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*2013年:紅組の「4番・三塁手」として迎えた最初の打席では、[[西岡剛 (内野手)|西岡剛]]・上本・新井良太のレプリカユニホームを着込んで登場。1球ごとにユニフォームを1枚ずつ脱ぎながら、初球に新井良太、2球目に上本、3球目に左打席で西岡の打撃フォームの真似を披露した(結果は3球目を打って投手へのゴロ)。第2打席でも、[[関本賢太郎]]のレプリカユニフォーム姿で、バットを極端に短く持つ関本独特の打撃フォームを再現。投手として登板したマウンドでも、[[ランディ・メッセンジャー]]の投げ方を真似て場内を沸かせたことから、紅白戦の終了後には「敢闘賞」に選ばれた<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20131123-1222239.html 【阪神】今成が多芸ぶり発揮「持ちネタ」](『[[日刊スポーツ]]』[[2013年]][[11月23日]]付記事)</ref>。
*2013年:紅組の「4番・三塁手」として迎えた最初の打席では、[[西岡剛 (内野手)|西岡剛]]・上本・新井良太のレプリカユニホームを着込んで登場。1球ごとにユニフォームを1枚ずつ脱ぎながら、初球に新井良太、2球目に上本、3球目に左打席で西岡の打撃フォームの真似を披露した(結果は3球目を打って投手へのゴロ)。第2打席でも、[[関本賢太郎]]のレプリカユニフォーム姿で、バットを極端に短く持つ関本独特の打撃フォームを再現。投手として登板したマウンドでも、[[ランディ・メッセンジャー]]の投げ方を真似て場内を沸かせたことから、紅白戦の終了後には「敢闘賞」に選ばれた<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20131123-1222239.html 【阪神】今成が多芸ぶり発揮「持ちネタ」](『[[日刊スポーツ]]』[[2013年]][[11月23日]]付記事)</ref>。
*2015年:[[ラグビージャージ]]姿で[[五郎丸歩]]([[ラグビーワールドカップ2015]]で脚光を浴びた[[ラグビー日本代表]][[ラグビーのポジション|フルバック]])の形態模写や「[[五郎丸歩#人物|五郎丸ポーズ]]」を披露したことによって、ファン感謝デーの最優秀選手賞(MVP)を受賞した。
*2015年:[[ラグビージャージ]]姿で[[五郎丸歩]]([[ラグビーワールドカップ2015]]で脚光を浴びた[[ラグビー日本代表]][[ラグビーのポジション|フルバック]])の形態模写や「[[五郎丸歩#人物|五郎丸ポーズ]]」を披露したことによって、ファン感謝デーの最優秀選手賞(MVP)を受賞した。
*2017年:[[カラオケ]]対決企画において[[Tバック]]姿で[[仮面舞踏会 (少年隊の曲)|「仮面舞踏会」(少年隊)]]を歌ったり、「虎トーーク!」(阪神ファンを代表して[[陣内智則]]が司会を務めた阪神選手のフリートーク企画)でアシスタント役を務めたりするなどの活躍によって、2年振りにファン感謝デーのMVPへ選ばれた<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20171126/tig17112605000004-n1.html 阪神・今成、「ファン感謝デー」最優秀選手に!
*2017年:[[カラオケ]]対決企画において[[Tバック]]姿で[[仮面舞踏会 (少年隊の曲)|「仮面舞踏会」(少年隊)]]を歌ったり、「虎トーーク!」(阪神ファンを代表して[[陣内智則]]が司会を務めた阪神選手のフリートーク企画)でアシスタント役を務めたりするなどの活躍によって、2年振りにファン感謝デーのMVPへ選ばれた<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20171126/tig17112605000004-n1.html 阪神・今成、「ファン感謝デー」最優秀選手に!](『[[サンケイスポーツ]]』[[2017年]][[11月26日]]付記事)</ref>。
](『[[サンケイスポーツ]]』[[2017年]][[11月26日]]付記事)</ref>。


