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== 概要 ==
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監督は『[[海猿]]』や『[[暗殺教室]]』を手がけ、自身も[[モータースポーツ]]好きである[[羽住英一郎]]<ref>[https://toyotagazooracing.com/jp/overdrive/number/interview02.html
監督は『[[海猿]]』や『[[暗殺教室]]』を手がけ、自身も[[モータースポーツ]]好きである[[羽住英一郎]]<ref>[https://toyotagazooracing.com/jp/overdrive/number/interview02.html 羽住英一郎監督 "ラリーばか"が作った熱き男たちの物語] OVER DRIVE MEETS GAZOO</ref>。従来の[[モータースポーツ]]映画と比べると、[[ドライバー]]の陰に隠れやすかった[[メカニック]]を主人公にしているのが大きな特徴である。
羽住英一郎監督 "ラリーばか"が作った熱き男たちの物語] OVER DRIVE MEETS GAZOO</ref>。従来の[[モータースポーツ]]映画と比べると、[[ドライバー]]の陰に隠れやすかった[[メカニック]]を主人公にしているのが大きな特徴である。


[[自動車]]、自動車部品、[[タイヤ]]、[[時計]]、ラリー雑誌などラリーに関わっている実在の企業が多く協力しており、劇中にも企業名が登場する。
[[自動車]]、自動車部品、[[タイヤ]]、[[時計]]、ラリー雑誌などラリーに関わっている実在の企業が多く協力しており、劇中にも企業名が登場する。

2018年5月29日 (火) 00:15時点における版

OVER DRIVE
監督 羽住英一郎
脚本 桑村さや香
製作 蔵本憲昭
石黒研三
鈴木聡
岸田一晃
古屋厚
製作総指揮 井口高志
上田太地
出演者 東出昌大
新田真剣佑
森川葵
音楽 佐藤直紀
主題歌 WANIMA「Drive」
撮影 木村信也
編集 松尾浩
制作会社 ROBOT
製作会社 「OVER DRIVE」製作委員会
配給 東宝
公開 日本の旗 2018年6月1日
上映時間 104分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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OVER DRIVE』(オーバードライヴ)は、2018年6月1日公開予定の日本映画モータースポーツラリー競技をテーマにした作品。

キャッチコピーは「信じて駆けろ」「全てを懸けた兄弟の熱き想いが走り出す。」。

概要

監督は『海猿』や『暗殺教室』を手がけ、自身もモータースポーツ好きである羽住英一郎[1]。従来のモータースポーツ映画と比べると、ドライバーの陰に隠れやすかったメカニックを主人公にしているのが大きな特徴である。

自動車、自動車部品、タイヤ時計、ラリー雑誌などラリーに関わっている実在の企業が多く協力しており、劇中にも企業名が登場する。

一部WRCの過去の映像の提供も受けてはいるが、撮影自体は全て日本で行われている。ラリーカーの実際のドライブは、全日本ラリー選手権 (JRC) 王者の勝田範彦奴田原文雄が担当。またフリーメカニックとしてラリーチームを渡り歩く三枝豊和がメカニック役を指導した。ラリー会場の雰囲気は海外ラリーNASCARを参考にしたという[2]

あらすじ

ラリー競技の最高峰、世界ラリー選手権 (WRC) を目指す若き天才ドライバー、檜山直純は、同じ『スピカレーシング』に所属するメカニックの兄・檜山篤洋の助言を無視し、彼と衝突を繰り返す日々を過ごしていた。そんな中、直純の新しいマネジメント担当として遠藤ひかるがやって来る。そこでひかるを待っていたのは、檜山兄弟の確執の原因となった過去と、チーム全体を巻き込む危機だった。

キャスト

世界観・設定

主人公たちが争っているのは世界ラリー選手権の登竜門とされる架空のラリーシリーズ、『SCRS』(SEIKOカップラリーシリーズ)である。前身は1980年から始まった全日本ラリードライバーズカップで、1998年にSCRSとなり、1999年に国際格式となった[注 1]。本作の舞台となっている2018年シリーズは、初の海外ラウンドであるマレーシアインドを含めた日付つきカレンダーや、参戦チーム名とその英語表記まで設定されている。クラスは『SRC-1』(現実のグループR5相当)、『SRC-2』(グループR4相当)、『SRC-3』(グループR1A相当)の3つに分かれており、主人公たちはSRC-1で優勝を争っている。

またスピカレーシングについても、設立やISO 9001取得の年月、ラリーでの成績、スタッフの入社や異動歴、資本金、主要業務で製作しているパーツ、組織図など至るところまで細かく設定されている。

登場車種

スタッフ

  • 監督:羽住英一郎
  • 脚本:桑村さや香
  • 音楽:佐藤直紀
  • 主題歌:WANIMA「Drive」
  • 製作:吉崎圭一、市川南
  • 共同製作:加太孝明、角田真敏、髙橋誠、板東浩二、田中祐介
  • エグゼクティブ・プロデューサー:井口高志、上田太地
  • 企画:早川英、安藤親広
  • プロデュース:蔵本憲昭、石黒研三
  • プロデューサー:鈴木聡、岸田一晃、古屋厚
  • 撮影:木村信也
  • 照明:三善章誉
  • 録音:小松崎永行
  • 特機:実原康之
  • VFXプロデューサー:赤羽智史
  • 編集:松尾浩
  • 美術:相馬直樹
  • 美術デザイン:大西英文
  • 装飾:小山大次郎
  • 衣装:丸山佳奈
  • ヘアメイク:望月志穂美
  • ドローン:請川博一
  • 音響効果:柴崎憲治
  • 選曲:藤村義孝
  • スクリプター:谷恵子
  • キャスティング:緒方慶子
  • 助監督:吉川祐太
  • 制作担当:高瀬大樹
  • 特別協賛:トヨタ自動車
  • 配給:東宝
  • 制作プロダクション:ROBOT
  • 制作協力:東宝映画
  • 製作:「OVER DRIVE」製作委員会(電通、東宝、ROBOT、講談社KDDIひかりTVGYAO

脚注

注釈

  1. ^ なお現実では、2017年に全日本ラリー選手権とは別に、日本初の国際格式のラリーであるJSR(日本スーパーラリーシリーズ)が誕生している。
  2. ^ 撮影に使用した車両は南アフリカTOYOTA GAZOO Racing SAスーパー2000規定で開発した本物のラリーカーで、四輪駆動で2.0リッター自然吸気エンジンを搭載する。また実際に同国内ラリー選手権で2年マニュファクチャラーズ王者となった車両でもある。
  3. ^ ベース車両のDS3レーシングに加え、ワイドボディキット、大型リアウイングが追加されている。
  4. ^ ベース車両は日本では正規輸入されていなかった1.0ターボを搭載した3ドアモデルだが、外見をフィエスタSTの物に換装し、大幅なパワーアップがされている。

出典

  1. ^ 羽住英一郎監督 "ラリーばか"が作った熱き男たちの物語 OVER DRIVE MEETS GAZOO
  2. ^ 『Rally plus特別編集「WRC入門講座」』三栄書房刊行 2018年6月21日[要ページ番号]

外部リンク

関連項目