「つるみカミン」の版間の差分
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2017年9月5日 (火) 01:39時点における版
つるみカミン | |
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店舗概要 | |
所在地 |
〒230-0051 横浜市鶴見区鶴見中央一丁目1番1号 |
座標 | 北緯35度30分28.53秒 東経139度40分36.49秒 / 北緯35.5079250度 東経139.6768028度座標: 北緯35度30分28.53秒 東経139度40分36.49秒 / 北緯35.5079250度 東経139.6768028度 |
開業日 | 1965年(昭和40年)[1] |
閉業日 | 2008年9月30日[1][2] |
施設管理者 | 鶴見ステーションビル[2] |
延床面積 | 約18,000[1] m² |
店舗数 | 107 |
営業時間 |
10:00 - 20:00(地下1階 - 5階) 11:00 - 22:00(レストラン街) 7:00 - 22:00(1階:ベッカーズ) 11:00 - 22:00(2階:魚河岸いしい) |
駐車台数 | 69台 |
後身 | シァル鶴見[3] |
外部リンク | http://www.comin.jregroup.ne.jp/ |
つるみカミン (COMIN) は、かつてJR鶴見駅東口にあった駅ビルである[1]。
概要
1960年(昭和35年)5月31日に設立された鶴見振興株式会社が[4]、駅舎の建設工事費を地元の民間企業などが出資して負担する代わりに駅舎内に店舗などを設置して営業した民衆駅の一つとして建設し[4][5]、1965年(昭和40年)に営業を開始した商業施設を主体とする駅ビルであった[1][4][5]。
地上7階・地下2階建て延べ床面積約18,000m2で[1]、衣料品売り場やレストランなども併設し[2]、乗降客数が1日約15万人の鶴見駅に直結していたこともあり[1]、2007年(平成19年)度に100億円を下回ったものの売上高約90億円を上げていた[2]。
建物の老朽化で耐震性や障碍者等に対応するためのバリアフリー化が困難であることに加えて[2]、当駅と京急鶴見駅の間の一画で都市再生機構による大規模な再開発事業が進むなど周辺環境も大きく変わることから[2]、2008年(平成20年)9月30日で閉館することになった[1][2]。
閉館後の2010年(平成22年)3月から建物の解体が進められ[1]、跡地には2011年(平成23年)3月11日着工で地上6階・地下1階建て延べ床面積約14,000m2の新たな駅ビルが建設され[6]、2012年(平成24年)11月1日に株式会社横浜ステーシヨンビルが管理・運営する『シァル鶴見』が開業した[3]。
なお、当ビルの運営母体は民衆駅建設のために設立された鶴見振興株式会社であったが[4][5]、旧国鉄の分割民営化などもあり、営業終了時点ではJR東日本グループの鶴見ステーションビル株式会社となっていた[2]。
沿革
- 1960年(昭和35年)5月31日 - 鶴見振興株式会社設立[4](鶴見ステーションビルの前身)。
- 1965年(昭和40年) - カミン開業[1][4][5]。
- 2008年(平成20年)9月30日 - 閉館[1][2]。
- 2010年(平成22年)3月 - 建物の解体開始[1]。
- 2012年(平成24年)11月1日 - 跡地に「シァル鶴見」が開業[3]。
フロア
閉館時点でのフロア構成
- 屋上 - 子供のひろば(ミニアスレチック)
- 6階 - レストラン・カフェ
- 5階 - カルチャー&サービス(書店、紳士服、各種教室、100円ショップ)
- 4階 - カジュアル&バラエティ(カジュアルファッション、レディスファッション)
- 3階 - ヤング&キャリア(レディスファッション、ファッショングッズ、化粧品、クリーニング)
- 2階 - ミッシー&ミセス(インフォメーション、鶴見駅連絡口)
- 1階 - 銘菓(菓子、食品、ファストフード)
- 地下1階 - 食品館(食品)
- ベビーベッド付トイレ:2 - 4・6階
- 喫煙所:1・7階
- コインロッカー:地下1階
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l “鶴見駅の新駅ビルが13年度開業へ”. 神奈川新聞(神奈川新聞社). (2010年1月22日)
- ^ a b c d e f g h i “鶴見駅カミンが9月末閉館へ/JR東日本がエキナカ事業など検討へ”. 神奈川新聞(神奈川新聞社). (2008年4月30日)
- ^ a b c 福井聡 (2012年11月1日). “鶴見駅東口「シァル」、きょうオープン 駅ビルに禅文化 地元住職プロデュース「癒やされる場提供」”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ a b c d e f 鉄道弘済会会長室五十年史編籌事務局 『鉄道弘済会五十年史』 鉄道弘済会、1983年2月25日。
- ^ a b c d 日本国有鉄道総裁室修史課 『日本国有鉄道百年史 第13巻』 日本国有鉄道、1974年2月28日。
- ^ “鶴見駅ビルの名称は「シァル」、2012年秋に開業前倒し”. 神奈川新聞(神奈川新聞社). (2011年3月5日)