「Apple Remote Desktop」の版間の差分
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その前身は[[Apple Network Assistant]]<ref>[http://www.macworld.com/article/1017748/network.html Network Assistant 4.0.3 available] Macworld 2001年5月31日</ref>。Apple Remote Desktop(ARD)が2002年8月にリリース<ref>{{Cite news|title=アップル、Apple Remote Desktopを発表|url=https://www.apple.com/jp/newsroom/2002/08/14Apple-Debuts-Apple-Remote-Desktop/|accessdate=2018-08-22|language=ja-JP|work=Apple Newsroom}}</ref>された当初は[[Carbon]]化されたMac OS X対応のApple Network Assitant機能限定版ともいえる機能であった。2004年6月21日発表されたARD 2で[[Virtual Network Computing|VNC]]ベースとなるとともにMac OS X専用ソフトとして生まれ変わった<ref>{{Cite news|title=アップル、Apple Remote Desktop 2を発表|url=https://www.apple.com/jp/newsroom/2004/06/21Apple-Introduces-Apple-Remote-Desktop-2/|accessdate=2018-08-22|language=ja-JP|work=Apple Newsroom}}</ref>。2006年4月11日に発表されたARD 3では [[Mac OS X v10.4]]を活かす機能も搭載され、利便性の向上とともにパフォーマンスアップがはかられている<ref name=":0">{{Cite news|title=アップル、Apple Remote Desktop 3を発表|url=https://www.apple.com/jp/newsroom/2006/04/11Apple-Introduces-Apple-Remote-Desktop-3/|accessdate=2018-08-22|language=ja-JP|work=Apple Newsroom}}</ref>。[[2007年]][[10月18日]]リリースのARD 3.2からは[[Mac OS X v10.5]]に、[[2009年]][[8月21日]]リリースのARD 3.3からは[[Mac OS X v10.6]]に対応している。 |
その前身は[[Apple Network Assistant]]<ref>[http://www.macworld.com/article/1017748/network.html Network Assistant 4.0.3 available] Macworld 2001年5月31日</ref>。Apple Remote Desktop(ARD)が2002年8月にリリース<ref>{{Cite news|title=アップル、Apple Remote Desktopを発表|url=https://www.apple.com/jp/newsroom/2002/08/14Apple-Debuts-Apple-Remote-Desktop/|accessdate=2018-08-22|language=ja-JP|work=Apple Newsroom}}</ref>された当初は[[Carbon]]化されたMac OS X対応のApple Network Assitant機能限定版ともいえる機能であった。2004年6月21日発表されたARD 2で[[Virtual Network Computing|VNC]]ベースとなるとともにMac OS X専用ソフトとして生まれ変わった<ref>{{Cite news|title=アップル、Apple Remote Desktop 2を発表|url=https://www.apple.com/jp/newsroom/2004/06/21Apple-Introduces-Apple-Remote-Desktop-2/|accessdate=2018-08-22|language=ja-JP|work=Apple Newsroom}}</ref>。2006年4月11日に発表されたARD 3では [[Mac OS X v10.4]]を活かす機能も搭載され、利便性の向上とともにパフォーマンスアップがはかられている<ref name=":0">{{Cite news|title=アップル、Apple Remote Desktop 3を発表|url=https://www.apple.com/jp/newsroom/2006/04/11Apple-Introduces-Apple-Remote-Desktop-3/|accessdate=2018-08-22|language=ja-JP|work=Apple Newsroom}}</ref>。[[2007年]][[10月18日]]リリースのARD 3.2からは[[Mac OS X v10.5]]に、[[2009年]][[8月21日]]リリースのARD 3.3からは[[Mac OS X v10.6]]に対応している。 |
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2015年1月27日、[[アイコン]]が([[通称]])[[:en:Flat_design|フラットデザイン]]<ref>[[Modern UI]]</ref>となったARD 3.8からは、[[OS X Mavericks]]~[[OS X Yosemite]]対応、[[Mac App Store]]でのみの配布となり、無制限クライアント版が従来の57,000円<ref name=":0" />から9800円<ref>{{Cite web|url=https://itunes.apple.com/jp/app/apple-remote-desktop/id409907375?mt=12|title= |
