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'''西村 清和'''(にしむら きよかず、[[1948年]][[1月30日]] - )は、日本の[[美学|美学者]]。[[東京大学]]名誉教授。[[國學院大學]]文学部哲学科教授。
'''西村 清和'''(にしむら きよかず、[[1948年]][[1月30日]] - )は、[[日本]]の[[美学|美学者]]。[[学位]]は、[[文学博士]]([[東京大学]]・[[博士#博士学位の取得方法|論文博士]]・2010年)。[[東京大学]]名誉教授。[[國學院大學]]文学部哲学科教授。


== 経歴==
== 経歴==
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1966年3月、[[兵庫県立尼崎北高等学校]]卒業。
1966年3月、[[兵庫県立尼崎北高等学校]]卒業。


1971年6月、東京大学文学部(美学芸術学専修課程)卒業。1974年3月、同学大学院人文科学研究科(美学芸術学専課程)修士課程修了。更に1976年5月には同研究科美学芸術学専門課程で博士課程単位取得し退学した
1971年6月、[[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|東京大学文学部]](美学芸術学専課程)卒業


1974年3月、同学大学院人文科学研究科(美学芸術学専門課程)[[修士課程]]修了。
同年6月、[[岡山大学]]法文学部助手となり美学美術史を担当。1977年6月から1979年3月にかけて、[[ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン|ミュンヘン大学]]にドイツ学術交流会奨学生として留学。1979年7月に岡山大学法文学部講師として正式に雇用される。


1976年5月、同研究科(美学芸術学専門課程)博士課程単位取得退学。同年6月、[[岡山大学]]法文学部助手(美学美術史)。
1983年4月、[[埼玉大学]]教養学部助教授として芸術論を担当し、1990年4月に同大学教授に就任。


19978月から19984にかけてアメリカ合衆国の[[コロンビア大学]][[文部省]]在外研究の一環として客員研究員となる
19776月から19793まで、[[ルートヴィヒ・マクシミリン大学ミュンヘン|ミュンヘン大学]][[ドイツ学術交流会]]奨学生として留学


1979年7月、岡山大学法文学部講師。
2004年4月より東京大学大学院人文社会系研究科教授に就任、美学芸術学を担当。2007年10月から2010年10月まで、[[美学会]]会長を務める。2010年、「イメージの修辞学-ことばと形象の交叉」で東京大学[[博士 (文学)|文学博士]]。2012年、東京大学を定年退任し、名誉教授となる。


2013 - [[國學院]]教授に就任2018年に定年退任するまで同大学にて文学部哲学科を担当した
19834月、[[埼玉]]教養学部[[助教授]](芸術論)19904月に同大学教授


1997年8月から1998年4月まで、[[アメリカ合衆国]][[コロンビア大学]]客員研究員([[文部省]]在外研究)。
また、1990年に『遊びの現象学』で[[サントリー学芸賞]]を受賞している

2004年4月、東京大学大学院人文社会系研究科教授(美学芸術学)<ref> [http://www.l.u-tokyo.ac.jp/schema/annual_report9/nenpo9.3.07bigei.html 公式プロフィール] - [[東京大学]]大学院人文社会系研究科・文学部</ref>。

2007年10月から2010年10月まで、[[美学会]]会長。

2010年、「イメージの修辞学-ことばと形象の交叉」で東京大学[[博士(文学)|文学博士]]<ref>[http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=217419]</ref>。

2012年、東京大学を定年退任し、名誉教授。

2013年、[[國學院大學]]文学部哲学科教授。2018年に定年退任。

==受賞==
1990年に『遊びの現象学』で[[サントリー学芸賞]]<ref>[https://www.suntory.co.jp/sfnd/prize_ssah/detail/1990sr2.html]</ref>


==著書==
==著書==
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*『イメージの修辞学 ことばと形象の交叉』[[三元社]] 2009
*『イメージの修辞学 ことばと形象の交叉』[[三元社]] 2009
*『プラスチックの木で何が悪いのか 環境美学入門』勁草書房、2011 
*『プラスチックの木で何が悪いのか 環境美学入門』勁草書房、2011 
*『感情の哲学: 分析哲学と現象学』勁草書房、2018 
*『感情の哲学 分析哲学と現象学』勁草書房、2018 
*『幽玄とさびの美学 日本的美意識論再考』勁草書房、2021 


