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* [http://japan.discovery.com/series/index.php?sid=638 怪しい伝説] - 米ディスカバリーチャンネル。毎回3つの都市伝説を検証する。 |
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* [http://nsmysteryconnection.com/infomation/index3.html 荒野の都市伝説] - [[並木伸一郎]] official site MYSTERY CONNECTION |
* [http://nsmysteryconnection.com/infomation/index3.html 荒野の都市伝説] - [[並木伸一郎]] official site MYSTERY CONNECTION |
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* [http://web.archive.org/web/20060221134709/http://osi.cool.ne.jp/main.htm 現代奇談] - 『3本足のリカちゃん人形 -真夜中の都市伝説』『壁女 -真夜中の都市伝説』などの著者である松山ひろしが主催していたサイト(2006年2月21日の[[インターネット |
* [http://web.archive.org/web/20060221134709/http://osi.cool.ne.jp/main.htm 現代奇談] - 『3本足のリカちゃん人形 -真夜中の都市伝説』『壁女 -真夜中の都市伝説』などの著者である松山ひろしが主催していたサイト(2006年2月21日の[[インターネットアーカイブ]])。 |
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2017年9月4日 (月) 19:31時点における版
都市伝説一覧(としでんせついちらん)とは、都市伝説の一覧である。
迷信や誤解に由来する都市伝説
対象物への知識不足により、本来ならあり得ない事象が事実として語り継がれることがある。単なる迷信との区別は明確ではない。
- ○○(公園などのデートスポット)に恋人同士で行くと離別する
- 井の頭公園のボートに恋人同士で乗ると離別する、というもの[1][2]。
- 井の頭公園は、「池にまつられている弁財天が嫉妬深い女神であるため、カップルを別れさせる」との説が古来[いつ?]より伝わっている[3]。
生物
- 下水道に棲む巨大(白い)ワニ
- ペットとして仔ワニを飼っていた人間が、もてあまして下水道に捨てたところ、暖かく栄養も豊富な下水の環境に適応して巨大に成長してしまった、という都市伝説[4][5]。
- 動物にまつわる異常な出来事を研究していた人類学者のローレン・コールマンは、1843年から1973年までの間に合衆国のあちこちで考えられない場所でワニに出会った事例を70件以上も報告している[6]。その中で下水道でワニにあった事例として、1935年2月10日付の『ニューヨーク・タイムズ』に載った記事を挙げている。これによれば、ワニはマンハッタンの東123番通りにある地下道において雪をマンホールに捨てにいった少年達により発見され、レスキュー隊により射殺された。なお、なぜ下水道にワニがいたのかは不明とされている[6]。
- また、1993年8月、石神井公園の三宝池で巨大ワニの目撃証言が相次いだため、マスコミが連日報道し、罠をしかけるなどの大騒動になったが、結局発見されなかった[7]。
- 以下の創作物のモチーフとなった。
- 小説:『白いワニの帝国』(五木寛之)・『群猫』(1965年 筒井康隆)
- 漫画:『ストップ!!ひばりくん!』・『仮面ライダーBlack』・『浦安鉄筋家族』・『街童子』
- 映画:『アリゲーター』(1980年)
- アニメ:『機動警察パトレイバー』(TV版第38話『地下迷宮物件』、新OVA版第13話『ダンジョン再び』)
- ゲーム:『メタルマックス』(1991年)・『メタルマックスリターンズ』(1995年)・『バイオハザード2』(1998年)・『流行り神3』(2009年)
- アニメ:『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(第145話 - 第193話中のオープニング『おいでよ亀有』の中で両津がアーケードのマンホールから落下して、下水道を泳ぐシーンで白いワニが追いかける)
- ドラマ:『世にも奇妙な物語』(マンホール)描写のみ
- シットコム:『愉快なシーバー家』下水道へ捨てたワニが成長して復讐をしに戻ってくるというストーリーの自主製作映画を作るエピソードが登場
→詳細は「ツチノコ」を参照
国家・政治・軍事
- 宇宙開発競争の裏側