[[2013年]][[6月23日]]には、[[横浜DeNAベイスターズ]]戦([[横浜スタジアム]])の試合前アトラクションとして実施された[[湘南乃風]]のスタジアムミニライブで、当時横浜に在籍していた[[ナイジャー・モーガン]]と一緒に「[[睡蓮花]]」に合わせてタオルを回しながら踊っていた。また、[[マウロ・ゴメス]]が阪神に在籍していた[[2014年]]から[[2016年]]までは、ゴメスが公式戦で本塁打を放つたびに、ベンチの前でゴメスと「ヒップアタック」(互いに背中を向けて後方に飛び上がりながら尻をぶつけ合うパフォーマンス)を披露している<ref>[http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/286844/ 阪神今年の勝利の儀式は「尻ティ」](『[[東京スポーツ]]』[[2014年]][[7月5日]]付記事)</ref>。
[[2013年]][[6月23日]]には、[[横浜DeNAベイスターズ]]戦([[横浜スタジアム]])の試合前アトラクションとして実施された[[湘南乃風]]のスタジアムミニライブで、当時横浜に在籍していた[[ナイジャー・モーガン]]と一緒に「[[睡蓮花]]」に合わせてタオルを回しながら踊っていた。また、[[マウロ・ゴメス]]が阪神に在籍していた[[2014年]]から[[2016年]]までは、ゴメスが公式戦で本塁打を放つたびに、ベンチの前でゴメスと「ヒップアタック」(互いに背中を向けて後方に飛び上がりながら尻をぶつけ合うパフォーマンス)を披露している<ref>[http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/286844/ 阪神今年の勝利の儀式は「尻ティ」](『[[東京スポーツ]]』[[2014年]][[7月5日]]付記事)</ref>。

2017年12月29日 (金) 00:07時点における版

今成 亮太
阪神タイガース #49
2012年8月17日、明治神宮球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 埼玉県富士見市
生年月日 (1987-10-06) 1987年10月6日(37歳)
身長
体重
178 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 三塁手外野手捕手一塁手
プロ入り 2005年 高校生ドラフト4巡目
初出場 2008年3月25日
年俸 3,000万円(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

今成 亮太(いまなり りょうた、1987年10月6日 - )は、阪神タイガースに所属する埼玉県富士見市出身のプロ野球選手内野手外野手捕手)。右投左打。

北海道日本ハムファイターズスカウトを務める今成泰章は実父。自身も捕手として日本ハムへ入団したが、阪神移籍後の2013年には主に外野手2014年には主に三塁手として公式戦に出場していた。2015年から、ポジション登録を捕手から内野手に変更。

経歴

プロ入り前

小学校入学前に野球を始める。中学時代は富士見シニアでプレーする一方で、学校ではサッカー部に所属。埼玉県の県大会に出場したこともある。

浦和学院高校への進学後は、1年時からベンチ入りを果たすと、1年秋から正捕手に定着。定着当初は、2学年先輩もに当たる須永英輝と、もっぱらバッテリーを組んでいた。後に主将として、2年夏の第86回選手権大会と3年春の第77回選抜大会)で、阪神甲子園球場でのプレーを経験。しかし、3年夏の選手権埼玉大会では、木村文和を擁する埼玉栄高校に敗れた。

捕手としてはやや細身ながら、打撃センス・スローイングの速さなどが高卒捕手の中でトップクラスと高く評価されたことを背景に、2005年NPB高校生ドラフト会議北海道日本ハムファイターズから4巡目で指名。契約金3,000万円、年俸480万円(金額は推定)という条件で入団した。背番号は62

日本ハム時代

2006年には、イースタン・リーグ公式戦で、シーズン後半からスタメンマスクを経験。シーズン終了後のフェニックスリーグでも、スタメンマスクを任された。

2007年には、春季キャンプ中の紅白戦に捕手として出場すると、チーム屈指の俊足の持ち主であった紺田敏正盗塁を阻止。当時の一軍監督トレイ・ヒルマンからは、「このキャンプでの最大の発見」とまで評価された。キャンプ後のオープン戦では本塁打を放ったが、一軍公式戦へのデビューまでには至らなかった。イースタン・リーグ公式戦では、正捕手格で64試合に出場したものの、打率は.200と振るわなかった。

2008年には、プロ3年目で初めて開幕一軍に登録。3月25日の対埼玉西武ライオンズ戦(札幌ドーム)では、8回表から同年入団の左腕投手・豊島明好とバッテリーを組んで、豊島と共に一軍公式戦への初出場を果たした。さらに、翌日の同カードでは、6回裏に代打で岸孝之から一軍公式戦初安打。7月9日の対千葉ロッテマリーンズ戦(千葉マリンスタジアム)でプロ入り後初めて一軍公式戦のスタメンに起用されると、4打数3安打と一軍公式戦初打点を記録した。結局、一軍公式戦全体では9試合の出場で、打率.455(11打数5安打1二塁打)を記録した。

