「クリスマス切手」の版間の差分
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2018年1月29日 (月) 00:03時点における版
クリスマス切手(-きって)とは、クリスマス・カードを送る郵便物に貼るための切手である。多くの諸国で発行されており、利用期間に制限はないが、通常10月前半から12月前半にかけて相当な数量が印刷・販売される。
概要
日本においてグリーティングカードを送る郵便物に貼る切手としては、年賀切手や慶事切手などがあるが、多くの国で発行される切手としてクリスマス切手がある。
最初のクリスマス切手とされるものは、1898年にカナダが発行した大英帝国の領土を描いた切手である。本来は記念切手であったが、図案の下部に「クリスマス1898」の文字があるためである。
単発のクリスマス切手としては、1937年にオーストリアが発行したバラと十二宮がデザインされた「クリスマスグリーティングスタンプ」や、1939年にブラジルが発行した寄附金付切手もしくは1941年と1943年にハンガリーで発行されたキリスト降誕を表現する切手なども上げられるが、いずれも単発の記念切手とされている。
世界各国で毎年のように発行されるようになったのは1950年代以降である。1951年にキューバでクリスマス切手が発行されたのを皮切りに 1954年にハイチ、1955年にはスペインとルクセンブルクで発行され、1957年にオーストラリアと韓国、リヒテンシュタインで発行された。
1960年代以降は、クリスマス切手を毎年発行する習慣が世界各国で定着した。1990年代までには、160ヶ国で毎年クリスマスの切手を発行するようになった。多くはキリスト教徒が多い国であり、イスラム教徒の多い国では発行されることはない。ただし1995年以来パレスチナ自治政府がクリスマス切手を発行している例外もある。
図案の特色
いくつかの国では、切手収集家目当てに売りさばく意図で、大型のクリスマス切手を発行することもあるが、多くの国のクリスマス切手はグリーティングカードもしくははがきを送るのに使用される「実用的」目的がある。
クリスマス切手の図案であるが、当初はキリスト降誕や聖母子、東方の三賢者といった宗教的な題材が用いられていたが、現在ではクリスマスツリーやサンタクロースといった世俗的な題材が取り上げられるようになった。
またアメリカ合衆国のように政教分離上問題があるとして、クリスマス切手とは言わずグリーティング切手として販売し、図案も世俗的なものに変更されている。また日本も2005年から毎年「冬のグリーティング切手」を発行している。当初は「クリスマス切手」としていたが、「冬のおたより全般にお使いいただける」ために名称が変更された[1]。
備考
クリスマス・カードを郵送する郵便物に貼るものに、ほかにクリスマス・シールがある。
外部リンク
- Christmas Philatelic Club homepage
- Christmas Stamps 1991-2003 (PDF file)
- "Secular Christmas stamps attacked", Telegraph July 2004
- Last Christmas Stamps over the world
- A Christmas stamp joke
- Australia Post website, Outlining the cost of Postage Stamps (Including Holiday Stamps)
- Stamp Magazine online The first Christmas stamps