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「奥中山高原駅」の版間の差分

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更に、マロンをテーマにした菓子も「結カフェ」(二戸郡[[一戸町]])により製造され、二戸駅などで販売されている<ref>「結カフェ」Webサイト内、[https://web.archive.org/web/20150625232232/http://www.yuicafe.com/cafe-sweet 「カフェ・スイーツ」頁の2015年2月2日更新時点]に於いて、マロン駅長の顔が焼き入れされたと思われる大判焼きの製造模様を捉えた写真画像が掲載されているのが見える《但し、現在でも販売されているか否かについては不明》</ref>。
更に、マロンをテーマにした菓子も「結カフェ」(二戸郡[[一戸町]])により製造され、二戸駅などで販売されている<ref>「結カフェ」Webサイト内、[https://web.archive.org/web/20150625232232/http://www.yuicafe.com/cafe-sweet 「カフェ・スイーツ」頁の2015年2月2日更新時点]に於いて、マロン駅長の顔が焼き入れされたと思われる大判焼きの製造模様を捉えた写真画像が掲載されているのが見える《但し、現在でも販売されているか否かについては不明》</ref>。


2009年(平成21年)春頃から体調を崩し同年8月29日、[[気管支炎]]のため、飼い主や近所の住人に看取られて9歳で死去した<ref>[https://web.archive.org/web/20090903124804/http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090831/trd0908311728003-n1.htm 岩手の犬の駅長「マロン」死ぬ - MSN産経ニュース]※ 現在は[[インターネットアーカイブ]]内に残存</ref>。駅舎内には、在りし日のマロン駅長に纏わる写真などが展示されている<ref name="fmiwate_20131206">{{Cite web |date=2013-12-06 |url=http://furusato.fmii.co.jp/ichinohe/2013/12/06/%E4%B8%AD%E7%B6%99-%E3%80%8E%E5%A5%A5%E4%B8%AD%E5%B1%B1%E9%AB%98%E5%8E%9F%E9%A7%85%E3%80%8F%E3%81%8B%E3%82%89/ |title=中継 『奥中山高原駅』から |work=いちのへドッキドキFM |publisher=[[エフエム岩手]] |accessdate=2015-06-25}}《[https://web.archive.org/web/20150625234339/http://furusato.fmii.co.jp/ichinohe/2013/12/06/%E4%B8%AD%E7%B6%99-%E3%80%8E%E5%A5%A5%E4%B8%AD%E5%B1%B1%E9%AB%98%E5%8E%9F%E9%A7%85%E3%80%8F%E3%81%8B%E3%82%89/ →アーカイブ]》</ref>。
2009年(平成21年)春頃から体調を崩し同年8月29日、[[気管支炎]]のため、飼い主や近所の住人に看取られて9歳で死去した<ref>[https://web.archive.org/web/20090903124804/http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090831/trd0908311728003-n1.htm 岩手の犬の駅長「マロン」死ぬ - MSN産経ニュース]※ 現在は[[インターネットアーカイブ]]内に残存</ref>。駅舎内には、在りし日のマロン駅長に纏わる写真などが展示されている<ref name="fmiwate_20131206">{{Cite web |date=2013-12-06 |url=http://furusato.fmii.co.jp/ichinohe/2013/12/06/%E4%B8%AD%E7%B6%99-%E3%80%8E%E5%A5%A5%E4%B8%AD%E5%B1%B1%E9%AB%98%E5%8E%9F%E9%A7%85%E3%80%8F%E3%81%8B%E3%82%89/ |title=中継 『奥中山高原駅』から |work=いちのへドッキドキFM |publisher=[[エフエム岩手]] |accessdate=2015-06-25}}《[https://web.archive.org/web/20150625234339/http://furusato.fmii.co.jp/ichinohe/2013/12/06/%E4%B8%AD%E7%B6%99-%E3%80%8E%E5%A5%A5%E4%B8%AD%E5%B1%B1%E9%AB%98%E5%8E%9F%E9%A7%85%E3%80%8F%E3%81%8B%E3%82%89/ →アーカイブ]》</ref>。


=== 後継「マック」のこと ===
=== 後継「マック」のこと ===

2017年9月4日 (月) 20:51時点における版

奥中山高原駅
駅舎
おくなかやまこうげん
Oku-nakayama kōgen
御堂 (7.1 km)
(7.8 km) 小繋
所在地 岩手県二戸郡一戸町中山字大塚76-3
北緯40度3分57.91秒 東経141度13分42.65秒 / 北緯40.0660861度 東経141.2285139度 / 40.0660861; 141.2285139
所属事業者 IGRいわて銀河鉄道 IGRいわて銀河鉄道
所属路線 いわて銀河鉄道線
キロ程 44.4km(盛岡起点)
東京から579.7 km
電報略号 ナヤ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
365人/日
-2016年-
開業年月日 1891年明治24年)9月1日
備考 簡易委託駅
* 改称経歴
- 1915年 中山駅→奥中山駅
- 2002年 奥中山駅→奥中山高原駅
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奥中山高原駅(おくなかやまこうげんえき)は、岩手県二戸郡一戸町中山字大塚にある、IGRいわて銀河鉄道いわて銀河鉄道線である。

