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: 物語開始時はUDIラボ中堂班の臨床検査技師で、以前は大阪の[[監察医]]事務所で24年間勤務していた。大の[[ムーミン]]好きで、そのキャラクターの[[経穴|ツボ]]押しグッズを愛用している。 |
: 物語開始時はUDIラボ中堂班の臨床検査技師で、以前は大阪の[[監察医]]事務所で24年間勤務していた。大の[[ムーミン]]好きで、そのキャラクターの[[経穴|ツボ]]押しグッズを愛用している。 |
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: 中堂班に入ってから、数か月の間に数えただけで108回も「クソ」と言い放つなどの中堂の暴言による[[パワーハラスメント]]に耐え切れなくなる。第3話で自己都合の辞職ではなく、自身の先行きの不安から慰謝料取得の目的で中堂に対し[[訴訟]]を起こしたが、ミコトが勧める転職先の教授がムーミン好きであることを条件に訴訟を取り下げる。 |
: 中堂班に入ってから、数か月の間に数えただけで108回も「クソ」と言い放つなどの中堂の暴言による[[パワーハラスメント]]に耐え切れなくなる。第3話で自己都合の辞職ではなく、自身の先行きの不安から慰謝料取得の目的で中堂に対し[[訴訟]]を起こしたが、ミコトが勧める転職先の教授がムーミン好きであることを条件に訴訟を取り下げる。 |
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: 第6話では転職先の明邦大学病院<ref group="注釈" name="架空"/>まで訪たずねてきたミコトと六郎に、自身が立ち会った権田原の解剖内容についての情報を請われるものの、守秘義務から教えようとはしなかったが |
: 第6話では転職先の明邦大学病院<ref group="注釈" name="架空"/>まで訪たずねてきたミコトと六郎に、自身が立ち会った権田原の解剖内容についての情報を請われるものの、守秘義務から教えようとはしなかったが、ミコトが用意してきたムーミンのぬいぐるみに釣られて情報提供をしてしまう。 |
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; 向島進(むこうじま すすむ)〈34〉 |
; 向島進(むこうじま すすむ)〈34〉 |
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: 演 - [[吉田ウーロン太]] |
: 演 - [[吉田ウーロン太]] |
2018年2月17日 (土) 20:59時点における版
略称にまつわる単語表記について、第3者の意見を求めます。詳しくは、ノート:アンナチュラル参照。出来るだけ具体案でお願いしたいところですが、賛成・反対・どちらでもいいと簡単なコメントでも構いません。ご協力お願いします。 |
アンナチュラル UNNATURAL | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | 野木亜紀子 |
演出 |
塚原あゆ子 竹村謙太郎 村尾嘉昭 |
出演者 |
石原さとみ 井浦新 窪田正孝 市川実日子 薬師丸ひろ子 松重豊 |
エンディング | 米津玄師「Lemon」 |
製作 | |
プロデューサー |
新井順子 植田博樹 |
制作 | TBS |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2018年1月12日 - |
放送時間 | 金曜22:00 - 22:54 |
放送枠 | 金曜ドラマ (TBS) |
放送分 | 54分 |
公式サイト | |
特記事項: 初回は15分拡大(22:00 - 23:09)。 |
ドラマ |
『アンナチュラル』は、2018年1月12日からTBS系の「金曜ドラマ」で放送されているテレビドラマである。主演は石原さとみ[1]、脚本は野木亜紀子[1]。
あらすじ
