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1980年代から「詩とメルヘン」に投稿を続けて童話や詩集を発表し、1990年代からは'''吉野桜子'''名義で[[推理小説]]の短編も発表していた。[[1998年]]、『時計を忘れて森へいこう』で推理小説界に公式デビューした。以降、寡作ではあるが[[日常の謎]]系の推理作品を発表し続け、[[2002年]]には[[短編小説]]「十八の夏」で第55回[[日本推理作家協会賞]]短編部門を受賞した。その頃より[[演劇]]にも興味を持ち、『最後の願い』の舞台として小[[劇団]]をとりあげている。
1980年代から「詩とメルヘン」に投稿を続けて童話や詩集を発表し、1990年代からは'''吉野桜子'''名義で[[推理小説]]の短編も発表していた。[[1998年]]、『時計を忘れて森へいこう』で推理小説界に公式デビューした。以降、寡作ではあるが[[日常の謎]]系の推理作品を発表し続け、[[2002年]]には[[短編小説]]「十八の夏」で第55回[[日本推理作家協会賞]]短編部門を受賞した。その頃より[[演劇]]にも興味を持ち、『最後の願い』の舞台として小[[劇団]]をとりあげている。


[[尾道短期大学]]講師、同助教授、[[尾道大学]]芸術文化学部講師、尾道市立大学芸術文化学部教授<ref>[http://web.archive.org/web/20131213163219/http://www.onomichi-u.ac.jp/arts/art_culture/japanese_literature/teacher/y_mistuhara.html 尾道市立大学](2013年12月13日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。英語を教えるほか、専門演習などで創作指導をしており、推理小説研究部の顧問として後進を指導している。
[[尾道短期大学]]講師、同助教授、[[尾道大学]]芸術文化学部講師、尾道市立大学芸術文化学部教授<ref>[http://web.archive.org/web/20131213163219/http://www.onomichi-u.ac.jp/arts/art_culture/japanese_literature/teacher/y_mistuhara.html 尾道市立大学](2013年12月13日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。英語を教えるほか、専門演習などで創作指導をしており、推理小説研究部の顧問として後進を指導している。


== 作品 ==
== 作品 ==
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* [http://blog.livedoor.jp/boan813/ おさんぽ尾道]
* [http://blog.livedoor.jp/boan813/ おさんぽ尾道]
* [https://twitter.com/mitsuharayuri 光原百合 (mitsuharayuri) on Twitter]
* [https://twitter.com/mitsuharayuri 光原百合 (mitsuharayuri) on Twitter]
* [<!-- http://www.fmo.co.jp/2013/06/10-151320.php -->http://archive.is/SLXKU 光原百合さんインタビュー](2013年6月25日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])
* [<!-- http://www.fmo.co.jp/2013/06/10-151320.php -->http://archive.is/SLXKU 光原百合さんインタビュー](2013年6月25日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])


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2017年9月4日 (月) 22:51時点における版

光原 百合
(みつはら ゆり)
誕生 (1964-05-06) 1964年5月6日(60歳)
日本の旗 日本広島県尾道市
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 1989年 -
ジャンル 推理小説絵本翻訳
代表作 『十八の夏』(2002年)
主な受賞歴 日本推理作家協会賞短編部門(2002年)
デビュー作 『道 - LA STRADA』(1989年、詩集)
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光原 百合(みつはら ゆり、1964年5月6日 - )は、日本小説家。本名同じ。尾道市立大学芸術文化学部日本文学科教授。絵本翻訳も手掛けている。

来歴

広島県尾道市生まれ。1982年広島県立尾道東高等学校卒業。1987年大阪大学文学部英文科卒業。1996年同大学院博士後期課程単位取得満期退学(英語学専攻)。

1980年代から「詩とメルヘン」に投稿を続けて童話や詩集を発表し、1990年代からは吉野桜子名義で推理小説の短編も発表していた。1998年、『時計を忘れて森へいこう』で推理小説界に公式デビューした。以降、寡作ではあるが日常の謎系の推理作品を発表し続け、2002年には短編小説「十八の夏」で第55回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した。その頃より演劇にも興味を持ち、『最後の願い』の舞台として小劇団をとりあげている。

尾道短期大学講師、同助教授、尾道大学芸術文化学部講師、尾道市立大学芸術文化学部教授[1]。英語を教えるほか、専門演習などで創作指導をしており、推理小説研究部の顧問として後進を指導している。

