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* Arrian, [http://websfor.org/alexander/arrian/intro.asp Anabasis Alexandri], translated by E.J. Chinnock (1893) |
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* Arrian, Anabasis Alexandri, [http://web.archive.org/web/20070927234546/http://www.soa.org.uk/public/downloads/pdf/A%20Ridge%20Too%20Far.pdf (section 1.13-16) (pp. 18-19)], [[Battle of the Granicus]], from the [[Loeb Classical Library|Loeb]] edition.(2007年9月27日時点の[[インターネット |
* Arrian, Anabasis Alexandri, [http://web.archive.org/web/20070927234546/http://www.soa.org.uk/public/downloads/pdf/A%20Ridge%20Too%20Far.pdf (section 1.13-16) (pp. 18-19)], [[Battle of the Granicus]], from the [[Loeb Classical Library|Loeb]] edition.(2007年9月27日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) |
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* Arrian, Anabasis Alexandri, [http://www.livius.org/aj-al/alexander/alexander_t54.html (section 4.18.4-19.6)], [[Sogdian Rock]], translated by Aubrey de Sélincourt |
* Arrian, Anabasis Alexandri, [http://www.livius.org/aj-al/alexander/alexander_t54.html (section 4.18.4-19.6)], [[Sogdian Rock]], translated by Aubrey de Sélincourt |
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2017年9月5日 (火) 02:19時点における版
『アレクサンドロス東征記』(Anabasis Alexandri (ギリシャ語: Ἀλεξάνδρου ἀνάβασις Alexándrou anábasis))は、2世紀にアッリアノスにより書かれた、アレクサンドロス3世(アレクサンドロス大王)の東征の記録である。
ギリシャ語 anabasis は、海辺から内陸までの遠征を指すので(これに対しkatabasis は「内陸から海辺への旅」を意味する)、原題の字義通りの意味は『アレクサンドロスの内陸への遠征』である。
著者アッリアノスは、アレクサンドロス3世の軍の指揮官で彼の後継者の一人であるプトレマイオス1世の書いたアレクサンドロス3世の伝記『アレクサンドロス大王伝』などの資料をもとに本書を記した。本書は、アレクサンドロス3世の遠征に関して現存する数少ない完全な報告書の一つであり、アレクサンドロス3世に関する評伝の中で最も重要なものと評されている。ただし、本書は軍事的記述を中心とする歴史書であり、アレクサンドロスの私生活やギリシャの政治における彼の役割などに関してはほとんど記載されていない。
構成
全7巻から成るが、ほとんどの写本では、第8巻・補巻・別巻といった位置付けで『インド誌』(希: Ινδική ξυγγραφή)が付属されている[1]。
- 第1巻 - 前336年秋-前333年春
- 第2巻 - 前333年春-前332年秋
- 第3巻 - 前332年秋-前329年夏
- 第4巻 - 前329年夏-前326年春
- スキュタイ使者との交渉。
- ヤクサルテス川(シルダリヤ川)河畔に、アレクサンドレイア・エスカテ(最果てのアレクサンドリア)建設。
- ソグディアナ人・バクトリア人の連帯蜂起。マラカンダへ援軍送る。
- ヤクサルテス川の戦い
- ザリアスパでの冬営。ベッソス処刑。クレイトスを刺殺。
- カッリステネスと跪拝礼。
- スキュタイとコラスミアからの使者。
- オクソス川(アムダリヤ川)を越え、ソグディアナ再侵攻。スピタメネスの反攻と死。
- ナウタカへの全軍集結と冬営。
- 「ソグディアナ岩」砦攻略戦。オクシュアルテスの投降。「コリエネス岩」砦攻略戦。
- バクトラを出発してインドへ。
- バジャウル・スワート地方の平定戦
- インドス川(インダス川)の渡航準備。
- 第5巻 - 前326年春-前326年夏
- 第6巻 - 前326年秋-前324年初
- 第7巻 - 前324年春-前323年夏
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- 『インド誌』
- 第一部 - インドの自然と社会
- 第二部 - ネアルコスの沿岸航海
- ヒュダスペス川畔での船団編成。インドス川(インダス川)水系の川下り開始。
- インドス川(インダス川)河口からペルシア湾奥までの探査に対するアレクサンドロスの強い願望。艦隊指揮の任務を引き受けたネアルコス。
- 艦隊の出航。アラビス川の河口に到達。コカラで食料調達。トメロス川河口で土着民と戦闘。
- ガドロシア沿岸の「魚食民」の地を航行。モサルナに至る。
- 「魚食民」について。
- 鯨と遭遇。カルマニア沿岸に入る。
- エリュトラ海(ペルシア湾)入り口(ホルムズ海峡)に差し掛かる。マケタ岬を望見。対岸バンダレ・アッバースに上陸休養。アレクサンドロスと再会。
- ペルシア湾東岸沿いに航行。エウプラテス川(ユーフラテス川)河口に到達。
- ティグリス川支流まで遡り、スーサへの渡河点で陸行軍と合流。全航程完結。
- アラビア半島周航の地理的可能性について。
日本語訳
- 大牟田章訳 『アレクサンドロス大王東征記およびインド誌』本文篇・註釈篇、東海大学出版会、1996年、ISBN 4486013557。
- 大牟田章訳 『アレクサンドロス大王東征記 付インド誌』上下、岩波書店〈岩波文庫〉青483-1,2、2001年(上:ISBN 4003348311、下:ISBN 400334832X)。
参考文献
- Codex Parisinus Graecus 456
- Arrian, The Campaigns of Alexander, translated by Aubrey de Sélincourt, Penguin Classics, 1958 and numerous subsequent editions.
- Arrian, The Campaigns of Alexander, translated by P.A. Brunt, with Greek and English text, edited by Jeffrey Henderson, The Loeb Classical Library, Harvard University Press. Books I-IV: ISBN 0-674-99260-1 Books V-VII and Indica: ISBN 0-674-99297-0
脚注・出典
関連項目
外部リンク
- Arrian, Anabasis Alexandri, translated by E.J. Chinnock (1893)
- Arrian, Anabasis Alexandri, (section 1.13-16) (pp. 18-19), Battle of the Granicus, from the Loeb edition.(2007年9月27日時点のアーカイブ)
- Arrian, Anabasis Alexandri, (section 4.18.4-19.6), Sogdian Rock, translated by Aubrey de Sélincourt