本作は、設立して2年弱の不自然死究明研究所(英:Unnatural Death Investigation Laboratory)= 通称UDIラボという架空の研究機関(公益財団法人)を舞台に展開する[2]。UDIラボとは、日本における不自然死(アンナチュラル・デス)の8割以上が解剖されないままという先進国の中で最低の水準という解剖率を状態を改善するために設立され、国の認可を受け全国初の死因究明に特化した調査を行い、警察や自治体から依頼された年間約400体の遺体を解剖調査しているという設定である。ここに勤める法医解剖医の三澄ミコトを中心に、ベテラン法医解剖医の中堂系、三澄班臨床検査技師の東海林夕子、三澄班記録員の久部六郎、所長の神倉保夫らが協力し合いつつ、毎回さまざまな「死」を扱いながら、その裏側にある謎や事件を解明していく。
キャスト
※キャストの出典については各回クレジットロール、及び番組公式サイト参照。
主要人物
- 三澄ミコト(みすみ みこと)〈33〉
- 演 - 石原さとみ(幼少期:稲垣来泉)
- 物語開始の4か月前からUDIラボの法医解剖医で、三澄班の筆頭医。解剖実績は1,500件ほど。 以前は大学で法医学の准教授として内閣府のプロジェクトに関わっていた。「法医学は未来のためのもの」という意識で仕事をしている。携帯電話は充分に用が足りているとしてガラケーを使用していたが、第2話で調査中の危機に対して有効な機能がガラケーになく命に関わる事態に陥ってしまったため、第3話冒頭でスマートフォンに切り替える。
- 元の名前は「雨宮美琴」で雨宮総合病院[注釈 1]院長夫妻の娘。24年前の9歳の頃に起きた浦和市に住む「一家四人無理心中事件」で、母親にラムネと偽った睡眠薬を飲まされたが、途中で吐き出したため唯一生き残り、叔母のいる三澄家の養子となる。実の家族の事件については今の家族以外に話しておらず、家族内では「雨宮の事件のこと」としている。20歳の頃に実父と実母が不仲だった[注釈 2]のを夏代に明かされたことで、「雨宮の事件のこと」を納得はしていないものの整理は出来た。また、「練炭のエキスパート」と評されるほど、練炭による一酸化炭素中毒に詳しく、過去の自らの事件についての論文も書いている。
- 中堂系(なかどう けい)〈41〉
- 演 - 井浦新
- 物語開始の1年前からUDIラボの法医解剖医で、中堂班の筆頭医。解剖実績は3,000件ほど。以前は日彰医科大学[注釈 1]の法医学教室にいた。第1話で東海林がバツイチと言っていたが、第4話でミコトに確認された際に本人は否定している。
- 8年前、殺害された恋人・糀谷夕希子の解剖を担当した。夕希子の口内に「赤い金魚」のような印があったことで彼女が連続殺人犯に殺害されたと推測し、彼女と同じ特徴を持つ遺体を見つけて犯人を特定するために全国の不自然死のデータがすべて集まるUDIラボにやって来たため「絶対に辞めない」としている。UDIラボにやって来てからは帰宅することがほとんどないため自宅に荷物が少なく、UDIラボの所長室で寝泊まりしているので、所長室に私物が増えている。第5話では、神倉に秘密の分析をするため自宅を使ってミコトと一緒に果歩の死因を突き詰める。
- 言葉遣いと態度が悪いため、組んだ者は長続きせずに辞めてしまう。また、倫理・道徳観に欠けているところがあり、第1話では平然と公文書偽造を行い、「赤い金魚」の調査のため遺族の了承なく遺体を検案し、 第5話では解剖中止により遺体を閉じるようにとの指示に対し、「(取り出し済みの)肺を戻すとは一言も言われていない」と屁理屈を言って肺をそのまま保管して私的に調査続行し、巧が犯人に報復すると予測していながら止めずに情報提供している。
- 久部六郎(くべ ろくろう)〈26〉
- 演 - 窪田正孝
- UDIラボ三澄班の新人記録員。アルバイトとして雇われて、解剖時の写真撮影や解剖記録の整理業務を担っている。祖父が開業医・父親が帝日大学[注釈 1]教授・2人の兄が医者の家族の下、その三男として浪人して堂明大学[注釈 1][注釈 3]の医大生となったが学業に熱心ではなく、「医者以外、人間じゃない」と思っている家族の手前、休学を延長し続けている。第1話では末次からミコトの過去の「一家四人無理心中事件」のことを知らされており、第2話ではミコトからあくまで他人事の事件として、そのときの状況を教えられている。
- 自身が書いたブログ「ニセ医学を斬る」で、『週刊ジャーナル[注釈 1]』の末次にスカウトされ、UDIラボの内部事情を探るために送り込まれており、同誌に記事を書くこともある。宍戸からは「UDIのネズミ」と呼ばれている。
- 東海林夕子(しょうじ ゆうこ)〈35〉
- 演 - 市川実日子
