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* [http://www.youtube.com/user/hachu122 はあちゅうYouTubeチャンネル]
* [http://www.youtube.com/user/hachu122 はあちゅうYouTubeチャンネル]


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2017年9月30日 (土) 13:53時点における版

伊藤 春香
(いとう はるか)
ペンネーム はあちゅう
誕生 (1986-01-22) 1986年1月22日(38歳)[1]
日本の旗 神奈川県川崎市[1]
職業 作家ブロガー
国籍 日本の旗 日本
ジャンル 作家
デビュー作 『さきっちょ&はあちゅう恋の悪あが記Super edition』(2005年)
公式サイト はあちゅう主義。はあちゅう(伊藤春香)公式ブログ
ウィキポータル 文学
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伊藤 春香(いとう はるか、1986年1月22日[1] - )は作家・ブロガー。別名・はあちゅう[2]

神奈川県川崎市出身[1]慶應義塾大学法学部政治学科専攻卒業[1]。在学中に香港大学へ留学。

概要

大学在籍中にブログをはじめて、卒業旅行の際には企業からスポンサーを募り、タダで世界一周を実現したという。

2009年電通に入社し、コピーライターとして勤務したのち、2011年トレンダーズに転職。催眠術師資格を保有している[1]2011年より同社にてドクターエステ・コスメ専門サイト「キレナビ」の編集長をしていた[3][4]が、 2013年12月のサイブリッジ社へのキレナビ事業の売却[5]にてその後動画プロモーションサービス「Tubers Channel」担当ならびに「ウーメディアチャンネル」パートナー・マネージャーを務めた。2014年9月に退職後はフリーとして、執筆活動や講演活動を行っている。

活動

ライフスタイルプロデューサーの村上萌と有料オンラインサロン『ちゅうもえサロン』を一緒に立ち上げた[6]ほか、トレンダーズファウンダーの経沢香保子ともうひとつ有料サロン『ちゅうつねカレッジ』を運営している[7]

2015年より翌年3月まで、日本テレビ系列情報番組「スッキリ!!」のゲストコメンテーターで出演した[8][9]

人物

「はあちゅう」は2歳のときに自分でつけたあだ名。周りから「春ちゃん」と呼ばれていたのがよく聞きとれず、自分の名を「はあちゅう」だと思い込んだことがきっかけ[10]。大学生時代に「はあちゅう」名義で、中川早紀と一緒に2か月限定のブログ「さきっちょ&はあちゅうのクリスマスまでの悪あが記」[11]を立ち上げ、注目を浴びた。

2歳の時からずっと作家になることが夢だった[12]。好きな作家は林真理子。「林さんの本を読んで生き延びてきた」と言うほどの大ファン[13]

2017年3月27日、自身のTwitterに「影響力絶大!人気のある有名な「読モライター」まとめ!」[注 1]と題された「NAVERまとめ」のURLを貼り付け、「私、ライターではない」とツイートした。続けて、自身は「ライター」ではなく「作家」であり、その違いを「作家→自分の意見を書く」「ライター→誰かの意見(自分以外に取材)を書く」と自分なりに定義して提示した。また、肩書がライターになっていたときはすべて修正してもらっていることも明かした[14]。これに対して、数多くの著名人とのインタビューを行っている吉田豪が反論した。吉田の解釈によれば「作家」とは小説が本業の人であるため、はあちゅうもライター枠の人だと思っているとツイートした。この吉田の反論をきっかけに、SNS上で肩書についての議論が起こり、能町みね子及川眠子深町秋生津田大介掟ポルシェ春日太一などの有名人も持論を展開した[14][15]。その中で、小説家の深町はプロ11年目になっても「作家」を名乗るのは「恥ずかしい」と述べ、自身のことを「ミステリ小説家」と濁していると発言。そしてはあちゅうにはそうした臆面や含羞がないために作家を自称していると憶測し、「実にスジが通っている」と評すものの、「彼女が作家とは全然思っていない」とコメントした[15]

彼女が「ブロガー・作家」と名乗るのは、上述の林真理子からの影響を挙げている。林が賞を獲るまで自分から作家を名乗らなかったという話が好きだった彼女は、自身も「名乗ることと認められることは違う」と自分に言い聞かせてきたが、林にその話をしたところ「はあちゅうさんが作家という肩書きつかって悪いことないよ、自分鼓舞する意味でもそう名乗っていけばいいよ」と言ってくれたという[14]。フリーライターの西澤千央は、この論争の面白さは、はあちゅう自身の「よくわからなさ」にあると指摘し、一般的には何をしているのかよく分からない人が、よく分からない「作家」「ライター」を名乗るセルフイメージにおかしさがあると述べている[16]