- 冷戦下のアメリカ・ソ連間における技術競争の目玉である宇宙開発で、その成否は国家の権威に直結することから、失敗の隠蔽や成功の捏造などが行われていたというもの。主な例として「アポロの月面到達の捏造」などがある[8]。→詳細は「アポロ計画陰謀論」を参照
交通
道路
特定の自動車の車種にまつわる都市伝説については「#特定の自動車にまつわる都市伝説」を参照のこと。
道路の軍事転用説
鉄道
- 千代田線核シェルター説
- 千代田線、特に国会議事堂前駅は、皇族や国会議員、中央官庁関係者用の核シェルターである、というもの[10][11]。これは、千代田線国会議事堂駅が地上からとても深い地下に位置(37.9m)し、東京地下鉄の中では一番深い場所に駅が存在するため(都営大江戸線が開業するまでは「日本の地下鉄で一番」だった)。だが、日本国外の地下鉄や地下街などには、実際に核シェルターの機能を果たすものもある。
- 有楽町線軍用路線説
- 東京メトロ有楽町線は、防衛省(旧・東部方面総監部)のある市ヶ谷駐屯地に近い市ヶ谷駅から、永田町駅、桜田門駅を経て湾岸地帯まで続いているが、それらは有事の際に軍事物資や人員を運搬するために作られた、というもの[12]。また市ヶ谷駅から北に向かうと、練馬駐屯地(平和台駅)、朝霞駐屯地(和光市駅)など陸上自衛隊の駐屯地が沿線に複数存在するため、「有事には有楽町線のトンネルに戦車が乗り入れられるようになっている」とするものもある[13]。ただし、トンネルの断面が営団7000系電車ほか後継車種に共通の車体幅2800mm許容ぎりぎりに作られていることから解る通り、西側軍用車両の標準である幅3.15m以上の物体の通過は物理的に不可能である。
教育・学問・職業
アルバイト
- 死体洗いのアルバイト
- 病院などで遺体をホルマリンで洗う高報酬のアルバイトが存在する、というもの[15][16]。→詳細は「死体洗いのアルバイト」を参照
- 骨折実験
- 完治までの臨床データを提供するため、骨折させられるアルバイトが存在する、というもの[17][18][19]。
就職活動
- 個性的な回答で面接に合格・不合格
-
- サッポロビールの面接試験で、質問に対し無言で何も答えない学生に、面接担当者が「なぜずっと黙っているのか?」と聞くと学生は一言、「男は黙ってサッポロビール」(三船敏郎出演の同社CMの決めゼリフ)。この回答で彼は内定を得た、というもの[20][21]。この話を聞いた他の学生が同じことをしたが、「オリジナリティのない人間は不必要」と不採用になった、と続く場合も[22][23]。
- 製菓会社の面接で「当社のCMソングを歌って下さい」と言われた学生が「チョッコレート、チョッコレート、チョコレートは…」とまで歌ってしまった。彼が受けていた企業は森永製菓で、その学生は不合格となった、というもの[24]。彼が歌ったのは明治製菓のCMソング『明治チョコレート・テーマ』だが、無理矢理「チョコレートは森永」と歌い切り、合格になるという派生もある[25][26]。
- 日産自動車の面接で「GNPとは?」と聞かれた学生が緊張のため答えられず、苦し紛れに「頑張れ・日産・パルサーです」と答えた。てっきり不合格だと思っていたら、後日内定通知が届いた、というもの[24][27][28]。
- 面接担当者から「家業は何ですか」と聞かれた時、緊張の余り「か行」と間違え、「かきくけこ!」と言ってしまったというもの[24][29]。
- 航空会社の入社試験を受けた学生が「キーン」と言いながら両腕を広げ、旅客機の真似をしながら面接会場に入室した。「着陸許可を願います!」と言う学生に面接担当者曰く「そのまま旋回しなさい」。やむなく彼は、両腕を広げたまま引き返し退室した、というもの[30][31]。
- 内定辞退の報復
試験
- カレーで合格
- 難問に手も足も出ない学生が、やけくそでカレーライスの作り方を書いたところなぜか試験に受かった[34][35]。 しかし次の年に真似をした学生はあえなく不合格になったので理由を教授に尋ねたところ「ジャガイモが入っていなかったから」という返答が返ってきた、というもの[34][36]。
- なお、東邦大学非常勤講師(当時)の岩倉千春は、チーズケーキの作り方を途中まで書いた答案を実際に採点したことがあるという[36]。
- 漫画『動物のお医者さん』(単行本5巻71 - 72P)や喬林知の『まるマシリーズ』にも、答えが分からない時やレポートの枚数をかせぐための埋め草の例として登場する。剣道の段位審査の学科試験でも同様のうわさがある。
- 2008年度慶應義塾中学普通部入学試験の理科では、実際にカレーの作り方を問う問題が出題された。この問題には、身近な植物への観察眼と探求心を図るという真面目な意図であるという。
- 2009年7月27日には、都城工業高等専門学校にて哲学と社会学を担当する男性教諭が、カレーの作り方のまとめで哲学の単位を認定していたことが発覚した。同教諭は無届け兼業という別件が理由で戒告処分された[37]。
- 私は誰でしょう?