===共編著===
===共編著===
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*[[カール・ヴィルヘルム・フェルディナント・ゾルガー|K.W.F.ゾルガー]] 『美学講義』[[玉川大学出版部]]、1986
*[[カール・ヴィルヘルム・フェルディナント・ゾルガー|K.W.F.ゾルガー]] 『美学講義』[[玉川大学出版部]]、1986
*[[フリードリヒ・シェリング|シェリング]]『同一哲学と芸術哲学』[[伊坂青司]]共編 [[燈影舎]] 2006
*[[フリードリヒ・シェリング|シェリング]]『同一哲学と芸術哲学』[[伊坂青司]]共編 [[燈影舎]] 2006
*『分析美学基本論文集』編・監訳 勁草書房、2015年 
*『分析美学基本論文集』編・監訳 [[勁草書房]]、2015年 

== 関連項目 ==
* [[國學院大學の人物一覧]]
* [[兵庫県立尼崎北高等学校#主な卒業生]]


==論文==
== 脚注 ==
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*[http://ci.nii.ac.jp/search?q=%E8%A5%BF%E6%9D%91%E6%B8%85%E5%92%8C&range=0&count=100&sortorder=2&type=4 西村清和]


== 参考 ==
== 外部リンク ==
* http://www.l.u-tokyo.ac.jp/schema/annual_report9/nenpo9.3.07bigei.html
* [http://www.l.u-tokyo.ac.jp/schema/annual_report9/nenpo9.3.07bigei.html 公式プロフィール] - [[東京大学]]大学院人文社会系研究科・文学部


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[[Category:1948年生]]
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2024年11月11日 (月) 03:42時点における最新版

西村 清和(にしむら きよかず、1948年1月30日 - )は、日本美学者学位は、文学博士東京大学論文博士・2010年)。東京大学名誉教授。元國學院大學文学部哲学科教授。

経歴

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京都府京都市生まれ。

1966年3月、兵庫県立尼崎北高等学校卒業。

1971年6月、東京大学文学部(美学芸術学専修課程)卒業。

1974年3月、同学大学院人文科学研究科(美学芸術学専門課程)修士課程修了。

1976年5月、同研究科(美学芸術学専門課程)博士課程単位取得退学。同年6月、岡山大学法文学部助手(美学美術史)。

1977年6月から1979年3月まで、ミュンヘン大学ドイツ学術交流会奨学生として留学。

1979年7月、岡山大学法文学部講師。

1983年4月、埼玉大学教養学部助教授(芸術論)。1990年4月に同大学教授。

1997年8月から1998年4月まで、アメリカ合衆国コロンビア大学客員研究員(文部省在外研究)。

2004年4月、東京大学大学院人文社会系研究科教授(美学芸術学)[1]

2007年10月から2010年10月まで、美学会会長。

2010年、「イメージの修辞学-ことばと形象の交叉」で東京大学文学博士[2]

2012年、東京大学を定年退任し、名誉教授。

2013年、國學院大學文学部哲学科教授。2018年に定年退任。

受賞

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1990年に『遊びの現象学』でサントリー学芸賞[3]

著書

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単著

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  • 『遊びの現象学』勁草書房、1989
  • 『フィクションの美学』勁草書房、1993
  • 『現代アートの哲学』産業図書、1995
  • 『視線の物語・写真の哲学』講談社選書メチエ、1997
  • 『電脳遊戯の少年少女たち』講談社現代新書、1999
  • 『イメージの修辞学 ことばと形象の交叉』三元社 2009
  • 『プラスチックの木で何が悪いのか 環境美学入門』勁草書房、2011 
  • 『感情の哲学 分析哲学と現象学』勁草書房、2018 
  • 『幽玄とさびの美学 日本的美意識論再考』勁草書房、2021 

共編著

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翻訳・編著

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 公式プロフィール - 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部
  2. ^ [1]
  3. ^ [2]

外部リンク

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