2009年には、「即戦力」との評価で入団した大卒捕手の大野奨太が一軍に定着した影響で、3年振りに一軍公式戦への出場がなかった。

2010年には、5月に一軍公式戦へ2年振りに出場。代打で安打を放ってから、そのまま捕手の守備に就いたが、結局1試合の出場にとどまった。

2011年には、一軍公式戦22試合に出場。代打に起用された試合が19試合であった一方で、捕手としてマスクを被る機会は6試合にとどまった。

2012年には、4月28日に阪神タイガースへの移籍が発表されるまで、一軍公式戦への出場機会がなかった。

阪神時代

2012年4月28日に、若竹竜士との交換トレードで阪神タイガースに移籍した[2](5月1日公示)。背番号は若竹が着用していた49。移籍後は、一軍公式戦60試合の出場で、打率.292を記録した。

2013年には、捕手陣の層を厚くしたチーム事情などを背景に、持ち前の打撃力を生かすべくバッテリー以外のポジションにも挑戦[注 1]セ・パ交流戦では、指名打者を採用するパ・リーグ主催試合で、右投手の先発が予告された場合に指名打者や左翼手としてスタメン[4]。開幕当初のレギュラー福留孝介の故障による戦線離脱などを受けて[5]、福留が一軍へ復帰する8月中旬まで、主に「6番・右翼手」としてスタメンに定着した。7月5日から同月7日までの対広島東洋カープ3連戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)では、5日の第1打席(2回表)に一軍公式戦初本塁打を放つと[6]、7日には5番打者として1試合4安打を記録。[7]。8月7日の広島戦(マツダスタジアム)から、福留がスタメンに復帰した同月15日までは「1番・右翼手」[8]、開幕から「2番・中堅手」として常時出場していた大和の戦線離脱(同月22日)以降は「2番・右翼手」としてのスタメン起用が続いた[9]。レギュラーシーズンの一軍公式戦では、捕手としての出場が前述の3試合にとどまる一方で、外野手として53試合、一塁手として4試合に出場。チームのシーズン2位で臨んだ広島とのクライマックスシリーズ ファーストステージでは、10月12日の第1戦(甲子園)4回裏に、前田健太からの安打でチーム唯一の得点を挙げた。この安打は、阪神の選手が一軍公式戦で49イニング振りに前田から放った適時打でもあった[10]

2014年には、捕手としての登録を続けつつ、高代延博一軍内野守備走塁コーチからの進言で[11]春季キャンプから事実上三塁手に転向した[12]。開幕戦である3月28日の対読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)に「6番・三塁手」としてスタメンに起用されると、5月4日の対東京ヤクルトスワローズ神宮)戦9回表には、久古健太郎から代打でシーズン初本塁打(一軍公式戦では自身初の代打本塁打)を記録[13]。5月6日の対中日戦(ナゴヤドーム)では、9回裏から試合終了の12回裏まで、一軍の公式戦では初めて二塁を守った[14]。また、右翼手を中心に、外野手としても9試合に出場。9月2日の横浜DeNAベイスターズ戦(甲子園)では、プロ入り後の一軍公式戦で初めてのサヨナラ安打を、9回裏に三上朋也から放った[15]。しかし、同月12日の対広島戦(甲子園)で三塁守備中に右脇腹を痛めたことによって、レギュラーシーズンを終了[16]。結局、一軍公式戦に捕手としてマスクを被る機会はなかった。さらに、チームがシーズン2位で迎えたポストシーズンも、クライマックスシリーズ(CS)や、日本シリーズへ出場できなかった。

