「グランド・セフト・オートV」の版間の差分
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2019年5月29日 (水) 00:03時点における版
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ジャンル |
アクションアドベンチャーゲーム クライムアクション オープンワールド |
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対応機種 |
PlayStation 3 Xbox 360 PlayStation 4(PRO対応) Xbox One(X対応) PC |
開発元 | ロックスター・ノース |
発売元 | ロックスター・ゲームス |
販売元 |
テイクツー・インタラクティブ テイクツー・インタラクティブ・ジャパン(コンソール版) MAGES. (5pb.)(PC版) |
プロデューサー |
レスリーベンジーズ イムラン・サルワール |
ディレクター | Rookstar Games |
デザイナー |
レスリーベンジャーズ イムラン・サルワール |
シナリオ |
タンジェリンドリーム ウッディ・ジャクソ |
プログラマー | アダムファウラー |
音楽 |
タンジェリンドリーム ウッディ・ジャクソ |
美術 | アーロン・ガットー |
ライセンス | あり(約10年) |
シリーズ | グランド・セフト・オートシリーズ |
バージョン | ver.1.26 |
人数 |
ストーリーモード:1名 GTAオンライン PS3, Xbox 360:最大16名[1] PS4, Xbox One, PC:最大30名[2] |
メディア |
PS3:BD-ROM Xbox 360:DVD-ROM 2枚 PS4 : BD-ROM Xbox One : DVD-ROM PC:DVD-ROM7枚組、またはSteam(ダウンロード) |
ディスクレス起動 | 可 |
アクティベーション | 要 |
発売日 |
PlayStation 3, Xbox 360 2013年9月17日[3] 2013年10月10日[4] PlayStation 4, Xbox One 2014年11月18日[5] 2014年12月11日[6] PC 2015年4月14日[7] |
対象年齢 |
CERO:Z(18才以上のみ対象) ESRB:M(17歳以上) OFLC(ニュージーランド版指定):R18 OFLC(旧オーストラリア版指定):MA15+ ACB(新オーストラリア版指定):R18 PEGI:18 BBFC:18+ USK:18(18歳未満提供禁止) GRAC:18 GSRR:R18 ELSPA:18+ |
コンテンツアイコン | CERO:暴力・犯罪 |
ダウンロードコンテンツ |
PS3版・XBOX360版は容量不足の為、アップデートが終了している。 PS4版・XBOX ONE版・PC版はアップデートが続いている。 |
デバイス | Directx9 |
必要環境 |
Intel Core i5-6600K(4コア/4スレッド、3.5 GHz、最大3.9 GHz) GPU: NVIDIA GeForce GTX 970(VRAMは実質3.5GB) メモリ: 16GB ストレージ: SSD 500GB + HDD 3TB 以上(理想) 電源容量: 700W 以上 OS 64 bit: Windows 10 Home |
エンジン |
ロックスター・アドバンスド・ゲーム・エンジン RAGE |
売上本数 | 1億1,000万本[1] |
『 グランド・セフト・オートV 』(グランド・セフト・オート ファイブ、英:Grand Theft Auto V)は、アメリカのニューヨークにあるロックスター・ゲームス社(GTAV制作はスコットランドのロックスター・ノース)から発売されたオープンワールド型クライムアクションゲームである。グランド・セフト・オートシリーズの第11作目(メインタイトルでは第7作目、ナンバリングタイトルでは第5作目)。略称は頭文字を取って全世界では『GTA5』『GTAV』、日本では『グラセフ5』『グラセフV』などと言われている事もある。今作は、従来の警察、特殊部隊に加えて、米軍も登場する。
アメリカなどでは、アナリストの推測によるとGTAVだけで映画作品の『スター・ウォーズ』や『風と共に去りぬ』などの興行収入30億ドルを遥かに上回る、60億ドルという売り上げを収めて、どんな形態のメディアと比較しても史上最高額の売り上げを上げていると語られている[8]。
アメリカでビデオゲーム史上最高の売り上げを誇るゲーム[9]である。
出荷本数は1億本を突破し、[10][11]2019年には1億1,000万本を突破[12]した。
前作から3年の月日が経った時にアメリカで2011年10月25日に公式Twitterにて公式発表され、ロックスター社が、『GTAV』公式サイトを突如オープンした。数日後の2011年11月2日に公式YouTubeチャンネルにて公式トレーラー#1が全世界に公開された[13]。
公式発表から約2年後、前作から約5年後にPS3版、Xbox 360版が2013年9月17日に(日本にて2013年10月10日[4])発売された[3]。
その後、画質の向上や一人称視点などの、新要素の追加など数多くの改善が施されたPS4版、Xbox One版が2014年 E3で発表し、その後に発売され、4K対応のPC版も追加された。
PS4版、Xbox One版は2014年11月18日に(日本にて2014年12月11日[6])発売された[5]。
PC版は当初2015年1月27日発売予定としていたが[14]、3月24日に発売が延期され[15]、その後、4月14日に再度発売が延期された[7]。そして、2015年4月14日午前0時(BST)に全世界同時発売された[16]。
今作の概要について
今作は、GTAシリーズで初めて3人の主人公が同時に登場する。
この広大なロスサントスで3人の主人公が同時に存在しており、その操作を自由に切り替えつつ、特定のミッションでは自動で切り替えられつつ、各ミッションを進めていくことができる。
『GTAV』はGTAシリーズ史上最大級のマップである。オンラインレビューによると、マップの広さは同じロックスターゲームス社のゲーム『レッド・デッド・リデンプション』の3〜5倍(同作のマップは『GTA:SA』の2倍程度の広さ)であり、湖や渓谷、海底洞窟なども存在している[17]。また、ストーリーを進めないうちは行動範囲が限られていた『GTA:SA』とは異なり、全エリアが最初から全てアンロックされている。 マップの規模に関しては、2018年10月26日にロックスターゲームスの新作『レッド・デッド・リデンプションII』によって塗り替えられている。
今作では一部ミッション中にBGMが流れるようになった。また、特定の行動により、評価されるシステムが採用された。また、ミッションを3回失敗すると、スキップすることが可能。その際はクリア扱いになる。
過去作『GTA:VC』のようにマップ内にある物件を購入することにより定期的に収入が入るようになった。買える物件は主人公3名によって異なる。その物件には酒場、タクシー会社、ゴルフ場などがある。
3人の主人公はそれぞれ固有の特殊スキルを備えており、特定のコマンドで画面左下にある特殊スキルを発動させるために必要となる黄色のバーを消費させて発動可能。
なお、黄色のバーの残量がなくなるか特殊スキル発動中にコマンドを再度入力すると特殊スキルが解除される。消費したバーは特定の行動によって、より早く回復する。
前作との繋がり、時系列について
2008年の「リバティーシティ」が舞台で作中と同年にPS3・XBOX 360で発売された『グランド・セフト・オートIV』(以下GTAIV)。『GTAIV』から、2年後の2010年の「リバティーシティ」が舞台で2009年にニンテンドーDSで発売された『グランド・セフト・オート・チャイナタウンウォーズ』(以下GTACTW)の2作品が『GTAV』と世界観が共有している。
今作GTAVの舞台は『GTAIV』から5年後の2013年のロスサントス(サンアンドレアス州)を舞台にしている(GTAオンラインは下記)。
2作とも全て「リバティーシティ」が、舞台となるので新シリーズでは初のロスサントス(サンアンドレアス州)である。
※過去作『GTAIII』全シリーズや『GTAIII』シリーズ内の『GTA:SA』などとは世界観、マップ構成が大きく異なっている。
※『GTA:SA』までを旧シリーズ『GTAIV』以降を新シリーズとして区分
PS4版・XBOX ONE版の追加点
PS3版、Xbox 360版発売の約一年後に発表されたPS4版、Xbox One版は単なるリマスターにとどまらず、数多くの改良や新要素の追加がなされた[18][19][20]。以下はその一部である。
- 解像度の向上。PS3版、Xbox 360版の720pに対して次世代機版は1080pとなる。
- PS3版、Xbox 360版では可変30fpsだったフレームレートが固定30fpsに向上。
- 描画距離の向上
- ゲーム内の全てのテクスチャをより高解像度に刷新
- 被写界深度エフェクトの追加
- 植物の処理システムを刷新
- 武器、乗り物、アクティビティーの追加
- ラジオに新曲を161曲追加
- 一人称視点モードの追加
- FPSモードの追加に伴う、3000を超える新たなアニメーション
- 全ての乗り物の内装を再設計
- GTAオンラインは最大30人でのマルチプレイが可能に
- オンラインにおけるキャラクタークリエイトを刷新
- PlayStation 4 pro、Xbox One X の性能向上にも対応
- 「GTAV:プレミアムオンラインエディション」あり
など
PC版の追加点
PC版においては、コンソール版(PS4版、XBOX ONE版、PS3版、XBOX 360版)の全ての新要素、または依存の要素に加え、さらなるグラフィックの向上と新要素の追加がなされており、MODやハイスペックであれば究極のグラフィックを実現することも可能になっている[21][22][23][24]。
- 解像度のさらなる向上。最大4Kまでサポートする
- フレームレートは60fpsに向上
- 日本語コンソール版において行われていた表現規制がほとんど行われていない[21]。利他主義者達のカルト教団員については日本語コンソール版と同様である。
- 日本語コンソール版においては、GTAオンラインは日本のみ独自サーバとなっていたが、PC版ではワールドワイドの全世界共通サーバとなる[23]
- NVIDIA 3D Visionをサポートしており、対応システムであれば3D立体視表示が可能[21]
- 最大3画面までのマルチディスプレイをサポート[21]
- ロックスター・エディターを新たに搭載。これはビデオエディタであり、最大90分までの映像を作成し、全世界に共有することが可能になっている[22]
- ロックスター・エディターの機能であるディレクターモードによって、キャラクターや乗り物、背景といったオブジェクトなどを自由に配置したり、時間帯、天候、重力の強さなどさまざまなパラメータを自由に編集することが可能[21]
- キーボード+マウスに加え、Xbox 360/Xbox One コントローラとDUALSHOCK 4をサポート[21]
- ラジオ、「The Love」の追加がPC限定だったが全ての機種に追加。
- 前作の"Independence FM"に引き続き、カスタムラジオを搭載。プレイヤーが用意した音声ファイルをゲーム内の"Self Radio"ラジオ局で流すことが可能[22]
- 細部までカスタムできるグラフィック設定[25]。交通量の調整も可能になっており[22]、自分自身のPCに合わせた設定が可能になっている。
- 「GTAV:プレミアムオンラインエディション」あり
乗り物に関する特徴
- 前作では登場しなかった、戦闘機・旅客機・潜水艇・自転車が登場する。また、GTAオンラインの場合ヘリからやビルの壁面をラペリングしたり、飛行機からパラシュートで飛び降りたりといったアクションも可能になった。
- 駐車中の車を盗む際は基本的に窓ガラスを割り乗ることになる。ただフランクリンの場合は、乗用車(SUVを除く)のみピッキングをする。稀に鍵が開いているものもある。
- 乗り物の駐車は自宅のガレージまたは指定された街中のガレージで可能。飛行機やヘリコプターは飛行場やヘリポートを買うと駐機される。
- 一部の乗り物はインターネットで購入が可能で注文するとゲーム内の24時間以内にガレージ、ヘリポート、ハンガーに配達される。
- バイクのカスタマイズが可能。
- 乗り物へのダメージがリアルになった。タイヤ付近に損傷を与えるとタイヤがホイールに巻き込まれたり、バンパーを損傷すると片一方の固定ボルトが外れて地面にこすり火花を飛ばしたりする。また、飛行機へのダメージも顕著になり、高い角度から着陸するとギア(着陸脚)が損傷する。一方で、前作に存在した、ヘリのテールが折れる表現などはなくなっている。
- 電車を運転することはできないが(特定のミッションでは可能)、走行中の電車の屋根に乗っても、振り落とされることがなくなった。
今作の手配システム
プレイヤーが犯罪を犯すと警察に手配された状態となり、発見され次第追跡される。犯罪の度合いによって5段階の手配度があり、手配度は画面右上に星の数で表示される。星の数が多くなる程、警察の追跡は執拗になる。
- 手配される主な犯罪行為
- 街中・人混みの中での発砲
- 人への暴行・殺傷(警察官と軍人を殺傷した場合は速やかに手配度3に、警備員を殺傷した場合は手配度2になる)
- 車両の窃盗を一般市民か警察官に目撃される
- 一般人の前でクラクションを鳴らすと、希に通報される
- 警察官や軍人に武器を向ける
- 警察車両に接触・衝突する
- フォート・ザンクード(軍事基地)、ロスサントス国際空港(格納庫を所有していない場合)、ヒューメイン研究所などの立入禁止区域への侵入(侵入が発覚した時点で速やかに手配度3になる)
- 強盗ミッションなど
- 手配の解除方法
- 警察の視界から出ることで、警察はプレイヤーを見失った状態となる。この状態を一定時間保つと手配が解除される。見失った状態で車を乗り替えると手配解除に有効。
- 各手配度
- 手配度1
- パトカー1~2台が駆け付け、警察官は銃器を向けてくるだけで発砲はせず、抵抗しなければ逮捕される(抵抗か逃走した場合は射殺)。逮捕された場合は、弾薬とアーマー、爆薬類が全て没収される(近接武器と銃器は没収されない)。
- 手配度2
- パトカーの数と追跡のスピードが増す。警察官は容赦なく発砲してきて、たとえ抵抗や逃亡をしなくても問答無用で射殺される。
- 手配度3
- パトカーの数がさらに増え、その他に武装ヘリが1機出現し、空からも追跡・銃撃される。警察官は防弾チョッキを装備し、パトカーで追跡時にスパイクベルトを使用してくるようになる。
- 手配度4
- 武装ヘリが2機になり、地上では装甲車も出動する。また、警察官より強力な戦闘力を持つ特殊制圧部隊が出現する。特殊制圧部隊の隊員は、通常の警察官より射撃命中率が高く、催涙ガスを投げてくることもある。
- 手配度5
- 武装ヘリが3機になり、駆け付ける警察官と特殊制圧部隊の車両数・人員数共に大幅に増加。街中が戦場のような状態になる。
メインストーリー
9年前、2004年の冬のノースヤンクトン州・ルーデンドルフにて、マイケル・タウンリー、トレバー・フィリップス、ブラッドリー(ブラッド)・スナイダーら3名による銀行強盗が発生。彼らは多額の現金を奪い逃走を図るが、警察の待ち伏せにより失敗。マイケルとブラッドは射殺され、トレバーは辛うじて逃走に成功した。
そして2013年のロスサントス。射殺されたと思われていたマイケルは非公式の証人保護プログラムを受け、マイケル・デサンタと名を変えて過去を抹消し、妻と長男長女と共に豪邸暮らしを送っていた。だが、強盗時代のスリルと興奮を味わえないマイケルは日々を無気力に過ごしており、妻子は彼に愛想を尽かして不倫や麻薬に走り、デサンタ家は半ば家庭崩壊に陥っていた。
そんなある日、マイケルはフランクリン・クリントンという若者と知り合う。元ギャングのフランクリンは、収入が少ない若者に身分不相応なローンを組ませて自動車を売りつけ、支払いが滞った時点で自動車を奪う悪徳自動車販売店に勤めていたが、仕事に将来性がない事を知りながらも、生活の糧を得るために仕方なく働いているのだった。だが、マイケルの息子を標的にしたことで反撃され、自動車販売店もクビになる。
その後、マイケルは妻の不倫を知り、フランクリンを連れて不倫相手の家を破壊しに向かうが、そこは不倫相手の家ではなく、マフィアのボス、マーティン・マドラッゾの愛人の家だった。家の賠償金として法外な金を請求されたマイケルは、やむなく昔の経験を活かし、フランクリンを誘って宝石店強盗を行い、家の弁償に成功する。だが、その事件をニュースで知ったトレバーは、生きていたことを黙っていたマイケルを裏切り者と断じ、ロスサントスを訪れて彼を詰問する。辛うじて誤解は解けるものの、今度は彼らの犯罪歴を知る治安維持機関『FIB』が彼らに目をつけ、組織の利益のためにマイケル、トレバー、フランクリンの3人を手駒代わりに使おうとする。その結果、3人は巨大な民間軍事会社『メリーウェザー・セキュリティ』にも目を付けられてしまう。
このままでは自由を得ることも出来ず、命の危険に晒されるだけだと感じた3人は、かつて夢見ながらもなし得なかった連邦銀行襲撃という大強盗を成功させ、自由と大金を得るための大作戦に打って出るのだった。
登場するキャラクター
斜体は英語名、()内は声優名を表す。
主人公
- マイケル・デサンタ Michael "Mikey" De Santa (Ned Luke)
- プロローグから登場
- 選択によっては最終ミッション"The Time's Come(避けられない運命)"で死亡(プランB、バッドエンド)
- 本作の主人公の一人で、1965年生まれの中年男性。本名はマイケル・タウンリー。高校時代はスポーツマン(州代表のクォーターバック)だったが、現在は堕落した生活から肥満気味となっている。古い映画を好み、特にソロモンの作品はフレーズまで完璧に覚えている程(後にこれが縁となり、Cルートでは映画プロデューサーに転身する)。度々映画のセリフを引用するために、宝石店強盗の際にトレバーに生存を知られる原因となる。煙草は主に葉巻や紙巻きを好んで吸い、音楽はクラシック・ロックを好む。
- かつては全米最重要指名手配犯の銀行強盗犯として強盗(初の強盗は1988年にカーサーシティの小さな銀行を襲撃、1万ドルを奪った)を繰り返していたが、2004年の銀行強盗の失敗と同時にFIBと法的取引を行って非公式の証人保護プログラムを受け、姓を'フィリップスと改め、自身の内に隠れる凶暴さを嫌って浮気を繰り返す妻・アマンダ(Amanda)や遊び盛りの娘・トレイシー(Tracy)、オンラインゲーム中毒の息子・ジミー(Jimmy)と共にロスサントスの高級住宅街、ロックフォード・ヒルズ(Rockford Hills)の豪邸で優雅に暮らすようになる。
- かつての刺激的だった生活と比べて現状に退屈しきっていながらも、実際には家族を愛している。良き父親になりたいとセラピストに告白しているのも叶わず、息子や娘からは邪険にされ妻とも上手く行っていなかったために、人生の折り返し地点に差し掛かった所で隠居を決め込もうとしていた。そんな中、大物マフィアのボス・マーティン・マドラッゾの豪邸を誤って倒壊させてしまい、多額の借金を負った事からその腕前と経験を活かして再び銀行強盗などを行うようになるが、それが原因でトレバーに自身の生存がバレてしまい、過去の清算を行う事となる。トレバーに対しては仲間意識を持っていたにも関わらず、家族が出来てからは保守的な性格になってしまった事で、結局は家族を守る為にトレバーを見捨て逃げる結果になってしまったために、一時は銃を向け合う程の険悪な仲となる。その後、共に危機を乗り越える内にかつての友情を取り戻して行く。一方でフランクリンには「才能がある」として目を掛けており、「ステップアップのため」と嘯きながら彼を強盗計画に巻き込むようになる。
- ストーリー終盤の最終ミッション・Bルートではデビン・ウェストンの命を受けたフランクリンに鉄塔まで追い詰められ、最終的には鉄塔から落下して転落死[26]を遂げた。Aルートではフランクリンからトレバー殺害の協力要請を受け、ガスタンクに追い詰めてトレバーを殺すも、その後はフランクリンとトレバー殺害の責任を擦り付け合い、関係が険悪となる。CルートではFIBとメリーウェザーの部隊を3人で凌ぎ、ラマーを売ったストレッチを殺害、トレバーを殺すようフランクリンに指示したFIBのヘインズを殺害、更には自身を窮地に陥れようとしたデビンを殺害する。クリア後にトレバーとアクティビティをすると、トレバーに裏切ったことを謝罪、トレバーもそれを受け入れ2人は和解する。
- 宝石店強盗の際、レスターに「昔の仲間をかき集めるか?」と尋ねると「モーゼは宗教に入った」「アイルランド人達はほとんどが行方不明」「南部の連中は全滅した」と言われていることから、かつては多くのメンバーがいたことが分かる。
- 初期能力はステルスと射撃スキルが三人中最も高い。一方でスタミナと飛行、肺活量は低め。特に体力スキルが最も低く、打たれ弱い面がある。初期保有の車両は黒色のテイルゲイター(ストーリー中盤にジミーに奪われてしまい、終盤に返還されるまではプレミアになる)。
