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: 「主婦ブロガー殺人事件」の担当[[検事]]<!--記事内容の充実はリンクの有無の理由にはならない-->。「白いものをも黒くする」という異名を持つ。
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: 上記事件の[[公判|初公判]]の[[証人#訴訟法上の証人|証人]]の代理をミコトに依頼するものの、裁判中に彼女が[[3次元コンピュータグラフィックス]]による解説で[[創傷|刺創痕]]の矛盾点に気づき、証拠として提出した[[セラミックス|セラミック]][[包丁]]が本当の凶器でないと証言したことに憤慨し、弁護側の証人となったミコトを公判中に煽って感情的にさせるが、ミコトの代理として証人に立った中堂には逆に感情的にさせられてしまう。公判後、中堂に対して既知の態度で接し、「いつまでも逃げおおせると思うな」と宣告している。
; 桜小路要一(さくらこうじ よういち)
; 桜小路要一(さくらこうじ よういち)
: 演 - [[温水洋一]]
: 演 - [[温水洋一]]

2018年1月31日 (水) 06:31時点における版

アンナチュラル
UNNATURAL
ジャンル テレビドラマ
脚本 野木亜紀子
演出 塚原あゆ子
竹村謙太郎
村尾嘉昭
出演者 石原さとみ
井浦新
窪田正孝
市川実日子
薬師丸ひろ子
松重豊
エンディング 米津玄師Lemon
製作
プロデューサー 新井順子
植田博樹
制作 TBS
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2018年1月12日 -
放送時間金曜22:00 - 22:54
放送枠金曜ドラマ (TBS)
放送分54分
公式サイト

特記事項:
初回は15分拡大(22:00 - 23:09)。
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アンナチュラル』は、2018年1月12日からTBS系の『金曜ドラマ』で放送されているテレビドラマである。主演は石原さとみ[1]、脚本は野木亜紀子[1]

あらすじ

本作は、設立して2年弱の不自然死究明研究所(英:Unnatural Death Investigation Laboratory)= 通称UDIラボという架空の研究機関(公益財団法人)を舞台に展開する[2]。UDIラボとは、日本における不自然死(アンナチュラル・デス)の8割以上が解剖されないままという、先進国の中で最低の水準という状態を改善するために設立され、国の認可を受け全国初の死因究明に特化した調査を行い、警察や自治体から依頼された年間約400体の遺体解剖調査しているという設定である。ここに勤める法医解剖医三澄ミコトを中心に、ベテラン法医解剖医の中堂系、三澄班臨床検査技師東海林夕子、三澄班記録員の久部六郎、所長の神倉保夫らが協力し合いつつ、毎回さまざまな「死」を扱いながら、その裏側にある謎や事件を解明していく。

キャスト

※キャストの出典については各回クレジットロール、及び番組公式サイト参照。

主要人物

三澄ミコト(みすみ みこと)〈33〉
演 - 石原さとみ(幼少期:稲垣来泉
物語開始の4か月前からUDIラボの法医解剖医で、三澄班の筆頭医。解剖実績は1,500件程。 以前は大学で法医学准教授として内閣府のプロジェクトに関わっていた。携帯電話は充分に要は足りているとしてガラケーを使用していたが、第2話で調査中の危機に対して有効な機能がガラゲーになかったことから命に関わる事態に陥ってしまったため、第3話冒頭でスマートフォンに切り替える。
元の苗字は「雨宮」であったが、24年前に起きた浦和市に住む「一家四人無理心中事件」で母親にラムネと偽った睡眠薬を飲まされたが途中で吐き出したため唯一生き残り、叔母のいる三澄家の養子となる。
中堂系(なかどう けい)〈41〉
演 - 井浦新
UDIラボの法医解剖医で、中堂班の筆頭医。解剖実績は3,000件程。以前は日彰医大の法医学教室にいた。バツイチ。言葉遣いと態度が乱暴で悪いため、組んだ者は長続きせずに辞めてしまう。また、倫理・道徳観に欠けているところがあり、第1話でも平然と公文書偽造を行っている。
久部六郎(くべ ろくろう)〈26〉
演 - 窪田正孝
UDIラボ三澄班の新人記録員。開業医の三男坊で、浪人して医大生となったが学業には熱心ではない。アルバイトとして雇われて、解剖時の写真撮影や解剖記録の整理業務を担っている。
実はUDIラボの内部事情を探るために末次に送り込まれており、宍戸からは「UDIのネズミ」と呼ばれている。
東海林夕子(しょうじ ゆうこ)〈35〉
演 - 市川実日子
UDIラボ三澄班の臨床検査技師。ミコトとは監察医務院時代から面識があり、互いに気の合う同僚。
三澄夏代(みすみ なつよ)〈53〉
演 - 薬師丸ひろ子特別出演
ミコトの養母であり、ミコトの実父の妹。「坂の下法律事務所」で主に民事を扱っている弁護士
神倉保夫(かみくら やすお)〈55〉
演 - 松重豊
UDIラボの所長。元厚生労働省医政局職員。2人の娘がいる。