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有する地上駅である。

2番線は待避線で旅客列車はそのまま発車するが、貨物列車の場合、駅構外は勾配のため有効長が短く、2番線には加速線があった。このため貨物列車は入線して特急列車を待避後、一旦後退してから出発していた。現行ダイヤでは列車待避を必要とする貨物列車はないため、このような運用は見られなくなった。

二戸駅管理の簡易委託駅。駅舎には出札窓口があり、硬券入場券・乗車券が常備されている。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 いわて銀河鉄道線 上り いわて沼宮内盛岡方面  
2・3 下り 二戸八戸方面 2番線は一部列車のみ

利用状況

乗降人員推移
年度 一日平均乗降人員
2000 246(*1)
2001 250(*1)
2002 JR 274(*1)
IGR 481
2003 452
2004 466
2005 441
2006 458
2007 413
2008 418
2009 412
2010 405
2011 361
2012 353
2013 377
2014 340
2015 355
2016 365
*1…JR時代のものは乗車人員。

駅周辺

バス路線

犬の駅長「マロン」のこと

2008年(平成20年)6月24日、犬(ヨークシャー・テリア)のマロン(2001年(平成13年)8月19日 - 2009年(平成21年)8月29日)が名誉駅長に就任した。マロンは同駅の委託駅員に飼われていて、生後45日頃から飼い主と一緒に駅に出勤していた。和歌山電鐵貴志駅の「たま駅長」や会津鉄道芦ノ牧温泉駅の「ばす駅長」といった「動物駅長」が話題を呼ぶ中での就任となった。たまなどと同様の制帽に加え、マロンには特製の制服も支給されていた。

また、マロンの顔写真入り携帯ストラップも当駅で販売されていたほか[3]、2008年(平成20年)11月6日には写真集『駅長マロン』が全国発売されている《講談社刊、書店店頭およびネット販売のみの扱いで駅では販売せず》。

更に、マロンをテーマにした菓子も「結カフェ」(二戸郡一戸町)により製造され、二戸駅などで販売されている[4]

2009年(平成21年)春頃から体調を崩し同年8月29日、気管支炎のため、飼い主や近所の住人に看取られて9歳で死去した[5]。駅舎内には、在りし日のマロン駅長に纏わる写真などが展示されている[6]

後継「マック」のこと

マロン駅長の死から4年余り経過した2013年12月、「マロン」の飼い主でもあった当駅の委託駅員が「マロン」によく似たヨークシャー・テリア犬を見つけて引き取り、「マック」と名付けた[6]
「マック」は、他界した「マロン」と同じくオスであり、引き取られた時点で4歳だった。「マロン」と比べて頭一つ分程度体が大きいものの、性格は「マロン」に似ているとのこと[6]

前出の委託駅員に引き取られた「マック」は、以後、「マロン」の後継を目指して、委託駅員と共に駅での接客にあたるようになる。そして、2015年6月に開かれたIGRいわて銀河鉄道株主総会に於いて、「マック」が“駅長見習い”中であることが報告されると共に、「駅長席に座っていられなかったのが、かなり座れるようになってきた」とその「マック」自身の成長ぶりも併せて報告された[6][7][1]

前記株主総会で”駅長見習い”として認知されてから約2年経過した2017年6月21日の午前中、「マック」は交通事故に遭い死亡した[2]

隣の駅

IGRいわて銀河鉄道 IGRいわて銀河鉄道
いわて銀河鉄道線
御堂駅 - 奥中山高原駅 - 小繋駅

脚注

  1. ^ a b IGRいわて銀河鉄道の株主総会。…”. 達増拓也 TASSO 希望郷いわて(twitter). 達増拓也岩手県知事) (2015年6月29日). 2016年1月27日閲覧。
  2. ^ a b "奥中山高原駅の「マック」につきまして" (Press release). IGRいわて銀河鉄道. 21 June 2017. 2017年7月14日閲覧
  3. ^ 数量限定・当駅とIGRいわて銀河鉄道盛岡駅の窓口のみで販売。マロンの死後しばらくは発売を見合わせていたが、販売を再開した。
  4. ^ 「結カフェ」Webサイト内、「カフェ・スイーツ」頁の2015年2月2日更新時点に於いて、マロン駅長の顔が焼き入れされたと思われる大判焼きの製造模様を捉えた写真画像が掲載されているのが見える《但し、現在でも販売されているか否かについては不明》
  5. ^ 岩手の犬の駅長「マロン」死ぬ - MSN産経ニュース※ 現在はインターネットアーカイブ内に残存
  6. ^ a b c d 中継 『奥中山高原駅』から”. いちのへドッキドキFM. エフエム岩手 (2013年12月6日). 2015年6月25日閲覧。→アーカイブ
  7. ^ 中継は奥中山高原駅から!”. いちのへドッキドキFM. エフエム岩手 (2015年12月25日). 2016年1月27日閲覧。

関連項目

外部リンク