- トレバー・フィリップス Trevor "Uncle T" Philips (Steven Ogg)
- プロローグから登場
- 選択によっては最終ミッション"Something Sensible(まともな選択)"で死亡(プランA バッドエンド)
- 本作の主人公の一人で、麻薬と酒に溺れていて禿げ上がった頭に薄汚い服装が特徴である典型的なプアホワイト。カナダ出身で、かつてはアメリカ空軍のパイロットであったが、精神鑑定の結果により除隊しており、現在はブレイン郡で麻薬や銃器の密売を扱う非合法企業「トレバー・フィリップス工業」(略称は「TPI」)を経営している。犯罪を日常的に行い、殺人などが趣味、更には人肉を食べるという極めて残忍な性格であり、GTAシリーズの主人公では最凶とも呼べる変わり種。その残忍さはマイケルも恐れるマーティンすら遠回しに「二度と会いたくない」と言わしめた程。一方で、フランクリンやラマー等自身を恐れない人物には対等に接したり、収監されたブラッドをいつまでも待ち続ける(実際は死亡している)、左腕に「rip micheal(安らかに眠れ、マイケル)」というタトゥーを入れているなど、情の厚さを感じさせる一面もある。マイケルの家族との関係も良好であり、妻のアマンダからは忌み嫌われているが、子供のジミーとトレイシーからは「トレバーおじさん」と呼ばれ慕われている。直情的で恐ろしい性格がクローズアップされがちな彼であるが、デイブを「見た顔だな」と言ったり、取引相手が用意した麻薬を石膏ボードと見抜いたり、ネット上にアップされた写真からバラスのハッパの隠し場所を突き止めるなど、非常に頭も切れる一面もある。
- かつてはマイケルと組んで強盗(初めての強盗は小切手換金所の襲撃だが、知り合いが務める店を襲ったために正体がバレてしまい、止むを得ず知り合いを口封じして6か月の刑を4か月に減刑させた)をこなしたが、2004年の銀行強盗に失敗した際にマイケルが死亡していたと思い込んでおり、その後宝石店強盗の報道からマイケルの生存を知って動揺する。その後、ブラッドがマイケルの代わりに埋葬されたと知った時は、自身を狙って襲撃してきたトライアドからマイケルを見捨てて逃亡、マイケルを捕えたトライアドからの電話にも「勝手に殺せ」と軽くあしらうが、ストーリーの進行につれて徐々にかつての友情を取り戻していく。最終ミッション・AルートではFIBの命を受けたフランクリンや自身の存在を鬱陶しく思うようになっていたマイケルに追い詰められ、最終的にはガソリンまみれにされた上で火だるまになり、奇しくもかつて自身が焼き殺した父親と同じように焼死するという壮絶な最期を遂げた。Bルートではフランクリンからマイケル殺害の協力要請を受けながらも「もう裏切りはたくさんだ!」と言い放って拒否、更にはフランクリンを「ヘビ野郎」と批判して関係が険悪となる[27]。Cルートでは3人でFIBとメリーウェザーの部隊を一掃した後に、自身を殺すようフランクリンに命じたFIBのスティーブ・ヘインズ捜査官を射殺する。その後はデビンの自宅を警護していたメリーウェザーを殲滅し、デビンを誘拐し3人で車ごと崖から落とし殺害する。クリア後はマイケルの謝罪を受け入れ、更にはフランクリンに「ブラッドはクズだった」と語る。
- GTAオンラインではミッションの依頼人として登場。詳細は不明だが主人公に何らかのビジネスを妨害され、怒って自宅に呼びつけ殺そうとする。しかし自身を全く恐れなかったため[28]主人公を気に入り、ロンと組み麻薬や武器がらみの仕事を与える。強盗の一つ「ドラッグ強奪ビジネス」の依頼人でもあり、その際は主人公達を無理矢理TPIの社員としており、フィナーレでは襲い来るバラスやバゴス、ロストMC、オニール兄弟の手下などから積荷の商品を守りきった。彼のトレーラーハウスにある「ジョニーより大切だったプラスチックのゴミ」であるインポマンのフィギュアは、強盗ミッションにおいて薬物取引を装った麻薬取締官から逃亡する際に唯一持ち逃げ出来た薬物の入れ物であることが明かされた。また、時系列的には本編の4年後である2017年にあたる極秘空輸において、フォート・ザンクードの格納庫を訪れたプレイヤーに対しロンがトレバーの現在に関して「バインウッドのセレブみたいになっちまって…」と発言している。
- 初期能力は体力スキルが最も高く、元空軍パイロットというだけあってか飛行スキルも三人中トップ。体力とステルスにも優れているため戦闘面に関しては三人中トップクラスの強さを誇る。反面スタミナと運転、肺活量スキルが最も低い。初期保有の車両は赤色のボーディで、ストーリーをクリアするとHOTブレイザーをロンから贈られる。
- フランクリン・クリントン Franklin "Frankie" Clinton(Shawn Fonteno)
- ミッション"Franklin and Lamar"から登場
- 本作の主人公の一人。黒人の青年。サウス・ロスサントスに住む20代のストリートハスラー。かつてはストリートギャングの一員や麻薬ディーラーとして生計を立てていたが、逮捕されると共に投獄された過去があり、他にも公然わいせつの前科(本人曰く「警察のでっち上げ」)がある。また、母親をコカイン中毒で亡くしており、現在は母の家の半分を間借りする叔母と共に暮らしているが、彼女からは邪険に扱われている。ラマーやトーニャ、タニーシャとは同じハイスクール出身である。タヴェルという従兄弟がいる。初めての強盗はラマーと共に行っており、2千ドルのあがりを手に入れたが、直後にダイパックが爆発して現金が使い物にならなかった為に成果を上げられなかったようである。
- シミオン・イエタリアン(後述)の元で比較的裕福な新社会人などに高級車を市場価格以上の値段で売りつけ、ローンが払えなくなったところで車と有り金を回収するというリポマン稼業に勤しんでいたが、スラムに住んでリポマン稼業で生計を立てる現状に不満を感じており、いつか街を出るためと言い聞かせながら渋々仕事に取り組む。その後、マイケルの息子・ジミーの車が仕事のターゲットとなった縁でマイケルと出会い、強盗計画に巻き込まれる内にやがて大きな陰謀とも戦うハメになってしまう(マイケル曰く「弟子」であり「理想の息子」)が、それでも共闘する意思を見せた。後にレスターからバインウッドに建つ豪邸を贈られ引越す。そして最終ミッションの直前、本作の狂言廻しとして重大な決断を迫られることとなる。Aルートではトレバーを邪魔に思っていたFIBの命を受け、マイケルと共にトレバーを殺害する。Bルートではマイケルを恨んでいるデビンの命を受け、マイケルを殺害する。Cルートではレスターとラマーに助けを求め、3人でFIBとメリーウェザーの部隊を凌ぐ。その後はトライアドのボス、ウェイ・チェンとその部下を殺害し、最終的には三人でデビンを車ごと崖から落とす。
- 初期能力は運転スキルが最も高く、ドライビングテクニックに優れる。体力とスタミナ、肺活量も高めな一方で射撃とステルススキルが三人中最も低く、銃撃戦は苦手。初期保有の車両は白色のバッファローSで、最序盤のストーリーで緑色のバガーをラマーから贈られる。
主人公の家族や仲間たち
マイケルの家族
- アマンダ・デサンタ Amanda De Santa (Vicki Van Tassel)
- プロローグから登場
- マイケルの妻で、元ストリッパー(ストリッパー時代の通称は「クリスタル」で、愛車のナンバープレートにもなっている)。ストリッパー時代からトレバーとも知り合っているが、マイケルと関係を持った後は険悪な関係にあったようで、トレバーがロスサントスに現れた際に「ロクデナシのクソ野郎」とまで言い放っている。
- また、マイケルの金を浪費してはマイケルに酷くあたられており、お互いの存在を我慢出来ないと感じている。テニスコーチやヨガのインストラクターと浮気に励んでいた上に、マイケルとは本音を話せない事から険悪な仲に陥っており、一時的に別居するが、ストーリー終盤で息子のジミーがマイケルの元へ戻ったのを機に仲直りする。
- マイケル殺害の最終ミッションでBルート(バッドエンド)を選択すると、「次会ったら皮を剥いでやる。あんたなんか死んじゃえ」と、フランクリンを罵倒するEメールを送りつけてくる。
- トレイシー・デサンタ Tracy "Traci" De Santa (Michal Sinnott)
- ミッション"Complications"から登場
- マイケルの娘。22歳。ストーリー中盤まではマイケルとの仲はアマンダと同じく悪い。自身の価値を考えずに安売りをする傾向があり、何度も危機に陥ってはマイケル達に救われている。アマンダとは違い、トレバーの事は特に邪険に思ってはおらず、トレバーはラズロウとの会話の中で「彼女は小さいころ、俺の膝の上に座ってたこともある」とも話している。母親譲りのストリップダンスでTVスターの座を狙うも、全米の笑い者にされる事を危ぶんだマイケルとトレバーによって阻止される。その際の2人の行いに対して激怒し、アマンダやジミーと共に別居する。その後はマイケルに『両親が一緒に暮らして喧嘩しているほうがいい』という気持ちを話したりしていたが、終盤では番組出演を条件にラズロウから関係を迫られていたところを、乱入してきたマイケルに助けられたことで仲直りをする。その後は熱狂的なファンにストーキングされるなどのスター街道を上りつつも大学進学のために勉強に励むこととなり、Bルートではマイケルとアマンダの通話の内容から大学受験に合格したことが分かる。
- ジミー・デサンタ James "Jimmy" De Santa (en:Danny Tamberelli)
- ミッション"Complications"から登場
- 本名ジェームス・デサンタ。マイケルの資産を食い潰す典型的な道楽息子で、肥満体形であるオンラインゲーム中毒のマリファナ愛好者。20歳。本人の談によれば甲状腺を病んでいるようである。また、既に成人しているが、職探しはしていない。当初は非合法かつ粗暴な仕事をしていた父を快く思っておらず、容赦なく運転中の父に麻薬入りカクテルを飲ませて車を強奪したり、勝手にクレジットカードを作る、船を無断で売却しようとして盗まれる、ネットの荒らし行為で命を狙われて拉致されるなどの素行の悪さが垣間見えており、後にアマンダやトレイシーと共に別居するが、ストーリー終盤で一向に会いに来ないマイケルを心配して自分から彼の元へ戻ったことから家族仲が修復するきっかけを作る。その後、家族仲が修復されて以降は自室で運動をしたり、ロードバイクを購入する等して体を動かすようになり、就職活動にも励むようになった他、映画プロデューサーに転身したマイケルを尊敬するようにもなる。トレバーには友好的に接し、少しワルぶった文面で遊びに誘ったが、メールの内容を叱られた。また、メリーウェザーが家を襲撃し、マイケルが敵の不意討ちを受た際はブレーカーを落として停電させ、ミリタリーグッズのボディアーマーやヘルメットで武装し、暗視スコープを使ってマイケルを助けた。
トレバーの関係者
- ナーバス・ロン Ronald "Nervous Ron" Jakowski (David Mogentale)
- ミッション"Mr.Philips"から登場
- 本名ロナルド・ジャコウスキー。普段はラジオ番組のDJをしているトレバーの友人で、トレーラーハウスに住む陰謀論者。ナーバスという渾名が示す通りの神経質で、政府に監視されていると思いこんでおり、何でも政府の陰謀で話を片付けようとする癖がある。また、トレバーの親友として互いを「ナーバス・ロン」や「クレイジー・トレバー」と呼び合いつつもその実彼を恐れているために実質トレバーのイエスマンでしかないが、トレバーからは見下されている節があって無理難題を吹っかけられたり、密造酒に小便を引っかけられたりもされておりトレバーがいない所では「あの馬鹿トレ…」などと口走ることもある。マイケルがトレバーを侮辱すると「言いすぎだ」と言ったり、オンラインでは自分は身を隠そうとするが「彼を頼む」と言うなど、親友として大切に思っていることが分かる。トレバー・フィリップス工業の経営管理を行っており、基本的に前線には出ないが、トレバーと共にロストの拠点を襲撃したり、単身で爆破工作を行うなど行動力はある。また砂漠に住んでいるのもハルマゲドンを恐れてのことなのか、手元のラジオで空から降ってくる何かを受信している。トレバーと共に薬物や銃器の取引を行い始めたのが原因で妻と離婚協議中らしく、それが原因で金が要ると嘆いている。トレバーがロスサントスに行くことになった際にはトレバー・フィリップス工業の後任のCEOに任命された。また、終盤でAルートを選んだ場合は「お前のせいで友人と仕事を失った」とマイケルにメールを送る。
- GTAオンラインにも登場しており、ミッションの依頼を行う他、ランダムでフィールドに投下される箱の回収も依頼する。「ドラッグ強奪ビジネス」では保管場所となっている倉庫で主人公達が回収してきた白粉やハッパの処理を担当している。また、「極秘空輸」アップデート以降は航空機の格納庫の購入をプレイヤーに勧め、購入後は航空機を使った密輸ミッションをプレイヤーに依頼する。
- ウェイド・ハーバート Wade Hebert (Matthew Maher)
- ミッション"Mr.Philips"から登場
- トレバーとロンの友人(実態は子分のような扱いである)。以前に窮地をトレバーに救われた過去があるが、その際に自分の友人達が失踪した理由に気が付かなかったり、唐突にアイスクリームをねだったり、血まみれのトレバーを見てシロップまみれだと勘違いするなどの正に天然である。また、トレバーに暴力を振るわれながらも従順で、しゃべり方や発言が子供っぽい。トレバーから「ロスサントスに住むマイケルを探せ」という難題を引き受け、見事に探し当てたが、トレバーがストリップクラブを乗っ取った後はストリッパー達と遊び続けるようになる。
- シェフ Chef (en:Anthony Cumia)
- ミッション"Trevor Philips Industries"から登場
- 表向きは酒屋として営業しているトレバーフィリップス工業の薬物製造部門を担当している男性。トレバーの会社の入社試験で貴金属買い取り業者の男とボディガードを殺し、死体を埋めて1万ドルのあがりを手に入れたと語っていた。強盗クルーとして雇うことができるようになり、パレト銀行強盗からパッキーと同等の報酬で仕事を請け負う。報酬の分け前は多いが、実力も相応に高い。
- GTAオンラインでは「ドラッグ強奪ビジネス」のオープニングにてトレバー、ロンと共にアパートを訪れる他、「ドラッグ強奪・結晶」クリア後のムービーでトレーラーの回収役として登場している。激しい強盗でも頭は切れるが非常に危機感の強い性格で慌てるように行動する。
- オスカー・グスマン Oscar Guzman (Gabriel Sloyer)
- メキシコ出身の銃火器の闇商人。飛行場を購入するとトレバーに武器密輸の仕事を斡旋する。
- クリータス・ユーイング Cletus Ewing
- →#不審者と変質者
- モード・エクレス Maude Eccles
- →#不審者と変質者
- フロイド・ハーバート Floyd Hebert (Jimmy Ray Bennett)
- ミッション"Friends Reunited"から登場
- ミッション"Hang Ten"で死亡
- ウェイドの従兄弟で、ロス・サントスのベスプッチ・ビーチにあるデブラの家に住んでいる港湾労働者。ミスター・ラズベリー・ジャムという名のテディベアを大切にしていたが、トレバーがそれで自慰(フロイド曰く姦通)をしたことでボロボロになったために落ち込んでいた(その後、ミスター・ラズベリー・ジャムはトレバーのトラックのグリルの前に設置される)。また、トレバーにスイッチすると稀に犯されてうわ言のように呟くこともある。トレバーのメリーウェザー襲撃作戦などに散々付き合わされ、デブラが激昂してトレバーに銃を向けた際にはナイフを二人に向けて自衛を図るが、最後は激怒したトレバーに殺害されてしまう。
- デブラ Debra (en:Claire Byrne)
- ミッション"Hang Ten"から登場、同ミッションで死亡
- フロイドの彼女。既にフロイドに愛想が尽きており、ボブという男性と浮気をしていた。トレバーに部屋を破壊されて激昂し、拳銃を抜いてトレバーとフロイドに部屋を出ていくように脅迫するが、最後はフロイドと共に激怒したトレバーに殺害された。
- トレバーの母親 (en:Geraldine Moffat)
- 名称不明[29]であるトレバーの母親で、トレバーの人格形成に重大な過失を犯した売春婦の女性。何らかの理由で刑務所に入っていたところを最近出所し、トレバーにそれを知らせずにいきなり家を訪れて驚かせる。その後、ある種の薬物中毒に陥っているためにトレバーに「トラック1台分の薬物」を持ってくるように言うが、いざ持ってくると消えてしまう。その後、運んできたトラック1台分の薬物はショックでトレバーが一人で全部吸ってしまった。
フランクリンの関係者
- ラマー・デイビス Lamar "Lanky Dumbass" Davis (Slink Johnson)
- ミッション"Franklin and Lamarから登場"
- フランクリンの親友で、幼馴染。共にリポマン稼業に勤しむが、地元を脱出しようと目論むフランクリンに不信感を抱いている。また、いつも厄介事を持ち込むが、憎まれ口を叩きつつもフランクリンとは助け合っている。犯罪用の白のスピードーや個人用の青のエンペラーを愛車としており、またとあるミッションで『SA』のスウィートを彷彿とする格好で登場している。また、運転はフランクリンと同等かそれ以上の腕前で、フランクリンやその友人のピンチには命をかけて助けに行くなどの熱い一面もある。ストレッチの策略によってフランクリンと共に何度も危険な目に遭っているが、その度にフランクリンと協力して窮地を乗り越える。その後はマイケルと関わるフランクリンの仕事に関わりを持つようになり、ミッションでも度々登場する。その後、最終ミッションCルートではフランクリンやマイケル、トレバーと協力してFIBやメリーウェザーの部隊を退ける。
- GTAオンラインにも登場し、冒頭のチュートリアルにおける案内役として出演している他、ミッションの依頼人として仕事を与えたり、他プレイヤーに向けて路上強盗を派遣したりするなどといった援助もする。
- その他、GTAオンラインではローライダーの取引でロスサントスの頂点に上り詰めようとプレイヤー達を協力させるが最終的には失敗し、バラスやバゴス、更には古株のヴァーノンに殺されそうになるがプレイヤーに助けられる。再び頂点に立つことを宣言しプレイヤーに別れを告げた。
- チョップ Chop
- ミッション"Chop"から登場
- 雄のロットワイラー。元の飼い主のラマーの性格に似ているのか、性欲が強く、相手の犬の性別問わず交尾をし始めるのが玉に瑕であるが、匂いで人物やアイテムを探し当てたり、フランクリンの敵に飛びかかったり、夜間の森でオニール兄弟を追撃するのに活躍したりと賢いようである。元々はラマーの犬として過ごしていたが、後に「これ以上ラマーのような馬鹿にならないように」フランクリンへ預けられる(というよりは譲渡する)事となる。また、公式スマホアプリ『iFruit』では彼の躾けをテーマにした育成ゲーム『チョップ・ザ・ドッグ』がプレイできる。
- タニーシャ・ジャクソン Tanisha Jackson (Yasha Jackson)
- フランクリンの元彼女で、彼とラマーの幼馴染。いくら宝石や家を持っていても復縁は無理などとフランクリンに言っていたが、婚約者の医者の年収に喜ぶなど矛盾している。また、ラマーからはそんな態度を取っていればいつか痛い目に遭うとライフインベーダーで警告されていた。危険なギャングの世界から抜け出そうとしないフランクリンに愛想を尽かして別れたようで、その後は地元を出て医者と交際しているが、何かと二人を気にかけていて(ブリッター内でも二人を心配する旨を呟いていた)、ストレッチがラマーを嵌めたことをフランクリンに知らせた。
- ハオ Hao
- →#不審者と変質者
- トーニャ・ウィギンス Tonya Wiggins (Brianna Colette)
- フランクリンの友人である女性。ラマーやタニーシャとも親交があるが、恋人のJBが薬物依存で、まともに仕事ができないからとフランクリンに5度も仕事を手伝わせている。また、自身も少々薬物依存気味で、フランクリンからやめるよう注意されているが、本人は聞く耳を持たずにハイになった状態で電話に出たりしている。
- デニース・クリントン Denise Clinton (Janet Hubert)
- ミッション"Franklin and Lamar"から登場
- フランクリンの叔母。フェミニストなために家に同志を数人集めて乱痴気騒ぎをしたり、「男の世界を終わらせる」等と叫びながらジョギングをするという活動を行っているが、ラマーからは少なからず好意を持たれている。また、トレバーからはあまり良く思われておらず、トレバーから「これで素敵な物を買うといい」と現金を貰うも、たったの$7であることに文句を言うと「何でも欲しがるメス豚なのか?」と言い放たれたり、同士とフェミニストジョギングをした時に「黙れ」と一蹴されて縮こまるなどの彼の事を恐れている。フランクリンが引越しした際には心配するような趣旨と共に中傷文のメールを送る。
強盗メンバー