- UDIラボ三澄班の臨床検査技師。ミコトとは監察医務院時代から面識があり、互いに気の合う同僚。「合コン」好きで、自らは「異性間交流会」と呼称している。月会費5万円の高級ジム「ACID[注釈 1]」の会員になっているが、第6話では同じジムの男性会員たちの事件に巻き込まれる。
- 三澄夏代(みすみ なつよ)〈53〉
- 演 - 薬師丸ひろ子(特別出演)
- ミコトの養母かつ実父の妹。「坂の下法律事務所[注釈 1]」で離婚問題・労働問題を主に扱っている弁護士。
- 神倉保夫(かみくら やすお)〈55〉
- 演 - 松重豊
- UDIラボの所長。元厚生労働省医政局職員で、東海林には「天下り」と揶揄されているが否定している。19歳と17歳の2人の娘がいる。中堂の過去を知っており、所長室を利用されているのを黙認している。
- UDIラボを存続させるために機を見ての宣伝や売り込みは欠かさないが、自由すぎるメンバーの行動で警察庁と厚生労働省からの補助金を切られ、存続出来なくなることを危惧しながら指揮している。
その他
【※順番はテロップに基づく】
- 末次康介(すえつぐ こうすけ)〈45〉
- 演 - 池田鉄洋
- 『週刊ジャーナル』の編集者。ネットの駄文ライターとしてくすぶっていた六郎をスカウトし、彼が医大生であるのを利用してUDIラボに送り込み、内部の情報を受け取っている。
- 木林南雲(きばやし なぐも)〈28〉
- 演 - 竜星涼
- 「フォレスト葬儀社[注釈 1]」の社員。普段はサングラス付きメガネをかけている。業務としてUDIラボに遺体を運ぶだけでなく、「赤い金魚」の件で中堂と私的な協力関係にある様子が見られ、たびたび彼から金銭を受け取っている。
- 三澄秋彦(みすみ あきひこ)〈25〉
- 演 - 小笠原海(超特急)
- ミコトの義弟。予備校講師。父は海外出張中のため母とふたりで実家住まいをしている。ミコトからは「あきちゃん」と呼ばれている。
- 坂本誠(さかもと まこと)〈50〉
- 演 - 飯尾和樹(ずん)
- 物語開始時はUDIラボ中堂班の臨床検査技師で、以前は大阪の監察医事務所で24年間勤務していた。大のムーミン好きで、そのキャラクターのツボ押しグッズを愛用している。
- 中堂班に入ってから、数か月の間に数えただけで108回も「クソ」と言い放つなどの中堂の暴言によるパワーハラスメントに耐え切れなくなる。第3話で自己都合の辞職ではなく、自身の先行きの不安から慰謝料取得の目的で中堂に対し訴訟を起こしたが、ミコトが勧める転職先の教授がムーミン好きであることを条件に訴訟を取り下げる。
- 第6話では転職先の明邦大学病院[注釈 1]まで訪たずねてきたミコトと六郎に、自身が立ち会った権田原の解剖内容についての情報を請われるものの、守秘義務から教えようとはしなかったが、ミコトが用意してきたムーミンのぬいぐるみに釣られて情報提供をしてしまう。
- 向島進(むこうじま すすむ)〈34〉
- 演 - 吉田ウーロン太
- 西武蔵野署[注釈 1]の刑事。毛利の部下。
- 門松
- 演 - 今井隆文
- 『週刊ジャーナル』で末次の同僚。第3話の「主婦ブロガー殺人事件」の裁判の勝敗について宍戸と賭けをする。第6話で再登場し、週刊ジャーナルの編集部で久部に会ったときには、第4話にてUDIラボの見学会に出向いた際に見かけていたため久部がUDIラボにいることを知っていた。見学会に行った理由は、宍戸の指示でオフィスに忍び込み、中堂に向けた「お前のしたことは消えない 裁きを受けろ」と記された紙をボードに貼りつけるためであったことが、宍戸から久部に伝えられている。
行われた
- 糀谷夕希子(こうじや ゆきこ)
- 演 - 橋本真実
- 中堂の恋人だった女性。生前は「こうじや ゆき」という筆名のマイナーな絵本作家だった。8年前、スクラップ置場で他殺体として発見された後に身元不明で日彰医科大学に運ばれ、当時同大学の法医学教室にいた当番医の中堂に解剖されたことが、第4話で神倉からミコトに明かされる。
- 宍戸理一(ししど りいち)〈43〉
- 演 - 北村有起哉
- フリー記者。汚い手を使ってでもネタをあぶり出すなどの性質の悪さで名を馳せている。
- 第1話の時は渡を加害者扱いして彼の両親を追及し、第2話の時はフォレスト葬儀社にて生き残った花を待ち伏せし、第3話では検事とミコトの対決を扇情的な記事にすることを目論んで裁判を傍聴し、第6話で六郎に権田原・細川に関する情報提供をするが、六郎にとって都合の悪い過去や週刊ジャーナルからUDIラボに送り込まれているという情報を盾に、協力を強要する。また、ミコトの過去である「一家四人無理心中事件」についても知っている。
