「RECYCLE Greatest Hits of SPITZ」の版間の差分
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累計で約220万枚を売り上げ<ref name=nikkansports>[http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-060109-0006.html スピッツ、220万枚売り上げたベスト廃盤]、[[日刊スポーツ]]、2006年1月9日。</ref>、スピッツ史上最高売り上げを記録。発売以降、毎年10万枚以上が出荷され<ref name=nikkansports />、[[2000年]][[3月2日]]には出荷枚数が200万枚を突破<ref>[http://web.archive.org/web/20010708231023/http://www.sanspo.com/music/top/m0003/top2000030302.html スピッツ、アルバム200万枚突破]、[[サンケイスポーツ|SANSPO.COM]]、2000年3月2日。([[インターネット |
累計で約220万枚を売り上げ<ref name=nikkansports>[http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-060109-0006.html スピッツ、220万枚売り上げたベスト廃盤]、[[日刊スポーツ]]、2006年1月9日。</ref>、スピッツ史上最高売り上げを記録。発売以降、毎年10万枚以上が出荷され<ref name=nikkansports />、[[2000年]][[3月2日]]には出荷枚数が200万枚を突破<ref>[http://web.archive.org/web/20010708231023/http://www.sanspo.com/music/top/m0003/top2000030302.html スピッツ、アルバム200万枚突破]、[[サンケイスポーツ|SANSPO.COM]]、2000年3月2日。([[インターネットアーカイブ]]のキャッシュ)</ref>。発売から5年3か月後、[[2005年]][[3月7日]]付で[[オリコンチャート]]上の累計売上が200万枚を突破し、オリコン史上、200万枚突破までの期間が最も長いアルバムとなった(この記録は2012年に『[[ザ・ビートルズ1]]』に塗り替えられている)。 |
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2014年ブックオフオンラインの売り上げランキング第3位にランクイン<ref>[http://www.bookoffonline.co.jp/files/special/rank2014.html 年間ランキング2014]、ブックオフオンライン、2014年12月4日。</ref>。なお2013年は第10位<ref>[http://www.bookoffonline.co.jp/files/special/rank2013_cd.html 2013年CD年間ランキング]、ブックオフオンライン、2013年12月16日。</ref>。 |
2014年ブックオフオンラインの売り上げランキング第3位にランクイン<ref>[http://www.bookoffonline.co.jp/files/special/rank2014.html 年間ランキング2014]、ブックオフオンライン、2014年12月4日。</ref>。なお2013年は第10位<ref>[http://www.bookoffonline.co.jp/files/special/rank2013_cd.html 2013年CD年間ランキング]、ブックオフオンライン、2013年12月16日。</ref>。 |
2017年9月4日 (月) 17:32時点における版
『RECYCLE Greatest Hits of SPITZ』 | ||||
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スピッツ の ベスト・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 58分28秒 | |||
ジャンル | ポップ、ロック | |||
レーベル | ポリドール | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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スピッツ アルバム 年表 | ||||
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『RECYCLE Greatest Hits of SPITZ』(リサイクル グレイティスト ヒッツ オブ スピッツ)は日本のロックバンド・スピッツの初のベスト・アルバム。1999年12月15日にポリドールより発売。初回盤は紙ジャケット仕様。
概要