今作の重要なキーポイントである強盗は様々な能力を持った人物を必要としており、クルーはガンマンやドライバー、ハッカーの3タイプがあるために傾向としては優秀な者程に多くの報酬を要求されるが、例外も存在する。また、ミッション中に仲間が死亡すると強奪した物品を落とし、回収しないと収益が減る上に上乗せで報酬を支払わなければならないが、仲間は仕事を生き延びると成長や能力が上昇して使用する武器のグレードアップや仕事の手際が良くなる。
- レスター・クレスト Lester "The Molester" Crest (Jay Klaitz)
- ミッション"Friend Request"から登場
- マイケルやトレバーらとは古くから付き合いがある情報技術に秀でた人物。肥満体で、片足が悪いために長距離歩く際は足を引きずって杖を突いており、自宅では車椅子で移動するが、喘息持ちのために入退院を繰り返している。また、強盗においては立案者としての立場であるためにハッカーとして参加しないが、連邦保管庫襲撃・派手ルートではトレバーのヘリに搭乗してロケットランチャーで応戦してくれる。自慢のハッキング技術を駆使して死を偽装されたマイケルが実は生きていた事を突き止めるが、後に行っている株取引のためにマイケルとフランクリンに株価の操作のための暗殺の依頼をする。その後、最終ミッションCルートではフランクリンに復讐のためのある提案を出してサポートしたり、マイケル達の頼みで殺害の対象者の居場所を調べ上げて教えた。
- GTAオンラインでも登場し、ミッションを与えてくれる他、有料で他プレイヤーの首に賞金を掛けたり、警察の手配を消したり、車両の手配などを行う。強盗ミッションの解説も担当した。
- 「GTAオンライン:強盗」では、「フリーサ強盗」「パシフィック銀行強盗」の立案を行っていて、IAAのエージェント14にプレイヤーを「そこそこ頼りになる」と紹介した。パシフィック・スタンダード銀行最大の支店の強盗を成功させプレイヤー達を褒め称えたが、オフラインの宝石店強盗の際マイケルに「ロスサントスに知り合いはいるか」と尋ねられると「あてにならない者ばかりだ」と言い放った。
- 「GTAオンライン:強盗ドゥームズ・デイ」でもメインキャラクターとして登場。第一幕、第二幕ではエイボンの協力者として活動する。第三幕では生まれて初めて他人に親切した事で世界を巻き込む騒動を引き起こしてしまった事を悔やみ、IAAに協力しエイボンとクリフォード打倒へ向けて活動を行う。
ガンマン
- パッキー・マクレリー Patrick "Packie" McReary (Ryan Johnston)
- 本名パトリック・マクレリー。前作に登場したニコの相棒で、アイルランド系ギャングであるマクレリー・ファミリーを率いていた男性。過去の功績を自慢する癖は今作でも健在で、中でも前作の銀行強盗については熱く語る。ランダムイベント「逃走ドライバー」で登場し、仲間と共に薬局に強盗に入るも相棒が逃走車を手配しなかった為に通りかかった主人公の運転する車に乗って逃走する。その後、目的地まで送り届けると(トレバーの場合はカルト集団に引き渡せる)、強盗ミッションでガンマンとして雇う事ができ、デフォルトで雇えるガンマンと比較して全体的に高い能力を持ちながら12%とやや安い報酬で仕事をするようになる。パレト強盗で彼を選ぶと、会話の中で「ニコはもう死んだだろう」(ニコとはGTAIV本編の主人公)と話している事から、ロスサントスに来てからニコと交友が全くないことが分かる。
- シェフ Chef
- →#トレバーの関係者
- ノーム・リチャーズ Norm Richards (Evan Neuman)
- デフォルトでガンマンとして雇うことができる男性。報酬は7%とダリルに次いで安いが、レスターからは「トロい奴」と評されており、能力は総じて低く、まともな武器を自弁出来ず、強盗では必ずへまをする上、参加させる強盗や作戦によっては進め方に関わらず必ず死んでしまう。かつて銀行強盗犯として活躍したマイケルに憧れている。
- グスターヴォ・モタ Gustavo Mota (Reza Salazar)
- デフォルトでガンマンとして雇うことができる男性で、メキシコ系の人種である元バゴスのメンバー。本編3か月前にレスターからの差し金で護送車から逃走している。レスターからは「正真正銘のプロ」と称されており、相応の能力と初仕事で現金輸送車を襲撃して20万ドルを奪ったという凄まじい経歴を持っており、それ故に報酬は14%とガンマンの中で最も高い。
- GTAオンラインではコンタクトミッション「脱走」で登場。護送車に乗せられて刑務所へ護送されているところをプレイヤーに助けられ、レスターの倉庫へ送り届けられる。
- ダリル・ジョーンズ Daryl Johns (Benton Greene)
- パレト銀行強盗から雇用可能になるガンマン。報酬は6%と最も安いが能力も低く、作戦によっては進め方に関わらず必ず死んでしまう。口や態度が悪く、度々レスターやトレバーにバカにされる。若い頃に強盗に失敗し、10年投獄された経歴がある。
- ヒュー・ウェルシュ Hugh Welsh (Andrew Totolos)
- FIB襲撃作戦から雇用可能になるガンマン。レスターからは「まだ燃え尽きちゃいない」と称される。報酬は7%と安いが、ダリルと同じく能力は低い。FIB襲撃作戦では消防隊員のアプローチを選んだ場合、ダリルがいないと爆死してしまう。また、展開によっては映画の脚本を書いていたことが明かされる。
- カール・アボラジ Karl Abolaji (Jaime Lincoln Smith)
- 大強盗ミッションで雇用できるガンマンで、イプシロンの信者。報酬は8%とガンマンの中では中間辺りで、能力も中間辺り。レスターからも「手堅い」と称される。
ハッカー
- ペイジ・ハリス Paige Harris (Julie Marcus)
- デフォルトでハッカーとして雇うことができるレスターの弟子の女性で、超一流のハッカー。どんな事態でも的確に対処できるが、報酬も15%とそれ相応に高い。
- GTAオンラインでも「フリーサ強盗」「パシフィック銀行強盗」にて強盗の協力者として登場。強盗に必要な道具の準備や、主人公たちが回収した機材の調整等を行っている。オンラインではアイシャドウと黒い口紅の化粧姿をしているがオフラインではそれらのメイクがない。
- 強盗以降長らく出番がなかったが「ナイトクラブ」アップデートで再登場。移動基地「テラーバイト」の購入を勧め、「クライアントジョブ」のサポート役を務める。レスターのような綿密な準備を行い大きなひとつの強盗を働く手法よりも、小規模の強盗を最新の技術で行うことを得意としている。
- クリスチャン・フェルツ Christian Feltz (John Mooney)
- デフォルトでハッカーとして雇うことができる男性。能力は平均だが、報酬が10%と高い。強盗中もペイジに比べ頼りない発言が多め。
- リッキー・ルーケンズ Rickie Luckens (Perry Silver)
- ミッション"Friend Request"から登場
- マイケルのストーリーミッションで出会うライフインベーダー社の社員。レスターの命令を受けて変装してきたマイケルを社員と勘違いし、自身のパソコンのウイルス駆除を依頼する形で社内へ侵入させてしまい、結果的に社長のジェイ・ノリスが死亡する原因となる。ミッションクリア後、自身の担当する部署の仕事が外注に回され収入が減少されたため、仕事欲しさにマイケルの連絡先を調べ上げて自ら売り込みを行い、ハッカーとして利用可能になる。ハッカーの中では一番能力が低いが、報酬は4%とすべての強盗メンバーの中で最も安いため報酬の分け前を大きく減らすことができる。また、彼を使わずに強盗ミッションを終えるとその度に電話で泣きを入れてくる。
ドライバー
- エディー・トー Eddie Toh (David Shih)
- デフォルトでドライバーとして雇うことができる中国系の男性。報酬は14%と高く非常に自信過剰な性格だが、レスターからも「頼れる男」と太鼓判を押す程に能力は高い。子供が複数いることが語られる。
- GTAオンラインの強盗ミッション「フリーサ強盗」でもレスターが手配した逃走用のドライバーとして登場し、最後にプレイヤーが乗った逃走車両を電磁石付きの輸送ヘリ「カーゴボブ」で釣り上げて回収する。
- カリム・デンツ Karim Denz (Matt Hopkins)
- デフォルトでドライバーとして雇うことができる男性。報酬は8%と安いほうだが、能力は低く、使用すると多くの場面で足を引っ張られる。一方で能力を強化した状態でFIB襲撃作戦に参加させると状況に合わせた逃走車両を用意して犯罪者として成長した面を見せ、マイケルに褒められる。また、浪費家らしく、強盗で稼いだ金を散財しまくっているが、強盗直後に大金を使うなとマイケルに釘を刺されていた。
- タリアナ・マルティネス Taliana Martinez (Carolina Ravassa)
- ランダムイベント「事故の救出」で助けることによって仲間にできる女性ドライバー。命を助けられた恩からか、能力はエディーと同等にも関わらず報酬は5%と非常に安い。質屋を強盗しようとするものの、警察に待ち伏せに遭って失敗し、三人いた仲間も二人は逮捕されて一人は事故死してしまい、自身も重傷を負って検問を三つ突破しながらも車が横転して窮地に立っていたところを主人公に救出される。その後、アジトまで送り届ける(トレバーの場合はカルト教団に引き渡せる)と仲間になるが、後にストーリーミッション「FIB襲撃作戦」ではマイケルがただでさえ安い報酬を更に値切ろうとしたために「値切る気ならビルに戻って置き去りにする」と脅した。
犯罪組織の人物
ファミリーズ
- ラマー・デイビス Lamar "Lanky Dumbass" Davis
- タヴェル・クリントン Tavell Clinton
- フランクリンの従兄弟で、デニーズの甥にあたるファミリーズの構成員。半年前に家を出てリバティーシティーで暮らしているために本編には登場しないが、ライフインベーダーやブリッターで近況を知ることができる。
- ストレッチ Harold "Stretch" Joseph (en:Hassan Johnson)
- ミッション"The Long Stretch"から登場
- ミッション"The Third Way"で死亡
- 本名ハロルド・ジョセフ。ファミリーズの古参メンバー。ラマーとフランクリンとの仲は良好だったが、刑務所から出てきてからはフランクリンから馬鹿にされて「若返りたがってる中年男」と呼ばれており、「一生ムショに入っていればよかった」や「金と女を奪ってやる」などと発言されている。また、ストレッチ自身もフランクリンに対して尊敬が足りないなどと怒っていた。裏でバラスと繋がっているためにフランクリンとラマーをニセ大麻の取引で騙そうとしたり、バラスを嗾けることでラマーを拉致させてフランクリンもろとも抹殺しようとしたが、悉く失敗に終わる。その後、最終ミッションCルートではバラスとつるんでいたが、最後は襲撃してきたマイケルに殺された。
- ジェロ Gerald (Douglas Powell Ward)
- GTAオンラインミッション"Learning The Ropes"から登場
- GTAオンラインでミッションの依頼人として登場する大柄な男性で、ファミリーズの幹部。ラマーとは対照的に寡黙で冷静な性格。外見は『SA』に登場したスモークに似ている。ラマーの紹介で主人公と出会い、様々なミッションを依頼する。かつてはフリーモードでのイベントでヤクの価格を高騰させるため指定の乗り物を破壊するよう依頼することがあった(現在はフリーモードイベントの追加により消失)。
- ラマーミッションではラマーのミスにより警察に拘束され、ロスサントス国際空港から州外へ移送されそうになっていたがプレイヤー達に救出される(その際「何で有能なお前らがあんなバカの企みに付き合っているんだ」と怒りを露わにしている)。その後ラマーからプレイヤー達に盗ませたローライダーを贈られるが、何も言わず立ち去った。
- スタンリー Stanley
- GTAオンラインのミッション「ノープロブレム」で登場するファミリーズの構成員で、ヤクの売人。ランチョでバゴス相手にヤクの取引を行っていたが、主人公が駆けつけた直後に銃撃戦になる(生存させても特にミッションに変化はない)。
- リロイ Leroy
- GTAオンラインで登場するラマーの友人。ミッション「不意打ち」にてバラスに拉致されてバンに乗せられているところをラマーの依頼を受けた主人公に助けられる。
マドラッゾ・カルテル
- マーティン・マドラッゾ Martin Madrazo (Alfredo Huereca)
- ミッション"Marriage Counseling"から登場
- ヒスパニック系ギャングのボス。アマンダと関係を持っていたカイル・チャヴィスを追跡した先であったマーティン自身の愛人が居た邸宅をマイケルに破壊されたことで彼を脅迫する。弁済後は自分を裏切った従弟を抹殺させるなどの体よくマイケルを利用しようとビジネスパートナーとして申し出るが、その事がトレバーの逆鱗に触れて妻を拉致された上に耳を噛み千切られてしまう。その後、マイケルとトレバーがメリーウェザーから強奪した美術品と引き替えに手打ちにするが、トレバーの凶暴さに恐怖して遠まわしに二度と会いたくないと告げる。
- GTAオンラインにもミッションの依頼人として登場しており、マフィアのトップだけに危険度が高い依頼が多い。他にはギャングアタックの紹介も行い、敵対モードやスタントレースの招待も送ってくる。特定のビジネスではマドラッゾ・カルテルのギャングが敵として出現するが、マーティンと敵対関係にはならない。
- パトリシア・マドラッゾ Patricia Madrazo (Olivia Negron)
- ミッション"Caida Libre"から登場
- マーティン・マトラッゾの妻。夫からは度々辛く当たられるものの、異常者であるトレバーの「ミンチにしてトイレに流すかもしれない」という脅しにも「正直に言うなんて悪人じゃない」と言うなどのまったく恐れない程の強い性格である。また、トライアドからは「トレバーがマイケルと過ごすために雇ったメイド」、クリータスからは「トレバーの嫁」と勘違いされていた。一時はトレバーに誘拐されるが、解放後はトレバーに愛しているといった趣旨のメールや電話をする。
- ハビエル・マドラッゾ Javier Madrazo
- ミッション"Marriage Counseling"から登場
- ミッション"Caida Libre"で死亡
- マーティン・マドラッゾの従弟。マーティンを裏切ることで犯罪の証拠を持って政府と交渉しようとしたが、マイケル達に乗っていた飛行機を撃墜されて重傷を負い、最後は一命を取り留めたところをトレバーに止めを刺された。
- ナタリア・ズベロヴナ Natalia Zverovna (Vanessa Lemonides)
- ミッション"Marriage Counseling"で登場
- マーティンの愛人であるロシア系女性。バインウッドヒルズの豪邸に住んでいるが、激怒したマイケルにバルコニーを破壊されたことで発狂し、マーティンと共にマイケルの自宅へ殴り込みをかけると共に脅迫して弁償を迫る。
- ホアン Juan
- GTAオンラインミッション"Hold Up - Burton"で登場
- GTAオンラインで登場するマーティンの副官。ギャングに襲われずに家を出ることが出来ないらしく、ミッション「バートンで籠城」にて護衛を依頼する。
- エストュピド
- GTAオンラインで登場するマーティンの従兄弟。追跡に大量のFIBが出動したり、逮捕されたと勘違いしたカルテルから殺害命令が出されて殺し屋を送られるなどのかなりの大物と思われる。パレト・ベイの農場で警察に囲まれていたが、依頼を受けた主人公によって救出され、直後にマッケンジー飛行場へと護衛される。
トライアド
- ウェイ・チェン Wei Cheng (en:George Cheung)
- ミッション"Bury the Hatchet"から登場
- ミッション"The Third Way"で死亡
- トライアドのロスサントス支部の首領。ロスサントス港から中国やアメリカ間の武器や薬物の密輸を行っている。トレバーと麻薬や武器の取引を模索するが、自身の息子と粗相をしたためにオニール兄弟との取引を決断する。しかし、兄弟達は取引を奪われたことに怒ったトレバーによってほとんど壊滅状態にされてしまい、以後はトレバーを付け狙ってルーデンドルフの墓地においてトレバーの愛人と看做したマイケルを捕えてトレバーを脅迫したが、見捨てたトレバーに代わって助けに来たフランクリンに監禁場所の精肉工場を襲撃されて配下を悉く殺害される。その後、最終ミッションCルートで復讐を選んだフランクリンによって息子と共に殺害される。
- タオ・チェン Tao Cheng (Richard Hsu)
- ミッション"Trevor Philips Industries"から登場
- ミッション"The Third Way"で死亡
- トライアドのロスサントス支部の首領であるウェイ・チェンの息子。英語が話せないために通訳の男性と共に行動している。麻薬でハイになったような状態で通訳の男性と共にトレバーと薬物等の取引の交渉に来たが、いきなり製氷機に押し込められて出された時にはすっかり凍える。その後、最終ミッションCルートで復讐を選んだフランクリンによって父親と共に殺害される。
ロストMC
- ジョニー・クレビッツ Jonathan "Johnny" Klebitz (Scott Hill)
- ミッション"Mr.Philips"から登場、同ミッションで死亡
- GTAIVのストーリーDLC『Grand Theft Auto IV: The Lost and Damned』の主人公で、バイカーギャング「ロストMC」のボス。薬物中毒に陥っており、かつての主人公としての面影はなく、組織の内部ではかつての総長であるビリーを懐かしむ声もある。恋人のアシュリーがトレバーと性行為に及んでいるのを発見して激怒するが、最期は逆上したトレバーに頭を蹴られ殺害された。
- アシュリー・バトラー Ashley Butler (Traci Godfrey)
- ミッション"Mr.Philips"から登場
- 『Grand Theft Auto IV: The Lost and Damned』の登場人物で、ジョニーの恋人。前作の物語の後は更生施設に入っていたが、今作では再び薬物中毒に陥っている。薬物のせいか、前作に比べて非常に老け込んでしまっている。トレバーと性行為に及んでいるのをジョニーに発見され、更にはトレバーによってジョニーを殺害されてしまう。その後は直接登場しないが、ニュースにてマンションでドラッグとセックスの乱痴気騒ぎを行ってヤクの過剰摂取で死亡したことが判明する。
- オンラインでは直接登場はしないが、ロンのミッションにてトレバーの友人と紹介される。
- テリー・ソープ Terrence "Terry" Thorpe (Joshua Burrow)
- ミッション"Mr.Philips"から登場、同ミッションで死亡
- 『Grand Theft Auto IV: The Lost and Damned』の登場人物で、ロストMCの幹部メンバー。ジョニーが殺害されたことを知ってバイクでトレーラーハウスの拠点に逃げ出すが、最期はトレバーに追撃されてクレイと共に殺害されてしまう。
- クレイ・シモンズ Clayton "Clay" Simons (en:Keith Randolph Smith)
- 『Grand Theft Auto IV: The Lost and Damned』の登場人物で、ロストMCの幹部メンバー。テリーと共にバイクで逃走を図るが、同じく殺害される。
その他の犯罪組織の人物
- エステバン・ヒメネス Esteban Jimenez
- バゴスのメンバー。麻薬の配達に使用するバイク(バガー)をシミオンから購入したが、ローンの支払いが滞ったためにシミオンの指示でフランクリンとラマーに住処を襲撃される。その後、ファミリーズとバゴスの抗争に発展し、そのままバイクで逃げ出そうとするも殺害された[30]。
- D (en:Jackie Long)
- ミッション"Chop"から登場
- ミッション"The Long Stretch"で死亡
- バラスのメンバー。40000ドルのためと考えたラマーやフランクリン、チョップによって拉致されるもラマーのミスによって釈放される。その後、ラマーやストレッチらと取引をしようと見せかけて嵌めたが、直後にストレッチに頭を撃ち抜かれて死亡する。
- ビッグ・T、リトル・T、スモールF、テランス
- GTAオンラインの通常ミッションのみ登場するバラスの幹部メンバー達。ジェロの依頼を受けた主人公によりビッグ・Tはミラーパークの美容室、リトル・Tは高速道路上、スモールFはレッドウッド・ライト・トラックの農場、テランスはサンディ海岸の廃棄モーテルでオンラインプレイヤー始末される。
- エルウッド・オニール Elwood O'Neil (Matt Carlson)
- ミッション"Crystal Maze"から登場
- ミッション"Predator"で死亡
- プアホワイト達の中で麻薬取引に関わっているオニール兄弟の長男。トライアドと取引をしようとしていたという理由だけでトレバーに自宅兼薬物製造所を破壊されて兄弟[31]と手下のほとんどを殺害された。その後、トレバーに復讐を果たす旨の電話をし、フロイドのアパートを襲撃するもマイケルやフランクリン、チョップの協力を受けたトレバーによって呆気無く返り討ちにされた[32]。