- 試験時間終了後も延々と解答を続けていた学生に対し、監督官は時間切れで失格を言い渡す。慌てる様子も無く学生は聞いた。「ところであなたは僕のことを知ってますか?」。怒った監督官は「お前なんか知るものか!」と答える。学生は「ならば」と他の答案の中に自分の答案を混ぜ込み立ち去った、というもの[38]。
- 『ユダヤ・ジョーク集』にはアイゼンハワーを怒らせた二等兵が同様のやり取りの末助かったという小編がある。
- 大学合格を呼ぶソナタのエンブレム
- ヒュンダイ・ソナタ#その他も参照のこと。
- 韓国における、ヒュンダイ・ソナタIII(SonataIII)のエンブレムと大学受験に関する都市伝説。
- 「エンブレムの'S'を持っていればソウル大学へいける」「'III'を取れば大学入試で300点以上は取れる」と言うもので、一時期、この迷信が発端で同車のエンブレムを持つ現象が発生した。中には「駐車されていたソナタのエンブレムを高校生たちが剥ぎ取る」「その被害車両のエンブレムをヒュンダイが無料交換した」という話まであったという[39]。
なお、ソウル大学校に関してはメルセデス・ベンツ・Sクラスのエンブレムであるという説もある[40]。
企業・商品・サービス
- ディズニーの都市伝説
- →「東京ディズニーランドの都市伝説」も参照
- 「ラッキーストライク」は原爆投下を記念して誕生
- ラッキーストライクは原爆投下を記念して誕生したというもの[42]。他にも「日の丸を元にデザインされた」など多数の流説がある。
- 実際は戦前から生産されており、19世紀にアメリカ西部で金鉱を掘り当てた男性が叫んだ言葉が商品名の元。またデザインは「道に落ちている空き箱が宣伝になるくらいに目立ち、かつ分かりやすいデザイン」を目指したもので、日の丸とは関連がない。
- フォント「Wingdings」
- 世界貿易センタービル(WTC)の住所である「ニューヨーク市クイーンズ通り33番地」を略した「Q33NY」をWingdingsで表示すると飛行機・二つのビル・髑髏・ダビデの星が表示されるように見えるため、アメリカ同時多発テロ事件と何らかの関係があるとする都市伝説がある。しかし、ビルとされる形の絵文字は見ようによってはビルにも見えるが、実際には書類を示すものであるし、そもそも「Q33NY」はWTCの住所ではない[43][44](在りし日のWTCの所在地はニューヨーク市アルバニー通り1番である。そもそもマンハッタンに「クイーンズ通り」は存在しない)。
- 人力看板
- 道頓堀のかに道楽の動く巨大なカニの看板は、中で人が自転車を漕いで動かしている、というもので時給制で時給750円、かにを巧く動かせると1200円にまで上がると言われていた。しかし、日本テレビ系列の『月曜から夜ふかし』が調査したところスイッチで動く機械仕掛けのものだということが判明した[45][46]。
- 武富士ダンサーズ
- 1990年代から使われてきた消費者金融「武富士」のCMにまつわる話で、CMで踊っているダンサー(武富士ダンサーズ)は全て顔を出していない為「借金を返せない人たちが集められて見せしめの為に踊らされている」というもの[47]。これは元々吉本興業所属のお笑いコンビ・ハリガネロックが作ったネタであったが、知らないうちにハリガネロックが作ったネタの部分が削除され都市伝説として広まった[48][49]。
特定の自動車にまつわる都市伝説
→詳細は「§ 試験」を参照
- 白いソアラ
→詳細は「白いソアラ」を参照
→詳細は「霊柩車」を参照
食品・飲料
- コカ・コーラに関する都市伝説
