「綱島志朗」の版間の差分
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持ち込んでほぼすぐにデビューという流れであったため、[[アシスタント (漫画)|アシスタント]]経験は無し。知り合いの手伝いでカットを描いた程度であるという。『TVアニメーション ジンキ・エクステンド スターターブック』巻中の綱島と[[安彦良和]]の対談の中で、安彦は「持ち込んだ段階で水準の力量を持っていたってことだよね。普通はすぐにデビューなんて出来ないでしょう。」と発言している。 |
持ち込んでほぼすぐにデビューという流れであったため、[[アシスタント (漫画)|アシスタント]]経験は無し。知り合いの手伝いでカットを描いた程度であるという。『TVアニメーション ジンキ・エクステンド スターターブック』巻中の綱島と[[安彦良和]]の対談の中で、安彦は「持ち込んだ段階で水準の力量を持っていたってことだよね。普通はすぐにデビューなんて出来ないでしょう。」と発言している。 |
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初めてエニックスに持ち込んだ時に応対してくれた担当が、現在の[[マッグガーデン]]([[エニックスお家騒動]]参照)の『[[月刊コミックブレイド|コミックブレイド]]』編集長である宮本幸則であるが、後にその宮本の「この雑誌でのメカにキャラクターとしての人権はない」<ref>[http://web.archive.org/web/20070206060731/http://diary13.cgiboy.com/0/k2bat/index.cgi?y=2007&m=1 ケツバット再製日記、2007年1月15日](2007年2月6日時点の[[インターネット |
初めてエニックスに持ち込んだ時に応対してくれた担当が、現在の[[マッグガーデン]]([[エニックスお家騒動]]参照)の『[[月刊コミックブレイド|コミックブレイド]]』編集長である宮本幸則であるが、後にその宮本の「この雑誌でのメカにキャラクターとしての人権はない」<ref>[http://web.archive.org/web/20070206060731/http://diary13.cgiboy.com/0/k2bat/index.cgi?y=2007&m=1 ケツバット再製日記、2007年1月15日](2007年2月6日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>という発言により、皮肉なことに『ジンキ・エクステンド』の『コミックブレイド』での連載が打ち切られてしまうこととなってしまった。なお、『コミックブレイド』側は「単行本9巻以降に関しての権利は一切主張しない」とのことであるため、『ジンキ・エクステンド』の雑誌移籍による連載再開に向け、出版社に持ち込みを掛けようとしていたところ、10社以上の出版社からオファーのメールを受けた<ref>[http://web.archive.org/web/20070220170413/http://diary13.cgiboy.com/0/k2bat/index.cgi?y=2007&m=2 ケツバット再製日記、2007年2月15日](2007年2月20日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。その後[[メディアワークス]]刊『[[電撃萌王]]』2007年8月号にて連載再開決定が告知され、[[アスキー・メディアワークス]]刊『[[月刊コミック電撃大王]]』2008年5月号より『JINKI-真説-』とタイトルを変え、連載再開された。稀に見る2回に渡る掲載雑誌移籍という波乱(この前例の有名なものとして[[岡田芽武]]の『[[SHADOW SKILL]]』がある)を乗り越え、新たな場所での心機一転となる。 |
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画風に関しては、今風で、いわゆる[[萌え|萌え系]]とも取れる絵柄で、[[アニメ]]のようなパキパキした色の塗り方(所謂[[アニメ絵|アニメ塗り]])である。前作『ジンキ-人機-』の序盤で自分の地を出してみたが(実際にその当時の単行本〈『ジンキ』1巻〉を見ると現在の絵柄とは違っているのがわかる〈特に女性キャラクター〉)、読者に受けなかったため、現在のような絵柄に意図的に変えたらしい。その甲斐あってか、感想を聞いた8割くらいの人がキャラクターを見てくれているらしい(前出『スターターブック』巻中の綱島の談による。安彦からは「参考にするものがあると言っても、ここまで絵柄を変えられるのは、やっぱり器用なんだろうね。」と言われている)。 |