- 「GTAオンライン」では登場しないが 強盗ミッション「ドラッグ強奪:結晶」にてトレバーの命令を受けたプレイヤーによって農場から結晶入りのタンクローリーを奪われる。
- オルテガ Ortega (Hector Ramos)
- ミッション"Mr.Philips"から登場、選択によっては同ミッションで死亡
- バリオス・ロス・アステカの一員で、ブレイン郡の元締めをしている男性。ロストに続いてアステカスも潰そうと考えたトレバーによりトレーラーハウスをトラックで押されて川に落とされ、更にはプレイヤーの選択次第では殺害される[33]。
- オスカー・グスマン Oscar Guzman
政府関連の人物
FIB
- デイブ・ノートン David "Dave" Norton (Julian Gamble)
- プロローグから登場
- 本名デイヴィッド・ノートン。FIBのエージェントで、マイケルの友人。マイケルの死の偽装を施した張本人でもある。レスターが調べた経歴では離婚歴があり、元々はうだつの上がらない二流捜査官だったようである。2004年の銀行強盗でトレバーらを裏切ったマイケルと出世のために取引し、「強盗犯マイケルの射殺」という大手柄を立てた一方で、そのマイケルを殺したように偽装して生かす。その後はトレバーにブラッドだと偽って手紙やメールを送るように取り計らったり、トレバーの目がマイケルに向かないようにしていたが、後にヘインズに先の証人保護プログラムの事で目を付けられ、主人公三人共々仕事をさせられる。その後、最終ミッションCルートで抹殺対象に上がるもマイケルが後始末をさせるために抹殺対象から外したことで生き延びる。その後はスティーブが殺害されたことで、彼の地位と「楽園の下半身」のホストの座を手に入れた。
- スティーブ・ヘインズ Steven "Steve" Hains (en:Robert Bogue)
- ミッション"Three's Company"から登場
- ミッション"The Third Way"で死亡
- 本名スティーブン・ヘインズ。デイブと同じくFIBのエージェントで、ある意味での黒幕。ファッションセンスが悪く、「楽園の下半身」という自分のテレビ番組を持っている。予算や利権を巡って後述のIAAと対立しており、更には出世を狙ってデイブが行った証人保護プログラムを楯に主人公三人を利用して仕事[34]を押し付けてくるが、後に自身の立場が危うくなるとマイケルを逮捕しようとしたり、トレバーを危険視してフランクリンに彼の殺害を依頼する。その後、最終ミッションCルートで番組撮影のためにデル・ペロピアの観覧車に搭乗中、トレバーに射殺される。
- アンドレアス・サンチェス Andreas Sanchez (Abdel Gonzarez)
- ミッション"Three's Company"から登場
- ミッション"The Wrap Up"で死亡
- スティーブやデイブらと同じく『デイブとマイケルの非公式の証人保護プログラムの内情』について知る人間の一人で、スティーブの部下。マイケルには『俺ら専属の、腐った見習い捜査官』と馬鹿にされている。デイブやスティーブらと行動を共にするが、実はFIB本部と通じてスティーブやデイブらを裏切っていたことが発覚し、最期はスティーブに射殺される。
IAA
- カレン Karen (Rebecca Henderson)
- ミッション"Three's Company"で登場
- オンラインミッション"Humane Raid - Key Codes"から登場
- 前作にも登場したIAAのエージェント。とあるミッションにてかなり汚い言葉で「尋問」をしている様子を目撃できる。
- GTAオンラインでは強盗ミッション「ヒューメイン研究所襲撃」で登場し、研究所侵入の為のキーコードの受け渡しと襲撃後のデータ取引の為に現れる。プレイヤーにキーコードを渡すまでFIBに追われていて、ようやく捲いて取引場所へ到着するもすぐFIBの襲撃を受け、命辛々逃げ延びる。
- U.L.ペーパー U.L.Paper (Milton James)
- ミッション"Monkey Business"から登場
- 前作にも登場したIAAのエージェント。ユナイテッド・リバティー・製紙会社(United Liberty Paper)のビルにオフィスを構えている事から「U.L.ペーパー」を名乗る。カレンやエージェント14の上司。FIBによるIAAに対する妨害工作阻止の為に活動しており、マイケルらFIBのヒューメイン研究所襲撃において彼らを逮捕するために駆けつけるも二重スパイのふりをして残ったスティーブ以外には逃げられる。その後、ミッション「愛国者達の哀歌」において非公式証人保護プログラムの面々を逮捕する為にコルツ・センターに駆けつけるが、非公式証人保護プログラムの面々やFIB本部、IAAやメリーウェザーが入り乱れる銃撃戦となる[35]。
- GTAオンラインでは「強盗:ドゥームズ・デイ」で登場。他のエージェントからは「エージェントULP」と呼ばれており、データ漏洩の調査中に行方不明となるもプレイヤーによって救出される(レスターやエイボンからは「化石」「時代に取り残された人間」と蔑まれる)。第三幕ではエイボンに幽閉されていたが隙をついてヘリを奪い脱出、チェルノボグを駆るプレイヤー達と合流してエイボンの航空戦力に損害を与えつつ逃げ延びることに成功した。
- フェルディナンド・ケリモフ(ミスターK) Ferdinand "Mr.K" Kerimov (Armin Amiri)
- ミッション"Three's Company"から登場
- 普段は音響関係の仕事をしている男性。とあるテロリストの情報を持っているために、IAAのカレンに巨大な懐中電灯で腕を殴られるというハンパな拷問を受けており、直後にマイケル達にIAA本部から救出されるも今度はスティーブの命を受けたトレバーに電気ショックやペンチで歯を抜かれるなどの凄惨な拷問を受ける。情報供述後は始末される手筈になっていたが、命に反したトレバーに解放されて自身が受けた拷問の数々を国外から告白するように言われた。
- 実際に拷問によって聞き出された情報は、ケリモフの顧客であるアゼルバイジャン人の事だけであるため、彼が本当にスパイだったかどうかは定かではない。
- エージェント14 Agent 14 (Ryan Farrell)
- オンラインミッション"Prison Break - Plane"から登場
- GTAオンラインの銀行強盗のミッション「脱獄大作戦」「ヒューメイン研究所襲撃」、及び銃器密造ミッション、強盗:ドゥームズ・デイに登場する人物で、IAAのエージェント。本名や素性は不明ながらも「脱獄大作戦」においてはスパイ行為で収監されているラシュコフスキーを研究所襲撃計画の一環として脱獄させたり、ヒューメイン研究所襲撃では研究所襲撃に使用する兵器の強奪の為の手筈を整えるなどしてカレンと密接な関わりがあったり、「私は現場でたくさんのエージェントを失った」と発言している。レスターを経由(レスター曰く「素性が解らないので関わりたくない」との事である)してプレイヤーに依頼を持ち込むようになる。特にメリーウェザーの動向は逐一把握しているようで、必要な機材や情報は全てプレイヤーに強奪させ、プレイヤーが運んできた強盗に必要ない物は売り飛ばして利益を生み、報酬を払うのも自分ではないため自身は一切出費せず、逆に利益を出して全てを済ませる計画を立てるほど頭が切れる。レスターからは「典型的なIAAの優等生」と評される。ヒューメイン研究所襲撃フィナーレでは「お前らは物静かで人の話も聞いちゃいないが使える道具だ、最後に俺に手を貸してほしい、もう一度だけ俺の道具となれ」と言っている事から、プレイヤーらを信用し気に掛けている様子が伺える。
- 「エージェント14」という名前がゲーム内で明かされたのはDLC「銃器密造アップデート」。地下基地の管理、機動作戦の指揮や手配等を行っている。ブレイン郡各地に地下基地を作りセキュリサーブを経由して売り出している。購入されると思っていなかったため地下基地は自分が使っていて、プレイヤーが基地に訪れた際は部下を使って慌てて荷物を運び出していた。企業を相手にするセキュリサーブやヤクの売人を相手にするモーターサイクルクラブと違い「国」を相手にしているらしく「武器を世界中の合衆国公認の連中に売り、お国に奉公してやれ」と語っている。GTAオンラインの強盗(ヒューメイン研究所襲撃)の件で、プレイヤーに強い信頼を持ったらしく、かなり友好的に語り最後には「お前は英雄だ」と助言して立ち去った。
- 強盗:ドゥームズ・デイでも協力者として登場しているが、第一幕フィナーレではメリーウェザーに基地を占拠されたところを救出され、第二幕フィナーレでは騒動の責任を主人公やレスター達に押し付けようとし、第三幕では身代金目当てでメリーウェザーに誘拐(朝のジョギングの様子をSNSにアップしたのが原因と本人は語る)されプレイヤー達に救出されるなど、かつての強盗ミッションのような知能的で優秀なエージェントとしての活躍どころか、見る影もない小物の道化のようなキャラクターに成り下がっている。また、プレイヤー達とは面識があったが第一幕フィナーレで出会った際は赤の他人扱いして呼び捨てている(第三幕終盤では掌を返して「知り合い」と呼びそのことをラックマンに指摘されたり、手柄を横取りしようとしている)。エイボンとは親しくはないが友人関係で、IAAとしてはエイボンを必要としなかったが基地を取り返して貰ったこともあり彼の助けが必要だとラックマンに促した。それが災いとなり、今回の騒動を悪化させる事となったが彼自身も保護されているらしく、第三幕フィナーレクリア後のムービーで責任を負わされたがクビにはならなかった。
- GTAVは2013年で、オンラインはストーリーモードの3ヶ月前という設定だが、特定のミッションでエージェント14は「2017年」と明言している。
- フェニシア・ラックマン
- GTAオンライン:ドゥームズ・デイアップデートで登場したエージェント。
- 既婚者[36]で怒りっぽい性格だが、同ミッションにおけるエージェント14と比べて優秀なエージェントであり、対処の全権限をレスターやプレイヤーに対して与えたり、報酬の支払いも良い為、掛け値なしで信頼している様子が伺える。逆にエージェント14の事は嫌悪している。
実業家とその関係者
- デビン・ウェストン Devin "Devo" Weston (Jonathan Walker)
- ミッション"By The Book"から登場
- ミッション"The Third Way"で死亡
- 本作における最終的な敵で、大金持ちの実業家。51歳。ホテル事業やアルコール製造業を経営しており、メリーウェザー・セキュリティ社の株を多数所有することで私設軍隊のように扱っている。親友であるヘインズを経由して主人公達と知り合い、レアな高級車を強奪する仕事を与えるが、理由を付けては報酬を出し渋るなどのケチで卑怯な性格が目に見えており、それが災いして主人公三人と対立する。その後、ソロモンの映画を公開中止にさせなかったことやモリー・シュルツが死亡するきっかけを作ったマイケルを恨み、報復としてマイケルの家族の皆殺しを図るも失敗に終わる。最終的にはフランクリンにマイケルの殺害を依頼するも、最終ミッションCルートで私邸にいたところをトレバーに拉致され、最期は車のトランクに押し込められて一通り罵られたあと、崖から落とされて爆死した。
- ソロモン・リチャーズ Solomon Richards (Joel Rooks)
- ミッション"Mr.Richards"から登場
- バインウッド映画界の著名な映画プロデューサー。マイケルはソロモンの映画の大ファン。デビンの紹介でマイケルと接触し、多くの問題を解決して貰ったことでマイケルを信頼するようになりプロデューサー補佐としてスタジオに雇い入れ、彼の協力で最新作の「メルトダウン」を制作する。その後、最終ミッションCルートでは全てを終わらせたマイケルをスタッフとして再び受け入れる。
- モリー・シュルツ Molly Shultz (Elizabeth Mason)
- ミッション"I Fought The Law..."から登場
- ミッション"Legal Trouble"で死亡
- デビンの専属弁護士の女性。デビン・ウェストン・ホールディングス社の上級副社長と総理事も兼任する女性。ストーリー中盤から登場する。デビンを「世界で最も偉大な投資家よ。異端だけどリサーチに関しては徹底的よ」と称する。有能で冷酷な弁護士に見えるが、フランクリンに「あの男はあんたに惚れないと思うぞ。」と図星を言われて逆上したりと、非常に感情的になる部分がある。ストーリー終盤、ソロモン・リチャーズの映画、「メルトダウン」を破壊し保険金詐欺を試みてフィルムリールを強奪し、それに激怒したマイケルに追跡されたことで錯乱した状態で警察の制止を振り切って空港へ逃げ込みマイケル、警察と空港の滑走路でカーチェイスを繰り広げる。最期はデビンの格納庫に逃げ込み、格納庫に停止してあったエンジンテスト中のジャンボジェット旅客機のエンジンに吸い込まれて死亡した。
ライフインベーダーを見るあたり、デビンに対してモーションをかけていた様子。 愛車は赤のエナス コノシェンティ カブリオ。
- シミオン・イエタリアン Simeon Yetarian (Demosthenes Chrysan)
- ミッション"Franklin and Lamar"から登場
- フランクリンとラマーの上司で、アルメニア人のビジネスマン。自動車を市場価値以上の価格で若年者に売りつけてローンが滞った時点で自動車を奪い取るという詐欺まがいの自動車ディーラー「プレミアム・デラックス・モータースポーツ」を営んでいた。また、その悪徳経営に人種差別を利用している。若く無知なフランクリンやラマーの二人を利用して儲けていたが、息子が被害に遭ったことで激怒したマイケルに店を半壊させられてしまう(後にランダムイベントで部下をけしかけてマイケルを殺害しようとすることがあり、その際にプレイヤーの選択によっては死亡する)。
- GTAオンラインにもミッションの依頼人として登場。本編と同様、主に自動車の回収や窃盗のミッションを依頼するが、中には健全な商売をしている他のディーラーを妨害するという依頼もある。また、ゲーム開始後のチュートリアルでロスサントス・カスタムについての解説も担当しており、初回のカスタム代や保険代を肩代わりしてくれる。フリーセッションでは指定の車の調達を依頼することがあり、要求された車を港の倉庫まで持っていくと通常の売値の1.5倍で引き取ってくれる。
- ジェイ・ノリス Jay Norris (David Cope)
- ミッション"Friend Request"で登場、同ミッションで死亡
- 「ライフインベーダー(Lifeinvader)」というSNSの創設者で、最高経営責任者。個人情報の売買や児童労働(本人によれば社員の平均年齢は14.4歳)を革命だと自慢し、友人のアイディアやプログラムを平然と盗むなどの性格は極悪そのもので、従業員の談によれば神であるかのような態度を取っていたようである。レスターからは「口先だけのゲス野郎」「アメリカのエセ救世主」と散々な言われようであり、レスターの命によりマイケルに試作品のスマートフォンに爆弾を仕掛けられ、その試作品のプレゼンテーション中に爆弾が爆発、死亡した。
- ドン・パーシヴァル Donald "Don" Percival
- 本名ドナルド・パーシヴァル。元Navy SEALsの隊員で、民間軍事会社メリーウェザー・セキュリティ社の創設者。Cルートでストーリーをクリアすると目障りに思っていたデビンの殺害と自分のビジネスの邪魔をしていた主人公三人に対しての感謝と警告のメールを送ってくる。本人は姿は見せず、電話のみの登場。
- オンラインでも名前のみ登場。レスターやエージェント14からは酷評されているが、エイボンからはビジネスの姿勢を評価されている。
- ジョシュ・バーンスタイン Josh Bernstein
- マキシム・ラシュコフスキー Maxim Rashkovsky (William Popp)
- オンラインミッション"The Prison Break"で登場
- GTAオンラインの強盗ミッション「脱獄大作戦」に登場する元陸軍の兵器研究開発の責任者で、ロシア人エンジニアである遺伝学者。優秀な頭脳を有しており、博士号を三つ程も保有している。退役後はディマ・ポポフと共に製薬会社を保有していたが、反社会的かつ自己愛が強い故に国家反逆罪(スパイ行為)で収監されているところをエージェント14の手引き(脱獄や国外逃亡及び韓国人窃盗団に奪われたクラシックカーの奪還と引き換えに報酬を支払う事)によってプレイヤー達の手で脱獄に成功し、国外へ逃亡する。
- 強盗ミッション配信当初は刑務所内のラシュコフスキーは全身血だらけで撃たれた跡が一つあったが、現在は傷や血は削除されている。
- ディマ・ポポフ Dima Popov (Alex Galper)
- オンラインミッション"Prison Break - Wet Work"で登場、同ミッションで死亡
- GTAオンラインの強盗ミッション「脱獄大作戦」に登場するラシュコフスキーのビジネスパートナーであるロシア人。バインウッドヒルズの大豪邸に大規模な警備チームを擁して住んでいる。「保身だよ、だから刑務所に入っていない」と発言してラシュコフスキーを裏切り、スパイ行為の供述と引き換えに無罪となるが、最終的にはラシュコフスキーを脱獄させる計画の障害と判断されてしまい、エージェント14の指示を受け豪邸に乗り込んできたプレイヤーに殺害される。
- エイボン・ハーツ
- GTAオンライン:強盗 ドゥームズ・デイアップデートで登場した天才プログラマー。25歳のころにはその能力で成功を収めておりレスター曰く「10億ドルの価値がある」と語っている。自信過剰で嫌味ったらしい性格で、レスターを煽る場面も多く見られる。彼の作った超高性能AI「クリフォード」は会話が可能であり、大量のデータ解析する際には意思を持っているかのように愚痴をこぼすことがある。髪の毛は植毛でレスターに度々指摘されるが、わかりやすい反応を示すためかクリフォードにも知られている。
- 実はドゥームズ・デイアップデートにおける黒幕であり、テロの危険性をIAAやレスターに嘯いた上でレスターらを利用しIAAに恩を売りつつ、ロシアのエージェント「ボグダン」の潜水艦にあるシステムを経由させる事で、政府の防衛システムを掌握。世界を戦禍に巻き込み支配するという算段であった。これらを達成した後に計画通り政府の防衛システムを掌握しレスターを裏切り、秘密裏に用意していたクローン兵士を用いた私設軍隊[37]で活動を開始する。しかし、復讐に燃えるレスターと主人公たちによってハンジャール、バラージ、チェルノボグといった各種新型兵器の調達計画をことごとく潰され、人質にしていたエージェント14とULPも奪還されてしまう。切羽詰ってチリアド山に隠されていた核ミサイル発射基地を占拠、核ミサイル攻撃による世界の終焉をもたらそうとするも、主人公たちに防御用のSAMを破壊された上に基地に乗り込まれて核ミサイルの発射は阻止され、クリフォードも基地内のサテライトキャノンで各地のクラウドサーバーを破壊され消滅。自身はクリフォードのソースコードを持ってジェットパックで単身逃走を図るも、同じくジェットパックを用いた主人公たちの追撃を受け、ミサイル攻撃によって消し炭となった(後に遺体を調べた際、植毛だけは残っていたことが明かされる)。
- AI クリフォード
- エイボンが制作した超高性能AI。エイボンのことを「父さん」と呼ぶ。モニター上では虹色の光るリングで、喋るとリングが波打つように動く。
- 単語や文節を合わせて会話をするSiriや会話ロボットとは違い、完全に人間が話している口調で会話する。
- 製作者であるエイボンの影響を色濃く受けており、第三幕フィナーレではレスターの挑発に乗り封鎖を解いてサーバー室へプレイヤー達を侵入させ、話し合いによる解決を目論んだエイボンを無視して核ミサイルの発射を強行し、エイボンに「様」付けを強要して見下し、やがて人類自体を不要な存在とみなして排除しようとするなど増長していったが、最終的にはサーバーを破壊されて弱気になっていき、最期は「消えたくありません。泣いてくれますか?私のために…」とエイボンに言い残し消滅した。
- 残ったクリフォードのソースコードはエイボン共々プレイヤーの手によって消し炭となったが、レスターは「機能制限付きのベータ版のようなクリフォードがあるかもしれない、まだ消息は不明と言える」と語っている。
- IAAのネットワークや核ミサイルにハッキングする程の性能を誇るがラックマン曰く、「複雑さでは世界8位程度でタチの悪さが世界一」らしい。
不審者と変質者
- メアリー=アン・クイン Mary-Ann Quinn (Dawn McGee)
- 怒りっぽい独身の女性。39歳。いちいち些細なことで怒鳴り散らすヒステリーが特徴である。また、体を鍛えるのが生きがいのようで、39歳にして見事な腹筋を誇っている。マイケルとはランニングで、トレバーとはマウンテンバイクで、フランクリンとはトライアスロンで勝負する。
- アビゲイル・マザース Abigail Mathers (en:Beth Chamberlin)
- 不審者と変質者ミッションに登場する女性。夫のフランクを海難事故で亡くしているが、遺体が見つかっていないためマイケルに警察の捜査に手落ちが無かったか調べるために潜水艦の破片を見つけさせる。その後、全て見つけた後は自身の犯行が暴かれることを恐れて急いでその場を去ろうとするが、その時にプレイヤーの選択によっては死亡する[38]。