累計で約220万枚を売り上げ[1]、スピッツ史上最高売り上げを記録。発売以降、毎年10万枚以上が出荷され[1]、2000年3月2日には出荷枚数が200万枚を突破[2]。発売から5年3か月後、2005年3月7日付でオリコンチャート上の累計売上が200万枚を突破し、オリコン史上、200万枚突破までの期間が最も長いアルバムとなった(この記録は2012年に『ザ・ビートルズ1』に塗り替えられている)。
2014年ブックオフオンラインの売り上げランキング第3位にランクイン[3]。なお2013年は第10位[4]。
リリースの経緯・動向
ベスト・アルバムのリリース自体はレコード会社が決定し、メンバー及び事務所の許可を得ないままの強行リリースとなった[5]。「ベストアルバムは解散するまで出したくない」と考えてきたメンバーは、本アルバムを事務所運営の公式サイトのディスコグラフィーには掲載していないうえ、また、この公式サイトやファンクラブ会報に、自分たちの意図ではないことの訴えと、ファンへの詫び状を掲載するという異例の事態にもなった。
「RECYCLE」(使い回し)という皮肉とも取れるタイトルは、メンバーが決定。ジャケットデザインとマスタリングも、「最低限の仁義」としてメンバー全員が立ち会って決定している。ジャケットに記載されているSPITZの文字は、鏡文字となっている。
選曲もメンバーによるものだが、「世間に認知されたシングルを順番に入れる」だけという、意図的にメンバーの思い入れが感じられないような選曲となっている。当初は15曲収録予定という告知もあったが、最終的にはオリコンチャート入りを果たしたシングル13曲(「君が思い出になる前に」から「楓」まで)にとどまり初期の2年間の曲は一切収録されておらず、当時の最新シングルである「流れ星」と「スピカ」は、同年にリリースされた『花鳥風月』に収録されたばかりということもあり、本作では除外された。また、「冷たい頬」との両A面曲である「謝々!」も収録されていない。
結果的に売れたことに対してはメンバーは否定的ではなかったが、これ以後、次々と新作を発表しているのにも関わらず、限られた時代の作品しか入っていないこのアルバムが長期に渡って売れ続けることにジレンマを感じ、このアルバムの発売から6年3ヶ月後にメンバー公認のシングルコレクション『CYCLE HIT Spitz Complete Single Collection』のリリースを決定。これにより2006年1月末をもって、1990年代のシングル20枚と共に製造中止となった[1]。
収録曲
- 君が思い出になる前に (5:05)
作詞・作曲:草野正宗 / 編曲:笹路正徳&スピッツ- 7thシングル(1993年10月25日)。
- 空も飛べるはず (4:30)
作詞・作曲:草野正宗 / 編曲:土方隆行&スピッツ- 8thシングル(1994年4月25日)。シングルバージョンは初収録。
- 青い車 (4:58)
作詞・作曲:草野正宗 / 編曲:土方隆行&スピッツ- 9thシングル(1994年7月20日)。シングルバージョンは初収録。
- スパイダー (3:46)
作詞・作曲:草野正宗 / 編曲:笹路正徳&スピッツ- 10thシングル(1994年10月26日)。
- ロビンソン (4:21)
作詞・作曲:草野正宗 / 編曲:笹路正徳&スピッツ- 11thシングル(1995年4月5日)。
- 涙がキラリ☆ (3:59)
作詞・作曲:草野正宗 / 編曲:笹路正徳&スピッツ- 12thシングル(1995年7月7日)。
- チェリー (4:23)
作詞・作曲:草野正宗 / 編曲:笹路正徳&スピッツ- 13thシングル(1996年4月10日)。
- 渚 (4:42)
作詞・作曲:草野正宗 / 編曲:笹路正徳&スピッツ- 14thシングル(1996年9月9日)。シングルバージョンは初収録。
- スカーレット (3:33)
作詞・作曲:草野正宗 / 編曲:笹路正徳&スピッツ- 15thシングル(1997年1月29日)。シングルバージョンは初収録。
- 夢じゃない (4:29)
作詞・作曲:草野正宗 / 編曲:笹路正徳&スピッツ- 16thシングル(1997年4月23日)。シングルバージョンは初収録。
- 運命の人 (5:11)
作詞・作曲:草野正宗 / 編曲:スピッツ&棚谷祐一- 17thシングル(1997年11月27日)。シングルバージョンは初収録。
- 冷たい頬 (4:07)
作詞・作曲:草野正宗 / 編曲:スピッツ&棚谷祐一- 18thシングル「冷たい頬/謝々!」 (1998年3月18日)の1曲目。
- 楓 (5:24)
作詞・作曲:草野正宗 / 編曲:スピッツ&棚谷祐一- 19thシングル「楓/スピカ」(1998年7月7日)の1曲目。
脚注
- ^ a b c スピッツ、220万枚売り上げたベスト廃盤、日刊スポーツ、2006年1月9日。
- ^ スピッツ、アルバム200万枚突破、SANSPO.COM、2000年3月2日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
- ^ 年間ランキング2014、ブックオフオンライン、2014年12月4日。
- ^ 2013年CD年間ランキング、ブックオフオンライン、2013年12月16日。
- ^ 同様の例として、B'zの『Flash Back-B'z Early Special Titles-』とDREAMS COME TRUEの『BEST OF DREAMS COME TRUE』などが挙げられる。