「輪廻 (映画)」の版間の差分
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2017年9月4日 (月) 21:10時点における版
輪廻 | |
---|---|
監督 | 清水崇 |
脚本 |
清水崇 安達正軌 |
原作 | 大石圭 |
製作総指揮 |
濱名一哉 小谷靖 |
出演者 |
優香 香里奈 椎名桔平 |
音楽 | 川井憲次 |
主題歌 | 扇愛奈『輪廻』 |
撮影 | 柴主高秀 |
編集 | 高橋信之 |
製作会社 | オズ |
配給 | 東宝 |
公開 |
2005年10月27日(TIFF) 2006年1月7日 |
上映時間 | 96分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 4.5億円[1] |
『輪廻』(りんね)は、清水崇監督、優香主演による日本のホラー映画。およびそれを原作としたノベライズ小説。
Jホラーシアター第2弾として製作され、2005年東京国際映画祭特別招待作品となった。2006年1月7日より全国東宝系にて公開された。PG-12。キャッチ・コピーは「ようこそ、前世へ。」
あらすじ
昭和45年、群馬県粕川郡の尾野観光ホテルで無差別大量殺人事件が発生した。犯人は大学の法医学教授・大森。被害者は大森の幼い娘と息子を含む11人。犯人の大森は犯行直後に自殺したため、動機はまったく不明であった。
それから35年後の現代。この事件の映画化に執念を燃やす映画監督・松村がいた。
オーディションでこの映画の主役に大抜擢されたのは新人女優・渚だった。だが彼女は、見知らぬ少女の幻覚と赤い屋根のホテル[2]の夢につきまとわれるようになる。
やがて、映画のリハーサルがスタートし、怪現象は周囲の人物を巻き込んでエスカレートしていく。そして撮影が佳境に入り、過去のホテルに追い詰められた渚は、あの事件の衝撃的な真実を知ることになる。
キャスト
- 杉浦渚:優香(主人公。新人女優で、松村郁夫が監督を務める「記憶」という映画で主役に抜擢される。しかしその後不可解な出来事に悩まされる)
- 松村郁夫:椎名桔平(映画監督)
- 村田忠司:杉本哲太(渚のマネージャー)
- 山中:小市慢太郎(プロデューサー)
- 木下弥生:香里奈(女子大生、和也の恋人。自分が見た夢を不思議に思い調べていくうちに事件を知り真相を調べる)
- 尾西和也:小栗旬(弥生の恋人)
- 森田由香:松本まりか(女優の卵。前世は首を絞められ殺されたと言っている)
- 大森千里:佐々木麻緒(大森教授の娘。人形を抱きかかえたまま渚につきまとう謎の少女。父親が最後に客室の押入れの中で殺した)
- 大森優也:伊藤大翔(大森教授の息子。妹の千里同様、恨みを持っている)
- 大森範久:治田敦(大学教授。大量殺人犯)
- 大森歩美:三條美紀/望月美緑(大森の妻。夫が引き起こした事件で唯一生き残った)
- 須藤貴子:藤貴子(客室係)
- 高田直人:野村信次(尾野観光ホテルオーナー)
- 猪俣悠太:潮見勇輝(フロント係)
- 新谷薫:和泉今日子(清掃係)
- 小澤淳史:古谷泰時(配膳係)
- 奥野雅:原田文明(宿泊客)
- 奥野なお:西美子(宿泊客)
- 速水太一:石丸ひろし(宿泊客)
- 竹内洋子:戸田佳世子(宿泊客)
スタッフ
- 監督:清水崇
- エグゼクティブ・プロデューサー:濱名一哉、小谷靖
- プロデューサー:一瀬隆重
- 脚本:清水崇・安達正軌
- 音楽:川井憲次
- 主題歌:扇愛奈『輪廻』
- 小説:「輪廻」大石圭(角川ホラー文庫)
- 製作:「輪廻」製作委員会(TBS、Entertainment FARM、オズ、ジェネオンエンタテインメント、東宝、日活、MBS)
- 製作プロダクション:オズ
- 配給:東宝
脚注
- ^ 「2006年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報』2007年(平成19年)2月下旬号、キネマ旬報社、2007年、184頁。
- ^ ロケ地に使われたホテルは既に閉館した熊本県阿蘇郡長陽村(現:南阿蘇村)の阿蘇観光ホテル(2000年2月に廃業)である。
関連事項
外部リンク
- 公式ウェブサイト - 閉鎖。(2008年3月9日時点のアーカイブ)
- 輪廻 - allcinema
- 輪廻 - KINENOTE
- Reincarnation - オールムービー
- Reincarnation - IMDb