その他

【※順番はテロップに基づく】

末次康介(すえつぐ こうすけ)〈45〉
演 - 池田鉄洋
「週刊ジャーナル」の編集者。飲み仲間でもある六郎を、UDIラボに送り込み、内部の情報を受け取っている。
木林南雲(きばやし なぐも)〈28〉
演 - 竜星涼
フォレスト葬儀社の社員。
三澄秋彦(みすみ あきひこ)〈25〉
演 - 小笠原海超特急
ミコトの義弟。予備校講師。
坂本誠(さかもと まこと)〈50〉
演 - 飯尾和樹ずん
UDIラボ中堂班の臨床検査技師。以前は大阪の監察医事務所で勤務していた。大のムーミン好きで、そのキャラクターのツボ押しグッズを愛用している。
中堂班に入ってから、数えているだけでも108回も「クソ」と言い放つなどの中堂の暴言によるパワーハラスメントに耐え切れなくなったが、自身の先行きの不安から、ただ辞職するだけなく慰謝料取得の目的で中堂に対し訴訟を起こしたが、ミコトが勧める転職先の教授がムーミン好きであることを条件に訴訟を取り下げる。
向島進(むこうじま すすむ)〈34〉
演 - 吉田ウーロン太
西武蔵野署の刑事。毛利の部下。
宍戸理一(ししど りいち)〈43〉
演 - 北村有起哉
フリー記者。汚い手を使ってでもネタをあぶり出すなどの性質の悪さで名を馳せている。
第1話の時は渡を加害者扱いして彼の両親を追及し、第2話の時はフォレスト葬儀社にて生き残った花を待ち伏せし、第3話では検事とミコトの対決を扇情的な記事にすることを目論んで裁判を傍聴する。
毛利忠治(もうり ただはる)〈39〉
演 - 大倉孝二
UDIラボに解剖を依頼する、西武蔵野署の刑事。

ゲスト

【※順番はテロップに基づく】

第1話

馬場路子(ばば みちこ)
演 - 山口紗弥加
渡の婚約者で、彼の遺体の第一発見者。渡と同じ会社で製品の研究開発をしており、毒劇物を扱っているため、一時は六郎に毒物による殺人疑惑を持たれてしまう。渡の死因がMERSコロナウイルス感染であったことが判明した際には、海外からの帰国直後に渡と交流接触していたにも関わらず、路子が感染していなかったことから、当初疑われていた海外感染とは別の感染源によるものという可能性が浮び、ミコトが調査を続けることになる。
関谷聡史(せきや さとし)〈33〉
演 - 福士誠治
ミコトの恋人だった男性で、3年間付き合っていた。ミコトが自分に本当の顔を見せていないと感じていたが、自分の両親へ結婚の報告の席にミコトが遅刻したのをきっかけに、家族としてやっていける将来が見えなくなったとして別れを告げる。
駕籠武(かご たけし)
演 - 村井國夫
東央医科大学病院院長。渡の死因が研究室からのウイルス漏れに因る院内感染であったことをUDIラボに突き止められ、責任をとって院長を辞任した。
敷島直美(しきしま なおみ)
演 - いしのようこ
由果の母。美容室を営んでいる。
高野島健一(たかのしま けんいち)
演 - 野添義弘
渡の父。健康であった息子の死因が虚血性心疾患であることに納得がいかず、UDIラボに彼の解剖依頼をする。
高野島響子(たかのしま きょうこ)
演 - 長野里美
渡の母。健一による渡の解剖依頼に同席する。
高野島渡(たかのしま わたる)〈35〉
演 - 野村修一
サウジアラビア出張から帰国後、数日して自宅で突然死した。三澄班が解剖を担当することになり、毒物曝露の線で分析を進めていたが、MERSコロナウイルス感染が死因との調査結果が出る。当初はウイルス流行地域である出張先で感染したと発表されたものの、ミコトの疑義からの調査続行により健康診断で来院した大学病院での院内感染が死因であることが判明する。
敷島由果(しきしま ゆか)
演 - 田中こなつ
渡と組んで仕事をしていた外部のデザイン会社勤めの女性。渡が亡くなった翌日に突然死したため、渡と路子との三角関係を疑われていた。通称「ゆかりん」。