2015年には、内野手として正式に登録。一軍公式戦開幕直後の4月2日にシーズン初の出場選手登録を果たしたが[17]、右脇腹痛の再発でわずか2日で登録を抹消された[18]。5月30日の再登録[19]以降は、右投手の先発が予告された試合を中心に、三塁手としてスタメンに起用。6月23日の対広島戦(長野オリンピックスタジアム)では、黒田博樹からこの年自身唯一の本塁打[20]。レギュラーシーズンでは一軍公式戦への出場が93試合にとどまったが、通算打率は.283。2番打者[21]や5番打者[22]として起用される一方で、前年に続いて、試合の途中から二塁や右翼の守備に就くこともあった。チームのシーズン3位で迎えた巨人とのCSファーストステージ(東京ドーム)では、第1戦(10月10日)に「2番・三塁手」、第2戦(11日)に「6番・三塁手」としてスタメンに起用。第2戦では、同ステージで自身唯一の安打(二塁打)を放っている。シーズン終了後は、一軍監督へ就任した金本知憲の意向で、秋季キャンプから捕手向けの練習を再開している[23]

2016年には、新任の一軍首脳陣が「専任捕手二人制」を導入したことや、新外国人野手のマット・ヘイグを正三塁手として起用することを背景に、「三人目の捕手兼内野手」という扱いで公式戦を一軍でスタート。9回表に代打で出場した4月17日の対中日戦(ナゴヤドーム)では、捕手としてベンチに入っていた梅野隆太郎岡崎太一を首脳陣がこの回までに使い切ったことを受けて、9回裏から10回裏の試合終了まで捕手としてマスクを被った。今成が一軍公式戦に捕手として出場したのは、2013年7月13日の対DeNA戦(甲子園)以来3年振りであった[24]。一軍公式戦には、通算で82試合に出場。52試合で三塁、11試合で一塁、1試合で二塁を守った一方で、2度にわたって出場選手登録を抹消されたほか、7月上旬から1か月間にわたって二軍生活を余儀なくされた。結局、一軍公式戦では本塁打を放てず、打率も.227にとどまった。

2017年は、ウエスタン・リーグ公式戦でチームトップの106試合に出場するとともに、リーグの最終規定打席へ到達。打率は.246ながら、チーム3位の6本塁打を放った。しかし、自身8年振り、阪神への移籍後では初めて一軍公式戦への出場機会がなかった。

選手としての特徴

公式戦で、投手遊撃手中堅手以外の全てのポジションを守った経験がある。阪神移籍後の2013年秋季キャンプでは、「ゼネラルマネジャー付育成&打撃コーディネーター(DC)」として指導者生活を始めた同球団の元看板選手・掛布雅之から、「長打力の高い左打ちの三塁手」だった自身の現役時代にちなんで、「小掛布(こかけふ)」と呼ばれている[25]。前述の二塁守備については、中学生時代に加えて、日本ハム時代にもイースタン・リーグ公式戦で通算12試合経験している。

捕手登録ながら主に外野手として起用された2013年の一軍公式戦では、外野守備での打球処理で時折経験の浅さを露呈[26]していた。同年のシーズン終了後に阪神へ加入した高代は、右翼守備での捕球後の足の運びや送球に着目したうえで、今成の三塁コンバートを決断。小学生時代に三塁守備を経験しただけの今成は、高代の想像を上回るペースで守備力を向上させた。公式戦の三塁守備でも、三塁線や三遊間の打球処理などで、本職顔負けのファインプレーをたびたび披露している[27]。高代によれば、「(広島のコーチ時代に捕手から内野手へ転向させた)江藤智木村拓也は、ワンバウンド捕球の際に膝をグラウンドに着けるなど、内野の守備で捕手時代の癖を見せていた。今成にはそのような癖がない」という[11]

阪神での現役選手時代に二塁手や遊撃手として活躍した和田豊は、同球団一軍監督時代の2014年・2015年公式戦で、対戦相手の投手に合わせて左打者の今成と右打者の新井良太を三塁手として事実上併用していた。その一方で、今成の堅実な守備力を高く評価。2015年9月以降の公式戦では、左投手の先発が予告された試合でも、今成を三塁手としてスタメンに起用するようになった[28]

前田健太黒田博樹が広島の投手として在籍した時期には、阪神の大半の野手が両者を苦手にしていたにもかかわらず、両者との相性が良かった。レギュラーシーズンの対戦打率では、2013年に前田から.556(9打数5安打)、2015年に黒田から.364(11打数4安打)を記録している。

人物

日本ハム時代の2010年には、「ファイターズスタイル」(理容組合北海道日本ハムファイターズ後援会と球団のコラボレーションで実施している企画で、若手選手を対象にしたファン投票で毎年の最新ヘアデザインのモデルを選出)のモデルに選ばれた[29][30]