2015年1月27日、[[アイコン]]が([[通称]])[[:en:Flat_design|フラットデザイン]]<ref>[[Modern UI]]</ref>となったARD 3.8からは、[[OS X Mavericks]]~[[OS X Yosemite]]対応、[[Mac App Store]]でのみの配布となり、無制限クライアント版が従来の57,000円<ref name=":0" />から9800円<ref>{{Cite web|url=https://itunes.apple.com/jp/app/apple-remote-desktop/id409907375?mt=12|title=「Apple Remote Desktop」をMac App Storeで|accessdate=2018-08-22|website=Mac App Store|language=ja-JP}}</ref>へと大幅に値下げされた。従来のユーザに対しては、シリアル番号不要だがApple IDと関連付けされたRemote Desktop.appがアップデートとしてダウンロードされる仕組みとなった。それにより、複数のMacに管理ソフトをインストールすることができるようになった。ARD 3.9 (2017年2月21日) では、通信セキュリティ強化やTouch Barのサポートが追加され、OS X Yosemite 10.10.5以降の対応となった<ref>公式サイト参照</ref>。 |
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バージョン3以前のARDによる暗号化は、パスワード、マウスイベント、キーストロークのみで、画面やファイル転送は対応していなかった。これらの利用には、アップル自身が、VPNを推奨していた。ARD 3.0ではAES128bitが利用できるようになった。 |
バージョン3以前のARDによる暗号化は、パスワード、マウスイベント、キーストロークのみで、画面やファイル転送は対応していなかった。これらの利用には、アップル自身が、VPNを推奨していた。ARD 3.0ではAES128bitが利用できるようになった。 |
2019年3月1日 (金) 00:24時点における版
開発元 | アップル |
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最新版 | |
対応OS | OS X Yosemite以降 |
種別 | Remote Access Software |
ライセンス | プロプライエタリ |
公式サイト | Apple Remote Desktop |
Apple Remote Desktop (アップル・リモート・デスクトップ, 略称ARD) は、アップルのMac用リモート管理ソフトである。
概要
その前身はApple Network Assistant[1]。Apple Remote Desktop(ARD)が2002年8月にリリース[2]された当初はCarbon化されたMac OS X対応のApple Network Assitant機能限定版ともいえる機能であった。2004年6月21日発表されたARD 2でVNCベースとなるとともにMac OS X専用ソフトとして生まれ変わった[3]。2006年4月11日に発表されたARD 3では Mac OS X v10.4を活かす機能も搭載され、利便性の向上とともにパフォーマンスアップがはかられている[4]。2007年10月18日リリースのARD 3.2からはMac OS X v10.5に、2009年8月21日リリースのARD 3.3からはMac OS X v10.6に対応している。
2015年1月27日、アイコンが(通称)フラットデザイン[5]となったARD 3.8からは、OS X Mavericks~OS X Yosemite対応、Mac App Storeでのみの配布となり、無制限クライアント版が従来の57,000円[4]から9800円[6]へと大幅に値下げされた。従来のユーザに対しては、シリアル番号不要だがApple IDと関連付けされたRemote Desktop.appがアップデートとしてダウンロードされる仕組みとなった。それにより、複数のMacに管理ソフトをインストールすることができるようになった。ARD 3.9 (2017年2月21日) では、通信セキュリティ強化やTouch Barのサポートが追加され、OS X Yosemite 10.10.5以降の対応となった[7]。
バージョン3以前のARDによる暗号化は、パスワード、マウスイベント、キーストロークのみで、画面やファイル転送は対応していなかった。これらの利用には、アップル自身が、VPNを推奨していた。ARD 3.0ではAES128bitが利用できるようになった。
出典
- ^ Network Assistant 4.0.3 available Macworld 2001年5月31日
- ^ “アップル、Apple Remote Desktopを発表” (日本語). Apple Newsroom 2018年8月22日閲覧。
- ^ “アップル、Apple Remote Desktop 2を発表” (日本語). Apple Newsroom 2018年8月22日閲覧。
- ^ a b “アップル、Apple Remote Desktop 3を発表” (日本語). Apple Newsroom 2018年8月22日閲覧。
- ^ Modern UI
- ^ “「Apple Remote Desktop」をMac App Storeで”. Mac App Store. 2018年8月22日閲覧。
- ^ 公式サイト参照