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2019年1月19日、後楽園ホールで中嶋孝文と6年8か月ぶりにスーパーバンタム級10回戦で対戦し、6回2分20秒TKO勝ちを収めた<ref>[http://boxingnews.jp/news/64173/ 和氣慎吾が中嶋孝文に雪辱で世界アピール 阿部麗也は“ポリスボクサー”杉田を完封] Boxing News(ボクシングニュース)</ref>。
阿部麗也は“ポリスボクサー”杉田を完封] Boxing News(ボクシングニュース)</ref>。


== 戦績 ==
== 戦績 ==

2019年2月11日 (月) 01:32時点における版

和氣 慎吾
基本情報
本名 和氣 慎吾
階級 スーパーバンタム級
身長 175cm
リーチ 176cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1987-07-21) 1987年7月21日(37歳)
出身地 岡山県岡山市
スタイル 左ボクサーファイター
プロボクシング戦績
総試合数 32
勝ち 26
KO勝ち 18
敗け 5
引き分け 2
テンプレートを表示

和氣 慎吾(わけ しんご、1987年7月21日 - )は、日本プロボクサー岡山県岡山市出身[1]。第41代OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者、第40代日本スーパーバンタム級王者。古口ボクシングジム所属だったが2017年4月1日付でFLARE 山上ボクシングスポーツに移籍した[2]

リーゼントがトレードマーク[3]。憧れの選手は同郷の辰吉丈一郎

来歴

岡山商科大学附属高等学校在学中、インターハイに出場し、そこで古口ジムの古口哲会長にスカウトされる。

2006年10月31日、後楽園ホール佐藤慎之介と対戦し、1回24秒KO勝ちを収めデビュー戦を勝利で飾った。

2007年8月6日、後楽園ホールで久保裕樹バンタム級ノンタイトル4回戦を行い、プロ初黒星となる0-2(37-39、38-39、38-38)の判定負けを喫した。

2007年12月24日、新宿FACE宮本比火地とバンタム級ノンタイトル4回戦を行い、0-1(38-39、39-39、38-38)の判定で引き分けた。和氣はこの試合がプロ初の引分となった。

2008年10月19日、後楽園ホールで大石秀人スーパーバンタム級ノンタイトル4回戦を行い、3-0(40-37、40-37、39-37)の判定勝ちを収めた。

2009年11月7日、後楽園ホールで後のWBOインターナショナルスーパーバンタム級王者石本康隆とスーパーバンタム級ノンタイトル8回戦を行い、0-3(73-80、73-79、73-79)の判定負けを喫した。

2010年2月15日、後楽園ホールで石田將大とスーパーバンタム級ノンタイトル6回戦を行い、3-0(59-55、59-56、58-56)の判定勝ちを収めた。

2010年7月26日、後楽園ホールで高橋勇治フェザー級ノンタイトル6回戦を行い、3-0(59-55、59-55、59-56)の判定勝ちを収めた。

2010年11月15日、後楽園ホールで岡畑良治と56.5 Kg契約8回戦を行い、6回2分1秒TKO勝ちを収めた。

2011年4月7日、後楽園ホールで岸裕機とスーパーバンタム級ノンタイトル8回戦を行い、8回57秒TKO勝ちを収めた。

2011年10月1日、後楽園ホールでコーチ義人とスーパーバンタム級ノンタイトル8回戦を行い、1-1(76-77、77-76、76-76)の判定で引き分けた[4]

2012年5月11日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級9位で日本スーパーバンタム級2位の中嶋孝文と56.0 Kg契約8回戦を行い、0-3(74-77、75-77、75-77)の判定負けを喫した。

2012年7月11日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級10位で日本スーパーバンタム級11位のジョナタン・バアトとスーパーバンタム級ノンタイトル8回戦を行い、3-0(78-74、78-74、77-74)の判定勝ちを収めた。

2012年7月26日、JBCは最新ランキングを発表し、和氣を日本スーパーバンタム級11位にランクインした[5]

2013年3月10日、神戸サンボーホールでOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者小國以載と対戦。試合は2回にダウンを奪い、10回終了間際に連打を浴びせ、この回のインターバルで小國陣営が棄権を申し出たため試合がストップ、番狂わせで王座奪取に成功した[3]

2013年6月10日、後楽園ホールでWBA世界スーパーバンタム級5位の菊地永太と対戦し、9回2分24秒TKO勝ちを収めOPBF王座の初防衛に成功した[6]

2013年10月14日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級1位のジュンリエル・ラモナル(フィリピン)と指名試合を行い、3回2分12秒TKO勝ちを収めOPBF王座の2度目の防衛に成功した[7]