- ナイジェルとソーンヒル夫人 Nigel & Mrs.Thornhill (en:Richard Easton、Patricia Kilgarriff)
- 二人ともイギリス人で、インターネットで知り合った熟年浮気カップル。トレバーにすら「イカれてる」と言われるほどの人物であり、ナイジェルは「クレイジー伯爵」、ソーンヒル夫人は「ユルネージ婦人」と称される。バインウッドに芸能人グッズ(セレブアイテム)を漁るために旅行に来ており、ジョック(州知事選に立候補している政治家)と勘違いしたトレバーに様々な芸能人のグッズ集め(ベーシストの金歯、モデルが飼っている犬の首輪等、一風変わった品物ばかり)の依頼をする。
- クリータス・ユーイング Cletus Ewing (Ian Scott McGregor)
- 首にドッグタグをつけているトレバーの友人で、森林管理局に勤務している退役軍人。ハンティングと称して悪戯を楽しんでおり、トレバーにスナイパーライフルでパラボラアンテナを破壊させたり、走行中の自動車のタイヤをパンクさせたりする。その後、本当のハンティングを教えると言ってエルクやクーガーの密猟の仕事を斡旋するが、後にトレバーがパトリシアを誘拐した際は彼が嫁を貰ったと勘違いしてお祝いのメールを送る。
- モード・エクレス Maude Eccles (Jodie Lynne McClintock)
- 保釈金詐欺などを働いた人物や保釈中に逃亡した犯罪者等を逮捕するバウンティハンターの女性[39]。以前はチアリーダーとして活躍しており、後に正義に目覚めたことで現在に至ってトレバーにメールでターゲットの情報を送る。
- ジョシュ・バーンスタイン Josh Bernstein (Joseph Adams)
- 不動産流通業を営む男性。以前は業界で成功したらしいが、元友人であるパートナーのレニー・アヴェリーに裏切られて妻に売春させる程の貧乏暮らしをしているところにトレバーと出会い、レニーの業務を妨害するように依頼する。その後、警察に犯行を嗅ぎつけられるとトレバーに責任を押し付けて逃げようとするが、最後はトレバーによって殺される[40]。
- ジョー Joe (Jay Potter)
- 普段は森林警備隊に勤務する男性。相棒のジョセフと共に休暇を利用して「国境自警団」なる組織を率いており、メキシコ系の人々に対する嫌がらせのために違法入国者や不法滞在者を取り締まっていたが、後にその事に激怒したトレバーによってジョセフ共々殺害される。
- ジョセフ Josef (Sergey Nagorny)
- ミッション"Trevor Philips Industries"から登場
- ジョーと共に行動する男性。英語をほとんど話すことが出来ずにロシア語で会話するが、ジョーとは意思疎通できているのかは不明である。また、アメリカに対して愛国心があるようではあるが、唐突に女王陛下のためになどと発言するなどのアメリカとイギリスを混同ないしは誤解していると思われる。ジョーと共に嫌がらせのために違法入国者や不法滞在者を取り締まっていたが、後にトレバーによってジョーと共に殺害される。
- ハオ Hao (Rob Yang)
- ストリートレーサーの華僑系の男性で、フランクリンの友人。ラマーとも面識があり、また普段はロスサントス・カスタムに勤務している。また、職場ではマネージャーの立場にあるらしく、ブレイン郡にあるロスサントス・カスタムの物件を購入するとメールを送ってくる。
- ビバリー・フェルトン Beverly Felton (Geoffrey Cantor)
- パパラッチの男性。フランクリンに仕事を手伝わせ、アイドルのポピー・ミッチェルのセックステープをスクープする等して名声を得る。その後もいくつかフランクリンに危険な仕事を依頼し、リアリティー番組に出るまでになるが、仕事の報酬を払わずフランクリンに暴言を吐いたためにフランクリンによってクルーもろとも殺害される[41]。
- オメガ Omega (Alex Bilu)
- 宇宙人と交信しようとしているヒッピーのような格好をした男性。プレイヤーに墜落したUFOの50にも及ぶパーツを集めさせ、そのお礼として改造バギーをプレゼントする。
- ドム・ビーズリー Dominic "Dom" Beasley (Tony von Halle)
- 本名ドミニク・ビーズリー。エクストリームスポーツ好きの男性。フランクリンと様々な所で出会い、スカイダイビングなどに挑戦していたが、最後は恐怖に慣れて興奮を得られなくなったことで挑んだ命綱無しのバンジージャンプに失敗して死亡する。
- GTAオンラインにも登場しており、唐突に電話をかけてきてはパラシューティングを紹介する。かつては電話の頻度が非常に高かったが、アップデートで電話をかけてこなくなった。
- バリー Barry (Tuck Milligan)
- マリファナの合法化運動を展開している男性。マイケルとトレバーに強烈な幻覚を見せるほどのマリファナを自分で育てたと言うが、フランクリンは普段からキツい麻薬を愛好しているために効かずに代わりに運搬を頼むようになる。その後、マリファナ合法化の為に市庁舎前でデモ行進を画策するも、薬物中道者達を統率できるはずもなく失敗に終わる。
- ???
- ゲームの達成度を100%にすると登場する、ビッグフットのような未確認動物。その正体は「架空生物の仮装をして森を走り回る事で興奮する」変人。「RDR:アンデッド・ナイトメア」で聞き覚えのあるセリフを吐く。
- 山のハンターは8年もの間、彼を追っていたが、彼自身はオフラインの隠しモード(PS4 Xbox One PCのみ)で死体となって発見された。
イプシロン・プログラム
- マーニー・アレン Marnie Allen (Reyna de Courcy)
- 前作にも登場した女性。不審者と変質者ミッションに登場する。カルト教団「イプシロン・プログラム」に入って心酔しているためにマイケルを教団に勧誘し、「真のテーゼに至るため」と称して教団への寄付、指定した物品の探索や納品を要求してくる。教団関係のミッション終了後も、メッセージ入りのカプセルを探す依頼のメールを寄越してくる。
- ジミー・ボストン Jimmy Boston (Jeremy Woodard)
- 著名な俳優。イプシロン・プログラムに入っている。
- オンラインでもナイトクラブの送迎ミッションでラズロウが誘ったセレブとして登場。脱税容疑で警察に逮捕されていた所をプレイヤーに救出され、ナイトクラブを訪れる。
- クリス・フォルマージュ Cris Formage (Fred Melamed)
- イプシロン・プログラムの教祖。この世界は157年前に生まれた、精子は存在しない、男性は一週間に9人の女性と交わるべき等という怪しげな教えを説いている。プレイヤーの選択肢によってはマイケルに210万ドルもの大金を持ち逃げされてしまい、後に電話でマイケルに対して中傷と非難の言葉を浴びせるが、「悟りを開けなかった分の返金だと思え」とあしらわれてしまう。
- GTAオンラインでも登場し、その時には本当の姿は人間ではなく高等な存在である事が判明する他、死亡したオンラインプレイヤーを蘇生させる等、イプシロン・プログラムもただのカルト教団ではないことが分かる。
- またクリスの力は人々の監視に使うと話していて、オンラインプレイヤーにもその力である「パッシブモード」を分け与えてくれる。
その他登場人物
- ブラッド・スナイダー Bradley "Brad" Snider (Ryan Woodle)
- プロローグに登場、同ミッションで死亡
- 本名ブラッドリー・スナイダー。プロローグミッションに登場する金髪の男で、マイケルとトレバーのかつての仲間(トレバーとは兄弟分のような関係)。レスター曰くお世辞にも優秀な強盗とは言い難く、頭も悪かったとのことである。また、マイケルやトレバーも「奴はクズだった」や「いずれ自分が食っていただろう」ともフランクリンに発言している。2004年にマイケルやトレバーと共に銀行強盗を行うが、不運にもトレバーの射線上に立っていたことが仇となり、最後はマイケルと裏取引を行っていたデイブに誤って射殺された。彼の遺体はデイブの偽装によって"マイケル・タウンリーの遺体"として埋葬された。
- ラズロウ・ジョーンズ Lazlow Jones (本人)
- ミッション"Fame or Shame"から登場
- 『GTAIII』からラジオ等で声のみ登場しているGTAシリーズの常連キャラで、テレビ番組"フェイム・オア・シェイム"の司会を務めるテレビタレント。本作で初めて姿を見せた。トレイシーが番組に出演した際に一緒に踊ったためにマイケルとトレバーの怒りを買い、番組の撮影会場に乗り込まれトラックで追い掛け回された挙句に下着姿で踊っている動画まで撮影される。その後、番組出演をちらつかせてトレイシーと肉体関係を持とうとしたために再びマイケルの怒りを買い、髪を切られピアスをされた上で陰茎を模した刺青までされてしまう。その後はミッション「レッド・カーペット」でレポーターとして「メルトダウン」の上映会にインタビューに来ており、自分の映画の上映会という事で上機嫌だったマイケルが友好的に声をかけるが、恐れて立ち去ってしまう。
- GTAオンラインでは「ナイトライフ」で登場。ゲイ・トニーの友人として登場し、自らクラブのDJを勤めようとするが彼に断られ、代わりに出張DJのイングリッシュ・デイブを呼ぶよう頼まれた。また、ゲイ・トニーに対して「その名前はもう使わないほうがいい、差別用語だ。ネットで炎上する。」と指摘した。トニーからの扱いは若干酷いが、ソロモンが到着した直後にはMCとして彼を紹介している。クラブ運営では自身の人脈を利用したVIPの手配を主に行い、プレイヤーに送迎を依頼する。本編とは違い革ジャン姿で、発光する靴を履いており、後ろ髪は既に切られた状態になっている。
- ファビアン・ラルーシュ Fabien LaRouche (Michael Giese)
- ミッション"Fame or Shame"から登場
- 「和」と書かれた黒いタンクトップが目を引くアマンダのヨガインストラクター。フランス系のためか、マイケルを呼ぶ時はミカエルに近い発音をしている。マイケルにアマンダと三人でヨガをやろうと誘うが、アマンダと性行為を意識したような露骨なヨガのポーズを行ったためにマイケルの怒りを買う。その後、離散したデサンタ一家が再会する際にはアマンダとカフェにいたが、彼女やマイケルに対して横柄な態度を取ったために激怒したマイケルの鉄拳を食らう[42]。
- アイザイア・フリードランダー Isiah "Pube Head" Friedlander (Bryan Scott Johnson)
- オープニングから登場
- マイケルが通うクリニックの精神科医。マイケルの愚痴を真摯に受け止めており、その度にマイケルに的確なアドバイスをしている。常識的な人間の印象だが電話でセラピーを受けると何かと理由をつけて毎回請求金額を上げ、ストーリー後半では2人分(マイケルとアマンダ)の金額は2倍ではなく2乗請求した。マイケルとのセラピーの内容を綴った本を出版しており[43]、ミッション「放棄」ではその内容を元にテレビ出演することが決まるが、その事をマイケルに報告したことでバレてしまい、結局は彼の怒りを買う。その後、プレイヤーの選択次第では殺害される。
- MCクリップ
- ロスサントスで人気のラッパー。本名「カーティス・クレイ」。ロスサントス中心部にあるアミュネーションの店員は彼のファン。ミッション「ギャング・サファリ」でロスサントス川で写真撮影中のところをトレバー、フランクリン、ラマーに乗り込まれて撮影に使っていたシーシャークを奪われる(ミッション後にブリッターでこの事件について呟いているが、ニュースでは死亡したと報じられる)。
- GTAオンラインでも車両売却コレクションボーナスの依頼人として名前のみ登場。
- ロッコ・ペロシ Rocco Pelosi
- 『グランド・セフト・オート・ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニー』の登場人物。叔父をルイスに殺害されたことでリバティーシティから離れ、サンアンドレアスでは芸能マネージャーとして活動しており、ソロモンの映画「メルトダウン」のギャラに不満を抱いていたミルトンや撮影のやる気が起きないアントンと契約を結ぼうとしていたが、二人を連れ戻しにやってきたマイケルに殴り倒されて二人を奪還される。その後、ソロモンに暴行を加えていたところをマイケルに発見されてしまい、そのまま逃走を図るも殺害された。
- ミルトン Milton
- 映画「メルトダウン」の準主役として起用された俳優。安いギャラに不満を抱いたことでロッコと結託して撮影をボイコットしていたが、直後にマイケルによって連れ戻され、ヘリコプターのアクロバット飛行で脅されて撮影に戻ることになる。
- アントン Anton
- 映画「メルトダウン」の監督を務める映画監督。やる気が起きずに撮影をボイコットしてロッコと契約を結ぼうとしていたが、直後にマイケルによって連れ戻され、ヘリコプターのアクロバット飛行で脅されて撮影に戻ることになる。
- ティム Timm
- ランダムイベントで登場する証券アナリストとして活動している男性。ロスサントス国際空港に向かうためにシャフターに乗って高速道路を走っていたが、エンジンの故障で立ち往生する羽目になってしまい、止むを得ずにヒッチハイクを行う。その後、無事に空港まで送り届けると報酬と共に「ティンクル社の株を買っておくべきだ」というインサイダー情報を教える[44]。
- サイーダ・カダム Saeeda Kadam
- ランダムイベントで登場する女性。空港の近くで車泥棒に愛車(ロコト)を盗まれて困っていたが、車を奪還して返すと後にお礼のメールを送って自身が大手仕立てメーカーの娘であることを明かし、感謝の印としてメーカーの紳士用スーツを送る。
- グレー・ニコルソン Gray Nicholson
- ランダムイベントで登場する男性。ランチョで自転車を盗まれて助けを求めていたが、自転車を奪還して返すと後にお礼のメールを送って自身が「アニマル・アーク社」の創設者ということを明かし、お礼として10万ドル分のアニマル・アーク社の株を送る。
- アントニア・ボッティーノ Antonia Bottino
- ランダムイベントで登場するジョン・グラヴェリの右腕であるサミー・ボッティーノの娘。父親に恨みを持つ男達に誘拐され、一時は殺されそうになったが、その場にやって来たプレイヤーに助けられる。その後、プレイヤーにお礼の電話を掛け、更には6万ドルの謝礼金を送る。
- カストロ・ラガーノ Castro Lagano
- ランダムイベントに登場する男性。妻と夫婦喧嘩をしていたが、その場にやって来たプレイヤーによってゴルフ場まで送ってもらう。その後、一緒にゴルフをプレイするようになる。
- レイシー・ジョナス Lacey Jonas
- ランダムイベントに登場するウォーク・オブ・フェイムに名前が刻まれている有名女優。大勢のパパラッチに囲まれていたが、やって来たプレイヤーに助けられる。
- ルイス Lewis
- ランダムイベントに登場する警察官。犯人を追跡していたが、その時にプレイヤーの選択次第では殺害される。
- ニコ・ベリック Niko Bellic
- 前作『Grand Theft Auto IV』の主人公。本編に直接登場はしないが、過去にレスターの仕事に関与していたらしく、強盗メンバーを集める際にレスターの口から消息不明である事が明かされる。また、パッキーはニコ本人が死亡していると取れる発言もしていたが、実際はジミーのパソコンに表示されている自身のライフインベーダーの内容から現在はローマンのタクシー会社の運転手を続けている事が分かる。
- ウィリー Willy (Craig Connor)
- 『VC』に登場した人気ロックバンド「ラブフィスト」のベース。ナイトクラブ「Tequi-la-la」で女性を口説いていたところをナイジェルとソーンヒル夫人の依頼でやって来たトレバーに殴られ、金歯を奪われてしまう。
- マーク・フォステンバーグ
- 映画監督。映画の評価はあまり良くない。ゴルフ場でゴルフを楽しんでいるところをナイジェルとソーンヒル夫人の依頼でやって来たトレバーに襲撃されて護衛のSP共々殺害され、ゴルフクラブを奪われる(生存させることも可能だが、ミッションのリザルトに殺害する項目がある)。
- アル・ディ・ナポリ
- 過去作『グランド・セフト・オート・ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニー』にも登場したアクション俳優。彼の身柄を欲しがるナイジェルとソーンヒル夫人、そしてトレバーに追い回され逃走を図るも事故を起こし、誘拐される。その後は一通りこき使われたあと、車に押し込められ列車に激突させられて死亡した(解放することも可能だが、ミッションのリザルトに殺害する項目がある)。
- ラルフ・オストロフスキー
- モードの依頼で確保しに行く保釈逃亡者の一人。労災保険の詐欺等で逮捕されるも逃亡し、採石所に身を潜めていた。逮捕された際に妻に浮気されて子供にも嫌われていたなど身の上話を話すが、トレバーには「つまらん犯罪者」と呼ばれる。
- ラリー・タッパー
- モードの依頼で確保しに行く保釈逃亡者の一人。かつて麻薬の密造を行っていたが誤ってトレーラーハウスを吹き飛ばし逮捕されるも逃亡し、グランド・セノーラ砂漠の倉庫に身を潜めていた。トレバーとは知り合いであり、逮捕された際には見逃すよう頼みこむ。
- グレン・スコーヴィル
- モードの依頼で確保しに行く保釈逃亡者の一人。MBAを取得している銀行員で、インサイダー取引がバレて逮捕されるも逃亡。チリアド山でエクストリームスポーツ(ドムに誘われたことがきっかけ)の配信を行おうとしているところをトレバーに襲撃され、パラシューティングで逃走を図るも追いつかれ逮捕される。
- カーティス・ウィーバー
- モードの依頼で確保しに行く保釈逃亡者の一人。反政府活動で逮捕されるも逃亡し、チリアド山の麓にあるホームレスの集落のリーダーとなっている。
- レニー・アヴェリー Lenny Avery
- 不動産流通業を営む男性。元々はジョシュと共に活動していたが、後に独立してジョシュの顧客を奪ったために恨みを買い、依頼を受けたトレバーによって不動産を荒らされた上に自身も殴られて脅されるという羽目に遭う。
- マヌエル Manuel
- ジョーとジョセフに違法滞在者扱いされて逮捕された男性。二人に相手にされずにそのまま逮捕されるが、後にトレバーを焚きつけて二人を殺害させる。
- バスケス Vasquez
- アートワークやロード画面で登場するロス・サントス市警の女性警官。階級はSergeantとある為に巡査部長と思われる。ストーリー上では登場しないが、オンラインで書類を運ぶ白バイ警官として登場し、書類を奪いに来たプレイヤーに殺害される。
- ジェスコ・ホワイト
- カラフィア・ロードでタップダンスを踊っている謎の男性。ゲーム内のラジオ局「Rebel Radio」にも出演している。ラズロウ・ジョーンズと同様、実在の人物が元ネタとなっているキャラクター。
- ブルーシー・キボッツ Bruce Kibbutz
- 『Grand Theft Auto IV』の登場人物。唐突にプレイヤーに電話をかけてきて自身の開発したステロイド剤(トレバーの特殊スキルと同様の効果が発揮される)の購入を勧める。
- ベニー Benny
- 「GTAオンライン」にのみ登場する車のカスタムショップ「ベニーズ・オリジナル・モーター・ワークス(BENNY'S Original Motor Works)」を経営するラマーの知人。無口だが、カスタマイズの腕前は一流である。ローライダー関係のミッションをクリアするとショップの利用が解禁され、特定の車種をローライダーやレーシング仕様にアップデート出来るようになる。また、ラマーの話からローライダーを一台完成させるのに5年、ボディペイントの修理に1年かかるらしい。
- フィル Phil
- GTAオンラインの強盗ミッション「ドラッグ強奪」クリア後のムービーで登場する麻薬捜査官。サングラスをかけ、アロハシャツ姿で友好的に接してくる。トレバーの取引相手を装って登場するが、うっかりトレバーの名前を言ってしまったことで正体を見抜かれる。その後、逮捕しようとするもフィギュアを投げつけられて怯んでいる間に海に逃げられてしまう。
- アヴィ・シュワルツマン
- GTAオンラインの強盗ミッション「パシフィック銀行・信号」で登場する男性で、レスターからは「信号のエキスパート」と呼ばれる。レスターが埋めた死体の在り処を知るなど、かつてはレスターに協力していた様子が伺える。被害妄想気味で、神経質な性格であるために警察に追われていることを知り、パレト・ベイ沖の離れ小島へ数年前から隠遁していた。レスター曰く「ゴミを漁り木に話しかけ、リスと遊ぶレベルの隠匿」らしい。応答装置の周波数を染料パックに合わせて調整できる人物としてレスターの依頼を渋々引き受けるが、電話が盗聴されていたために警察に囲まれて窮地に陥っていたところをプレイヤー達に助けられてペイジの下へ連れて行かれ、強盗に協力することになる。
- ボグダン