- 民間伝承(フォークロア)と引っかけて、諧謔的に「コークロア」と呼ばれる。「歯や骨が溶ける」や中毒性など健康への悪影響を示唆するものや異物の混入など[57][58][59]。→詳細は「コークロア」および「コカ・コーラ § コカ・コーラに関する都市伝説」を参照
- マクドナルド
- →詳細は「マクドナルドの都市伝説」を参照
- ミミズバーガー
- ハンバーガーの肉に、ミミズ(あるいはネコ・ネズミなど)が使われている、という話[60][61][62]。→詳細は「ミミズバーガー (都市伝説)」を参照
- 改造ブロイラー
- あるフライドチキンチェーンはモモ肉を効率よく得るために、鶏をバイオテクノロジーで3-4本足に改良している、というもの[63][64]。それに気付いた店員などが、口外しないように口止め料をもらった、と続く場合もある。
- この異形の鶏の目撃談が語られる場合「従来のブロイラーは過度の薬物投与や品種改良などで体重が個体の限界に達しており、それを改善するために3 - 4本足の鶏が作られた」という解説が付け加えられる例もある。この話は荒俣宏のシム・フースイでも使われた。
- ブロイラーは実際に品種改良が繰り返された種で(羽根を毟る手間を省くため「羽無し裸ブロイラー」の開発が試みられたことも)、狭い鶏舎や抗生物質の過投与にも批判・疑念の声が強い。
- 味の素に関する都市伝説
- 味の素の原料
- 味の素は毛髪が原料で、製造会社が理髪店から仕入れている、というもの。毛髪はインド女性のものを輸入しているというバージョンもある[65]。
- DORENPUの豆本キーホルダー「雑学の本(編集・イラスト/永野めぐみ)」中の「いろんなもの編(美容院で切られた髪はどこへゆく?)」には「髪に含まれるアミノ酸を利用すると調味料になる」、「日本も物不足の戦中・戦後に毛屑から代用醤油製造」の記述がある(「ニューヘアー」1982年9月号にも同様の記述あり)。製法は、毛屑を10%の塩酸の中に入れて24時間ほど煮沸した後に濾過し苛性ソーダで中和させる、とある。実際に、中国ではこの製法で醤油が作られ、人毛醤油などと呼ばれており、政府により再三生産禁止命令が出されている。しかし、依然として各地で毛髪醤油が密造され、低級醤油として販売されているという(2005年10月。沈陽市の新聞「沈陽今報」記事より)。
- 味の素は化学合成製品であり、原料として石油由来成分を使用していた時期がある。当初は小麦粉を原料としたがのちに大豆、石油が用いられるようになり、1970年代以降はサトウキビが原料である[66]。
- →詳細は「味の素 § 害性・安全性」を参照
- 2000年にはイスラム教国であるインドネシアで、原料に豚肉の成分が使われているという噂が広がり、イスラム法の戒律に則り、現地法人の社長が逮捕される騒動となった(後に釈放)。
- 味の素の瓶の蓋の穴
- 企業における柔軟な発想の転換の重要性を表す例として「味の素は売上(消費)促進のために瓶の蓋の穴を大きくした」、と語られることがあるが、公式に否定されている[67]。
裁判
- 猫レンジ
- アメリカで、濡れた猫を電子レンジで乾かそうとして死なせてしまった人物が、「取扱説明書に『ペットを乾かす為に使ってはいけない』と明記しなかったメーカーの責任」と訴え、勝訴して莫大な賠償金を得た、というもの[68][69]。
- 「訴訟大国アメリカ」を揶揄する際によく使われるが、日本弁護士連合会・消費者問題副委員長が米国弁護士協会に照会したところ、「そのような判例は聞いたことがない」との回答を得た[70]。なお、米国ではこのような注意書きは存在しない。
- 日本国内で製造物責任法の施行を受けて、マニュアルの書き方を啓蒙する企業・法人向けのセミナーにおいて、「このような場合を想定する必要もある」といった一例として、創作された話が起源だと判明している。