画風に関しては、今風で、いわゆる[[萌え|萌え系]]とも取れる絵柄で、[[アニメ]]のようなパキパキした色の塗り方(所謂[[アニメ絵|アニメ塗り]])である。前作『ジンキ-人機-』の序盤で自分の地を出してみたが(実際にその当時の単行本〈『ジンキ』1巻〉を見ると現在の絵柄とは違っているのがわかる〈特に女性キャラクター〉)、読者に受けなかったため、現在のような絵柄に意図的に変えたらしい。その甲斐あってか、感想を聞いた8割くらいの人がキャラクターを見てくれているらしい(前出『スターターブック』巻中の綱島の談による。安彦からは「参考にするものがあると言っても、ここまで絵柄を変えられるのは、やっぱり器用なんだろうね。」と言われている)。 |
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* {{Cite web |url=http://fujimishobo.co.jp/webage/blog/2009/04/post_9.php |title=ドラゴンエイジブログ エイジリニューアル記念サイン会!! その1 |work=ドラゴンエイジブログ |publisher=富士見書房 |date=2009-04-15 |accessdate=2013-10-16 |archiveurl=http://archive.is/TACSp |archivedate=2013-05-01}} |
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2017年9月4日 (月) 22:14時点における版
綱島 志朗 | |
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生誕 |
1978年12月14日(46歳) 日本 岡山県 |
国籍 | 日本 |
職業 | 漫画家 |
ジャンル | ロボット漫画 |
代表作 |
『ジンキ』シリーズ 『オリハルコン・レイカル』 |
公式サイト | 綱島志朗のケツバット祭り |
Template:漫画 は 廃止されました |
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綱島 志朗(つなしま しろう、1978年12月14日 - )は、日本の漫画家。岡山県出身、現在は東京都在住。男性。代表作は『ジンキ』シリーズ、『オリハルコン・レイカル』。
人物・経歴
幼少の頃よりロボットアニメを視聴し感銘を受け、メカデザイナーを志すようになる。が、どうしたらメカデザイナーになれるかが分からなかったので、「漫画なら好きなことができるであろう」という考えに至り、漫画を描き始めたのが最初である。その後、漫画家を目指すため、両親の「1年」という期限付きで上京し、持ち込みを始め、3、4社目に持ち込んだエニックス(現・スクウェア・エニックス)の『月刊ガンガンWING』にて、他の連載漫画の休載による代原という形で、『ライフ・エラーズ』でデビュー。本人は、デビュー作からロボット漫画を描きたかったのだが、持ち込んだ時の担当に、「初連載でロボットものはないだろう」と言われ、そこで1、2年ほどキャラクターメインの『ライフ・エラーズ』を連載した後に、晴れて連載開始となった念願のロボット漫画が『ジンキ-人機-』である。
持ち込んでほぼすぐにデビューという流れであったため、アシスタント経験は無し。知り合いの手伝いでカットを描いた程度であるという。『TVアニメーション ジンキ・エクステンド スターターブック』巻中の綱島と安彦良和の対談の中で、安彦は「持ち込んだ段階で水準の力量を持っていたってことだよね。普通はすぐにデビューなんて出来ないでしょう。」と発言している。
初めてエニックスに持ち込んだ時に応対してくれた担当が、現在のマッグガーデン(エニックスお家騒動参照)の『コミックブレイド』編集長である宮本幸則であるが、後にその宮本の「この雑誌でのメカにキャラクターとしての人権はない」[1]という発言により、皮肉なことに『ジンキ・エクステンド』の『コミックブレイド』での連載が打ち切られてしまうこととなってしまった。なお、『コミックブレイド』側は「単行本9巻以降に関しての権利は一切主張しない」とのことであるため、『ジンキ・エクステンド』の雑誌移籍による連載再開に向け、出版社に持ち込みを掛けようとしていたところ、10社以上の出版社からオファーのメールを受けた[2]。その後メディアワークス刊『電撃萌王』2007年8月号にて連載再開決定が告知され、アスキー・メディアワークス刊『月刊コミック電撃大王』2008年5月号より『JINKI-真説-』とタイトルを変え、連載再開された。稀に見る2回に渡る掲載雑誌移籍という波乱(この前例の有名なものとして岡田芽武の『SHADOW SKILL』がある)を乗り越え、新たな場所での心機一転となる。
画風に関しては、今風で、いわゆる萌え系とも取れる絵柄で、アニメのようなパキパキした色の塗り方(所謂アニメ塗り)である。前作『ジンキ-人機-』の序盤で自分の地を出してみたが(実際にその当時の単行本〈『ジンキ』1巻〉を見ると現在の絵柄とは違っているのがわかる〈特に女性キャラクター〉)、読者に受けなかったため、現在のような絵柄に意図的に変えたらしい。その甲斐あってか、感想を聞いた8割くらいの人がキャラクターを見てくれているらしい(前出『スターターブック』巻中の綱島の談による。安彦からは「参考にするものがあると言っても、ここまで絵柄を変えられるのは、やっぱり器用なんだろうね。」と言われている)。