作品

小説

単行本

アンソロジー収録短編

「」内が光原百合の作品

  • 本格推理6 悪意の天使たち(1995年5月 光文社文庫)「やさしい共犯」※吉野桜子名義
  • 本格推理9 死角を旅する者たち(1996年12月 光文社文庫)「無欲な泥棒-関ミス連始末記」※吉野桜子名義
  • 本格推理12 盤上の散歩者たち(1998年7月 光文社文庫)「消えた指輪」
  • 紅迷宮 ミステリーアンソロジー (2002年6月 祥伝社文庫)「橋を渡るとき」
  • ザ・ベストミステリーズ 2002 推理小説年鑑(2002年7月 講談社)「十八の夏」
    • 【分冊・改題】トリック・ミュージアム ミステリー傑作選(2005年8月 講談社文庫)
  • あのころの宝もの ほんのり心が温まる12のショートストーリー(2003年3月 メディアファクトリー)
    • 【改題】ありがと。 あのころの宝もの十二話(2004年10月 メディアファクトリー MF文庫ダ・ヴィンチ)「届いた絵本」
  • 翠迷宮 ミステリーアンソロジー (2003年6月 祥伝社文庫)「わが麗しのきみよ……」
  • 小説ルパン三世 オリジナル競作アンソロジー (2005年2月 FUTABA NOVELS / 2011年6月 双葉文庫)「1-1=1」
  • 新・本格推理 特別編 不可能犯罪の饗宴(2009年3月 光文社文庫)「花散る夜に」
  • 事件の痕跡(2007年12月 光文社 / 2012年4月 光文社文庫)「希望の形」
  • 橋を渡るとき (現代ミステリー短編集)(2008年11月 岩崎書店)※「紅迷宮」、「時計を忘れて森へ行こう」、「十八の夏」からのセレクト
  • ミステリ・オールスターズ(2010年9月 角川書店 / 2012年9月 角川文庫)「かえれないふたり 第二章 失われた記憶」※リレー小説
  • エール! 2(2013年4月 実業之日本社文庫)「黄昏飛行」
  • かみのらぼ Vol.1(2013年7月 尾道市立大学芸術文化学部)「王様の耳はロバの耳異聞」
  • 毒殺協奏曲(2016年6月 原書房)「三人の女の物語」

絵本

  • やさしいひつじかい(1992年10月 女子パウロ会 - 絵 佐々木洋子)
  • 風の交響楽(シンフォニー(1996年3月 女子パウロ会) 
  • 空にかざった おくりもの(1998年5月 女子パウロ会)
  • ほしのおくりもの クリスマスどうわ(1999年10月 女子パウロ会)
  • 星月夜の夢語り(2004年5月 文藝春秋 / 2007年10月 文春文庫)※掌編 (著者の定義ではメルヘン) 32編を本文とする絵本
  • 虹のまちの思い出 (2011年5月 PHP研究所)※ ウィリアム・ギロックの叙情小曲集24曲ほか1曲(CDつき)を題材とする掌編25編を本文とする絵本

詩集

  • 道 (1989年8月 女子パウロ会 - 黒井健共著)
  • 木漏れ日はいのちのしずく(2008年11月 女子パウロ会)  

エッセイ

  • 「ラフカディオ・ハーンから小泉八雲へ[2]」 『尾道文学談話会会報』第六号、尾道市立大学芸術文化学部日本文学科、2016年2月

その他

  • ポップスで学ぶ英語 (2000年 溪水社

翻訳

  • あのほしについていこう (1995年5月 リンダ・パリー著 女子パウロ会)
  • ノアのはこぶね (1996年 リンダ・パリー著 女子パウロ会)
  • 祈りの泉 365のことば (1998年7月 女子パウロ会)

監修

  • 尾道草紙5 (2010年3月 尾道大学創作民話の会)

映像化作品

  • 十八の夏 (2006年7月17日 TBS

海外への翻訳

中国大陸(簡体字)

  • 十八之夏 (刊行予定、吉林出版集团有限责任公司)-十八の夏

台灣(正體字)

  • 十八之夏 (2006、尖端出版社)-十八の夏

番組出演

  • 喜助・栗助よもやま噺 キスクリ 2016年4月15日配信回[3]

脚注

  1. ^ 尾道市立大学(2013年12月13日時点のアーカイブ
  2. ^ ラフカディオ・ハーンから小泉八雲へ - 尾道市立大学リポジトリ
  3. ^ 喜助・栗助よもやま噺 キスクリ 2016年4月15日配信回

外部リンク