- 毛利忠治(もうり ただはる)〈39〉
- 演 - 大倉孝二
- UDIラボに解剖を依頼する、西武蔵野署の刑事。検死結果が他殺と出るのを嫌がるふしがある。
ゲスト
【※順番はテロップに基づく】
第1話
- 馬場路子(ばば みちこ)
- 演 - 山口紗弥加
- 渡の婚約者で、彼の遺体の第一発見者。
- 渡と同じ会社で製品の研究開発をしており、毒劇物を扱っているため、一時は六郎に毒物による殺人疑惑を持たれてしまう。渡の死因がMERSコロナウイルス感染であったことが判明した後、帰国翌日に渡と会っていたことをミコトに話し、彼女の質問により、渡とキスなどを含む濃厚な交流をもったにも関わらず、ウイルス暴露[3]していない状態であったため、当初疑われていた海外感染とは別の感染源が存在する可能性が浮かびあがる。
- 関谷聡史(せきや さとし)〈33〉
- 演 - 福士誠治
- ミコトの恋人だった男性で、3年間付き合っていた。結婚を前提とした自分の両親への紹介の席にミコトが遅刻したのをきっかけに、彼女との関係に壁を感じていたこともあり、家族としてやっていける将来が見えなくなったといい、別れを告げる。
- 駕籠武(かご たけし)
- 演 - 村井國夫
- 東央医科大学病院[注釈 1]院長。渡の死因が研究室からのウイルス漏れによる院内感染であったことをUDIラボに突き止められ、責任をとって院長を辞任した。
- 敷島直美(しきしま なおみ)
- 演 - いしのようこ
- 由果の母。美容室を営んでいる。
- 高野島健一(たかのしま けんいち)
- 演 - 野添義弘
- 渡の父。健康であった息子の死因が虚血性心疾患であることに納得がいかず、UDIラボに息子の遺体の解剖依頼をする。
- 高野島響子(たかのしま きょうこ)
- 演 - 長野里美
- 渡の母。健一による渡の解剖依頼に同席する。
- 高野島渡(たかのしま わたる)〈35〉
- 演 - 野村修一
- 出張から帰国後、数日して自宅で突然死した男性。
- 三澄班が解剖を担当することになり、解剖で判明した腎不全から毒物暴露の線で分析を進めていたが、六郎による会社内への聞き込みや土産物の存在から出張先がウイルス流行地域のサウジアラビアであることが判明し、MERSコロナウイルス感染が死因との調査結果が出る。当初は日本にパンデミックを持ち込んだ張本人として遺族とともにニュースショーなどで吊るし上げの対象になるが、ミコトの疑義からの調査続行により、実際は帰国後に健康診断で来院した大学病院での院内感染が死因であることが判明し、名誉回復が行われている。
- 敷島由果(しきしま ゆか)
- 演 - 田中こなつ
- 渡と組んで仕事をしていた外部のデザイン会社勤めの女性。渡が亡くなった翌日に突然死したため、渡と路子との三角関係を疑われていた。通称「ゆかりん」。
第2話
- 松倉花(まつくら はな)〈18〉
- 演 - 松村沙友理(乃木坂46)[4]
- ミケと共に大沼に監禁されていた家出少女。ミケのダイイング・メッセージによって監禁場所から救出される。ミケが火葬される際には、ミコトと六郎にいつの日か、ミケと約束した白夜を見に行くと誓う。
- ミケ
- 演 - 菅野莉央
- 本名は不詳。集団練炭自殺現場で発見された4人の遺体の中で、三澄班の解剖により1人だけ死因の違う凍死と判明した少女。
- 大沼によって花と一緒に監禁されていたが、彼女とは別にされて冷凍車で凍死させられた後に集団練炭自殺現場に運び込まれ、一酸化炭素中毒による自殺という偽装をされた。冷凍車の中で書いて飲み込んだ体内に遺したダイイング・メッセージのメモが、事件解決と手がかりとなり花が救出される。身元不明のまま火葬され、遺骨は遺品と共にUDIラボの倉庫に保管される。
- 寝泊まりしていた漫画喫茶の階段踊り場に飾られている白夜の写真に興味を持っており、監禁時に「行こうよ、ここを出られたら」と自分の想いを花に伝えた。
- 大沼悟
- 演 - 栄信
- 「ユキ」というハンドルネームのネカマとして、自殺系サイトに投稿して自殺幇助を騙り、自宅に花とミケを監禁していた男性。
- 後にミケだけを冷凍車で凍死させた上で、集団練炭自殺現場に遺体を運び込んだ。ミケの解剖で判明した情報を元に殺害現場を突き止めて、花の捜索にやってきたミコトと六郎を冷凍車に閉じ込め、池に落として口封じしようとしたが、UDIラボの面々の捜索の後、ミコトたちが救助されたと同時に警官たちに取り押さえられ逮捕される。
- 小関浩二