- この話は『焼きたて!!ジャぱん』、『さよなら絶望先生』でも用いられた。
- カナダでは強盗に入った13-15歳の少年が実際に猫を電子レンジに入れて殺害したという事件が、また2007年5月にはテキサス州で精神障害を持つ男が生後2カ月の娘を電子レンジで加熱し、大火傷を負わせるといった事件が起きている。
技術
放送・メディア・芸能
- 砂嵐
- 2012年3月31日までに日本の地上波テレビ放送はアナログ放送から地上デジタル放送に完全移行したが、アナログ放送時代には放送終了時などに俗に「砂嵐」と呼ばれるスノーノイズ画面が表示されていた。この砂嵐に関してはいろいろな噂があった。
- 1990年代以降、非常事態に備えて放送電波はほぼ24時間発射されており、砂嵐が流れることは少なくなっていた。またテレビ受像機も、搬送波が受信できなくなった場合は、強制的にブルーバックに切り替わる機能を備えているものもあった。
- なお、スノーノイズ発生時の音が胎内から聞こえる母親の血流の音に似ているため、実際に赤ん坊の子守歌代わりになるという研究もある[76]。
- 地上デジタル放送で停波した場合は画面が黒くなり『電波を受信できません』のエラーメッセージが出るのみ。
- 電動こけし事件
- NHKの人気番組『連想ゲーム』で、キャプテンが出した「電動」というヒントに対し、ある女優が「こけし」と即答したというものだが、実際は「電動」ではなく「伝統」とのこと[77]。
- 残されたぬいぐるみ
- 1970年代の幼児番組『ロンパールーム』で、下品な発言をした幼児が退出され、代わりに熊の縫いぐるみが置かれていた、というもの[78][79]。→詳細は「ロンパールーム § 残されたぬいぐるみの都市伝説」を参照
- 悪魔の唄
- 1985年に放映されたCMのBGM(ジェーン&バートン「平和な日々に」)が「悪魔の唄」であり、CMを見ると「たたりがある」、というもの。岡山県での伝播が確認されている[80]。→詳細は「平和な日々に § 日本での都市伝説」を参照
著名人
- カメラマンの変死
- 岡田有希子が飛び降り自殺をした際、たまたま現場に居合わせ、写真を撮ったカメラマンが後日に変死したというもの[81][82]。
- 『東京フレンドパーク』のズラクラッシュ事件
- 『東京フレンドパーク』で神田正輝がアトラクション「ウォールクラッシュ」に挑んだが、ジャンプ後に壁面にカツラが引っ掛かり外れてしまった。このため、スタッフは観客全員に緘口令を敷き、観客を入れ替え収録し直した…というもの[83]。
- 1999年頃からチェーンメールでこの噂が流れ(証拠写真と称されるものが添付された例も)、さらに『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』のフリートークに取り上げられたことで一躍広がった。その後、神田が所属する石原プロモーションが「本人は、これまで同番組に出演したことはない」とコメントしている。
死亡説
→詳細は「死亡説」を参照
- ポール・マッカートニー[84]→詳細は「ポール死亡説」を参照
- 志村けん[85]→詳細は「志村けん § 死亡説」を参照
- チョー[86]
- テレサ・テン →詳細は「テレサ・テン § テレサ・テン死亡説」を参照
生存説
- 川島芳子
- テレサ・テン
幽霊の出現
ジョーク的な都市伝説
内容が面白くウイットに富んだ話は語り継がれ都市伝説になりやすい。また、教訓を含む寓話は事実として広まりやすい。
- 死んだカブトムシの電池を入れ替えようとした子供がいた