第2話

松倉花(まつくら はな)〈18〉
演 - 松村沙友理乃木坂46[3]
ミケと共に大沼に監禁されていた家出少女。ミケのダイイング・メッセージによって監禁場所から救出される。ミケが火葬される際には、ミコトと六郎にいつかの日にか、ミケと約束した白夜を見に行くことを誓う。
ミケ
演 - 菅野莉央
本名は不詳。集団練炭自殺現場で発見された4人の遺体の中で、ミコトの解剖により1人だけ死因の違う凍死と判明した少女。
大沼によって花と一緒に監禁されていたが、彼女とは別にされた後に冷凍車に閉じ込められ凍死させられた上で、集団練炭自殺現場に運び込まれ、一酸化炭素中毒による自殺という偽装をされていた。冷凍車の中で書いて飲み込むことで体内に遺したダイイング・メッセージのメモが、事件解決と手がかりとなり花が救出される。身元不明のまま火葬され、遺骨は遺品と共にUDIラボの倉庫に保管される。
寝泊まりしていた漫画喫茶の階段踊り場に飾られている白夜の写真に興味を持っており、監禁時に「行こうよ、ここを出られたら」と自分の想いを花に伝えた。
大沼悟
演 - 栄信
「ユキ」というネカマに扮したハンドルネーム自殺系サイトに投稿して自殺幇助を偽り、自宅に花とミケを監禁していた男性。調査に来たミコトと六郎を冷凍車に閉じ込め、池に落として口封じしようとしたが、UDIラボの面々の捜索の後、ミコトたちが救助されたと同時に、警官たちに取り押さえられ逮捕される。
小関浩二
演 - ニクまろ
自殺系サイトを運営していた人物。「集団練炭自殺事件」が公になった後に閉鎖した。
雨宮祥子〈38歳没〉
演 - 細野今日子
ミコトの実母。24年前に一家無理心中をはかり、ミコトに心中に使う練炭を焚くことを手伝わせた後に、ラムネと嘘をついて睡眠薬を飲ませた。

第3話

烏田守(からすだ まもる)
演 - 吹越満
「主婦ブロガー殺人事件」の担当検事。「白いものをも黒くする」という異名を持つ。
上記事件の初公判証人の代理をミコトに依頼するものの、裁判中に彼女が3次元コンピュータグラフィックスによる解説で刺創痕の矛盾点に気づき、証拠として提出したセラミック包丁が本当の凶器でないと証言したことに憤慨し、弁護側の証人となったミコトを公判中に煽って感情的にさせるが、ミコトの代理として証人に立った中堂には逆に感情的にさせられてしまう。公判後、中堂に対して既知の態度で接し、「いつまでも逃げおおせると思うな」と宣告している。
桜小路要一(さくらこうじ よういち)
演 - 温水洋一
上記事件の被告人で、しずくの夫。気が弱い。両親から引き継いだ資産で生活出来ているため無職。フィギュア集めが趣味。
就寝途中にトイレに行くため起きた時に倒れている血まみれのしずくを見ていたものの、精神安定剤を飲んでいたために意識が朦朧とした夢の中の出来事と思って再び寝てしまい、警察が来て逮捕されたことで現実と気付く。警察の追及でしずくからの精神的ドメスティックバイオレンスに耐えられずに殺害したと自供したが、ミコトが刺創痕の矛盾点を証言したことで一転して無罪を主張する。
亀岡文行
演 - 大谷亮介
上記事件の担当弁護士。初公判後に要一が無罪を主張したのを受けて、ミコトに弁護側の証人を依頼する。
草野
演 - 斉藤洋介
東都大学教授。法医学教室に40年携わり、解剖を15,000件程行ったベテラン法医解剖医。上記事件で弁護側の証人に転じたミコトに代わって検察側の証人として出廷する。
桜小路しずく(さくらこうじ しずく)
演 - 音月桂
上記事件の被害者で、要一の妻。人気主婦ブロガーで、料理レシピ本を出していた。遺体は半年前にUDIラボで現在は引退した人物に解剖されたが、ミコトたちの再調査による刺創痕片を保存していたホルマリン液からの検出結果で、凶器が合砥で手入れされたステンレス包丁と判明したことを、中堂が法廷で証言する。
門松
演 - 今井隆文
「週刊ジャーナル」で末次の同僚。上記事件の勝敗結果で宍戸と賭けをする。
正木
演 - ひかる一平
しずくのマネージャーで、彼女の遺体の第一発見者。
刈谷
演 - 清水優
しずくの弟。神田京料理店を営んでいる。しずくの料理レシピは全て自身のアイデアによるもの。中堂の証言後、しずくのレシピ本の印税の半分を要求したことで揉め事になり刺殺したことを自供する。
筒井
演 - 氏家恵
坂本の担当弁護士。
演 - 蒲公仁
上記事件の裁判長。