- 演 - ニクまろ
- 自殺系サイトを運営していた人物。「集団練炭自殺事件」が公になった後に閉鎖した。
- 雨宮祥子〈38歳没〉
- 演 - 細野今日子
- ミコトの実母で雨宮総合病院院長夫人。24年前に一家無理心中をはかり、ミコトに心中に使う練炭を焚くのを手伝わせた後に、ラムネと嘘をつき睡眠薬を飲ませた。
第3話
- 烏田守(からすだ まもる)
- 演 - 吹越満
- 「主婦ブロガー殺人事件」の担当検事。「白いものをも黒くする」という異名を持つ。ミソジニー丸出しの人物で、初対面のミコトに対して助手と偏見的な見方をする。
- 上記事件の初公判の証人の代理をミコトに依頼するものの、裁判中に彼女が3DCGによる解説で刺創痕の矛盾点に気づき、証拠として提出したセラミック包丁が本当の凶器でないと証言したことに憤慨する。次の裁判で弁護側の証人となったミコトを女性であることを理由に差別的な言動で煽り感情的にさせるが、3度目の裁判でミコトの代理で弁護側の証人として法廷に立った中堂には逆に感情的にさせられてしまう[5]。その後、中堂に対して既知の態度で接し、「いつまでも逃げおおせると思うな」と宣告している。
- 桜小路要一(さくらこうじ よういち)
- 演 - 温水洋一
- 上記事件の被告人で、しずくの夫。気が弱い。両親から引き継いだ資産で生活出来ているため無職。フィギュア集めが趣味。
- 就寝途中にトイレに行くため起きた時に倒れている血まみれのしずくを見たものの、精神安定剤を飲んでいたために意識が朦朧としており、夢の中の出来事と思って再び寝てしまい、翌朝に警察が来て逮捕されたことで現実と気付く。警察の追及でしずくからの心理的ドメスティックバイオレンスに耐えられずに殺害したと自供したが、ミコトが刺創痕の矛盾点を証言したことで一転して無罪を主張する。しかし、烏田の法廷における印象操作と夫婦関係の影響でミソジニー的見方に流され、女性であるミコトの証言を拒否したことにより、のちの裁判でその姿勢を中堂に一喝される[5]。
- 亀岡文行
- 演 - 大谷亮介
- 上記事件の担当弁護士。初公判後に要一が無罪を主張したのを受けて、ミコトに弁護側の証人を依頼する。
- 草野
- 演 - 斉藤洋介
- 東都大学[注釈 1]教授。法医学教室に40年携わり、解剖を15,000件ほど行ったベテラン法医解剖医。上記事件で弁護側の証人に転じたミコトに代わり検察側の証人として出廷する。
- 桜小路しずく(さくらこうじ しずく)
- 演 - 音月桂
- 上記事件の被害者で、要一の妻。人気主婦ブロガーで、料理レシピ本を出していた。遺体は半年前にUDIラボで現在は引退した人物に解剖されたが、ミコトたちの再調査による刺創痕片を保存していたホルマリン液からの検出結果で、ミコトの代理で弁護側の証人として法廷に立った中堂により、凶器が合砥で手入れされたステンレス包丁と判明される。
- 正木
- 演 - ひかる一平
- しずくのマネージャーで、彼女の遺体の第一発見者。
- 刈谷
- 演 - 清水優
- しずくの弟。神田で京料理店を営んでいる。しずくの料理レシピは全て自身のアイデアによるもの。中堂の証言後、しずくのレシピ本の印税の半分を要求したことで、もめ事になり刺殺したことを自供する。
- 筒井
- 演 - 氏家恵
- 坂本の担当弁護士。
- 北
- 演 - 蒲公仁
- 上記事件の裁判長。
第4話
- 佐野可奈子(さの かなこ)
- 演 - 戸田菜穂
- 祐斗の妻。
- 祐斗をバイク事故で亡くしたことにより「坂の下法律事務所」の夏代に死因究明の相談をして、夏代の助言でUDIラボに解剖依頼する。祐斗がバイクの任意保険が切れていた上に生命保険に入っていなかったことにより、今後の生活を心配する。
- 佐野祐斗(さの ゆうと)
- 演 - 坪倉由幸
- 製菓「しあわせの蜂蜜ケーキ」の工場製造責任者。月140時間の残業をしていた。
- バイクで帰宅中意識を失い車体ごと投げ出され、救急車で搬送されたが即死状態だった。直接の死因はクモ膜下出血だが、三澄班による解剖でも過労死・事故死・病死のいずれかが判明出来なかった。後に亡くなる30日前のバイク事故で椎骨動脈の損傷を起こし、会社を休める状況でなく放置したのが引き金で今回のクモ膜下出血を引き起こしたことで、合わせて長時間労働での過労死によるものが死因と明らかにされる。
- 松永
- 演 - 春海四方
- 製菓「しあわせの蜂蜜ケーキ」の工場長。祐斗の死亡の責任の所在確認のため、会社側の代表としてUDIラボに来る。