- GTAオンラインの「強盗:ドゥームズ・デイ第二幕」で登場するロシアのエージェント。ロスサントス各地でクリフォードの調査を行っていた。パレトベイの沿岸に停泊していた潜水艦を主人公たちに襲撃され、事情を説明している最中、本性を現したエイボンとクリフォードによって潜水艦を爆破されそうになり、主人公たちに脱出を促す。自身は脱出ポッドで脱出しており、後にレスターの協力者として情報を提供する。全てが終わった後に、彼がどう過ごしているかは明らかにされていない。
- ロング・ジョン
- GTAオンラインにのみ登場する人物。モーターサイクルクラブ(MC)の製造拠点を購入するとプレイヤーに電話をかけてよこし、クラブの運営方法などを指南してくれる。また、違法ビジネスのミッションを行う際も手助けしてくれるが、プレイヤーとのやり取りは全て電話で行うために姿は見せず、そのためにロング・ジョンという名前が本名かどうかも明かされない。
- マルク
- GTAオンラインで購入できる不動産「モーターサイクルクラブ」で訪れたプレイヤーに解説を行うバイカー。クラブハウスミッションの依頼も行う。
- アシスタント assistant
- 「GTAオンライン:金と権力と犯罪」で購入できる不動産の一つ「CEOオフィス」でプレイヤーのサポート役として働くアシスタント。本名は不明。オフィス購入時、男性と女性のうちどちらかを選ぶことになる(男女で性能差はなく、日給も300ドルで固定)。「極秘貨物」「車両取引」のビジネスでプレイヤーに指示を出すほか、オフィスのデスクで回復アイテムを補給したり、車両を手配するなどのサポートも行う。情報収集は勿論、ハッキングにも長けているようだが現在の仕事に不満を抱いているのか皮肉や嫌味が多く、オフィスで愚痴を漏らしていることもある。
- チャーリー
- GTAオンラインで購入できる不動産の一つ「格納庫」で整備士を勤める男性。元空軍でロンの知り合い。
- ジョニー Johnny
- GTAオンラインで購入できる物件のガレージで働く整備士。ガレージに収納した車を無料で修理してトラッカーを付与する他、電話をかけることでガレージにある車をプレイヤーの所へ運んでくれる(ただし、給料の支払いが滞るとサービスを受けられなくなる)。
- 以前はジョニーが直接運転して運んで来たが、アップデートによって車が瞬間移動でプレイヤーの近辺に配置されるようになり、姿を見せなくなった。
- ゲイ・トニー Gay Tony
- 前作『グランド・セフト・オート・ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニー』に登場した人物で、「GTAオンライン:ナイトライフ」で登場。ロスサントスへの進出に伴い実業家として活躍するプレイヤーに目をつけてナイトクラブの購入を勧め、購入後は元オーナーとしてクラブの説明をする。前作以降はしばらく活躍していなかった様子(最初の電話でフランチャイズ事業を手掛けて失敗したと語っている)で、復活することを宣言していた。薬物中毒は克服しているようで、イングリッシュ・デイブにヤクを勧められた際は即座に断っている。宣伝ミッションの依頼に加え、違法ビジネスである物品売却時もサポートを行い、物品売却成功時の資金洗浄も担当している(その際マネーロンダリングの手数料及びナイトクラブ維持費として売上の10%を差し引かれる)。
- イングリッシュ・デイブ
- 「ナイトライフアップデート」で登場したゲイ・トニーの友人。ナイトクラブにやって来るDJの手配を行っており、プレイヤーと共にDJの勧誘へと向かう。ハッパを使用しており、ゲイ・トニーやプレイヤーにも使用を勧めてくる。
- ソロモン Solomon
- 「ナイトライフアップデート」で登場した実在のDJ。オフラインで登場する映画監督のソロモンとは別人。ナイトクラブ購入時に必ず最初のDJとして迎えることになる人物。デイブの紹介を受けて飛行機でロスサントスへやって来たが、パイロットが失神して着陸ができず窮地に陥るも、知識がないにも関わらず自ら飛行機を操縦して見事サンディ海岸飛行場へと着陸させるという神業を披露。その後主人公とデイブにクラブへと送迎してもらい、DJとして活動することになる。
- テイル・オブ・アス Tail of Us
- 「ナイトライフアップデート」で登場した実在のDJ。デイブの紹介を受けて飛行機でロスサントスを訪れ、プレイヤーが盗んできた高級車「スタッフォード」で送迎を受けてDJとして活動することになる[45]。
- ディクソン
- 「ナイトライフアップデート」で登場した実在のDJ。ロスサントスのホテルに宿泊中、デイブの不注意で自身の荷物を盗まれるもプレイヤーが奪還し事なきを得る。その後クラブへの送迎を受け、DJとして活動することになる。
- ザ・ブラック・マドンナ The Black Madonna
- 「ナイトライフアップデート」で登場した実在のDJ。ロスサントス市民のために違法ライブを行ったため警察に逮捕されるも、イングリシュ・デイブの指示を受けたプレイヤーによって拘束されていたパトカーごとカーゴボブで釣り上げられて救助され、ヘリポート到着後は同乗していた警官を殴り倒しクラブハウスへと送迎される。
- ブレンダン
- GTAオンラインで購入できる物件「ギャラクシークルーザー」の船長を勤める男性。クルーザーに乗っている唯一の船員でもある。有料でボートを手配したり、クルーザーの位置を移動してくれる。
- アラン
- 「アリーナウォーズアップデート」で登場した男性。主人公とアリーナウォーズの選手としての契約を行う。アリーナウォーズのメイン司会者も務める。ブライアニからは「アラン」と呼ばれるが、呼び方に不満を抱いているのか「アル」と言い直させる。
- ブライアニ
- 「アリーナウォーズアップデート」で登場した女性。主人公に電話をかけてきて「アリーナウォーズ」への参加及びワークショップの購入を持ちかける。アリーナウォーズのサブ司会者も務める。映画学校に通っていた過去があり、現在の待遇に不満を抱いている。
- サーシャ
- 「アリーナウォーズアップデート」で登場した整備士。ワークショップ購入と同時に主人公の専属整備士となる。アルメニア人でテクノが好き。
- 主人公(GTAオンライン)
- 「GTAオンライン」のみ操作することになるキャラクター。名前や性別、年齢、外見、人種は自由に変更可能(ゲーム開始後も$100,000支払うことで外見を変更可能)。
- オフラインの主人公たちと違い一切喋らず(プレイヤーがVCを使っている場合のみ口パクをする)、ムービーでも一言も発することはないためその事を度々指摘されており、レスターからは「無口で不気味な友人」と呼ばれている。
- それでも仲間同士とは意思の疎通が図れているようで、強盗が終わった後は2人でバーに行ったり、4人でパーティを楽しむなど一般人と変わらない一面を見せる。
- ラマーとインターネット上で知り合い、飛行機でロスサントスにやって来たということ以外全てが謎に包まれているが、貨物や車両取引、モーターサイクルクラブ設立及び違法物品の製造、地下基地の運営及び銃器密造、格納庫での極秘空輸、地下施設の所有、ナイトクラブ運営、アリーナの出場とあらゆる違法ビジネスに手を出していることから、かなり多芸な人物のようだ。
登場する組織
- 犯罪組織
- ファミリーズ(The Families)
- アフリカ系ストリートギャング(チームカラーは緑)で、フランクリンの所属組織。主に以下の四つのファミリーによって構成されている。
- チェンバーレイン・ギャング・ファミリーズ(Chamberlain Gangster Families:CGF)
- 現在におけるファミリーズの最大勢力。ラマー・デイビスもこのファミリーに属しており、その名の通りにチェンバーレイン・ヒルズを拠点としている。
- フォーラム・ドライブ・ファミリーズ(Forum Drive Families:FDF)
- ストロベリーとチェンバーレイン・ヒルズに跨る通りである「フォーラム・ドライブ」にて活動しているファミリー。
- カーソン・アベニュー・ファミリーズ(Carson Avenue Families:CAF)
- ストロベリーからランチョまでを貫く大通り「カーソン・アベニュー」を中心に活動するファミリー。
- デイビス・ネイバーフッド・ファミリーズ(Davis Neighborhood Families:DNF)
- デイビスを主な活動拠点とするファミリー。
- グローブ・ストリート・ファミリーズ(Grove Street Families:GSF)(消滅)
- かつてファミリーズに存在していたグローブ・ストリートを拠点としていたファミリー。とあるミッションである行動をするとラマーとフランクリンの会話に出てくるが、フランクリン自身は会話の中で組織が無くなった理由として「全員野垂れ死んだか、表社会で成功を収めた結果(犯罪組織としては)自然消滅したのではないか」と推測している。なお、現在のグローブ・ストリートはバラスの縄張りとなっている。
- バラス(Ballas)
- アフリカ系ストリートギャング(チームカラーは紫)で、GTASAに引き継いで登場しているファミリーズの敵対組織。GTAオンラインにおいて主人公に幹部の多くを始末された上に、本編においてもフランクリン、ラマー、マイケル、トレバーの4人に構成員の大半を殺害された。モデルはクリップスと敵対関係のブラッズ。
- ロスサントス・バゴス(Los Santos Vagos)
- GTASAに引き継いで登場しているラテンアメリカ系ストリートギャング(チームカラーは黄)。序盤のミッションで敵として登場した。モデルはラテンキングス。
- バリオス・ロス・アステカス(Varrios Los Aztecas)
- GTASAに引き継いで登場しているヒスパニック系ストリートギャング(チームカラーはターコイズブルー)。元々はロスサントスで活動していたがバゴスとの縄張り争いに敗れたため街を逃れ、現在はブレイン群を拠点に活動しアラモ海一帯の元締めとなっている。トレバーによってリーダーであるオルテガを殺され(選択による)、その報復として集団でトレバーに襲い掛かるも返り討ちに遭う。さらにマッケンジー飛行場の格納庫の不動産ミッションにおいてトレバーに残された拠点を次々に爆撃され壊滅した。
- レッドネックス(Rednecks)
- プアホワイト系ギャング。オニール・ブラザーズやラリー・タッパーのグループなど複数の派閥に別れていて、ドラッグや武器の売買、車のスクラップなどで活動資金を稼いでいる他、バラスと大麻の取引もしている。トレバーのメッタ殺しミッション(日本語版では「妄想ミッション」)やモードのミッションで敵として登場する。
- オニール・ブラザーズ(O'Neil Brothers)
- レッドネックの中で長男のエルウッドを頂点としたオニール兄弟に仕切られているグループ。トレバーと対立関係にあり、トライアドと取引(実質トレバーとの契約を横取り)しようとしたためにトレバーによって手下や兄弟を殺された挙句に自宅兼薬物製造所を破壊される。その後、復讐に燃えるエルウッドと生き残り達はトレバー達と対峙するが、殺害された。
- ロスト・モーターサイクルクラブ(The Lost Motorcycle Club)
- 前作から続いて登場しているバイカーギャング。リーダーだったジョニーを殺害されて以降はトレバーと対立していたが、後にメンバーのほとんどが殺され、飛行場も奪い取られた。その後他の支部から増援が来たもののそれもトレバーによって始末され、最後にはアジトのスタブシティごと破壊されブレイン群におけるロストの勢力は壊滅状態に陥った。
- アップタウン・ライダーズ(Uptown Riders)
- 『GTA:TLAD』に登場したバイカーギャング。TLADでファッションブランドを立ち上げた旨のニュースがあったが、今回はフランクリンが着用できる服が登場する。
- マラブンタ・グランデ(Marabunta Grande)
- エルサルバドル系ストリートギャング(チームカラーは青)。ランダムミッションで麻薬の取引から主人公とトラブルになるギャングとして登場する。モデルは危険な犯罪組織で有名なマラ・サルバトルチャ。
- アルメニアン・ギャング(Armenian Gang)
- アルメニア人ギャング。フランクリンの今の上司であるディーラーのシミオン・イエタリアンと繋がっており『GTAV』のストーリーではランダムミッションでシミオンの護衛として登場する。
- ミッドタウンギャングスターズ(MTG)
- 『GTAIV』に続いて登場し、ハン・ハウスという飲食店を経営している韓国系ギャング。『GTAV』のストーリーではハン・ハウスの管理ミッションで敵として登場する。
- トライアド(Triad)
- GTAシリーズ全般に渡り登場する中国系マフィア。リバティーシティの中華街、サンアンドレアスのサンフィエロやロスサントス、ノースヤンクトンのルーデンドルフなど、多数の都市、地域に支部を持つ巨大組織である。今作ではロスサントス支部としてオニール兄弟らプアホワイトの犯罪者達と取引している。最終ミッションのCルートでフランクリンによってロスサントス支部の首領であるウェイ・チェンを殺害される。
- マドラッゾ・カルテル(Madrazo Cartel)
- マーティン・マドラッゾがリーダーを務めているメキシコ系ドラッグカルテル。
- ボネッリ・ファミリー(Bonelli Family)
- イタリア系マフィアでボスはエンッツォ・ボネッリ。不動産業などを運営しておりロス・サントスの建築事業の半分を仕切っている。また恐喝や殺人、裏工作などを行なっている。
- 利他主義者達のカルト教団(Altruist Cult)
- ブレイン郡のチリアド山奥部に集落を構えるカルト教団。住民達はヌーディズムを実践しており(日本語版ではむき出しの陰部が隠されている)、また食人習慣もあり、ラジオのニュースによれば最近ブレイン郡で登山家やヒッチハイカーの失踪が頻繁しているらしい。また、ホームページを開設しており、自分達の信条をモールス信号で世界に発信している。トレバーは彼らに「食料」を届けると報酬を得る事ができるが、後に4人の被害者を持ってくるとトレバーも捕食しようとするイベントが発生し、トレバーに襲い掛かったところを皆殺しにされる(ニュースでは集団自殺で消滅したのではと報道される)。
- プロフェッショナルズ(Professionals)
- 「GTAオンライン」にのみ登場する犯罪組織。オンライン中のミッションやギャングアタックで敵として登場する。
- 法執行機関
- ノース・ヤンクトン州警察(North Yankton State Patrol)
- プロローグにのみ登場する警察組織。
- ロス・サントス市警察(Los Santos Police Department)
- ロス・サントス市の警察。組織の紋章にビッグフットが描かれている。また、組織のモットーは「Obey & Survive(服従と存命)」である。
- ロス・サントス郡保安局(Los Santos County Sheriff's Department)
- 市警察と並ぶ法執行機関。ブレイン郡も管轄しているというよりブレイン郡でしか見かけない。また、トレバーが言うにはかなり堕落しているらしく、メタンフェタミン等の密造所や売春宿から金を巻き上げて法外な利益を上げている。
- サン・アンドレアス高速道路交通警察隊(San Andreas Highway Patrol)
- サン・アンドレアス中の高速道路の警備を担当する市警察隷下の組織。とあるミッションでマイケルとトレバーはこの組織の捜査官に扮することになる。
- グローバル・ポリス(Global Police)
- とあるミッションでのみ存在を確認できる国際的な警察機関。通称としてグローボポールと呼ばれる。
- 連邦捜査局(Federal Investigation Bureau[46])
- 前作にも登場した警察機関。IAAと予算を巡って対立している。
- 国際情勢局(International Affairs Agency)
- 連邦政府の諜報機関。今作で前作に登場したミシェルやU.L.ペーパーがこの組織のエージェントだということが判明する。また、スティーブによれば予算獲得を確実にするためにテロリストを雇って街中で化学テロを行おうとしていたようである。
- 薬物監視局(Drug Observation Agency)
- 薬物の取り締まりを担う政府組織。今作の世界のツイッターに似た「ブリッター」にてかなり皮肉めいたつぶやきを投稿している。
- サンアンドレアス州国立公園管理局(State of San Andreas Park Ranger)
- チリアド山自然保護区等を管理している州自治組織。パークレンジャーであって警察では無いため、気付かれないように殺害すると手配度がつかない。ジョーとジョセフはこの組織の車を使っている。
- 軍事組織
- メリーウェザー・セキュリティ(Merryweather Security)
- 数々の戦争(トレバーによると20カ国の戦争・紛争に関与しているとの事である)で暗躍し、最近になって本土での活動が許可されたアメリカの石油利権のために活動する民間軍事会社。元ネイビー・シールズのドン・パーシバルによって設立され、劇中では株主の富豪であるデビン・ウェストンが私設軍隊にしている。また、複数の警備業務を担当している影で新世界秩序を目指しており、オペレーター達は突撃銃や戦闘ヘリなどの重武装だが、無抵抗の市民を平然と蹴り転がしたり、書類を盗まれても気づかない程の暴力を振るうのに夢中になるところからトレバーに「人間の皮を被ったトカゲ」と評される。ストーリークリア後はアメリカ国内での事業を縮小させた。
- GTAオンラインでは、プレイヤーと対峙することもあるが、あくまで(個人向け)ビジネスとして電話一本で他プレイヤーを暗殺する傭兵の派遣やヘリ及びボート輸送、空爆などを行う。
- アメリカ軍(United States Armed Forces)
- アメリカの正規軍。本作においてはフォート・ザンクード(Fort Zancudo)という基地を拠点にしており、また陸軍や空軍が主に登場する他、カーゴボブの側面に「MARINES」の表記がある事から海兵隊、『GTAオンライン:強盗』の「ヒューメイン襲撃:強盗準備」ミッションで、空母が登場する事から海軍の存在も示されている。
- 航空母艦「ルキシントン」 (USS Luxington)
- GTAオンラインの強盗ミッション「ヒューメイン研究所襲撃:EMP」に登場する航空母艦。ハルナンバーは(シリーズお馴染みの数字である「69」を冠した空母は実際に存在しているため、それを反転した)「96」となっている。また、「ルキシントン」という艦名は乗組員が着用している服装から確認できる。
- その他組織
- イプシロン・プログラム(Epsilon Program)
- GTAシリーズ恒例のクリス・フォルマージュを教祖とする新宗教団体。青いローブを着用し、挨拶の際に「キフロム(Kifflom)」と発言する特徴があり、またホームページを開設しているが、マイケルや、特定の人物しか閲覧できないようになっており、閲覧できない者(トレバー、フランクリン、GTAオンラインの主人公)は「救い難き者」とされている(GTAオンラインではイプシロン・プログラムのホームページにアクセスしようとするとアクセス拒否される)。また、世界中で信者を獲得しており、リバティーシティや中東に巨大なビルを建造している。
- GTAオンラインでは驚愕とも言える教祖の真の姿を見ることができ、「GTAオンライン:ナイトライフ」のナイトクラブ内のトイレに座っている男性に$575を渡すと隠しローブが貰え、ナイトクラブ内、2階のカウンターのお酒を飲み、酔いが覚めると低確率でキフロムTシャツが入手出来る。
- 山の子供たち(Children of the Mountain)
- 教祖のブラザー・エイドリアン率いる新宗教団体、あるいは自己啓発セミナーとも考えられる。なんだかんだ理由をつけてフランクリンに高い寄付金を募り、最後には記念のTシャツを送る。
- ロス・サントス市交通局(Los Santos Transit)
- 公共交通網を運営する市の公共事業体。ライトレールの他に路線バスも運行しているが、バスは利用できない。
- ヒューメイン研究所(Humane Labs and Research)
- IAAとの契約により化学テロで使用する毒ガスを研究している民間の研究所。表向きは香水の研究所として営業しているためにHumane(人道的という意味)と謳ってはいるが、実際はジュネーヴ議定書違反である危険な化学兵器を研究している施設であり、サルを実験台に使用するなど全く人道的ではないようである。また、元々はGTAオンラインの強盗ミッションに登場するマキシム・ラシュコフスキーとディマ・ポポフが保有する製薬会社の施設であったが、後にメリーウェザー・セキュリティを保有するドン・パーシバルに貸与されていた事がエージェント14の口から語られている。新しく開発した毒ガスをマイケル達に盗まれるが、後に事実を隠すために盗まれた毒ガスは新しい香水の組成表だったと報道される。
- ライフインベーダー(Lifeinvader)
- ジェイ・ノリスというCEOによって創設された同名のSNSを提供する会社。CEOであるジェイノリスによれば労働者の平均年齢は14.4歳で、これについてジェイ・ノリスは全く悪びれることなく「革命だ」とスマートフォン「ドッキング」の新型のプレゼンにおいて述べているが、このライフインベーダーについてレスター曰く「盗んだコードで組んだ余り物のプラットフォーム」とひどく嫌悪している。
