「コレリ大尉のマンドリン」の版間の差分
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2017年9月4日 (月) 20:40時点における版
『コレリ大尉のマンドリン』(コレリたいいのマンドリン、Captain Corelli's Mandolin)は、ルイ・ド・ベルニエールの小説。及びそれを原作とした映画。第二次世界大戦中の1943年、ギリシャのケファロニア島で、降伏したイタリア軍部隊の将兵117人がドイツ国防軍により虐殺された事件を元にしている。
イギリスでは1993年に出版。1995年にコモンウェルス賞受賞。日本では2001年9月に東京創元社より出版(訳:太田良子)。
あらすじ
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第二次世界大戦下のギリシャ・ケファロニア島はイタリア軍とドイツ軍によって占領されていた。イタリア軍占領部隊の指揮官・コレリ大尉は、マンドリンを背負った大らかで屈託のない人物だった。島民と占領軍将兵との牧歌的な日々は、やがてイタリアの単独降伏によって一変する。
登場人物
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- アントニオ・コレリ大尉
- ペラギア
- イアンニス
- マンドラス
- ギュンター・ヴェーバー大尉
- ドロスーラ
映画
コレリ大尉のマンドリン | |
---|---|
Captain Corelli's Mandolin | |
監督 | ジョン・マッデン |
脚本 | ショーン・スロヴォ |
原作 | ルイ・ド・ベルニエール |
製作 |
ティム・ビーヴァン エリック・フェルナー マーク・ハッファム ケヴィン・ローダー |
出演者 |
ニコラス・ケイジ ペネロペ・クルス ジョン・ハート クリスチャン・ベール |
音楽 | スティーヴン・ウォーベック |
撮影 | ジョン・トール |
編集 | ミック・オーズリー |
製作会社 |
ワーキング・タイトル・フィルムズ スタジオカナル |
配給 |
ミラマックス ブエナ・ビスタ・ジャパン |
公開 |
2001年5月4日 2001年7月17日 2001年9月22日 |
上映時間 | 131分 |
製作国 |
イギリス フランス アメリカ合衆国 |
言語 |
英語 ギリシア語 ドイツ語 イタリア語 |
製作費 | $57,000,000[1] |
興行収入 | $62,112,895[1] |
イギリスでは2001年5月4日に、アメリカでは同年7月17日に、日本では同年9月22日に公開。
キャッチコピー(日本公開時)
- 彼は弾き続ける――人生の喜びを伝えるために。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
アントニオ・コレリ大尉 | ニコラス・ケイジ | 大塚明夫 |
ペラギア | ペネロペ・クルス | 日野由利加 |
イアンニス医師 | ジョン・ハート | 中村正 |
マンドラス | クリスチャン・ベール | 小山力也 |
ウェーバー大尉 | デヴィッド・モリッシー | 土師孝也 |
ドロスーラ | イレーネ・パパス | 此島愛子 |
カルロ | ピエロ・マギオ | 手塚秀彰 |
エレーニ | ヴィキ・マラガキ | 亀井芳子 |
スタマティス | ゲラシモス・スキアダレシス | 宝亀克寿 |
スタマティスの妻 | アスパシア・クラリ | 竹口安芸子 |
ココリオス | マイケル・ヤナトス | 福田信昭 |
ギャンディン | ロベルト・シトラン | 小島敏彦 |
バルグ | パトリック・マラハイド | 西村知道 |
- その他の声の吹き替え
小室正幸/野沢由香里/中博史/根本央紀/落合弘治/桐本琢也/海老原英人/加瀬康之
スタッフ
- 監督:ジョン・マッデン
- 製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、マーク・ハッファム、ケヴィン・ローダー
- 脚本:ショーン・スロヴォ
- 撮影:ジョン・トール
- 音楽:スティーヴン・ウォーベック
備考
- クルスは、同作で第22回ゴールデンラズベリー賞の最低女優賞にノミネートされた。
- この事件に関与した国防軍の一人であるアルフレート・ストークには、2013年10月、ローマの軍事裁判で終身刑が言い渡された[2]。
脚注
- ^ a b “Captain Corelli's Mandolin (2001)”. Box Office Mojo. 2010年3月27日閲覧。
- ^ 90歳元ナチ兵に終身刑=捕虜117人虐殺に関与-イタリア 時事通信2013年10月19日
外部リンク
- 映画
-
- 公式ウェブサイト - 閉鎖。(2010年1月9日時点のアーカイブ)
- コレリ大尉のマンドリン - allcinema
- コレリ大尉のマンドリン - KINENOTE
- Captain Corelli's Mandolin - オールムービー
- Captain Corelli's Mandolin - IMDb