- 社長から口止めされていたことから、祐斗をはじめとする工場の従業員たちが長時間労働を強いられている勤務実態を否定していたが、夏代に社内でサービス残業があったとの内部告発を報告された時に自らも過労から倒れてしまう。入院先の病院でミコトと課長の会話を聞いた事から考えを改め、退院後に工場の生産ラインを自ら止めて社長の意に反し、従業員たちに休暇を取るように伝えた。その後、ミコトたちのマンホール調査に従業員たちを引き連れて共に協力する。
- 佐野祐(さの たすく)
- 演 - 藤村真優
- 祐斗と可奈子の息子。
- 父の祐斗が事故死した上に、関係者が事故の原因についての責任を押し付け合い、父の働きぶりまでも否定したことなどから父の職場を憎むようになり、「しあわせの蜂蜜ケーキ」の店のガラスに石を投げて割ってしまうが、ミコトたちのマンホール調査に参加した時に、彼女からの忠告を受けて工場長の松永に直接謝罪をする。30日前の事故現場周辺マンション管理人の許可を取って監視カメラ映像をミコトたちが確認している時は、子供に見せられないものかもしれない配慮から松永・課長に伏せられていたが、直後に自ら希望して父の事故映像を見る。
- 田中
- 演 - 菊田大輔
- 事故以前に祐斗の健康診断をしていた病院側の弁護士。祐斗の死亡の責任の所在確認のため、病院側の代表としてUDIラボに来る。
- 木村
- 演 - 阿部亮平
- バイク屋の店長。事故以前に店で祐斗のバイク修理を請け負っており、祐斗の死亡の責任の所在確認のため、バイク修理側としてUDIラボに来る。
- 祐斗の死後は彼のバイクを預かっており、30日前に事故で出来たバイクの傷跡と、自らが所持している西武蔵野市のレアマンホールカード裏面に書かれている同市通常マンホールの説明書が、祐斗の死因究明の大きな手がかりとなる。
- 社長
- 演 - 渋江譲二
- 製菓「しあわせの蜂蜜ケーキ」の社長。
- 自ら通販サイトやテレビに出て、「しあわせの蜂蜜ケーキ」をサイトと直営店でしか買えないと宣伝している。以前から長時間労働について祐斗と松永に改善するように直談判されるが、自己啓発本で書いている前向きなことを次々と口にして、「嫌なら辞めてもかまいませんよ」と突き放す。残業については、「従業員たちが勝手にやっていること」と片付けている。
- 30日前に労働時間外で祐斗に自宅までケーキをバイクで運ばせたことが、今回のバイク死亡事故の引き金となったことが判明した後に、松永を中心とした従業員全員に労働問題についての裁判を起こされる。
- 六郎が第4話の問題について『週刊ジャーナル』に書いた記事の影響もあって、 第5話で労働問題の示談に応じると、従業員側の弁護をしている夏代を通じてミコトがUDIラボの面々に明かしている。
- 課長
- 演 - 大塚ヒロタ
- 製菓「しあわせの蜂蜜ケーキ」の課長。
- 松永が倒れて入院している時に、30日前に社長が労働時間外で祐斗に自宅までケーキをバイクで運ばせたことを電話で夏代に伝える。
- 佐野百合奈
- 演 - 野田あかり
- 祐斗と可奈子の娘で、祐の妹。
第5話
- 鈴木巧(すずき たくみ)
- 演 - 泉澤祐希
- 溺死した果歩の恋人。青森で果歩と同棲中で、入籍前だが同じ名字だった。
- 果歩が自殺をするはずはないと思い、死因究明のためUDIラボに夫と偽って、葬儀場から盗み出した彼女の遺体解剖を依頼する。遺体の窃盗(死体領得)と死体損壊容疑で一時は西武蔵野署に勾留される。彼女の両親が訴えを取り下げたため釈放され、同時に2度と関わらないように申し渡されるが、ミコトに果歩の死因の調査続行を頼み込み、過去の類似経験から巧に共感した中堂の積極的な協力もあってラボ外での調査が進められることになる。
- ミコトより一足先に死因を知った中堂から教えられた情報によって、果歩の死亡後にネックレスをつけていたまゆに対して、真犯人としての疑念から確信に変わり、東京での果歩の葬儀で報復としてまゆを包丁で刺して殺人未遂容疑で逮捕される。
- まゆ
- 演 - 城戸愛莉
- 「青森中央漁業協同組合[注釈 1]」の職員で果歩の同僚。
- 巧から果歩に婚約指輪代わりにプレゼントされたネックレスを借りた際に、もめ事になって彼女を海に落としたまま助けず、彼女が自殺したと偽装するために事件場所と離れた埠頭で果歩のふりをして足から海に飛び込んだ。殺害の動機には、自分より幸せな果歩に対する一方的な妬みがあり、ネックレスを「自慢された」と感じていた。