著書

  • 中川早紀共著 編『さきっちょ&はあちゅう 恋の悪あが記』ライブドアパブリッシング、2005年。ISBN 978-4779400025 
  • 『はあちゅうの 20代で「なりたい自分」になる77の方法』PHP研究所、2008年。ISBN 978-4569703572 
  • 『わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたのか?』ポプラ社、2009年。ISBN 978-4591111123 
  • 『アドガール 大手広告代理店新人日記』主婦の友社、2011年。ISBN 978-4072770320 
  • 『自分の強みをつくる (U25サバイバル・マニュアル)』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2012年。ISBN 978-4799312056 
  • 『恋愛炎上主義。』ポプラ社、2014年。ISBN 978-4591140314 
  • 『半径5メートルの野望』講談社、2015年。ISBN 978-4062188081 
  • 『とにかくウツなOLの、人生を変える1か月』角川書店、2016年。ISBN 978-4041042274 

連載

  • 幻冬舎plus「東京いい店 やられる店」
  • AdverTimes「PRガール」
  • 毎日新聞「はあちゅうエッセー・東京ミーハーダイアリー」
  • 女性向け恋愛WEBマガジンAM「毒吐きはあちゅうのアラサー恋愛入門」
  • ゲスなことしか喋りません!【ゲスアワー】[17]

主な出演

テレビ

Web

脚注

注釈

  1. ^ 「読モライター」とは、ウェブ上でのタレント性の高いライターたちのことを指す言葉[14]

出典

  1. ^ a b c d e f 伊藤春香 (はあちゅう) : はあちゅう主義。
  2. ^ http://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/01031561
  3. ^ トレンダーズ『キレナビ』編集長・伊藤春香さんインタビュー”. 良活プロジェクト. マイナビ (2012年11月8日). 2014年6月12日閲覧。
  4. ^ 仲暁子私にあるのは、炎上能力だけです(笑) 「キレナビ」編集長 はあちゅうに聞く(下)」 2013年11月05日 東洋経済オンライン
  5. ^ 「キレナビ」事業の譲渡に関するお知らせ” (PDF). トレンダーズ (2013年12月24日). 2014年6月12日閲覧。
  6. ^ 伊藤春香 (2013年11月30日). “ちゅうもえサロン一周年&次回メンバー募集について。”. はあちゅう主義。. 2014年6月12日閲覧。
  7. ^ 伊藤春香 (2014年8月2日). “【告知】経沢さんと一緒にオンラインサロンを始めます。”. はあちゅう主義。. 2014年9月14日閲覧。
  8. ^ a b 上重聡アナ「スッキリ!!」のMCに!松坂投手との“誓い”明かす”. シネマトゥデイ (2015年3月6日). 2015年3月6日閲覧。
  9. ^ 「スッキリ!! を卒業しました」はあちゅうオフィシャルブログ
  10. ^ U25 「自分の強みのつくりかた」 はあちゅう(伊藤春香)さんインタビュー 2012/08/27
  11. ^ 伊藤春香(はあちゅう) 『自分の強みをつくる』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、77頁
  12. ^ だっちゃん 「CAREAL 伊藤春香さん
  13. ^ Woman Type 伊藤春香(はあちゅう)のコンプレックスを救った林真理子さんの著書【特集:秋の「必読」推薦図書】 2012-10-19
  14. ^ a b c d “はあちゅうは「作家」か「ライター」か? 吉田豪、掟ポルシェ、津田大介、及川眠子、春日太一らで議論勃発!”. リテラ. (2017年4月3日). http://lite-ra.com/2017/04/post-3044.html 
  15. ^ a b “はあちゅう「私はライターじゃない」に吉田豪が反論 肩書に対する考え方が議論に”. エキサイトニュース. (2017年3月28日). http://www.excite.co.jp/News/smadan/20170328/E1490686851227.html 
  16. ^ “はあちゅうさんが「ライター」じゃなく「作家」を名乗るワケ”. 週刊文春. (2017年3月28日). http://bunshun.jp/articles/-/1987 
  17. ^ http://logmi.jp/tag/%E3%82%B2%E3%82%B9%E3%82%A2%E3%83%AF%E3%83%BC/page/2

外部リンク