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「兵庫県道42号尼崎宝塚線」の版間の差分

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道路は尼崎市内の[[阪急神戸本線]]を縦断する陸橋区間(阪急立体工区)と、尼崎市の阪神バス「時友」バス停付近から「昆陽里南」バス停付近の間の区間(山田工区)、宝塚市の「福祉センター前」交差点から[[中国自動車道]]宝塚IC尼宝線出入口付近の区間(小浜南工区)以外は全て4車線化が完了し、供用を開始している(ただし宝塚市内は一部2車線のみの供用)。前述の小浜南工区は慢性的な渋滞が発生しているため、ICの出入口を高架化、本線4車線化する工事を行っており、平成30年度供用開始を目標としている。そのほかの工区も平成35年度までに完了する見込みである。
道路は尼崎市内の[[阪急神戸本線]]を縦断する陸橋区間(阪急立体工区)と、尼崎市の阪神バス「時友」バス停付近から「昆陽里南」バス停付近の間の区間(山田工区)、宝塚市の「福祉センター前」交差点から[[中国自動車道]]宝塚IC尼宝線出入口付近の区間(小浜南工区)以外は全て4車線化が完了し、供用を開始している(ただし宝塚市内は一部2車線のみの供用)。前述の小浜南工区は慢性的な渋滞が発生しているため、ICの出入口を高架化、本線4車線化する工事を行っており、平成30年度供用開始を目標としている。そのほかの工区も平成35年度までに完了する見込みである。
<ref>工事計画に関する詳細
<ref>工事計画に関する詳細
* [http://web.archive.org/web/20070930074204/http://web.pref.hyogo.jp/contents/000010720.pdf 元気あふれる環境先進都市づくり(PDF) - 兵庫県阪神南県民局県土整備部による事業紹介](2007年9月30日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])
* [http://web.archive.org/web/20070930074204/http://web.pref.hyogo.jp/contents/000010720.pdf 元気あふれる環境先進都市づくり(PDF) - 兵庫県阪神南県民局県土整備部による事業紹介](2007年9月30日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])
* [http://web.pref.hyogo.lg.jp/hs04/hs04_1_000000004.html (阪神南地域)道路事業 尼崎宝塚線(武庫工区)- 兵庫県阪神南県民局県土整備部による事業紹介]
* [http://web.pref.hyogo.lg.jp/hs04/hs04_1_000000004.html (阪神南地域)道路事業 尼崎宝塚線(武庫工区)- 兵庫県阪神南県民局県土整備部による事業紹介]
* [http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/si_kangae/si_keikaku/079seibiproglam.html 尼崎市都市計画道路整備プログラム]
* [http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/si_kangae/si_keikaku/079seibiproglam.html 尼崎市都市計画道路整備プログラム]

2017年9月4日 (月) 21:55時点における版

主要地方道
兵庫県道42号尼崎宝塚線
兵庫県道42号
尼崎宝塚線
尼宝線
路線延長 8.844 km
制定年 1942年
起点 尼崎市大庄北三丁目
主な
経由都市
伊丹市
終点 宝塚市小浜三丁目
接続する
主な道路
記法
記事参照
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
起点となる、西大島交差点

兵庫県道42号尼崎宝塚線(ひょうごけんどう42ごう あまがさきたからづかせん)は、尼崎市から宝塚市を結ぶ主要地方道である。南側に接続する兵庫県道192号尼崎港崇徳院線とともに尼宝線(あまほうせん、にほうせん)と呼称されている。

概要

この道路はもともと阪神電気鉄道系列の宝塚尼崎電気鉄道が尼崎 - 宝塚の鉄道免許を取得して建設し、路盤が完成したものの尼崎市内乗り入れ問題で挫折、その後路盤を舗装してバス専用道として利用されていたが、戦時中に兵庫県によって買収され県道となった。その名残で現在でも阪神バスが尼崎市内と宝塚市内を結ぶ路線を運行している。既存の鉄道から離れた区間を通るため、バスの便数・利用者は多い。

道路は尼崎市内の阪急神戸本線を縦断する陸橋区間(阪急立体工区)と、尼崎市の阪神バス「時友」バス停付近から「昆陽里南」バス停付近の間の区間(山田工区)、宝塚市の「福祉センター前」交差点から中国自動車道宝塚IC尼宝線出入口付近の区間(小浜南工区)以外は全て4車線化が完了し、供用を開始している(ただし宝塚市内は一部2車線のみの供用)。前述の小浜南工区は慢性的な渋滞が発生しているため、ICの出入口を高架化、本線4車線化する工事を行っており、平成30年度供用開始を目標としている。そのほかの工区も平成35年度までに完了する見込みである。 [1]

阪神バス 昆陽里バス停(2009年4月6日撮影)

