「バンドカノン1」の版間の差分
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* Persson, Mats (2000). [http://web.archive.org/web/20070310210616/http://www.tfd.chalmers.se/~m95perm/fordon/pansar.html Pansarfordon]. Retrieved 12 August 2006.(2007年3月10日時点の[[インターネット |
* Persson, Mats (2000). [http://web.archive.org/web/20070310210616/http://www.tfd.chalmers.se/~m95perm/fordon/pansar.html Pansarfordon]. Retrieved 12 August 2006.(2007年3月10日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) |
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* Wennberg, Robert (1998). [http://web.archive.org/web/20070927221633/http://home8.swipnet.se/~w-82613/army/bkan.htm Bandkanonvagn 1A]. Retrieved 12 August 2006.(2007年9月27日時点の[[インターネット |
* Wennberg, Robert (1998). [http://web.archive.org/web/20070927221633/http://home8.swipnet.se/~w-82613/army/bkan.htm Bandkanonvagn 1A]. Retrieved 12 August 2006.(2007年9月27日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) |
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* N/A, (1998). [http://home.swipnet.se/~w-58324/artiller.htm Artilleri och Granatkastare - Bandkanon 1 A]. Retrieved 12 August 2006. |
* N/A, (1998). [http://home.swipnet.se/~w-58324/artiller.htm Artilleri och Granatkastare - Bandkanon 1 A]. Retrieved 12 August 2006. |
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2017年9月5日 (火) 00:28時点における版
バンドカノン1 | |
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バンドカノン1C、ボーデンの軍事史博物館 | |
種類 | 自走砲 |
原開発国 | スウェーデン |
運用史 | |
配備期間 | 1967年 - 2003年 |
開発史 | |
開発者 | ボフォース |
製造数 | 26両 |
派生型 | 1A, 1C |
諸元 | |
重量 |
52トン (1A) 53トン (1C) |
全長 |
6.55m 11m(砲身を含む全長) |
全幅 | 3.37m |
全高 |
3.55m 3.85m(対空機銃を含む全高) |
要員数 | 5名 |
| |
装甲 | 最大20mm |
主兵装 | 155mm 砲 m/60 |
副兵装 | 7.62 mmksp 58機関銃 |
エンジン |
ディーゼル: ロールスロイスK60 (1A) デトロイト 6V-53T (1C) ガスタービン: ボーイング 502-10MA (共通) |
出力重量比 |
10.38 馬力/トン (1A) 11.13 馬力/トン (1C) |
懸架・駆動 | ハイドロニューマチック・サスペンション |
行動距離 | 230 km |
速度 | 時速28km |
バンドカノン1(スウェーデン語: Bandkanon 1、略称Bkan1)はスウェーデンの自走砲。スウェーデン陸軍が1967年から2003年まで使用した。運用当時、バンドカノン1は世界で最も重い自走砲の一つであった。エンジンとしては、バンドカノン1よりも軽量なStrv.103と同一のものを採用しており若干非力であったが、高い機動性を持っていた。
非常に高い発射速度を持ち、45秒で14発を発射可能であった。1発を砲に装填し、砲身後方に備えた2組の7連装弾倉を使用した場合の発射速度は45秒で15発に達し、この値が公式世界記録となった。弾倉は給弾用クレーンにより2分程度で再装填できた。砲弾は1発当たり47kgで有効射程は25kmであった。
利用
計画では70両を生産する予定であったが、防衛予算の削減によって生産数は26両にとどまった。ノールランドの師団砲兵として配備され、ボーデン砲兵連隊(A8)に、後にはノールボッテン連隊(I19)でも使用された。1980年代後期までそれぞれ12両ずつで2個大隊が編成され、その後2003年の退役までは8両ずつの3個大隊となった。
歴史
KRV計画が中止されると、その台車を用いて"artillerikanonvagn 151"(akv151)の呼称でランズベルクで自走砲が開発された。構想が有望と見られたため、国防需品管理局の監督の下でランズベルクによって再設計され、駆動装置はStrv.103と同じものとなり、主砲はボフォースが製造したものとなった。
バンドカノン1には単にバンドカノン1、後にバンドカノン1Aとされた初期型と、1980年代に近代化が行われた改良型バンドカノン1Cの2つの型式が存在する。両者の主な違いはStrv.103のC型に導入されたものに類似した駆動装置の導入であり、その他には給弾用クレーンの取り外しや照準、位置取り、航法のためのPOS 2射撃管制装置の導入などがあげられる。
画像
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バンドカノン1A
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Artillerikanonvagn151
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前方より
出典
- Persson, Mats (2000). Pansarfordon. Retrieved 12 August 2006.(2007年3月10日時点のアーカイブ)
- Wennberg, Robert (1998). Bandkanonvagn 1A. Retrieved 12 August 2006.(2007年9月27日時点のアーカイブ)
- N/A, (1998). Artilleri och Granatkastare - Bandkanon 1 A. Retrieved 12 August 2006.