阪神への移籍直後の2012年9月からは、同じ移籍組で名前の読みも同じ新井良太とのコラボレーションによるグッズシリーズ「Wりょーた」を、同球団の公認グッズとして発売している[31]

お笑いセンスに長けていて、シーズンオフに開かれるファン感謝デーでは、毎回趣向を変えた「かくし芸」で観客の喝采や爆笑を呼んでいる。日本ハム時代には、ファン感謝デーでマツケンサンバソーラン節よさこい節を踊ったことがあった。阪神への移籍後には、毎年11月23日に甲子園球場で開かれる「阪神タイガースファン感謝デー」の紅白戦で、以下のように先輩選手のフォームや癖の真似を披露している。

  • 2012年:上本博紀から借りたビジター仕様のユニフォーム姿で、上本の癖を真似ながら公式戦では立たない右打席で藤川球児と対決した(結果は藤川へのゴロ)[32]
  • 2013年:紅組の「4番・三塁手」として迎えた最初の打席では、西岡剛・上本・新井良太のレプリカユニホームを着込んで登場。1球ごとにユニフォームを1枚ずつ脱ぎながら、初球に新井良太、2球目に上本、3球目に左打席で西岡の打撃フォームの真似を披露した(結果は3球目を打って投手へのゴロ)。第2打席でも、関本賢太郎のレプリカユニフォーム姿で、バットを極端に短く持つ関本独特の打撃フォームを再現。投手として登板したマウンドでも、ランディ・メッセンジャーの投げ方を真似て場内を沸かせたことから、紅白戦の終了後には「敢闘賞」に選ばれた[33]
  • 2015年:ラグビージャージ姿で五郎丸歩ラグビーワールドカップ2015で脚光を浴びたラグビー日本代表フルバック)の形態模写や「五郎丸ポーズ」を披露したことによって、ファン感謝デーの最優秀選手賞(MVP)を受賞した。
  • 2017年:カラオケ対決企画においてTバック姿で「仮面舞踏会」(少年隊)を歌ったり、「虎トーーク!」(阪神ファンを代表して陣内智則が司会を務めた阪神選手のフリートーク企画)でアシスタント役を務めたりするなどの活躍によって、2年振りにファン感謝デーのMVPへ選ばれた[34]

2013年6月23日には、横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)の試合前アトラクションとして実施された湘南乃風のスタジアムミニライブで、当時横浜に在籍していたナイジャー・モーガンと一緒に「睡蓮花」に合わせてタオルを回しながら踊っていた。また、マウロ・ゴメスが阪神に在籍していた2014年から2016年までは、ゴメスが公式戦で本塁打を放つたびに、ベンチの前でゴメスと「ヒップアタック」(互いに背中を向けて後方に飛び上がりながら尻をぶつけ合うパフォーマンス)を披露している[35]

2014年1月19日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ制作の全国ネット番組)では、スタジオゲストの前田健太が「苦手な選手」として今成の名前を挙げたことから、2013年度の公式戦対戦成績(前述)と推定年俸の差を紹介。今成がVTRで前田への印象を語ったことに対して、前田が「シーズンの最後に見付けた(今成の)攻略法」を冗談交じりで明かすという一幕があった[10]

2016年4月8日には、出身地の埼玉県富士見市が、今成に対して「富士見市PR大使」を委嘱することを発表した[36]

家族

実父の泰章は、駒澤大学の硬式野球部時代に、亮太と同じく捕手を経験。卒業後に新卒のスカウトとして阪神に採用されると、1979年に藤原仁をドラフト外で入団させたことを皮切りに、2015年までの一軍監督だった和田、現在もコーチとして在籍している平田勝男、2015年までコーチを務めていた中西清起関川浩一、2013年まで亮太のチームメートであった桧山進次郎などの獲得に尽力した。1999年から2002年までチーフスカウトを務めた後に、2003年からは、日本ハムの関東・東北担当スカウトとして須永英輝ダルビッシュ有大谷翔平などの入団交渉を担当。獲得が難しいと見られる選手まで入団に導くほどの交渉手腕から、「マムシの今成」という異名を持つ[37]