2013年11月7日、東日本ボクシング協会の月間賞選考委員会が発表した2013年10月度の月間賞で、ジュンリエル・ラモナルとの指名試合を3回2分12秒TKO勝ちで制してOPBF王座の2度目の防衛に成功した和氣慎吾は敢闘賞に選出された[8]

2014年2月10日、後楽園ホールでWBC世界スーパーフライ級ユース王者でOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級12位のジョビー・カツマタと対戦し、2回1分14秒KO勝ちを収め3度目の防衛に成功した[9]

2014年7月21日、岡山武道館で韓国スーパーバンタム級王者でOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級1位の李ジェーソンと対戦し、10回24秒TKO勝ちを収めOPBF王座の4度目の防衛に成功した[10]

2014年10月28日、同年11月22日にイギリスでWBA世界スーパーバンタム級正規王者スコット・クィッグとの対戦が決まるが、体調不良(トレーニング中に足首負傷)で欠場を決めた[11][12]

2014年12月8日、同年12月31日にWBAWBO世界スーパーバンタム級スーパー王者ギレルモ・リゴンドウとの対戦が和氣本人も了承して一度は内定するが、フジテレビTBSの和氣争奪戦や古口会長とのコミュニケーション不足から、和気は独断でリゴンドウ戦を回避。和氣が詳しい説明もないままジムと連絡を絶ち音信不通となったことで、リゴンドウ戦は消滅した。その後、リゴンドウ戦のプロモーターである協栄ジム金平桂一郎会長が動いてOPBF東洋太平洋フェザー級王者である天笠尚がリゴンドウに挑戦することが急遽決まった[13]

2015年2月27日、後楽園ホールで行われた「金平正紀17回忌追悼記念興行」でOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級10位のジミー・パイパと対戦し、初回2分59秒KO勝ちを収めOPBF王座の5度目の防衛に成功した[14]

2015年3月10日、東日本ボクシング協会の月間賞選考委員会から2015年2月度の敢闘賞に選出された[15]

2015年6月10日、後楽園ホールでIBF世界スーパーバンタム級3位のマイク・タワッチャイIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦を行い、12回3-0(2者が119-108、118-109)の判定勝ちを収めカール・フランプトンへの挑戦権獲得に成功した[16]

2016年7月20日、大阪府立体育会館井岡一翔VSキービン・ララの前座でカール・フランプトンの王座返上に伴いIBF世界スーパーバンタム級2位のジョナサン・グスマンとIBF世界スーパーバンタム級王座決定戦を行ったが、2回に2度のダウンを奪われ、その後も3回と5回にダウンを喫するなど劣勢に追い込まれ、何とか終盤まで粘りを見せたが11回2分16秒、レフェリーが試合を止めて和氣にTKO負けが宣せられ、王座獲得はならなかった[17][18][19]

2016年8月8日、IBFは最新ランキングを発表し、上述のグスマン戦に敗れ王座獲得に失敗した和氣をIBF世界スーパーバンタム級11位にランクインした[20][21]

2017年7月19日、後楽園ホールで元日本スーパーバンタム級暫定王者瀬藤幹人と8回戦を行い、5回2分31秒TKO勝ちを収め再起を果たした[22]

2017年7月26日、JBCは最新ランキングを発表し、上述の瀬藤戦を制した和氣を日本スーパーバンタム級10位にランクインした[23][24]

2017年9月13日、大阪府立体育会館でWBA世界バンタム級7位のパノムルンレック・ガイヤーンハーダオジムとスーパーバンタム級8回戦を行い、8回2分45秒KO勝ちを収めた[25]

2017年9月29日、WBAは最新ランキングを発表し、和氣をWBA世界バンタム級9位にランクインした[26][27]

2017年10月3日、IBFは最新ランキングを発表し、和氣をIBF世界スーパーバンタム級14位にランクインした[28][29]

2017年12月31日、大田区総合体育館でアドゥンデット・サイトーンジムとスーパーバンタム級8回戦を行い、3回1分40秒TKO勝ちを収めた[30]

2018年4月17日、後楽園ホールで開催された「DANGAN211」にてローマン・カントとフェザー級8回戦を行い、4回2分50秒TKO勝ちを収めた[31]

2018年4月26日、JBCは最新ランキングを発表し、和氣を日本スーパーバンタム級1位にランクインした[32]

2018年7月27日、後楽園ホールで日本スーパーバンタム級王者久我勇作と日本バンタム級タイトルマッチを行い、10回35秒TKO勝ちを収め日本王座初戴冠に成功した[33]

2018年11月8日付で日本スーパーバンタム級王座を返上した[34]

2019年1月19日、後楽園ホールで中嶋孝文と6年8か月ぶりにスーパーバンタム級10回戦で対戦し、6回2分20秒TKO勝ちを収めた[35]