- 1980年代から語られ、実際の生物に触れる機会が少なくなった子供が増えたことを憂慮・揶揄する場面で用いられてきた[88]。
- 怪談 黒猫
- 真夜中の運転中、飛び出してきた黒猫を轢いてしまう。怖くなってそのまま逃げるが、後ろから子猫を銜えた黒猫が追いかけてくる。どんなにスピードを出しても追いかけてくる。そして、とうとう追いつかれようとした瞬間、ふと目をやるとそれはヤマト運輸のトラックであり、黒猫はヤマト運輸のロゴであった、というもの[89]。
- 偽プードル
- 英国のタブロイド紙「ザ・サン」が、「日本で何千人もの人々が、プードルと偽って毛を刈りこんだヒツジを買わされていた」、と報じた(2007年4月26日)というもの[90]。
- 川上麻衣子がテレビ番組で「そういう噂を聞いた」と語った話が「彼女の友人が被害に遭った⇒彼女自身が被害者」と変化した[90]。→詳細は「川上麻衣子 § 来歴・人物」を参照
- この「プードルそっくりに毛を刈り込んだ羊」話は、作家の八木啓代が実際にメキシコで見た話として、エッセイに収録している[91]。
- 裸でスキー
- スキーの最中に尿意をもよおした女性が、近くにトイレがなかったので仕方なく繁みに隠れズボンを下ろし用を足そうとし始めたとたんバランスを崩して滑り出してしまい、そのままの姿でゲレンデを滑走した、というもの[92][93]。
意図的なジョークや創作物が都市伝説化したもの
- 筑波大学校舎は巨大ロボットに変身する
- 筑波大学校舎が巨大ロボットに変身するというもの[94]。
- 都庁は巨大ロボットに変身する
- 東京都庁舎が巨大ロボットに変身するというもの。文京区役所なども同様のジョークの対象とされる。
- 鮫島事件
- 真実を知った者は恐ろしい目に遭うとされる。『牛の首』の2ちゃんねるバージョン。→詳細は「鮫島事件」を参照
- フー・アー・ユー?
- 九州・沖縄サミットの際、その時アメリカ大統領であったビル・クリントンに対し、当時内閣総理大臣であった森喜朗が「How are you?(ご機嫌いかが?)」と言うところを、誤って「Who are you?(あなたは誰ですか?)」と言ってしまった。クリントンが気を利かして「I am Hillary's husband(私はヒラリーの夫です)」と返したところ「元気です。あなたは?(I am fine, and you?)」と聞かれると思っていた森首相が「Me too(私もです)」と答えた、というもの[95]。
- 『現代用語の基礎知識』にとり上げられるなど広く事実だと信じられているが、実際はジョークとして考えられたものである。→詳細は「Who are you ?捏造報道」および「ジョーク § 政治家ジョーク」を参照
性に関する都市伝説
- 赤ちゃん列車
- 大学の既婚者寮のうち一つだけ、入居者の出産率が異様に高いものがあった。調査の結果、寮のすぐ側に線路がある→始発電車の音で入居者夫婦達が起きる→「再び寝るには遅すぎる、起きるには早すぎる」時刻→夫婦達は子作りに励む、というオチがつく[96][97]。
- サプライズ・パーティ
- 今日が自分の誕生日であることに誰も気づいてくれない男が自棄になって自室に不倫相手ないし売春婦を呼ぶ。いざ性行為に及ぼうと全裸になった瞬間、部屋のドアが開いて「ハッピー・バースデー」の大合唱が…友人達は彼を驚かそうと内緒で誕生パーティを企画していたのだ、というもの[98]。
- 『世にも奇妙な物語』内で放映された「8時50分」にはサプライズパーティーで人が隠れていたために犯罪が発覚する話が、また山口雅也の短編集『ミステリーズ』(1994年)にも、同様のミステリーが収録されている。
- I am AIDS.
