロードでは大馬力競技車が最高速度に達するほど直線は長くなく、ギア比と空力は加速を重視する設定がなされるため、最高速度性能が表れることはほぼなく、むしろそれよりも低い場合が多い。最高速度を重視する設定が可能であった過去のル・マン24時間サーキットではグループC時代のスポーツカーで400キロメートル毎時を超える場合もあった。
- ^ 国際スポーツ法典に承認 (ホモロゲーション) 制度が導入されるのは、ツーリングカーとグランドツーリングカーの分類を定めたJ項が付則される1954年からである。
- ^ 1975年まで国際スポーツ法典付則J項のB部門第5グループであったスポーツカーは1976年には廃止されていた。
- ^ 当時はオープンカーであればドアやウィンドシールドの装備は求められないため、シャシ剛性や重心の高さで不利になりやすいクローズドカーは敬遠されていた。また1975年までのスポーツカーと1976年からの二座席レーシングカーは選手権参加資格などの関係から有力な車両はすべてエンジン排気量を3リットル以下に設定していた。
- ^ 翌年、LMP1-Lは名称末尾の "L" が外れLMP1となる。
- ^ ストップランプ、ターンシグナル、ヘッドランプ、テールランプなど
- ^ ただし運転席と線対称をなす座席が取り付け可能でなければならず、それをした場合に運転手と助手が同時に搭乗できる要件は1981年以前と変わりない。
出典
- ^ “2019-2020 FIA WORLD ENDURANCE CHAMPIONSHIP 競技規則(2019年3月7日付発行版仮訳)” (PDF). 日本自動車連盟. p. 1 (2019年3月7日). 2019年10月16日閲覧。
- ^ “ACO_FIA WEC Sporting Regulations_19-20” (PDF). Federation Internationale de l'Automobile. p. 1 (2019年8月20日). 2019年10月16日閲覧。
- ^ FIA SPORT - Technical Department, 2019 Annexe J-Article 277 Règlement Technique Formule Libre (Groupe E), Paris: Fédération Internationale de l'Automobile, 2019, p. 1.
- ^ “Oreca Rebellion R-13”. レべリオン・レーシング. 2019年10月19日閲覧。
- ^ “Ginetta Announce New LMP1 Chassis For 2018 FIA World Endurance Championship”. ジネッタ・カーズ (2017年1月3日). 2019年10月19日閲覧。
- ^ “レース車両解説”. トヨタ自動車. 2019年10月19日閲覧。
- ^ 奥山俊昭・神田重巳『ル・マン24時間レースの伝統・その記録』美智出版、1969年、32頁。
- ^ Association Internationale des Automobile-Clubs Reconnus, Code Sportif International et Annexes 1939, Paris: Association Internationale des Automobile-Clubs Reconnus, 1939.
- ^ Fédération Internationale de l'Automobile, Annexes au Code Sportif International 1950, Paris: Fédération Internationale de l'Automobile, 1950.
- ^ 奥山俊昭・神田重巳『ル・マン24時間レースの伝統・その記録』美智出版、1969年、33頁。
- ^ Automobile Club de l'Ouest and Mark Hughes (ed.), Le Mans the Official History of the World's Greatest Motor Race 1960-69, Sherborn: Evro Publishing, 2010, p. 78.
- ^ “Le Mans 24 Hours 1976 Entry List”. Automobile Club de l'Ouest. 2019年10月19日閲覧。
- ^ “Le Mans 24 Hours 1981 Entry List”. Automobile Club de l'Ouest. 2019年10月19日閲覧。
- ^ “Le Mans 24 Hours 1994 Entry List”. Automobile Club de l'Ouest. 2019年10月19日閲覧。
- ^ “Le Mans 24 Hours 1999 Entry List”. Automobile Club de l'Ouest. 2019年10月19日閲覧。
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- ^ Automobile Club de l'Ouest, 2004 Technical Regulations "Le Mans" Prototype ("LM"P1 and "LM"P2), Le Mans: Automobile Club de l'Ouest, 2003, p. 1.
- ^ FIA Sport / Département Technique, Règlement Technique pour Prototype 2012, Paris: Fédération Internationale de l'Automobile, 2011, p. 1.
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- ^ FIA Sport / Département Technique, Règlement Technique 2019 pour Prototype LMP1 Non Hybrides, Paris: Fédération Internationale de l'Automobile, 2019, p. 30.
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- ^ ACO / Département Sport, Règlement Technique pour Prototypes LMP3 2018, Le Mans: Automobile Club de l'Ouest, 2018, pp. 17-18.
- ^ ACO / Département Sport, Règlement Technique pour Prototypes LMP3 2018, Le Mans: Automobile Club de l'Ouest, 2018, p. 14.
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