第4話

佐野可奈子
演 - 戸田菜穂
夫をバイク事故で亡くした。
佐野祐斗
演 - 坪倉由幸我が家[4]
製菓工場の従業員。バイク事故で命を失う。

スタッフ

放送日程

話数 放送日 サブタイトル[6] ラテ欄[7] 演出 視聴率
第1話 1月12日 名前のない毒 名前のない毒…連続不自然死の謎を解け 塚原あゆ子 12.7%[8]
第2話 1月19日 死にたがりの手紙 一家無理心中…自殺に見せかけた事件の真相!? 13.1%[9]
第3話 1月26日 予定外の証人 無実の男を救えるか?勝率0.01%の逆転裁判 竹村謙太郎 10.6%[10]
第4話 2月02日 誰がために働く
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)

脚注

  1. ^ a b 石原さとみ、『逃げ恥』脚本家とタッグ! TBS連ドラ初主演で解剖医にマイナビニュース(2017年9月12日配信)、2017年9月29日閲覧、2017年9月29日時点のアーカイブ
  2. ^ UDIラボとは?、金曜ドラマ『アンナチュラル』、TBSテレビ、2018年1月17日閲覧。
  3. ^ “乃木坂松村沙友理「緊張感あった」ソロで初の連ドラ”. 日刊スポーツ. (2018年1月12日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201801120000028.html 2018年1月13日閲覧。 
  4. ^ “我が家坪倉がドラマ「アンナチュラル」出演、バイク事故で命を失った男性役”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2018年1月26日). https://natalie.mu/owarai/news/266844 2018年1月27日閲覧。 
  5. ^ “米津玄師が初のドラマ主題歌、石原さとみ主演「アンナチュラル」を新曲で彩る”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2017年12月14日). https://natalie.mu/music/news/261068 2017年12月14日閲覧。 
  6. ^ TBSオンデマンド アンナチュラル
  7. ^ 該当各日 信濃毎日新聞 テレビ欄
  8. ^ “石原さとみ主演「アンナチュラル」初回視聴率は12.7% ジブリ映画「ゲド戦記」上回り同時間帯トップ”. スポーツ報知. (2018年1月15日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20180115-OHT1T50044.html 2018年1月15日閲覧。 
  9. ^ “石原さとみ主演「アンナチュラル」第2話は13.1% 初回から0.4ポイント増”. スポーツ報知. (2018年1月22日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20180122-OHT1T50071.html 2018年1月22日閲覧。 
  10. ^ “石原さとみ主演「アンナチュラル」第3話は10.6% 前回から2.5ポイントダウン”. スポーツ報知. (2018年1月29日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20180129-OHT1T50054.html 2018年1月29日閲覧。 

外部リンク

TBS 金曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
コウノドリ(第2シリーズ)
(2017年10月13日 - 12月22日)
アンナチュラル
(2018年1月12日 - )
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