- ある男性が国外に赴く前に友人から、「国外では男もゲイに狙われ危険だ。もし襲われたら、「I am AIDS(私はエイズです)」と叫べ」と聞かされた。そして到着後、本当に襲われてしまった彼は、友人の助言を思い出し件のセリフを叫んだところ、犯人曰く「Me too(俺もだ)」[99]。
- エイズ・メアリー/エイズ・ハリー
- 行きずりの異性と夜を共にした翌朝、相手は姿を消し「エイズの世界へようこそ」というメッセージが残されていた、というもの[100][101]。→詳細は「エイズ・メアリー」を参照
脚注
- ^ 宇佐和通 『THE都市伝説NEXT』 新紀元社、2005年、189頁。
- ^ 岩倉千春・大島広志・高津美保子・常光徹・渡辺節子 『幸福のEメール―日本の現代伝説』 白水社、1999年、89-91頁。
- ^ 岩倉千春・大島広志・高津美保子・常光徹・渡辺節子 『幸福のEメール―日本の現代伝説』 白水社、1999年、92頁。
- ^ 宇佐和通 『THE都市伝説』 新紀元社、2004年、5頁。
- ^ An Urban Legend Alligators in the SewersAbout.com
- ^ a b ブルンヴァン『消えるヒッチハイカー』p147
- ^ 1993年10月22日 産経新聞 東京朝刊 27頁など。
- ^ 宇佐和通 『THE都市伝説 RELOADED』 新紀元社、2007年、82-83頁。
- ^ 宇佐和通 『THE都市伝説NEXT』 新紀元社、2005年、196頁。
- ^ 宇佐和通 『THE都市伝説NEXT』 新紀元社、2005年、192頁。
- ^ 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、201頁。
- ^ 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、200-201頁。
- ^ 『あなたの隣の「怖い噂」―都市伝説にはワケがある』(宇佐和道著、学習研究社、2002年)
- ^ 宇佐和通 『あなたの隣の「怖い噂」―都市伝説にはワケがある』 学習研究社、2002年、99-102頁。
- ^ 宇佐和通 『THE都市伝説』 新紀元社、2004年、138-140頁。
- ^ 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、151-159頁。
- ^ 宇佐和通 『THE都市伝説NEXT』 新紀元社、2005年、64-65頁。
- ^ 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、163-164頁。
- ^ 噂の深層 世にも恐ろしい肉体系バイト 骨折治験伝説リアルライブ 2012年9月25日
- ^ 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、128頁。
- ^ 池田香代子・ 大島広志・渡辺節子・ 常光徹・高津美保子 『走るお婆さん―日本の現代伝説』白水社、1996年、66-67頁。
- ^ 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、136頁。
- ^ 池田香代子・ 大島広志・渡辺節子・ 常光徹・高津美保子 『走るお婆さん―日本の現代伝説』白水社、1996年、67頁。
- ^ a b c 宇佐和通 『THE都市伝説』 新紀元社、2004年、121頁。
- ^ 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、132-133頁。
- ^ 池田香代子・ 大島広志・渡辺節子・ 常光徹・高津美保子 『走るお婆さん―日本の現代伝説』白水社、1996年、69頁。
- ^ 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、130-131頁。
- ^ 池田香代子・ 大島広志・渡辺節子・ 常光徹・高津美保子 『走るお婆さん―日本の現代伝説』白水社、1996年、70-71頁。
- ^ 池田香代子・ 大島広志・渡辺節子・ 常光徹・高津美保子 『走るお婆さん―日本の現代伝説』白水社、1996年、71-72頁。
- ^ 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、131-132頁。
- ^ 池田香代子・大島広志・高津美保子・常光徹・渡辺節子 『ピアスの白い糸―日本の現代伝説』 白水社、1994年、54-55頁。
- ^ 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、134-135頁。
- ^ 中谷彰宏『面接の達人』では「このような噂がいつまでも無くならないのは、マイナスイメージを払拭しようとする企業努力を怠っているからだ」という企業へ対する苦言として記述されている
- ^ a b 松山ひろし 『壁女-真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2004年、184頁。
- ^ 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、140頁。
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- ^ ブルンヴァン『赤ちゃん列車が行く』p41以降。なお、同書によれば学生時分ブルンヴァンはこの話を真実だと思っていた。
- ^ 宇佐和通 『THE都市伝説』 新紀元社、2004年、56-57頁。
- ^ ブルンヴァン『消えるヒッチハイカー』p205以降に様々な類話が載っている。同著者の『ドーベルマンに何があったの?』p290にも類話あり。
- ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、122-123頁。
- ^ 宇佐和通 『THE都市伝説』 新紀元社、2004年、82-85頁。
- ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、120-121頁。
外部リンク
- 怪しい伝説 - 米ディスカバリーチャンネル。毎回3つの都市伝説を検証する。
- 荒野の都市伝説 - 並木伸一郎 official site MYSTERY CONNECTION
- 現代奇談 - 『3本足のリカちゃん人形 -真夜中の都市伝説』『壁女 -真夜中の都市伝説』などの著者である松山ひろしが主催していたサイト(2006年2月21日のインターネットアーカイブ)。