鉄道未成線を流用したため、一部区間ではその痕跡が残る。全体的に直線が多いことに加え、尼崎市内の関西労災病院付近では西側に側道(一部は歩道化された)がある。また同市内の武庫の里2丁目(兵庫県立武庫荘総合高等学校付近)・西昆陽1丁目付近(阪神バス時友停付近)にも将来の拡幅を見据えて事前に設けられていた側道が見られる(前述の4車線化工事に関連する)。また、阪急神戸本線を乗り越す陸橋(尼崎市南武庫之荘7北交差点 - 武庫之荘2丁目交差点)は前後4車線の中で、ここだけ2車線で比較的ゆるやかな勾配となっており、それを偲ばせる[2]1987年頃まで、JR神戸線をくぐるガード(上記の関西労災病院北側)も上下1車線ずつでいかにも鉄道を通すためという雰囲気を持っていた。 この区間を走る阪神バスも、一部停留所では駅名標のような停留所名板が付いた屋根付きの待合所が設けられて[3]、あたかも駅のような雰囲気を醸し出していたが、2017年6月現在で残っているのは西大島(宝塚方面)と小浜のみである。

路線データ

路線状況

交通量

  • 28,113台(平日24時間、尼崎市武庫之荘)[4]

通過する路線バス

バス停留所

阪神バス 西大島バス停

当道路の全線を走破する阪神バス阪神線の停留所を示す。他事業者などにより設置された同一の場所にありながら名称の異なる停留所はその名称をカッコ《》内に示した。

阪神杭瀬駅北阪神尼崎阪神甲子園方面<<)西大島 - 尼崎西消防署前 - 労災病院前《阪神バス尼崎市内線:労災病院》 - 水堂《尼崎市内線:水堂町4丁目》 - 南武庫荘七丁目 - 南武庫荘五丁目 - 武庫荘駅西口 - 武庫の郷《尼崎市内線:武庫之郷》 - 武庫支所(武庫地区会館)前 - 友行西口 - 時友 - 昆陽里南 - 昆陽里 - 昆陽里北 - 池尻南口 - 池尻 - 西野(>>安倉団地方面) - 鳥島 - 安倉 - 総合福祉センター前 - 小浜(>>宝塚

  • 西大島 - 時友:尼崎市、昆陽里南 - 西野:伊丹市、鳥島 - 小浜:宝塚市に所在。
  • 阪神バス尼崎市内線は、旧・尼崎市交通局の路線。
  • 武庫荘駅西口停留所から阪急武庫之荘駅までは750mほど離れており、阪急神戸本線との乗換に適しているとは言い難い。阪神バス尼崎市内線はおよそ100m北西側に武庫之荘西口停留所(こちらは「駅」は入れていない)を設置しており、武庫之荘駅前に乗り入れている。
  • 阪神バス阪神線においては「武庫荘」と表記し「之」が入らないが、現地の正式な地名は「武庫之荘」である[6]2006年平成18年)の阪急・阪神経営統合以降も、停留所の名称に変更はない[7]
  • 池尻南口はもともと伊丹市営バスのみの停留所であったが、1980年代に阪神バスの停留所も併設された。なお伊丹市内においては、昆陽里南を除き伊丹市営バスに同名の停留所がある(昆陽里以外は併設)。
  • 昆陽里北は2012年(平成24年)2月20日に新設された停留所。阪神バスとしては南行きのみ停車という形での新設となったが、伊丹市営バスではこれに加え従来の阪神バス昆陽里停留所に併設する形で北行きの停留所が新設された。
  • 武庫支所(武庫地区会館)前は2017年(平成29年)4月1日に新設された停留所。尼崎市営バスが阪神バスに移譲されてから初の新設停留所であり、また他の停留所とは異なり阪神バス阪神線と阪神バス尼崎市内線で共用するため、北行き・南行きともに標柱は1基である。

地理

沿線の史跡としては、国道171号西国街道)と交差する昆陽里(こやのさと)交差点付近に、南北朝時代武将である高師直が殺された地点とされる「師直塚」がある。また、その北東側、寺本二丁目には行基が建立した昆陽寺がある。

商業施設等をみると、人口密集地帯を走るため沿道には関西スーパー(伊丹市内)、万代マックスバリュ(尼崎市内)といったスーパー、エディオンヤマダ電機(宝塚市内)といった家電量販店、DCMダイキ(宝塚市内)といったホームセンター、ファミリーレストランやドラッグストアなどが林立している。とりわけ昆陽里交差点付近にはイズミヤ昆陽店を中心に商業施設が集積している。また、伊丹市池尻の三菱電線跡地に、イオン伊丹昆陽ショッピングセンター(現・イオンモール伊丹昆陽)がオープンした。 そのほか、総合病院としては地域有数の規模をもつ、関西労災病院が尼崎市内の沿道に存在する。

通過する自治体

接続道路

脚注

  1. ^ 工事計画に関する詳細
  2. ^ ただし、道路拡幅を目的とする立体交差事業が予定されている。
  3. ^ かつては昆陽里、池尻、時友などの停留所にも同様の待合所が設けられていたが、4車線化工事などに伴い撤去された。
  4. ^ 国土交通省道路局 平成17年度道路交通コンセンサスによる [1]
  5. ^ 2016年3月20日より尼崎市交通局バス路線を統合。
  6. ^ 友行西口 - 時友間に同じく「武庫荘」の表記を用いる兵庫県立武庫荘総合高等学校がある。尼崎市北部にはかつて「武庫荘(むこのしょう)」の名の荘園があったとされる。
    • 武庫荘 - Web版尼崎地域史事典『apedia』[2]
  7. ^ ただし、尼崎市内では複数社局が発着する停留所名の統一を進めているため将来的に変更される可能性はある。市内を運行するバス事業者が連携し、市民・利用者の皆さまの利便向上を目指した取組について

関連項目