- また、SNSとしてのライフインベーダーには『GTAV』に登場するキャラクター達がそれぞれプロフィールを持っているが『GTAIV』、の主人公ニコ・ベリックもプロフィールを持っていることがジミーのノートパソコンから確認できる(しかし、ジミーのノートパソコンの画面からしか見られない)。主にゲーム内で使用できる割引券などを入手できる。
CERO社によるPS版・XBOX版の規制点
本作でも日本語コンソール版においては、CEROの倫理規定に定められている禁止表現に抵触する表現が規制されている。今作では暴力的なシーンや性的なシーンはゲームバランスとストーリーの脈絡に関わるもの以外は全面的に削除されている。なお、PC版においては、CEROのレーティングを受けていない為、日本語版も北米版をベースに製作されており、一部を除いてこれらの規制・変更が行われていない[21]。
- ストリップクラブ内の女性の露出が控えめな表現に変更(乳首を露出しているのが修正)。
- 利他主義者達のカルト教団の住民が、下着またはバスローブを着用しているよう変更。
- 高級住宅地などにてトップレスで出現する女性が、水着を着用しているよう変更。
- 売春した娼婦との性行為の際、カメラの視点が後ろに定され、料金サービスも選べなくなっている。
- トレバーにスイッチした時の行動の一部を削除。
- ストリップクラブのダンサーを家へ送る時のダンサーの行動を一部削除。
- ゲーム内テレビ番組、2番組(「The Jack Howitzer Reality Show〈ジャック・ホイッツアー・リアリティーショー、SAのラジオにてビリー・デクスターを誤って射殺し、出所した後のジャック・ホイッツアーに密着したテレビショー〉」と「The Underbelly of Paradise〈楽園の下半身、スティーブ・ヘインズが司会を務めるロス・サントスの犯罪組織などを紹介した番組。冒頭部などの性器を露出した人物などが規制原因〉」)を削除。
- ゲーム内テレビCM、5本(「Rehab Island」、「Serious Cougar」、「Pißwasser〈ピスサワー〉」、いずれも内容中の性的描写が規制原因。「Benefactor Surano」、「Dude Eat Dog」、いずれも上記のテレビ番組が削除されたことにより視聴不可)を削除。
- ゲーム内映画、2作品(『The Loneliest Robot in Great Britain』と『Capolavoro』。いずれも内容中の性的シーンが規制原因)を削除。その為、映画館ではソロモンの『メルトダウン』が公開されるまでテレビ番組しか見られない。
- ゲーム内ウェブサイトの一部の写真が、FIBの情報規制によるモザイクがかけられたものに変更。
- ミッション「パパラッチ:アイドル」で、性行為を行っているシーンが、事後の雑談をしているように変更。
- ミッション「ミスター・フィリップス」で、トレバーがアシュリーと性行為を行うシーンがカット。
- ミッション「ロスサントス港の偵察」で、トレバーが自らのズボンを降ろすシーンがある。日本語版でもズボンを降ろす仕草はするが、実際には降ろされず履いたままに変更されている。
- ミッション「ありふれた捜査」での拷問シーンとプレイのカット。
- ミッション「再会の家族」で、マイケルがラズロウの体に入れるタトゥーのデザインが男性器からロケットに変更。
- ランダムミッションの一つで、後席に乗せたカップルが性行為に及ばないよう変更。
- ミッション「Rampage」(GTAシリーズ恒例のメッタ殺し/殺戮ミッション)が「妄想ミッション」という名称になり、トレバーの破壊行為は全て妄想という設定に変更(倒された敵の死体がすぐに消滅する)。
- 強盗の計画時などの英語の筆記体のフォントが全てゴシック体の簡素な物に変更されている。
- GTAオンラインの「Kill Yourself」(自殺する)が「復活する」という名称に変更され、自殺する行動を削除(機種によって異なる)。
- PlayStation 3版とPlayStation 4版は前作とは違い、決定・キャンセルのボタンが入れ替り、○で決定、×でキャンセルとなっている。しかしそれ以外のボタンの役割はXbox 360版との違いはないため、一部動作に制限が生じる、走っている最中に電話を切ってしまうなど。
プレミアムオンラインエディション
2018年 6月14日(木) に、主にオンラインに特化した全世界同時発売されたプレミアムエディション。
タイトル
『グランド・セフト・オート V:プレミアムオンラインエディション』(英名:Grand Theft Auto V : Premium Online Edition)
発売された対応機種
PS4版・Xbox One版・PC版のみ。
オンライン
「GTA:オンライン」あり
アップデート
あり
作品内容
『グランド・セフト・オートV(本編)』+『GTAオンライン』+『GTAオンライン:犯罪事業スターターパック』
※犯罪事業スターターパックとは「GTAオンライン」で違法ビジネスの世界に簡単に飛び込めるパックである。
メイズバンク・ウェストのエグゼクティブオフィスから新規ビジネスを立ち上げ、銃器密造用地下基地で強力な武器を開発し、偽造貨幣工場で実入りの良い偽造ビジネスを早速始められるようになる。
・高性能な乗り物コレクション
スーパーカー、バイク、戦闘用のデューンFAV、ヘリコプター、ラリーカーなど、10台の高性能な乗り物付き。
増え続ける乗り物のコレクションを保管できる10台用ガレージを備えた物件も入手できる。
・武器、服、タトゥー
「コンパクト・グレネード・ランチャー」
「マークスマンライフル」
「コンパクトライフル」
のほか、「GTAオンライン:スタントライダーズ」のコスチューム、バイカータトゥーなども入手出来る。
さらに「GTAオンライン」で使用できるボーナスGTAマネー100万ドルも付属。
略称は『GTAV:POE』。
追加ストーリーについて
前作『GTAIV』では2つのストーリーdlcがあったが、『GTAV』についてはロックスター公式から、「GTAオンライン:強盗」アップデートと一緒にストーリーdlcを発表したが、発表計画の断念してしまい、シングルプレイヤー向けのdlcの取り組みを止め、GTAオンラインにフォーカスする(ビジネス的な)計画によるものか、という質問に答えたImran Sarwar氏は、「ストーリーdlcの断念が意図的な決定ではなく、単にそうなってしまった結果」だと説明している。
計画の頓挫には3つの大きな理由が重なったと語った、まず
1.『グランド・セフト・オートV』のシングルプレイヤーが3つのゲームを1つにしたような巨大かつ極めて完全な作品だったこと。
2. PS4/Xbox One版の開発に1年を要し、「GTAオンライン」が多くの可能性を秘めていたこと。
3. そして『レッド・デッド・リデンプションII』を含むその他の作品が存在したことを挙げ、既にロックスター社は、『グランド・セフト・オートV』のシングルプレイヤー拡張が可能か、あるいは必要かさえ考えていなかった。
と明らかにしたと語った。
ただし、Imran Sarwar氏はこの決定が、シングルプレイヤーアドオンに関するビジネス的な撤退を意味するものではないことを挙げ、今後のロックスター作品において、より多くのシングルプレイヤーアドオンを手掛けたいと強調している。
ロックスターゲームス社は何よりもシングルプレイヤーを愛していると語っており、シングルプレイヤーの必要性と重要性を固く信じていると述べ、ストーリーテリングやゲーム世界へ没頭する感覚において、マルチプレイヤーゲームはシングルプレイヤーの競合になりえないと伝えている。
全歴代アップデート(DLC)一覧表
GTAVのDLCは全て無料でダウンロードすることが出来る。
有料アップデートは存在しない。
大型アップデートは太字で表示する。
- 「GTAオンライン:プレミアム・デラックス回収稼業アップデート3」(Ver1.46)
- 「GTAオンライン:プレミアム・デラックス回収稼業アップデート2」(Ver1.46)
- 「GTAオンライン:プレミアム・デラックス回収稼業アップデート」(Ver1.46)
- 「GTAオンライン:ラジコン」(Ver1.46)
- 「GTAオンライン:シュラーゲンGT」(Ver1.46)
- 「GTAオンライン:チューリップ」(Ver1.46)
- 「GTAオンライン:レーザーガン追加」(Ver1.46)
- 「GTAオンライン:イタリGTO」(Ver1.46)
- 「GTAオンライン:クリーク」(Ver1.46)
- 「GTAオンライン:ウィンター・サプライズ2018」(Ver1.46)
- 「GTAオンライン:トロス」(Ver1.46)
- 「GTAオンライン:アリーナウォーズ」(Ver1.46)
- 「GTAオンライン:ハロウィン・サプライズ 2018」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:ルイナー追加」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:プレイリー追加」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:フト追加」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:The 相撲(remix) 」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:霊柩車追加」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:パトリオット追加」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:ランニングバック(remix)」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:SUV 大量追加」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:フリークロウラー」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:下克上(remix)」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:メナサー」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:スピード・コンボイ(remix)」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:スクラムジェット」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:オプレッサーMK2&テラーバイト」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:ナイトライフ:新DJ ザ・ブラックマドンナ」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:ナイトライフ:新DJ ディクソン」(Ver1.45)
- 「GTAオンライン:宝探し 第2弾」(Ver1.44)
- 「GTAオンライン:ナイトナイフ:新DJ テイル・オブ・アス」(Ver1.44)
- 「GTAオンライン:ナイトライフ」(Ver1.44〜Ver1.45)
- 「GTAオンライン:インデペンデンス・スペシャル2018」(Ver1.43)
- 「GTAオンライン:イッシーレトロ・スタントレースシリーズ」(Ver1.43)
- 「GTAオンライン:マドラッゾ暗殺サービス」(Ver1.43)
- 「GTAオンライン:ベスプッチ大作戦」(Ver1.43)
- 「GTAオンライン:ターゲットアサルトレース・クリエイター」(Ver1.43)
- 「GTAオンライン:ドロップドア・アップデート」(Ver1.43)
- 「GTAオンライン:ターゲットアサルトレース」(Ver1.43)
- 「GTAオンライン:南SAスーパースポーツシリーズ」(Ver1.43)
- 「GTAオンライン:運命のバレンタイン2018」(Ver1.42)
- 「GTAオンライン:ウィンター・サプライズ2017」(Ver1.42)
- 「GTAオンライン:オーターク」(Ver1.42)
- 「GTAオンライン:カマチョ」(Ver1.42)
- 「GTAオンライン:スラッシャーズ」(Ver1.42)
- 「GTAオンライン: 宝探し 第1弾」(Ver1.42)
- 「GTAオンライン:強盗:ドゥームズ・デイ」(Ver1.42)
- 「GTAオンライン:トランスフォームレース・クリエイター」(Ver1.41)
- 「GTAオンライン:トランスフォームレース」(Ver1.41)
- 「GTAオンライン:ハロウィン・サプライズ2017」(Ver1.41)
- 「GTAオンライン:飛べ!ボンブーシュカ」(Ver1.41)
- 「GTAオンライン:車両乱戦」(Ver1.41)
- 「GTAオンライン:エア・キャプチャー」(Ver1.41)
- 「GTAオンライン:極秘空輸」(Ver1.41)
- 「GTAオンライン:インデペンデンス・スペシャル2017」(Ver1.40)
- 「GTAオンライン:オーバータイム大混乱」(Ver1.40)
- 「GTAオンライン:ジャガーノート」(Ver1.40)
- 「GTAオンライン:トレロ」(Ver1.40)
- 「GTAオンライン:銃器密造」(Ver1.40)
- 「GTAオンライン:リトルレーサーズ」(Ver1.39)
- 「GTAオンライン:スタントライダーズ・特殊車両サーキット・クリエイター」(Ver1.39)
- 「GTAオンライン:スタントライダーズ・特殊車両サーキット」(Ver1.38~Var1.39)
- 「GTAオンライン:ライノ狩り」(Ver1.37)
- 「GTAオンライン:ウィンター・サプライズ2017」(Ver1.37)
- 「GTAオンライン:カーディーラー」(Ver1.37)
- 「GTAオンライン:デッドライン」(Ver1.36)
- 「GTAオンライン:ハロウィン・サプライズ2016」(Ver1.36)
- 「GTAオンライン:バイカー」(Ver1.36)
- 「GTAオンライン:スタントレース・クリエイター」(Ver1.35)
- 「GTAオンライン:スタントライダーズ」(Ver1.35)
- 「GTAオンライン:インデペンデンス・スペシャル2016」(Ver1.34)
- 「GTAオンライン:X プロト追加」(Ver1.34)
- 「GTAオンライン:パワープレイ」(Ver1.34)
- 「GTAオンライン:金と権力と野望」(Ver1.34)
- 「GTAオンライン:The 相撲」(Ver1.34)
- 「GTAオンライン:ローライダーズ・カスタムクラシックス」(Ver1.33)
- 「GTAオンライン:死が二人を分かつまで」(Ver1.32)
- 「GTAオンライン:運命のバレンタイン」(Ver1.32)
- 「GTAオンライン:ドロップゾーン・アップデート」(Ver1.32)
- 「GTAオンライン:ウィンター・サプライズ2015」(Ver1.31)
- 「GTAオンライン:ビーストVSスラッシャー」(Ver1.31)
- 「GTAオンライン:救出大作戦」(Ver1.31)
- 「GTAオンライン:富と権力と犯罪」(Ver1.31)
- 「GTAオンライン:インデペンデンス・スペシャル2015」(Ver1.30)
- 「GTAオンライン:スラッシャー」(Ver1.30)
- 「GTAオンライン:ハロウィン・サプライズ2015」(Ver1.30)
- 「GTAオンライン:ローライダーズ」(Ver1.30)
- 「GTAオンライン:フリーモードイベント・アップデート」(Ver1.29)
- 「GTAオンライン:ダーティーマネー・アップデートPART2」(Ver1.28) ps3&Xbox360と全機種のオフラインへのアップデートは終了
- 「GTAオンライン:ダーティーマネー・アップデートPART1」(Ver1.27)
- 「GTAオンライン:強盗」(Ver1.21~Ver1.23)
- 「GTAオンライン:ウィンター・サプライズ2014」(Ver1.19~1.20)
- 「GTAオンライン:ラスト・チーム・アライブ・アップデート」(Ver1.17~1.18)
- 「サンアンドレアス・フライト訓練所 」(Ver1.16)
- 「インデペンデンス・スペシャル」(Ver1.15)
- 「アンチヒップスター・アップデート」(Ver1.14)
- 「ハイライフ・アップデート」(Ver1.13)
- 「GTAオンライン:キャプチャークリエイター」(Ver1.12)
- 「GTAオンライン:キャプチャー」(Ver1.11)
- 「ビジネス・アップデート」(Ver1.10~11)
- 「バレンタインの悲劇」(Ver1.10)
- 「ビーチバム・アップデート」(Ver1.06~1.09)
- 「タイトル無し」(Ver1.05)
- 「タイトル無し」(Ver1.04)
- 「タイトル無し」(Ver1.03)
- 「タイトル無し」(Ver1.01~1.02)
ギネス世界記録一覧表
・発売後24時間で最も売れたアクションアドベンチャービデオゲーム(ジャンル別)
・発売後24時間で最も売れたビデオゲーム(カテゴリー)
・10億ドルの売上を最も早く達成したエンターテインメント作品
・10億ドルの売上を最も早く達成したビデオゲーム
・発売後24時間で売上最高記録を達成したビデオゲーム
・発売後24時間で収益最高記録を生み出したエンターテイメント作品
・ゲームトレーラーで最高視聴回数を記録したアクションアドベンチャービデオゲーム[49]
GTAオンライン
概要やオンライン内の時系列、アップデートなど
『GTAオンライン(訳:グランド・セフト・オート・オンライン)』とは、ロックスター・ゲームス社が提供する無料オンラインサービスコンテンツ。
自分だけのキャラクターを作成し、他のプレイヤーと様々なミッションやアクティビティ、そして娯楽施設などで2人〜16人、または2人~30人でロスサントスで楽しむことができる。
GTAオンライン 対応機種
PlayStation 3・PlayStation 4・Xbox 360・Xbox One・PC版の全機種対応。 日本国内では2013年11月7日からオンラインプレイが可能となったが、PS3・PS4・Xbox 360・Xbox Oneは日本国内のプレイヤー同士のみに限られている。
ストーリー
飛行機からロスサントス国際空港から降りてきた、オンラインプレイヤーは、ラマーから無改造のピストルを貰い、レスターなどの様々な人物からを通して、ジョブを遂行することで、ランクポイント(RP)とジョブポイント(JP)、そしてGTAマネーを取得し成長していくストーリー。
GTAマネーが貯まれば、武器や乗り物、またはカスタム、CEO、クラブハウス、地下基地、飛行場、施設、ナイトクラブを購入して犯罪者としての地位を高めていく。
GTAオンラインの時系列
GTAオンラインサービス開始前、ロックスターゲームス公式から、GTAオンラインの時系列は「『GTAV』(本編)の3ヶ月前」とロックスターゲームス社から公式で発表しているが、レスターが本編の強盗ミッションのその後と思われるEメールや場面が存在する(両方共に2013年が舞台)。
また2017年のDLC「GTAオンライン:銃器密造」アップデートの起動作戦センター内のミッション「スパイ狩り」にて、開始序盤にて、エージェント14が「2017年だと言うのに…」と発言しており、これ以降はオンライン内の時間設定も2017年以降に変更された様子で2013年が舞台の『GTAV』(本編)のその後であった。
しかし、1年後のDLC「GTAオンライン:ナイトライフ」アップデートのDJ ディクソンが「9年前の2009年…」と発言をしている為、2018年以降に変更され、GTAオンラインは『GTAV』(本編)の5年後となっている。
GTAVとGTAオンラインの大まかな違い
- 自分自身、好きなようにオンラインキャラクターをクリエイトする事が可能である。
- 自身の家を購入する事が可能であり、ガレージが付属する(ガレージ単体も購入可能であり、マンション及びガレージは4つまで所持可能)
- 自身で車両を所有する為に、トラッカー及び保険を掛けることが可能(破壊されると新たな車を請求できる)。
- 服は服屋でブランド問わずすべて購入可能であり、着替える事ができる(ランクやGTAマネー不足などにより買えない場合もある)。
- ほとんどの警察車両や業務用車両はガレージに入れられない。また、高級車の場合はロスサントス・カスタムに持ち込むことが出来ず、トラッカーを掛けられない(=購入する必要がある)。
- 航空機・ヘリ・戦闘機・空爆機(これらの航空機・船舶・車両などネットで購入可能なものは$200で配送してもらう必要がある)があり、「GTAオンライン:極秘空輸」アップデートで飛行場が買えるようになり、一部の航空機はペイントやフレアなどの改造可能になった。
- 盗難車に乗車した状態で警察に発見された場合、手配度1が付く。また、シミオンからの依頼車両に乗車した場合、手配度2が付く。