- 巧から代わりに果歩の東京での葬儀に行くように頼まれ、果歩の両親にお悔やみの言葉を述べている時に、巧に包丁で刺される。この際に前述の事件経過と動機を自白し、再度刺されたが一命を取り留める。
- 果歩の母
- 演 - 佐藤直子
- 巧と果歩の仲に元から反対しており、娘の死亡時に巧が不在だったことで彼に捨てられて娘が自殺したと思い込み、その後は娘の実家に駆け付けた巧に対して罵倒する。果歩の葬儀は東京で執り行おうとしたが、葬儀直前に遺体を巧に盗まれたため、遺体の娘を取り戻してから改めて葬儀を行う。娘の遺体を傷つけたくないと解剖に反対し、解剖されたと知った時は激怒している。
- 釣り人
- 演 - 五頭岳夫
- 海で釣りをしている時に、若い女性が足から海に飛び込むのを目撃した老人。
- 鈴木果歩(すずき かほ)〈24〉
- 演 - 青木美香
- 昨年末に駆け落ち同然で東京から青森に引っ越して同棲していた巧の恋人。
- 巧が仕事で工事現場に泊まり込みしている時に、溺死体で発見される。巧の依頼を受けたミコト・中堂の2人体制による解剖は遺体窃盗のため中断されたが、中堂が故意に遺体内に戻さなかった肺や青森の現場までいって入手した情報・海水採取からの調査により自殺以外の可能性が浮かび、青森医科大学[注釈 1]における死亡直後のCT画像の提供・分析により、水の吸引が少ない溺死(ドライ・ドローニング)状態だったことから、顔面から冷水に落ちた衝撃で気を失うエベック反射による溺死が死因と判明される。
第6話
- 岩永充(いわなが みつる)
- 演 - 竹財輝之助
- ベンチャー企業「Gate-C[注釈 1]」の社長。医師免許を持っており、病院勤務を経て起業した。ジムで提供されているバイタルセンサーを開発製造している。立花・権田原・細川とは慶徳大学[注釈 1]サークルからの仲間で、在学時に集団強姦事件を起こしたが和解に持ち込んで無事卒業し、暗号通貨詐欺で共に行動している。高級ジム「ACID」主催の合コンパーティーに東海林と共に参加していた。
- 職業を偽って自社を訪れたミコトと東海林に対し、下心からジム会員の実際のバイタルデータの情報提供してしまったことと、中堂が細川と東海林のバイタルセンサーをX線撮影して、細川のものだけ電流を流す端末が組み込まれていたのを判明したことによって、細工したバイタルセンサーからの電流を遠隔操作で流し、権田原と細川に横隔膜を麻痺させて窒息死させ、立花にも同様にしたことが明らかになる。暗号通貨詐欺で得た4億円を独り占めすることを目論んで殺害に及んでいた。立花が一命を取り留めたのと同時に警視庁捜査二課に逮捕される。
- 立花圭吾(たちばな けいご)〈32〉
- 演 - 鈴木裕樹
- 「調布西飛行場[注釈 1]」のパイロット。岩永とは大学時代からの悪いことを一緒にしていた友だち。岩永と同じジムの合コンパーティーに参加していた。
- 仲間の権田原と細川の突然死を知らずに岩永に対し詐欺の利益の分配の迫った直後に、3人家族をセスナ機に乗せて遊覧飛行に向かう滑走中に岩永の仕掛けによって呼吸不全となり操縦不能状態に陥ったが、離陸寸前に家族の父親がブレーキを踏んで墜落を免れる。事前に立花の危険を察して飛行場に駆け付けたミコトの心臓マッサージと、六郎が人工呼吸をする心肺蘇生法によって一命を取り留める。
- 権田原登(ごんだわら のぼる)〈33〉
- 演 - 岩永洋昭
- 外資の商社マン。岩永とは大学時代からの悪いことを一緒にしていた友だち。岩永と同じジムの合コンパーティーに参加していたが、意識朦朧とした東海林をホテルに連れ込み、翌朝に遺体として彼女に発見される。ミコトの検案の後に毛利による捜査が始まり、警視庁の指示により、明邦大学病院で司法解剖される。
- 細川とグルになって2人の女性に睡眠薬を飲ませてホテルに連れ込んで、泣き寝入りさせていた過去がある。
- 細川隆文(ほそかわ たかふみ)〈33〉
- 演 - 三宅克幸
- 外資の銀行マン。岩永とは大学時代からの悪いことを一緒にしていた友だち。紳士的で細マッチョがタイプの東海林に気に入られている。合コンパーティーに参加しなかったが、既にその日の昼に路上で突然死しており、翌日にUDIラボに運ばれ、調査法解剖されている遺体を見て東海林が驚愕する。
- 小早川
- 演 - 中野剛
- 警視庁捜査二課の刑事。暗号通貨詐欺の件で、権田原・細川を水面下でマークしていたがその矢先で共に死亡したため、東海林を権田原の愛人と見て2人を詐欺利益目当てに殺害した容疑者として追跡する。
