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「中国銀聯」の版間の差分

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2017年12月29日 (金) 00:01時点における版

中国銀聯股份有限公司
China UnionPay
種類 公開会社
略称 銀聯 CUP
本社所在地 中華人民共和国の旗 中国
200135
上海市浦東新区含笑路36号 銀聯ビル
設立 2002年3月26日
業種 金融業
代表者 劉廷煥(董事長)
許羅德(総裁)
外部リンク Global Site
http://www.unionpayintl.com
日本語サイト
http://2016web.unionpayintl.com/jp/
日本語サイト
http://jp.unionpay.com
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中国銀聯
各種表記
繁体字 中國銀聯
簡体字 中国银联
拼音 Zhōngguó Yínlián
発音: チュンクオ インリェン
日本語読み: ちゅうごくぎんれん
英文 China UnionPay
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中国銀聯(ちゅうごくぎんれん)は、中国を中心に拡大している電子決済システムを運営する会社である。

同社が運営する決済システム銀聯(UnionPay)についても記載する。ディスカバーカードと相互に加盟店を開放している。

概要

銀聯ネットワーク

中国国務院の同意を得て中国人民銀行により批准され、2002年3月26日に中国の銀行カード産業の発展を目的として設立された金融企業である。本社は上海。設立から徐々に加盟機構数を増やし、現在は国内外の400近くの組織が加盟している[1]

銀聯設立より以前は、中国の金融機関での決済は各地域・各金融機関でシステムやルールが統一されていなかった。異なる金融機関間の取引(残高照会、預け入れ、引き出し、送金など)や、同じ金融機関でも異なる地域間の取引については、一部または全部の決済が出来ない場合があるといった問題があった。しかし、2002年3月に中国国内の80強の金融機関が共同で銀聯を設立することで、バラバラだった金融機関間の決済システムやルールを統一して標準化し、銀聯に加盟した金融機関同士をオンラインで結ぶことで銀聯設立以前にあった問題を解決した。

銀聯カード

「銀聯」(ぎんれん)のロゴがあるキャッシュカード及びクレジットカードは「銀聯カード」(银联卡/銀聯卡)と呼称されている。中華人民共和国では、与信審査や信用情報が未発達であるため、銀聯カードの多くはデビットカードである。中国以外にも、日本アメリカ合衆国大韓民国タイシンガポールドイツフランスオーストラリアなど、約20カ国に加盟店を広げており、VISAMasterCardの様な、国際ブランドに近い存在となりつつある。日本国内では、三井住友カード三菱UFJニコスが、銀聯クレジットカード、クレディセゾンが引出専用の銀聯プリペイドカードを発行している。銀聯デビットカードは、中国に本拠を置く銀行の在日支店の一部が発行している。また、銀聯キャッシュカードを用いた国外での現金引き出しには上限額の制限がある[2]

中国銀聯の公報によれば、2015年第1四半期の銀聯カードによる決済額が、Visaカードの同期決済額を抜いて世界トップになった[3]

カード発行メンバー

「銀聯カード」は以下の金融機関によって発行。

その他

  • かつて、日本のクレディセゾン上海現地法人である世尊商務諮詢(上海)有限公司は、中国の中国銀行と提携し、「長城-SAIS◎Nクレジットカード」(長城《セゾン》カード)の名称で発行していた[4]。アジアの音楽授賞式Mnet Asian Music Awardsの2014年と2015年の公式スポンサーを務めた[5]

脚注

関連項目

外部リンク