兄は、埼玉県富士見市議会議員の今成優太。穎明館高校國學院大學時代に投手として活躍した後に、会社勤務を経て2013年の市議会議員選挙に立候補すると、全立候補者で3番目に多い得票数によって初当選を果たした[38]。2017年3月の選挙で再選[39]

亮太自身は、日本ハム時代の2011年に結婚[40]。阪神移籍後の2016年6月3日に、第1子(長女)を授かった[41]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2008 日本ハム 9 12 11 1 5 1 0 0 6 1 1 1 0 0 1 0 0 1 0 .455 .500 .545 1.045
2010 1 1 1 1 1 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1.000 1.000 2.000 3.000
2011 22 28 26 0 3 0 0 0 3 1 0 0 1 1 0 0 0 9 0 .115 .111 .115 .226
2012 阪神 60 103 96 4 28 3 0 0 31 4 0 0 1 0 6 1 0 19 4 .292 .333 .323 .656
2013 88 215 185 11 49 10 2 1 66 17 2 2 1 4 25 0 0 37 7 .265 .346 .357 .703
2014 115 362 332 34 86 15 0 4 113 24 2 3 9 0 18 1 3 48 9 .259 .303 .340 .643
2015 93 304 269 25 76 7 0 1 86 16 1 1 8 1 24 0 2 78 1 .283 .345 .320 .665
2016 82 132 119 5 27 3 0 0 30 5 1 2 1 1 10 0 1 27 3 .227 .290 .252 .542
NPB:8年 470 1157 1039 81 275 40 2 6 337 68 7 9 21 7 84 1 6 219 24 .265 .321 .325 .646
  • 2017年度シーズン終了時

年度別守備成績

年度 捕手 一塁 二塁 三塁 外野
試合 刺殺 補殺 失策 併殺 捕逸 守備率 企図数 許盗塁 盗塁刺 阻止率 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率
2008 9 12 1 0 0 0 1.000 - - - -
2010 1 1 0 0 0 0 1.000 0 0 0 - - - - -
2011 6 16 3 0 0 0 1.000 0 0 0 - - - - -
2012 36 141 14 1 3 0 .994 17 13 4 .235 - - - -
2013 3 3 0 0 0 0 1.000 0 0 0 - 4 11 1 0 2 1.000 - - 54 74 0 3 0 .961
2014 - - 1 1 0 0 0 1.000 92 37 126 4 11 .976 9 12 1 0 0 1.000
2015 - - 2 1 1 0 1 1.000 85 52 141 5 11 .975 1 0 0 0 0 -
2016 1 1 0 0 0 0 1.000 0 0 0 - 11 23 2 0 3 1.000 1 1 2 0 1 1.000 52 16 41 1 2 .983 1 0 0 0 0 -
通算 56 174 18 1 3 0 .995 17 13 4 .235 15 24 3 0 5 1.000 4 3 3 0 2 1.000 229 105 308 10 24 .976 65 86 1 3 0 .967
  • 2017年度シーズン終了時

記録

背番号

  • 62 (2006年 - 2012年途中)
  • 49 (2012年途中 - )

登場曲

  • JAMOSA何かひとつ』 (2011年 - 2012年4月28日)
  • AAA『WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーブメント~』 (2012年5月1日 - )
  • A.F.R.O『Watch me』 (2017年 - )

脚注

注釈

  1. ^ 5月3日の対東京ヤクルトスワローズ戦(阪神甲子園球場)では一塁手、同月15日の対オリックス戦(甲子園)では右翼手として試合の途中から守備に就いた[3]

出典

  1. ^ 阪神 - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2016年11月29日閲覧。
  2. ^ トレードのお知らせ 北海道日本ハムファイターズ公式サイト
  3. ^ 阪神・今成、1軍合流「まずは捕手でしっかり」(『サンケイスポーツ』2013年3月12日付記事)。
  4. ^ 今成6番左翼で初のスタメンで二塁打(『日刊スポーツ』2013年5月20日付記事)
  5. ^ a b 阪神 今成 プロ1号 苦節8年通算200打席目で出たV弾 (『スポーツニッポン』2013年7月6日付記事)
  6. ^ 【阪神】今成「ビックリ」プロ初アーチ(『日刊スポーツ』2013年7月5日付記事)
  7. ^ 阪神今成 プロ初5番で初4安打大暴れ(『日刊スポーツ』2013年7月8日付記事)
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関連項目

外部リンク