第7話
スタッフ
- 脚本 - 野木亜紀子
- 音楽 - 得田真裕
- 主題歌 - 米津玄師「Lemon」(ソニー・ミュージックレコーズ)[6]
- 法医学監修 - 上村公一、鵜沼香奈(東京医科歯科大学)
- 感染医学監修 - 髙山陽子(北里大学)
- 警察監修 - 石坂隆昌
- 科学監修 - 岩尾徹(東京都市大学)
- 科学捜査監修 - 山﨑昭(法科学鑑定研究所)
- 暗号通貨監修 - 株の学校ドットコム
- プロデュース - 新井順子(ドリマックス)、植田博樹(TBS)
- 演出 - 塚原あゆ子、竹村謙太郎、村尾嘉昭(ドリマックス)
- 製作 - ドリマックス、 TBS
放送日程
話数 | 放送日 | サブタイトル[7] | ラテ欄[8] | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 1月12日 | 名前のない毒 | 名前のない毒…連続不自然死の謎を解け | 塚原あゆ子 | 12.7%[9] |
第2話 | 1月19日 | 死にたがりの手紙 | 一家無理心中…自殺に見せかけた事件の真相!? | 13.1%[10] | |
第3話 | 1月26日 | 予定外の証人 | 無実の男を救えるか?勝率0.01%の逆転裁判 | 竹村謙太郎 | 10.6%[11] |
第4話 | 2月 | 2日誰がために働く | 謎の交通事故死!? ブラック企業に殺された夫! | 塚原あゆ子 | 11.4%[12] |
第5話 | 2月 | 9日死の報復 | 盗まれたご遺体!?亡き妻は自殺か?他殺か? | 9.0%[13] | |
第6話 | 2月16日 | 友達じゃない | 謎のセレブパーティ連続殺人… 同僚が容疑者!? | 竹村謙太郎 | |
第7話 | 2月23日 | 殺人遊戯 | |||
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
脚注
注釈
出典
- ^ UDIラボとは?、金曜ドラマ『アンナチュラル』、TBSテレビ、2018年1月17日閲覧。
- ^ “製品評価技術基準機構 用語集”. 2018年2月16日閲覧。
- ^ “乃木坂松村沙友理「緊張感あった」ソロで初の連ドラ”. 日刊スポーツ. (2018年1月12日) 2018年1月13日閲覧。
- ^ a b 大山くまお、石原さとみ「アンナチュラル」3話。逃げるは恥だが役に立った!偏見と戦う最強の方法(2018年2月2日)、エキレビ!、エキサイト、2018年2月14日閲覧。
- ^ “米津玄師が初のドラマ主題歌、石原さとみ主演「アンナチュラル」を新曲で彩る”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2017年12月14日) 2017年12月14日閲覧。
- ^ TBSオンデマンド アンナチュラル
- ^ 該当各日 信濃毎日新聞 テレビ欄
- ^ “石原さとみ主演「アンナチュラル」初回視聴率は12.7% ジブリ映画「ゲド戦記」上回り同時間帯トップ”. スポーツ報知. (2018年1月15日) 2018年1月15日閲覧。
- ^ “石原さとみ主演「アンナチュラル」第2話は13.1% 初回から0.4ポイント増”. スポーツ報知. (2018年1月22日) 2018年1月22日閲覧。
- ^ “石原さとみ主演「アンナチュラル」第3話は10.6% 前回から2.5ポイントダウン”. スポーツ報知. (2018年1月29日) 2018年1月29日閲覧。
- ^ “石原さとみ主演「アンナチュラル」第4話は11.4% 前回から0.8ポイント回復”. スポーツ報知. (2018年2月5日) 2018年2月5日閲覧。
- ^ “石原さとみ主演「アンナチュラル」第5話は9.0% 前回から2.4ポイントダウン”. スポーツ報知. (2018年2月13日) 2018年2月13日閲覧。
外部リンク
- 金曜ドラマ『アンナチュラル』 - TBS
- 金曜ドラマ『アンナチュラル』 (@unnatural_tbs) - X(旧Twitter)
TBS系 金曜ドラマ | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
コウノドリ(第2シリーズ)
(2017年10月13日 - 12月22日) |
アンナチュラル
(2018年1月12日 - ) |
あなたには帰る家がある
(2018年4月 - 〈予定〉) |