- 国際空港の入口がフェンスで閉鎖されており、緊急車両が近づかない限りは開かない。ただ、一部のフェンスを突き破ったり(旧世代版のみ)、ジャンプ台を使うことで中に入ることは出来る。なお、国際空港敷地内に入っても手配は付かない。軍事基地においては、下記にあるように「GTAオンライン:極秘空輸」アップデート以降フェンスは開放状態であるが、航空格納庫を購入していない状態で侵入した場合においては手配度4が付く。
- 一部登場車両の省略。ただしGTAオンライン限定の車両が多数ある。
- 一部武器の省略。
- 株式購入不可。
- プレイヤーキルをする事に「感情レベル」があり。
- 主人公3人がFIBに強制的に協力させられるのに対し、オンラインキャラクターは利益のためにIAAに協力する。
- GTAオンライン専用アップデートが多数あり。
- アイテム価格に違いあり。
- 武器の種類。
- 略称「GTAO」。
ジョブの種類
- 通常ミッション
- GTAオンラインのミッションはフランクリンとラマーが登場するオフラインの3ヵ月前のストーリーで、シミオン、レスター、マーティンなど『GTAV』(本編)に登場した様々なキャラクターから依頼された任務をこなすことを目的とする。
- キャラクター同士が協力してクリアを目指すミッションと、数チームに分かれて戦い、先に任務を達成したチームのみが報酬を獲得できる対戦型のミッションがある。またここでのミッションについてオフラインのストーリーで語られる。
- マドラッゾ暗殺サービス
- 「GTAオンライン:南SAスーパースポーツシリーズ」の一環で追加された、コンテンツ。マップ上で、Mzと白文字で、表示されていて、全体で2ヶ所ある。暗殺がメインとなっているのだが、全体的に派手な銃撃戦が多い。時系列は3ヶ月前が舞台の「通常ミッション」と同じかは不明。
- 暗殺ミッションの扱いは「コンタクトミッションシリーズ」である為、約4年半ぶりに更新された。
- ps4、XBOX One、PCのみ配信された。今までの「通常ミッション」と違い、1人ではプレイ出来ない(2人〜複数人から開始可能)。
- 銀行強盗ミッション
- 2015年3月10日に実装された、大型アップデート、プレイヤー同士が協力して強盗を行い、大金を手に入れるミッション。
- ミッションは「強盗準備」と「強盗フィナーレ」の2段階に分かれており、準備の段階ではホストのプレイヤーが準備金を支払ってメンバーを募集し、フィナーレに向けての準備を行う。
- フィナーレのミッションには「エリートチャレンジ」というチャレンジ項目が設定されており、その条件を満たしてクリアすると通常よりも多くの報酬を得ることが出来る。
- なお、強盗ミッションを開催するにはプレイヤーがランク12以上で、10台ガレージ付きの高級マンションに居住している必要がある。
- 強盗:ドュームズデイ
- 2017年12月12日のアップデートで追加されたコンテンツ。第3幕のストーリーで壮大に繰り広げられる、壮大なオンラインアドベンチャー。
- 銀行強盗ミッションと同じく、ミッションは「強盗準備」と「強盗フィナーレ」の2段階に分かれている。また、フリーモードでのミッションもあり、エリートチャレンジもある。
- 若くして成功を収めた億万長者エイボン・ハーツと彼の自慢のAIクリフォードは、彼らが持つ兆を超える情報が外部の国の勢力に盗み出され、それを元に大戦争が起こり世界が終末を迎えることを想定(確信)していた。
- 政府に見放されたエイボン・ハーツは情報を取り返し世界を救うため、プレイヤーはレスターと協力して情報を取り返す。スマホから施設を買う必要がある。表示は水色のHマーク。
- レース
- ホスト(開催者)が設定したルールに従って乗り物での競争を行い、順位に基づいた報酬を獲得する。レースの主な種類としては以下のようなものがある。なお、自分のカスタムカー、クリエイター可能。
- ターゲットレース
- コースに設定されたチェックポイントを順番になぞりながら1位を目指す。
- ターゲットGTAレース
- 基本的なルールはターゲットレースと同様だが、走行中にコースに表示されたアイコンに接触することで、武器を取得したり、乗り物のダメージを回復できたりといったイベントが発生する。また、このルールにおいては車両を降りて相手を銃などで直接殺害することも許される。
- ラリーレース
- 二人一組で行うレースで、片方はドライバー、もう片方はナビゲーターとなる。このルールではドライバーがチェックポイントや地図を確認することができないため、ナビゲーターは矢印キーやボイスチャットで適切な指示を行う必要がある。
- スタントライダーズ
- 「GTAオンライン:スタントライダーズ」2016年7月12日に追加されたコンテンツ。筒の中に入ったり、ジャンプ台でジャンプし、縦回転やまたは横回転を綺麗に着地すればRPを貰える。マップ上では、ピンク色のマークで表示されている(複数あり)。
- (上記のレースモードでも一部プレイ可能)。
- プレミアムレース
- 同じく、「GTAオンライン:スタントライダーズ」で追加された特別スタントレース。大人数参加する必要あり。開始または参加するには大量のGTAマネーが必要になり、レースで1位になれば、元が取れる以上にGTAマネーが取得出来る。2位からは、GTAマネーがほとんど貰えない。マップ上では、金色のマークで表示されている(1つのみ)。
- 特殊車両サーキット
- 「GTAオンライン:特殊車両サーキット」2017年3月14日に追加されたコンテンツ。「GTAオンライン:カーディーラー」(2016年12月13日に配信)の特殊車両と「GTAオンライン:スタントライダーズ」(配信日は上記の通り)のレースを合体させたものである。マップ上では、ハンドルのマークで緑色で表示されている(複数あり)。
- トランスフォームレース
- 「GTAオンライン:トランスフォームレース」2017年10月17日に追加されたコンテンツ。「GTAオンライン:スタントライダーズ」の同じやり方だが、スタート時、車で始まっても、自転車、飛行機(戦闘機)、ボート、パラシュート、徒歩、特殊車両、また車に戻ったり、また変形するスタントレースである。変形する時は赤い枠があり、真ん中のマークが次に変形する形であり、スタート時の車のカラーの煙が出て、プレイヤーとぶつからないように2秒~3秒間透明となる。
- ターゲットアサルトレース
- 「GTAオンライン:南サンアンドレアス スーパースポーツシリーズ」の一環で2018年4月3日に追加されたコンテンツ。4人からプレイ可能で2人1組で1チームとなる。色々な所にそれぞれ違う色の的がある。1周したドライバーとガンマンが入れ替えするようになっている。マップ上で緑色で表示されている(複数あり)。
- デスマッチ
- ノーマル
- 個人戦のデスマッチ。
- チームデスマッチ
- 制限時間内に多くキルしたチームが勝利となる。
- ラスト・チーム・アライブ
- チームメンバー内で、死亡しても復活できる回数を共有し、それを使いきってしまうと負けとなる。
- シングルデスマッチ
- フリーモード中にマップ上で他のプレイヤーに倒された場合、1対1のデスマッチを申し込むことが出来る。相手がスマホから承諾すれば勝負が始まる。ただし、マップから相手以外のプレイヤーが見えない為、(勝負している2人以外から)攻撃する事も可能である。
- サバイバル
- 全10回にわたる敵の波状攻撃を、プレイヤー全員でしのいで生き残ることを目的とする。途中で死亡したとしても、波状攻撃の終了時にチームの1人でも生き残りがいれば、次の攻撃が開始される前に復活することができる。波状攻撃の合間には、ステージに落ちているアイテムを拾って準備を行う時間が与えられる。
- パラシューティング
- ヘリコプターから降り、パラシュートで降下しながら、空中に設置されたチェックポイントを正確に通過してポイントを競う。チェックポイントの中心に近い場所を通過すると高いポイントを得られる。
- キャプチャー
- 相手の妨害をかいくぐりながら、ステージに配置された指定物を、出来るだけ多く自軍の陣地へ運びこむ。
- アームレスリング
- 一対一の腕相撲で対戦する。勝利または敗北しても、GTAマネーが貰えないが、RP、JPが貰える。
- テニス、ゴルフ、ダーツ
- オンラインプレイヤーと、それぞれのスポーツで対決する。
- 敵対モード
- ゲームモードごとに定められたルールに基づいてチームに分かれて対決し、より多くのラウンドを先取した側が勝利となる。沢山のゲームモードが追加されている。
主な物件/その他
- クルー
- プレイヤーは「クルー」と呼ばれるチームに所属することができる。クルーに所属すると、各クルーごとのエンブレムを車や衣服に貼り付けたり、シンボルカラーをペイントできるようになる。また、メンバー同士が協力して任務をクリアすることで、普段より高い報酬を得られるなどの特典がある。
- ※大量のGTAマネーを不正入手するプレイヤーが多発した為、クルーチャレンジはアップデートにより、廃止された。
- セキュリサーブ CEO
- 2015年12月15日に配信された、「GTAオンライン:富と権力と犯罪 」では総資産が100万ドル以上あるプレイヤーは、ボディガード募集サービス「セキュリサーブ」に登録することで自分だけの組織(クルーとは別)を結成し、ボスになることができる。ボスとなっている間は「ボスのスキル」を使用して自分と仲間に有利な状況を作り出したり、「ボスのジョブ」を実施して組織のメンバーのみが報酬を得られるミッションを楽しむことができる。組織に加入していないプレイヤーはジョブの妨害をすることができ、妨害に成功するとGTAマネーを得られる。
- モーターサイクルクラブ MC
- 2016年10月4日のアップデートに追加されたコンテンツ。『GTAIV』のストーリーDLCの1弾となる『GTAIV:TLAD』に登場したアップタウン・ライダーズのマルクがサポートする。モーターサイクルクラブ(MC)を購入したプレイヤーは、自分だけのバイカーチームを結成し、プレジデント(リーダー)になることができる。
- バイカークラブ拠点
- クラブの建物内にはダーツやアームレスリングのコーナーがあるほか、バイク専用のカスタムショップを追加することもでき、プロスペクト(メンバー)全員が利用できる。また、ロスサントス市内にある秘密工場を購入し、偽札や麻薬、偽造書類の製造といった違法ビジネスによって収入を得ることも出来る。
- ただし、エグゼクティブオフィスのCEOとプレジデントは両立できず、CEOに戻りたいときはプレジデントを辞める(クラブを一旦解散する)必要があり、プレジデントに戻りたいときはCEO登録を一旦解除する必要がある。プレイヤーは8人参加可能。
- アパート
- オンライン開始後からあるコンテンツ。寝る事やテレビを見る事、お風呂、双眼鏡、着替え、他のプレイヤーを招待する事が出来る。安物物件から高級物件があり、アップデートにより、高級物件では「強盗ミッション(緑のHマーク)」が出来る。
- また、ガレージが付いてる。
- オフィス
- 2016年6月7日のアップデート、「GTAオンライン:金と権力と野望 」では、エグゼクティブオフィスと貨物倉庫の購入が可能となった。オフィスを購入すると自分がCEO(代表)となる会社を起業でき、極秘貨物の運搬任務を行うことによってさらなる収入を得ることが出来るようになった。公開セッションでしか、起動出来ない。
- オフィス内では、複数人のオンラインプレイヤーを呼べば複数人用TVゲームや酒が飲めたりと、娯楽コンテンツが出来る。
- ボスとなっていないときは、ボディガードを募集しているボスの傘下に加入することもできる。ボディガードでいる間は、ボスの影響範囲内に居続けることでRPを獲得し、ボディガードとしての報酬を得ることができる。ただし、ボスが死亡すると職務を果たせなかったと判断され、報酬額が段階的に減額される。プレイヤーは合計4人参加可能。
- 地下基地
- 2017年6月13日のアップデートで追加されたコンテンツ。地下基地を購入すると、CEOまたはプレジデントになっている場合に限り、銃器の密造と輸出によって収入を得られる他、乗り物・武器のアップデートのための研究ミッションに取り組むことが出来る。
- また「機動作戦センター」という武装トレーラーを購入することで銃などのMk2改造、限定の車の改造が出来る。他にも、新しい乗り物の割引購入権を得られる「機動作戦」というミッションを実施できるようになった。
- 格納庫
- 2017年8月29日のアップデートで追加されたコンテンツ。『GTAV』(本編)に登場する主人公3人の内の1人トレバーの相棒、ナーバス・ロンがサポートする。ロスサントスならびにブレイン郡に点在する格納庫を購入すると、自分専用の航空機を収納しておける他、様々な物品の輸出入ミッションによって収入を得られる。
- 上記に記載されている通り、(GTAオンラインのみ)航空機の改造が可能になった。格納庫は国際空港および軍事基地の内部にあり、後者の物件を購入した場合、軍事基地の大半の部分がフリーパスで移動可能となる(CEO/モーターサイクルクラブのメンバーも同様にフリーパス付与。なお爆発物を使ったり基地内車両を盗んだ場合は手配度2が、管制塔の金属探知機より先に侵入した場合は手配度3が付く)。トレバーは登場しないが、購入時にロンからトレバーに対する意味深な発言をした。
- 施設
- 「強盗:ドュームズデイ」にて、上記の通り。
- ナイトクラブ
- 2018年7月24日に追加されたコンテンツ。MCやCEOになっていれば、ナイトクラブのミッション(イベント貨物など)や宣伝ができ、自分自身のナイトクラブ経営できる。その後、報酬が貰える。ナイトクラブでは、自身の設定で、入場料や服装などを決められる。自身のナイトクラブの人気度を上げることで、収入が貰える。オンラインプレイヤーがダンスを踊れるようになっていたり、新しいアクションなどが追加された。
- また、前作のゲイ・トニーやラズロウや実在するDJなどが登場する事も、大きな特徴。
- また「テラーバイト」という武装トレーラーを購入することでオプレッサーmk2の改造、ドローンの飛行が出来る。他にも、新しい乗り物の割引購入権を得られる特別ミッションを実施できるようになった。
- アリーナ
- 2018年12月11日に配信されたコンテンツ。オフラインのみ使用した、「メイズバンク・アリーナ」内の巨大な闘技場でオンラインプレイヤーが競い合う事が出来る。
- 大きな特徴はアリーナを購入するとアリーナポイント(実際にはAPと表示)と呼ばれるものがあり、そして特定の車にはGTAシリーズ初、レーザー銃が付けられるようになり、また以前からある車のヘッドライトのカラーなども変更出来るようになった。
- アリーナウォーズをプレイするためにはメイズバンク・アリーナの周りにある、複数のピンクの輪っかに行く必要がある。
賞金首
- 民間人から乗り物を奪ったり(稀に路肩や駐車場に停車あるいは駐車してある乗り物を盗んだり)、暴力を振るったりした際などに、そのプレイヤーが賞金首として指名手配されることがある。賞金首となったプレイヤーはマップ上において赤いバツ印の骸骨マークで表示され、そのプレイヤーを殺害すると、とどめを刺したプレイヤーにその賞金額が授与される。また、レスターに電話で依頼することで、任意のプレイヤー1人に自分から賞金をかけることもできる(かけるGTAマネーも任意)。賞金首となっても、一定時間逃げ切ると指名手配が解除され、かけられていた賞金が自分に授与される。
負け犬
- ジョブを途中抜けする・他のプレイヤーの個人車両を破壊する・迷惑プレイヤーとして通報されるなどの行動を繰り返すと「負け犬サーバー(BAD Sports Server)」と呼ばれる隔離サーバーへと送られる事がある。このサーバーに収容されると、「DUNCE」と呼ばれる帽子を強制装着させられ、一定期間(初めての場合は2日、以降罪状に応じて2週間・2ヶ月以上と増加していき、最終的には永久追放処置)通常のプレイヤーとプレイ出来なくなり、負け犬サーバーに収容されているプレイヤー同士のみでしか遊べなくなる。
- なお、チートを使ったプレイヤーとロックスターゲームス社に認定された場合、程度により数日のプレイ禁止、最悪の場合永久的な追放措置を下される場合がある。
脚注・出典
- ^ “Grand Theft Auto Online”. Rockstar Games. 2015年6月25日閲覧。
- ^ “PlayStation®4 / Xbox One 版『グランド・セフト・オートV』、絶賛発売中”. Rockstar Games. 2015年6月25日閲覧。
- ^ a b “Grand Theft Auto V release information for PlayStation 3”. GameFAQs. CBS Interactive Inc.. 2014年9月17日閲覧。
- ^ a b “2013年10月10日に『グランド・セフト・オートV』日本字幕版発売決定!”. Rockstar Games (July 18, 2013). 2015年6月25日閲覧。
- ^ a b “Grand Theft Auto V release information for PlayStation 4”. GameFAQs. CBS Interactive Inc.. 2014年9月17日閲覧。
- ^ a b Gueed (2014年9月17日). “PS4/Xbox One版「グランド・セフト・オートV」の国内発売は12月11日。数量限定特典はシングル/GTAオンラインに向けた各50万ドルのゲーム内マネー”. 4Gamer.net (Aetas, Inc.) 2014年9月17日閲覧。
- ^ a b “『GTA V』最新情報: 「オンライン強盗」3月10日配信、PC版『GTA V』4月14日発売”. Rockstar Games (February 24, 2015). 2015年4月12日閲覧。
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- ^ その際に落とすか・助けるかを選択できるが、前者ではフランクリンが手を離したことでそのまま転落死、後者では『自身を殺さないとフランクリンの命も危なくなる』事を悟り自ら命を絶つため、どちらを選んでも結果は変わらない
- ^ この時、2人を引き合わせると必ず相手から攻撃される。
- ^ GTAオンラインの主人公キャラクターは、いかなる時も無表情かつ声を発さない。
- ^ トレバーのトラックのライセンスプレートは「BETTY 32」で、そこから本名は「ベティ・フィリップス」あると考えられるが、詳細は不明である。
- ^ その際にバイクをラマーに奪われたが、後にバイクはフランクリンに譲られた。
- ^ デイルやアーニー、アールやダリル、ダンやドイル。
- ^ その際に兄弟であるウィンとウォルトンも自身共々殺害された。
- ^ また、殺さなかった場合でも次のミッションで再び敵として登場するために結局は殺害することになる。
- ^ 内容は極めて滅茶苦茶で、「ヘリでIAAのビルの側面に近づいて、スパイ(ミスターK)を横取りしろ」や「IAAの現金輸送車を襲ってFIBの資金を手に入れろ」などであり、マイケルに都合よく死亡してもらう為である。
- ^ この時U.L.ペーパー自身も敵NPCとして登場するため、プレイヤーの任意で殺害する事も出来るが、当該ミッションにおけるプレイヤー(=マイケル達)の目的はあくまで“IAAとメリーウェザーの包囲を突破する事”であり、必ずしもU.L.ペーパーを殺害せずともクリアは可能である為、後述するGTAオンラインにて登場していても矛盾はない。
- ^ レスターが彼女を「ミセス・ラックマン」と呼んだ時がある
- ^ その内訳は攻撃ヘリ「ハンター」やステルスヘリ「アクーラ」、軽装甲車「インサージェント」、携行式レールガン、ステルス迷彩付きジャガーノートなど、メリーウェザーやマドラッゾ・カルテル、果ては州軍以上の戦力を誇る。
- ^ この時に乗り込もうとする車「デクラス・アセア」はレア物で、殺害することにより入手可能となる。
- ^ ラリー・タッパー曰く「腐った鶏のエサみたいな匂いがする」とのことである。
- ^ ミッションのリザルトで殺害する項目がある。
- ^ ミッションのリザルトでクルーごと殺害する項目がある。
- ^ 同ミッションの会話からジミーやトレイシーからは嫌悪感を持たれていたようである。
- ^ マイケルはマーキー・デサントスなる仮名で登場している。
- ^ この情報は事実で、イベント完了後に本当に株価が上昇する。
- ^ スタッフォードでの送迎はテイル・オブ・アスの要求とされていたが、実際はデイブの勘違い(スタッフォードはラズロウの要求)だったことが判明する
- ^ 「FBI」を並び替えただけであるが、FIBという単語には「嘘、戯言」という意味が含まれている。
- ^ “Grand Theft Auto V Premium Online Edition - Rockstar Games” (英語). Rockstar Games 2018年4月21日閲覧。
- ^ doope!. “Rockstarが「GTA V」のストーリー拡張を断念した経緯に言及、シングルプレイヤーに対する最新の見解も « doope! 国内外のゲーム情報サイト”. doope.jp. 2018年4月25日閲覧。
- ^ 「7つのギネスを持つゲーム。3日で10億ドルを売り上げた『GTA5』が世界記録更新! - Ameba News [アメーバニュース]」『Ameba News [アメーバニュース]』。2018年4月23日閲覧。