戦績

  • プロボクシング:33戦 26勝(18KO)5敗 2分

獲得タイトル

関連項目

脚注

  1. ^ 和氣選手「世界ねらう」 岡山市長に初防衛報告 MSN産経ニュース 2013年7月17日
  2. ^ 和氣慎吾が移籍完了、心機一転再び世界目指す Boxing News(ボクシングニュース) 2017年4月10日
  3. ^ a b リーゼント和気が小国を破り新王者 デイリースポーツ 2013年3月10日
  4. ^ 高山、韓国新人王をストップ ボクシングニュース「Box-on!」 2011年10月1日
  5. ^ 2012年7月度日本ランキング 日本ボクシングコミッション(JBC) 2012年7月26日
  6. ^ 和氣が9回TKOで初防衛 OPBF・S・バンタム級 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年6月10日
  7. ^ 和氣がV2、指名挑戦者を3回TKO Boxing News(ボクシングニュース) 2013年10月14日
  8. ^ 10月の月間賞、MVPは加藤、和氣が敢闘賞 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年11月7日
  9. ^ 和氣がジョビーを一蹴、2回KOでV3 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年2月10日
  10. ^ 和氣、故郷で苦闘V4 李を10回TKO Boxing News(ボクシングニュース) 2014年7月21日
  11. ^ 異色ボクサー大竹秀典に世界獲りチャンス”. nikkansports.com (2014年10月28日). 2014年10月28日閲覧。
  12. ^ Shingo Wake Injured, Scott Quigg Seeks New 11/22 Foe”. Boxing Scene.com (2014年10月28日). 2014年10月28日閲覧。
  13. ^ 異色のリーゼント王者が事実上の引退危機”. THE PAGE (2014年12月8日). 2014年12月18日閲覧。
  14. ^ 和氣慎吾、初回ワンパンチKOで5度目の防衛成功 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年2月27日
  15. ^ 内藤律樹が2月のMVP、敢闘賞は和氣慎吾 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年3月10日
  16. ^ 和氣慎吾が判定勝ち、IBF・S・バンタム級挑戦権獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年6月10日
  17. ^ Guzman wins vacant IBF 122lb belt Fightnews.com 2016年7月20日
  18. ^ 和気、11回TKO負けで王座逃す 4度ダウンも前出続けた スポニチアネックス 2016年7月20日
  19. ^ 和氣慎吾4度ダウン、グスマンに11回TKO負け Boxing News(ボクシングニュース) 2016年7月20日
  20. ^ IBF Ratings IBF公式サイト 2016年8月8日
  21. ^ 日本Fe級王座決定戦は9.24名古屋、IBFランク更新 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年8月10日
  22. ^ 和氣慎吾が瀬藤幹人をTKO、1年ぶりの復帰戦勝利 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年7月19日
  23. ^ 2017年7月度日本ランキング 日本ボクシングコミッション(JBC) 2017年7月26日
  24. ^ 最新日本ランキング、復帰の和氣慎吾らランク入り Boxing News(ボクシングニュース) 2017年7月26日
  25. ^ 和氣慎吾がWBA7位KO、陣営は年末の世界再挑戦希望 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年9月13日
  26. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2017年9月29日
  27. ^ WBA月間MVPはリナレス、WBOもランキング更新 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年9月30日
  28. ^ IBF Ratings IBF公式サイト 2017年10月3日
  29. ^ 中山佳祐、阿部麗也、和氣慎吾がIBFランク入り Boxing News(ボクシングニュース) 2017年10月11日
  30. ^ 京口紘人がIBFミニマム級V1 攻め続けて8回TKO Boxing News(ボクシングニュース) 2017年12月31日
  31. ^ 和氣慎吾がTKO勝ち「久我選手に勝つ自信は100%」 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年4月17日
  32. ^ 改定日本ランキング 和氣慎吾と粟生隆寛が1位に Boxing News(ボクシングニュース) 2018年4月26日
  33. ^ 注目対決は和氣慎吾の圧勝 久我に10回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2018年7月27日
  34. ^ 最強挑戦者出そろう S・バンタム級の和氣は王座返上 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年11月8日
  35. ^ 和氣慎吾が中嶋孝文に雪辱で世界アピール 阿部麗也は“ポリスボクサー”杉田を完封 Boxing News(ボクシングニュース)

外部リンク

前王者
小國以載
第41代OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者

2013年3月10日 - 2015年11月4日(返上)

空位
次タイトル獲得者
久保隼
空位
前タイトル保持者
久我勇作
第40代日本スーパーバンタム級王者

2018年7月27日 -現在

次王者
N/A