塗りに関しては、以前はマーカーで塗っていたが、担当に薦められたマーカーがさっぱり使いこなせなかったため、現在はCGで着彩している。「早い話が自分の未熟さをごまかすため」と『綱島志朗画集 EXTEND』の巻末に綴っている。
綱島のローマ字表記はヘボン式表記の“Shirou Tsunashima”ではなく、訓令式表記の“Sirou Tunasima”になっている。
講談社『月刊マガジンZ』にて、『サクラ大戦』のコミカライズが発表、綱島が作画を担当する事が告知されていたが[3]、これは実現には至らなかった[4]。作品そのものは作者を政一九に変更し、2002年6月から『サクラ大戦漫画版』として同誌で連載を開始している。
作品
漫画作品
- ヘブンズ(読み切り作品、ガンガンWING1998年冬季号、2001年11月号掲載、マッグガーデン版ジンキ単行本4巻収録)
- クローンエンジェル(読み切り作品、ガンガンWING2001年5月号掲載、ガンガンWING版ジンキ単行本4巻収録)
- ライフ・エラーズ(ガンガンWING1998年7月号 - 1999年9月号、単行本全2巻、新装版全1巻)
- ジンキシリーズ
- ジンキ(ガンガンWING2000年3月号 - 2001年11月号、単行本全4巻)
- ジンキ・エクステンド(月刊コミックブレイド2002年4月号 - 2006年8月号、単行本全9巻)
- JINKI-真説- FINAL EPISODE(月刊コミック電撃大王2008年5月号 - 12月号、単行本全1巻)
- JINKI-真説- コンプリート・エディション(完全版コミックス全5巻、無印・エクステンド ベネズエラ編・真説を収録)
- JINKI EXTEND コンプリート・エディション(完全版コミックス全3巻、エクステンド 東京編を収録)
- ジンキ・エクステンド 〜リレイション〜(月刊ドラゴンエイジ2009年6月号より連載〈現在休載中〉、単行本既刊5巻)
- オリハルコン・レイカルシリーズ
- オリハルコン・レイカル(ドラゴンエイジPureVol.3 - Vol.15、単行本全3巻、新装版全2巻)
- オリハルコン・レイカル DUO(月刊ComicREX2014年1月号 - 2016年4月号、単行本既刊3巻)
- 紫色のクオリア(原作:うえお久光、月刊コミック電撃大王2011年3月号 - 2013年10月号、単行本全3巻)
- マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス 帝都燃ゆ(原作:吉宗鋼紀、電撃マブラヴVol.1 - Vol.3、単行本全1巻)
- 人狼機ウィンヴルガ(チャンピオンRED連載中、単行本既刊2巻)
小説挿絵
- ジンキ・エクステンド EXTRA SIX(瀧川舜一・著、MAG-Garden NOVELS)
- Replay エムブリオマシンRPG(秋口ぎぐる・著、ジャイブ)
- 紫色のクオリア(うえお久光・著、電撃文庫)
その他
- TVアニメーション ジンキ・エクステンド スターターブック
- TVアニメーション ジンキ・エクステンド パーフェクトガイドブック
- EXTEND 綱島志朗画集(ISBN 978-4-86127-159-5)
- スーパーロボット大戦Z コミックアンソロジー(表紙イラスト)
- BALDRSKY CoreDefender(ゲストイラスト)
- JINKI EXTEND Re:VISION(原画)
- スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター-(ED原画)
- 綱島志朗画集 -ROAD-(ISBN 978-4-0487-0460-1)
- BALDR SKY ZERO(原画・キャラクターデザイン)
- BALDR SKY ZERO2(原画・キャラクターデザイン)
- ALDNOAH.ZERO アンソロジーコミック 1巻(イラスト)
脚注
- ^ ケツバット再製日記、2007年1月15日(2007年2月6日時点のアーカイブ)
- ^ ケツバット再製日記、2007年2月15日(2007年2月20日時点のアーカイブ)
- ^ 講談社『月刊マガジンZ』1999年8月号、31頁
- ^ 講談社『月刊マガジンZ』1999年9月号、316頁
外部リンク
- 綱島志朗のケツバット日記 - 綱島志朗個人ブログ。
- 綱島志朗 (@k2batto) - X(旧Twitter)
- 綱島志朗 - pixiv
- 綱島志朗のケツバット祭り - 綱島志朗個人サイト。閉鎖。(2009年1月23日時点のアーカイブ)
- “ドラゴンエイジブログ エイジリニューアル記念サイン会!! その1”. ドラゴンエイジブログ. 富士見書房 (2009年4月15日). 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月16日閲覧。